今日のしんぶん赤旗ニュース(2025年11/14分)(副題:小池書記局長の国会質問ほか)

大学院生支援制度/国籍条項いらない/東京・新宿駅前 7大学が取り組み交流 | しんぶん赤旗|日本共産党
 排外主義(外国人差別)に迎合する自民党政権に心底呆れます。そんなことをしても「日本以外の支援が充実してる国に行く(外国人留学生)」ということにしかならないでしょう。それには「排外主義者が喜ぶ」以外に何かメリットがあるのか?


自民市議に賠償命令/コラボへの名誉毀損認定/東京地裁 | しんぶん赤旗|日本共産党

 コラボ側は「被害に見合わない低い賠償額だ」として「控訴を検討する」と表明しました。

とあるように、請求金額330万円に対して、賠償金額が22万円と低額であることは残念ですが、コラボへの誹謗が断罪されたことは素直に喜びたい。
 そして自民党には「このような反フェミ、ミソジニー女性嫌悪)のデマ屋」を「除名」「離党勧告」等の処分もせずに党所属議員(神奈川県川崎市議)としていることの政治責任が当然問われます。


政権与党による威嚇行為/赤旗記者の名刺公表 小池氏が批判 | しんぶん赤旗|日本共産党

 小池晃書記局長は13日の参院予算委員会で、日本維新の会の藤田文武共同代表が「しんぶん赤旗」日曜版記者の名刺画像をインターネット上にさらし続けている問題について「政権与党による取材活動への重大な妨害行為だ」と批判し、高市早苗首相の認識をただしました。
 小池氏は「記者への個人攻撃や嫌がらせを誘発しかねない」(「朝日」)、「取材活動を萎縮させる」(「毎日」)など、各紙が続々と批判していると紹介。藤田氏の行為は「政権与党による取材活動への重大な妨害で、威嚇行為だ。連立与党の代表のこのような行為が許されると考えるのか」とただしました。
 高市首相は「当事者でない立場からコメントすることは差し控える」と述べ、名刺問題についても「個別の法律が適用されるかどうか、答えを差し控える」と無責任に逃げました。
 小池氏は委員会終了後、国会内で開いた記者会見で、高市首相の答弁について、「藤田氏は連立与党の一方の代表であり、その行為については連帯責任が問われる」と主張しました。
 小池氏は、高市首相が「個別の法律が適用されるかどうか、答えを差し控える」と答えたことについて、「法律違反ではなく取材活動に対する威嚇妨害だと言っている。(ボーガス注:政治倫理的に許されるのかという問題を、違法か合法かという形で)問題をすり替えようとしている」と指摘。一方で、「首相はさすがに正当化もできなかった」と述べました。

 さすがに擁護は出来なかったものの、「連立相手・維新の党首」藤田を批判できず、逃げる高市です。
 しかし「擁護できない」「逃げる」ということ自体が、小池氏も指摘するように「藤田の行為の悪質性」を高市が事実上認めていると言えます。
 それにしても「党を今でも愛してる」「除名無効訴訟に勝って復党したい」等という紙屋や松竹が
1)明らかに党への不当な攻撃
2)「こうした行為を維新は、赤旗以外の、他のメディア記者にもやりかねない」「維新同様の行為を他の政治家がメディア相手にやりかねない」という意味で共産限定の問題ではなく、「報道の自由の問題」
なのに、俺の見落としでなければ、紙屋や松竹がこの件にブログやXで触れないことには心底呆れます。


論戦ハイライト/小池書記局長@参院予算委 | しんぶん赤旗|日本共産党

 小池氏は、(中略)『男女共同参画白書』(2024年版)が指摘する労働時間と睡眠時間の関連性をただしました。
 黄川田仁志男女共同参画相は「国際的に見て日本の男女の睡眠時間は短く、働く女性が増加する一方、女性に家事・育児が偏重しているもとで、女性は睡眠時間を減らし対応している可能性がある」とする白書の内容を説明しました。
 小池氏は、子育て中の女性会社員の実態を問題視した新聞記事に言及。子どもを寝かしつけた後、夜中まで仕事をして「自分の時間はない」と訴える女性の声を首相に突きつけました。
小池
 労働時間を短くする方向に進まなければならない。

 例の高市発言「睡眠時間が2~4時間」がどんな状況で発言されたかが分かる記事なので紹介しておきます。
 高市は恐らくは「私も小池議員がご紹介した、そうした会社での労働の他に、家事、育児で忙しく、寝る時間もない女性の気持ちはよく分かる。私も夜遅くまで仕事をして睡眠時間は十分にない。最近は2~4時間です。」「そうした労働状況がいいとは勿論全く思ってない。小池議員がご指摘のように政府として改善の必要があると勿論思っている」として小池質問に迎合したかったのではないか?。
 それと同時に「自分は寝る間も惜しんで働いている」として「やる気アピール」したかったのではないか?
 一部マスコミのように、高市発言「だけ」報じたのでは「何でああいう答弁をしたのか」がわかりません。
 「お前らは、反共マスコミとして、小池氏の質問を報じたくないのか?」「日本の労働者(特に育児負担がある『子どもが居る働く女性』)の過酷な労働実態を報じたくないのか?」と疑いたくなります。
参考

日本共産党(公式)
 女性が働くのが当たり前になったこの社会。
 今、日本の女性たちは「睡眠を削って」 毎日をなんとかやりくりしています。
 #小池晃 書記局長は、参院予算委員会で問いかけました。
 このうえ労働時間を延ばして、いったいこれ以上何を求めるのか。

世界で最も寝ていないのは日本の女性? 睡眠時間のデータが示す実情:朝日新聞2023.3.4
 広島大の平田道憲・名誉教授(生活経営学)は、「外で仕事をする妻も増える一方なのに、日本の夫の家事労働時間は先進諸国と比べても短い」と指摘。外で働く妻が起床時刻を早くしたり、就寝時刻を遅くしたりして家事時間を捻出しているとみている。

日本人女性の睡眠時間は世界一短い…トラブルを抱えやすい「女性の睡眠」原因と対策(友野 なお) | FRaU the Earth2023.12.13
 経済協力開発機構OECD)が2021年に発表した調査データによると、世界33ヵ国の中で日本人の一日の平均睡眠時間は7時間22分と最短で、全体平均(8時間28分)よりも約1時間少ないという結果。また、男女別にみると男性より女性のほうが13分短いとも報告されています。よって日本人女性は世界で最も眠れていないといっても過言ではありません。