「自民党穏健派と立民の連立」を妄想する反党分子「広原盛明」に悪口する(2025年11/25日分)

山口二郎・中北浩爾編著『日本政治、再建の条件』を読んで、自維政権にどう立ち向かうか(4)、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その80) - 広原盛明のつれづれ日記

 右派ポピュリズム政党*1の進出という最悪のシナリオを防ぐためには、自民党が穏健派と右派に分裂し、穏健派が現在の立憲民主党など*2と連携して政権を担うというシナリオが考えられる。

 というのが、「広原*3を信用すれば」広原が紹介する山口二郎*4・中北浩爾*5編著『日本政治、再建の条件』(2025年11月刊行、筑摩書房)の主張であり、広原もそれに賛同するようです。
 それが彼らにとっての「日本政治、再建」のようです。
 もはや「言ってることが、俺の予想の範囲外、奇想天外すぎて」

◆ああ、そう(昭和天皇風に)
◆ちょっと何言ってるか分からない(サンドウィッチマンの富澤)
◆お前(山口、中北、広原)は何を言ってるんだ?(ミルコ・クロコップ
◆あんた(山口、中北、広原)、バカァ?(『新世紀エヴァンゲリオン』の惣流・アスカ・ラングレー
◆お前(山口、中北、広原)はアホか?(横山ホットブラザーズ
◆お前(山口、中北、広原)がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな(『少女ファイト』の式島滋)
◆それって、ただのあなた(山口、中北、広原)の感想ですよね(ひろゆき
それはひょっとしてギャグで言ってるのか?(『魁!!クロマティ高校』の主人公・神山高志)

ですね。
 その「自民党穏健派」とは何処の誰を指してるのか?(まあ山口・中北本を読めば分かるのかもしれませんが読む気になりません)。
 昔だと「石橋湛山*6の石橋派」「松村謙三*7の松村派」「三木武夫*8の三木派」といったハト派がそれにあたるでしょうが「今、自民党にそんな穏健派がいるのかいな?」感がしますね。
 いずれにせよ、その「自民党穏健派」とやらが「新生党小沢一郎*9羽田孜*10らが自民離党)」「新党さきがけ武村正義*11らが自民離党)」「国民新党亀井静香*12らが自民離党)」などのように「自民から離党した」あげく「立民」と連立し、善政を敷いて国民から支持されるという「妄想」は何が根拠なのか?
 そもそも「自民離党派が立民と連立」以前に「自民を離党して新党」自体がありえないでしょう。
 一休さんトンチ話の「まずはその虎を屏風から出してください」ならぬ「まずはその穏健派を自民党から離党させてください」ですね。
 でそんな妄想をした結果「自民穏健派と立民で手を組むから共産や社民、れいわはどうでもいい」と言い出すから絶句です(まあ、社民、共産はともかく、れいわについて言えば今やれいわの方が「野党共闘は茶番」と称して独立路線ではありますが)。
 当然、以前は持ち上げていた松竹のことも、もはや広原は評価などしません。
 「国民民主党の支持者らしい中北」はともかく、山口(もともとは市民連合の中心人物の一人)も広原(自称左翼)も「その程度の人間だったのか?」と心底呆れます。
 まあ、そういう態度を取るなら「どうぞご勝手に」ですね。
 「自民穏健派と立民が手を組んでもいいのか?」と共産や社民を脅し「立民にへいこらさせる気」かもしれませんが「ふざけんな」「馬鹿にするな」という話です。
 広原曰く「共産党は山口・中北本が主張する『自民穏健派と立民の連立(当然、山口・中北本では政権交代において、共産の存在は完全無視)』についてどう反論するのか?」て「そんな馬鹿馬鹿しい話が相手に出来るか!。まず自民党から離党して新党を作る奴が出てから、そういう与太は言えよ」「広原以外にそんな山口の与太を相手にしてる奴がどれほどいるのよ?」という話です。
 つうか、中北や広原はともかく「市民連合の幹部だった山口」がこんなことを公言するのは「市民連合に対する裏切り行為」も甚だしいですね。
 市民連合は勿論こんな方針ではないでしょう。
 というか山口ってもう市民連合を去ったんですかね?
 そして以前、広原盛明 カテゴリーの記事一覧 - kojitakenの日記広原をやたら持ち上げていたid:kojitakenの意見を聞きたいもんです。たぶん「賛同しないが、広原批判もしたくないので黙り」でしょうが。

【追記】
 山口の言う「自民穏健派」とやらについて参考になる記事を紹介しておきます。
 俺には「立民党の支持が伸び悩んでること」で生まれた「立民支持者・山口」の「馬鹿げた妄想」にしか見えませんが、これを妙案として評価しちゃうのが広原の訳です。
 俺も岩屋の「国旗損壊罪反対」は評価しますが、岩屋(第四次安倍内閣、石破内閣防衛相)って、それほど評価できる人間ですかねえ。
 石破談話にしても「高市よりはマシ」でしょうが、赤旗侵略戦争への反省なし 絶対的天皇制の責任不問/首相所感に田村委員長(2025.10.11)、主張/戦後80年首相所感/侵略戦争の反省 なぜ語らない(2025.10.14)が批判するように「山口のように、手放しで評価できる代物」ではないでしょう。

