珍右翼・黒坂真に悪口する(2025年11月17日分)

◆黒坂ツイート

黒坂真
 中国共産党は歴史を捏造、修正します。中国共産党によれば日本統治期の台湾で、台湾人が大量殺害されたそうですが、そんな史実はありません。
黒坂真のブログ 被拉致日本人救出のために Rescue Abducted Japanese by North Korea: 中国共産党は歴史を捏造、修正するー日本共産党と左翼人士はこれを一切批判できない
 私が知る限り、日本統治期の台湾で大量虐殺などと言う史実はありません。日本統治に対する大規模な抵抗運動など存在しなかった。

 おいおいですね。そんな「事実はありません」どころか、そんな事実が「明らかに存在すること」については拙記事新刊紹介:「歴史評論」2025年12月号(特集「台湾植民地化130年」) - bogus-simotukareのブログ霧社事件(植民地台湾での最大の抗日叛乱)等の「日本軍によって台湾人が大量殺害された事件」を紹介しました。
 勿論「中国共産党の捏造」どころか「台湾人自身」がそうした事件の研究をしている。
 霧社事件についてはセデック・バレ - Wikipedia(2011年公開)と言う台湾映画も作られているし、「霧社事件」でググれば

中川浩二編『霧社事件:台湾高砂族の蜂起』(1980年、三省堂
◆戴国煇*1『台湾霧社蜂起事件』(1981年、社会思想社
◆鄧相揚『抗日霧社事件の歴史』(2000年、日本機関紙出版センター)、『抗日霧社事件をめぐる人々:翻弄された台湾原住民の戦前・戦後』(2001年、日本機関紙出版センター)
林えいだい*2『台湾秘話霧社の反乱・民衆側の証言』(2002年、新評論
春山明哲『近代日本と台湾:霧社事件・植民地統治政策の研究』(2008年、藤原書店

等と言った著書もヒットするのによくもデタラメがほざけたもんです。

黒坂真
 山添拓議員は、昔の日本共産党大韓民国の存在を否定し、日韓会談、日韓条約締結に大反対した事を御存知ないのですね。
◆山添拓*3
 ソウルで開かれた日韓・韓日議連総会に出席。
 日韓国交正常化60年。両国間には未解決の歴史問題がある。とかく「未来志向」を強調しがちだが、「重要なことは、未来志向のみではならない」という韓国側あいさつが印象的。重要な隣国だからこそ、対話と相互尊重が欠かせない。

 第一に「当時の韓国が朴正熙軍事独裁」だからこそ共産が日韓基本条約締結に反対したという事実を黒坂が無視することに呆れます。勿論現在の韓国は「民主化」されており、朴時代とは状況が違う。
 現在において、「日韓友好」を主張することは当然ながら「日韓条約締結に大反対した事を御存知ない」という話ではない。
 第二に「未解決の歴史問題」という山添指摘を黒坂が無視することに呆れます。
 まあ、山添指摘について黒坂を問いただしても「歴史問題はすべて解決した。韓国が因縁を付けてるだけだ。山添氏は間違ってる」と居直るのでしょうが。

*1:1931~2001年。立教大学元教授。著書『台湾と台湾人』(1979年、研文出版)、 『華僑』(1980年、研文出版)、『台湾』(1988年、岩波新書)、『台湾という名のヤヌス』(1996年、三省堂)等

*2:1933~2017年。著書『絶望の門から:加藤新一翁の生涯』(1977年、晩聲社:加藤氏は冤罪『加藤老事件 - Wikipedia』の被害者)、『海峡の女たち:関門港沖仲仕の社会史』(1983年、葦書房)、『女たちの風船爆弾』(1985年、亜紀書房)、『銃殺命令:BC級戦犯の生と死』(1986年、朝日新聞社)、『清算されない昭和:朝鮮人強制連行の記録』(1990年、岩波書店)、『証言・樺太朝鮮人虐殺事件』(1991年、風媒社)、『死者への手紙:海底炭鉱の朝鮮人坑夫たち』、『松代地下大本営』(以上、1992年、明石書店)、『忘れられた朝鮮人皇軍兵士:シベリア脱走記』(1995年、梓書院)、『北九州の米騒動』(2001年、葦書房)、『陸軍特攻・振武寮:生還者の収容施設』、『重爆特攻「さくら弾」機』(以上、2009年、光人社ノンフィクション文庫)、『〈写真記録〉筑豊軍艦島朝鮮人強制連行、その後』(2010年、弦書房)、『最後の震洋特攻:黒潮の夏・過酷な青春』(2016年、光人社ノンフィクション文庫)、『実録証言・大刀洗さくら弾機事件:朝鮮人特攻隊員処刑の闇』(2016年、新評論)等

*3:参院議員。共産党政策委員長