「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2025年11/6日分:荒木和博の巻)

国会の拉致問題特別委員会(R7.11.24)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
 あえて言えば拉致問題ほど「国会議論」云々が不向きな問題もないでしょう。
 質問する議員が政府に「ああしてほしい」と言ったところで、それを北朝鮮が受け入れる保証はなく、受け入れなければ意味がないからです。拉致問題に限らず、外交問題はすべてそうですが、基本的に「世論や利害関係者(例:医療、介護職員や医療、介護サービスユーザー)の批判を恐れることはあり得ても、政府の一存で決まることが多い内政問題(例:消費税増税、医療、介護費の負担増など)」とはそこが違う。
 また、議員に質問されても、その性格上、政府が交渉状況のすべてを明かすことは無理でしょう。
 荒木ら拉致右翼は「交渉に支障が生じる恐れがあるから答弁を控えたい」という答弁を「逃げ」と悪口しますが、必ずしも「逃げ」ではないでしょう。本当にすべてを明らかにしたら「交渉に支障が生じる」でしょう。
 一方で「国会」云々がなくても、小泉訪朝で拉致被害者が帰国したわけです。国会での質疑などなくても、北朝鮮との外交交渉が上手くいけば拉致は解決する。
 俺個人は「国会」云々に関係なく「経済支援とのバーター取引」以外には拉致解決の道はないと思います(但し、荒木ら拉致右翼や、拉致右翼の言いなりになってる家族会は「経済支援とのバーター取引」を否定しますが)。
 なお、荒木は動画内で「歴代の拉致担当相(官房長官)では松野大臣が酷かった。官僚の書いた答弁書を棒読みするか、『交渉に支障が生じる恐れがあるから答弁を控えたい』ばかりだった」と悪口していますが、松野が「安倍派5人衆の一人(第三次安倍内閣文科相)」とは言え「岸田内閣拉致担当相(官房長官)」だったことを考えれば鵜呑みには出来ないでしょう。
 「安倍ほどのウヨではない岸田」を明らかに荒木ら拉致右翼は嫌っています。
 他の拉致担当相(拉致担当相は第一次安倍内閣の塩崎大臣(官房長官の兼務)が一番最初)も、荒木の言う「官僚の書いた答弁書を棒読みするか、『交渉に支障が生じる恐れがあるから答弁を控えたい』ばかり」だったろうと思います。


拉致問題の責任はどこに(R7.11.10)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro
 ある意味「小泉訪朝(2002年)での5人帰国」以降「拉致被害者の帰国がないこと」について「小泉首相以降、今の高市首相までの歴代首相の政治責任」を云々するなど「全く馬鹿馬鹿しい」。
 そんなことより「政府(高市政権)が何をやれば拉致被害者を救出できるか」を論じるべきでしょうが、そんなことを荒木ら拉致右翼はしません。
 拉致被害者救出という意味では「何の成果もない経済制裁の継続」を叫ぶだけです。
 俺個人はもはや「経済支援とのバーター取引」以外では「拉致被害者の救出」は無理だと思います。
 しかしアンチ北朝鮮の荒木ら拉致右翼は「バーター取引を否定」し、拉致被害者家族会もそれに同調。
 政府は「触らぬ神に祟り無し」「何もしない方が家族会や救う会に批判されない」「今まで通り経済制裁を継続すればそれでいい」で事実上、何もせず。日本人多数派やマスコミも拉致への興味を失って「拉致問題が全然マスコミで報道されず、ただ風化するだけ」だからどうしようもない。
 もはや俺は
1)家族会が救う会と縁切りし、蓮池透氏と和解し、「バーター取引」路線に態度を変える
2)バーター取引に反対する家族会、救う会を無視して、政府が「バーター取引」路線に態度を変える
しか問題解決の道はないと思いますが「どちらも望み薄」と諦観しています。


「星になった生徒たち」【調査会NEWS3977】(R7.11.2)|荒木和博ARAKI, Kazuhiro

 時には日本以上に平和ボケしているように見える韓国でも、規模の大小はあれ軍は常に「死」という現実と背中合わせにある現実をあらためて認識し、日本も決して人ごとではないということを心に刻む

 ウヨの荒木らしいですが
1)北朝鮮と韓国に大きな国力差が出来、「朝鮮戦争」(1950~1953年)、「青瓦台襲撃事件朴正熙大統領暗殺未遂事件)」(1968年)のような北朝鮮の軍事侵攻はほとんど考えられない
2)北朝鮮以外に韓国に侵攻する国があるとは考えられない
のだから「戦争の脅威」など今の韓国民が感じないのは当たり前であり、平和ぼけでも何でもない。

◆第二延坪海戦(2002年)
 韓国の軍人6名死亡(第2延坪海戦 - Wikipedia参照)
天安沈没事件(2010年3月)
 韓国の軍人46名死亡(天安沈没事件 - Wikipedia参照)
延坪島砲撃事件(2010年11月)
 韓国の軍人2名、軍属2名死亡(延坪島砲撃事件 - Wikipedia
参照)

のような「局地戦による死者」は極めてレアケース(かつ最近の死者は全て軍人軍属であり、一般民間人が死ぬ可能性はほとんどない*1)ですし、そうした死者も「延坪島砲撃事件」(2010年)以降は起こってないと思います。
 この点は「外国による日本侵攻の可能性がほとんど考えられない日本」も同じです。

*1:これは勿論偶然ではなく「朝鮮戦争は正式に終戦してない(現状は建前では停戦に過ぎず、南北朝鮮国境も停戦ラインに過ぎない)から軍人軍属に死者が出ても仕方がない」と言い訳しやすいのに対し、民間人死者はそうは言いがたいので北朝鮮が「民間人死者が出ないような攻撃に努めてる」と言う要素は明らかにあるでしょう。北朝鮮も口では勇ましいことを言っても本当に韓国と全面戦争になったら、北朝鮮が負けることは不可避なためにある程度自重してるわけです。