[山口二郎コラム]自民党の危機…「分裂」もひとつの答だ : 社説・コラム : ハンギョレ新聞2025.10.20
 政治的価値観や歴史認識について、高市*13と石破*14首相は対照的である。石破首相は10月10日に戦後80年に関する首相所感を発表した。その中で、誤った戦争に突き進んだ日本の政治システムの欠点を検証し、偏狭なナショナリズムが広がることに警鐘を鳴らした。これに対して、高市氏は、内容は分からないとコメントしただけであった。高市氏のこのような価値観こそ、公明党の離脱を招いた根本的な原因である。
 自民党は、戦争を反省し、戦後の民主主義と平和主義を守るグループと、戦前回帰を求めるグループに分かれた方が、国民にとってわかりやすい。自民党がそのように割れれば、他の野党も、穏健派、右派のどちらに協力するか、旗色をはっきりさせることになるだろう。

法政大学教授 自民党は右派と穏健派に割れるべき→岩屋毅前外相の発言について「常識的な姿勢を支持する」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース2025.11.4
 山口二郎法政大学教授が4日までに更新したXに、岩屋毅前外相の発言について投稿した。
 山口氏は「岩屋氏の常識的な姿勢を支持する。もはや、自民党は右派と穏健派に割れるべき。(ボーガス注:自民党穏健派と立民が)穏健派連合を作って権威主義を防ぐべき局面」と投稿した。
 山口氏は、(ボーガス注:大分選出の)岩屋氏が大分放送の取材に応じた記事を引用した。岩屋氏は高市氏が提案した「国旗損壊罪」に「反対しました。なぜなら『立法事実』がないからです。立法事実とは、実際にそうした事例が社会問題になっているかということです」と答えた。

*1:国民民主や参政党、保守党のことか?

*2:「など」が何を示すのか分かりませんが「維新や参政、保守党は含まない」でしょうから「国民民主」のことか?。社民、共産、れいわは恐らく含まないでしょう。

*3:京都府立大学名誉教授。著書『震災・神戸都市計画の検証』(1996年、自治体研究社)、『開発主義神戸の思想と経営』(2001年、日本経済評論社)、『日本型コミュニティ政策:東京・横浜・武蔵野の経験』(2011年、晃洋書房)、『観光立国政策と観光都市京都』(2020年、文理閣)、『評伝・西山夘三』(2023年、京都大学学術出版会)等

*4:北海道大学名誉教授、法政大学教授。著書『政治改革』(1993年、岩波新書)、『日本政治の課題』(1997年、岩波新書)、『イギリスの政治・日本の政治』(1998年、ちくま新書)、『日本政治再生の条件』(2001年、岩波新書)、『戦後政治の崩壊』(2004年、岩波新書)、『ブレア時代のイギリス』(2005年、岩波新書)、『若者のための政治マニュアル』(2008年、講談社現代新書)、『政治のしくみがわかる本』(2009年、岩波ジュニア新書)、『政権交代論』(2009年、岩波新書)、『政権交代とは何だったのか』(2012年、岩波新書)、『いまを生きるための政治学』(2013年、岩波現代全書)、『民主主義は終わるのか』(2019年、岩波新書)、『民主主義へのオデッセイ:私の同時代政治史』(2023年、岩波書店)、『日本はどこで道を誤ったのか』(2024年、集英社インターナショナル新書)、『現代ファシズム論:何が民主主義を壊すのか』(2026年1月刊行予定、朝日新書)等

*5:中央大学教授。著書『日本労働政治の国際関係史 1945-1964:社会民主主義という選択肢』(2008年、岩波書店)、『現代日本の政党デモクラシー』(2012年、岩波新書)、『自民党』(2017年、中公新書)、『自公政権とは何か』(2019年、ちくま新書)、『日本共産党』(2022年、中公新書)、『日本政治と宗教団体』(共著、2025年、朝日新書)等

*6:吉田内閣蔵相、鳩山内閣通産相等を経て首相

*7:東久邇宮内閣厚生相、幣原内閣農林相、日本民主党政調会長(鳩山総裁)、鳩山内閣文相など歴任

*8:国民協同党書記長、片山内閣逓信相、国民民主党幹事長、改進党幹事長、鳩山内閣運輸相、自民党幹事長(石橋総裁時代)、岸内閣科技庁長官(経企庁長官兼務)、池田内閣科技庁長官、自民党政調会長、幹事長(池田総裁時代)、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理・環境庁長官等を経て首相

*9:中曽根内閣自治相・国家公安委員長自民党幹事長(海部総裁時代)、新生党代表幹事、新進党幹事長(海部党首時代)、党首、自由党党首、民主党幹事長(鳩山代表時代)等を歴任

*10:中曽根、竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相、新生党党首、細川内閣副総理・外相、首相、新進党副党首(海部党首時代)、太陽党党首、民政党党首、民主党幹事長(鳩山代表時代)等を歴任

*11:八日市市長、滋賀県知事、新党さきがけ代表、細川内閣官房長官、村山内閣蔵相を歴任

*12:村山内閣運輸相、橋本内閣建設相、自民党政調会長(小渕、森総裁時代)、国民新党代表、鳩山、菅内閣金融等担当相等を歴任

*13:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第三次安倍内閣総務相、岸田内閣経済安保等担当相、自民党政調会長(第二次安倍、岸田総裁時代)等を経て首相

*14:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相を経て首相