転落分子・松竹伸幸を批判する(2025年11/25日分)(追記あり)

〈動画〉「トランプと帝国主義」論文が求められる | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 転落分子・松竹伸幸を批判する(2025年11/12日分) - bogus-simotukareのブログでも指摘しましたが「共産党のAALA*1日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会*2)への内政干渉」云々については「知識がない」ので特にコメントしません。
 但し、今回、松竹が紹介する

https://www.japan-aala.org/wp/wp-content/uploads/2025/11/19705.pdf
◆小松崎さんの提案は、あらゆる覇権主義*3反対といってアメリカとロシアと中国の覇権主義を同等に扱って、アメリカを盟主とする西側軍事同盟*4が突出した覇権主義であるという認識が薄い
◆私は逆に、小松崎さんの評価は、中国やロシアを主敵にして、アメリカ帝国主義の悪行を過少評価しているように読めます。今、私たちが立ち向かうべきはアメリカ帝国主義とそれに追随する日本の支配勢力*5による戦争政策なのではないでしょうか。ロシアや中国の覇権主義はもちろん非難されるべきですが、それとのたたかいを正面にすえるということなのでしょうか。
◆非核・非同盟・中立の日本をめざす私たちが立ち向かわなければいけないのは日本を中国との戦争に引き込もうとして圧力をかけているアメリカ帝国主義とそれに追随する代理勢力*6であって、中国とロシアではないということははっきりさせておきたいと思います。
ウクライナでの残虐な侵略行動があるからといってロシア全体を悪魔のように描く「ロシア恐怖症」とは私たちは一線を画すべきだと考えます。

という「AALA主流派(田中靖宏氏(日本AALA代表理事(国際部長兼務)、元赤旗外信部長))」の主張よりも、

https://www.japan-aala.org/wp/wp-content/uploads/2025/11/19704.pdf
◆原案は「悪いアメリカ・西欧VS素晴らしいグローバルサウス・BRICS*7陣営」という図式で書かれています。
 1の柱2頁目「ウクライナでは交渉による解決を望む世論が多数になっていますが、ゼレンスキー政権もNATO諸国も、NATOの軍事支援による戦争継続を決めています(停戦交渉では即時停戦を主張していますが)」は、その典型です。
 ウクライナ市民の世論調査では、東部等4州やクリミヤ等の領土放棄や事実上ロシアの属国化を求めるロシアの和平案に対し、75%が反対しています。また、即時停戦に反対し、市民への非道な爆撃を激化しているのはロシアではないでしょうか。それを、「ウクライナは停戦交渉では即時停戦を言いながら、その実は戦争をしたがっている」かのような論調は、極めて特異な客観性に欠けたためにしたものです。
◆また、2の柱の3行目「核兵器禁止条約は、アメリカからの強い反対圧力をはねのけて発効しました」に見られるように、ロシアや中国もこぞって反対し、ロシアは核兵器で威嚇してウクライナに侵攻している等の事実を隠蔽するなど、事実の誤認や恣意的な観点からの記述が目立ちます。
◆原案は、アメリカと西欧諸国を「覇権と戦争勢力」として描き批判し、政治・経済・社会の矛盾等の指摘に大きなスペースを割いています。その一方で、ロシアと中国の覇権主義大国主義や国内の権威主義的で国民の自由の抑圧政治や経済の矛盾、人権抑圧などについては、全くふれていません。

という「主流派に批判的な反主流派(小松崎栄氏(日本AALA顧問、元日本AALA代表理事))」の主張の方が「正当な認識だ」と俺は思います。
 はっきり言って主流派は「反米主義のあまりにロシアに対して甘すぎ」でしょう。
 現状においてAALA主流派がウクライナ戦争について「即時停戦論」を掲げるのも、小松崎氏も批判するように「相当に問題」でしょう。
 「ロシアに有利な停戦」になる危険性が否定できないし、そもそも当事者であるウクライナ政府が「即時停戦に否定的」だからです。
 こんな「ロシアに甘い主張」を組織方針として掲げれば「組織内部から小松崎氏のような批判が出てくる」のはむしろ当然ではないか。
 果たして小松崎氏が党支持者(党員、後援会員、サポーター)だとしても、本当に松竹やAALA主流派が言う「共産党によるAALAへの内政干渉」などあるのか?。
 反対派(小松崎氏など)は確かに「共産支持者(党員、後援会員、サポーター)が多い」のかもしれませんが、それを口実に、主流派が反対派に対して「共産党によるAALAへの内政干渉」のレッテルを貼って言論抑圧をしてるだけではないのかと疑います。
 いずれにせよ仮に「反主流派(小松崎氏など)」が共産党の支援を受けていたとしても、それは「そうした共産の態度はAALAへの内政干渉ではないのか?」という批判にはなり得ても、「主流派の国際問題への認識」が正しいことには全くなりません。
 繰り返しますが俺は主流派は「反米主義のあまりにロシアに対して甘すぎ」と評価しています。
 俺の認識では

ウクライナ戦争は米国帝国主義(米国を盟主とする軍事同盟NATO(米の他に英仏独など))とロシア帝国主義の帝国主義戦争だ。どちらが勝とうが負けようが帝国主義の勝利であることに違いはない。だったら反帝国主義と人命尊重の立場からとにかく即時停戦すべきだ
イスラエルのガザ侵攻に甘い米英仏独が、ロシアを侵略と非難しても何の説得力もない

と主流派(田中氏など)は認識してるように思います。
 そしてそうした認識を反主流派(小松崎氏など)は

◆ロシアの侵略性(国際法違反のウクライナ侵攻)を軽視してる
◆あえて言えば(あくまでも「ロシア帝国主義」との比較において「あえて言えば」ですが)、NATO(米国帝国主義)の方がロシア帝国主義よりも、『よりマシな帝国主義』ではないか?
イスラエルのガザ侵攻に甘い米英仏独が、ロシアを侵略と非難しても何の説得力もないのはその通りだ。しかしだからといって、そのことを理由にウクライナ戦争は米国帝国主義(米国を盟主とする軍事同盟NATO(米の他に英仏独など))とロシア帝国主義の帝国主義戦争だ。どちらが勝とうが負けようが帝国主義の勝利であることに違いはない。だったら反帝国主義と人命尊重の立場からとにかく即時停戦すべきだと結論するのは問題がありすぎる。そうした立場はロシア帝国主義のウクライナ侵攻に対して甘すぎるのではないか?

と批判している。
 その辺りを松竹が曖昧にしてるのが「何ともかんとも」です。
 ここまで主流派が酷いと「さすがに反主流派が、離脱後に日本AALA(日本AALA正統派、日本AALA再建派など)を名乗るわけにも行かない」でしょうが 、「反主流派がAALAを脱退して別組織を結成」したとしても「分裂策動」とは非難できないのではないか?。
 それにしても「共産党が反主流派を応援しているかどうか」はともかく「俺が党の方針を批判して何が悪い。党の方針に問題があるから批判してるのだ」「自由な言論を」云々を言い続けてきた松竹の立場なら、「主流派はロシアに甘すぎる」と批判する反主流派を

 AALAを分裂させようとする党中央関係者*8

呼ばわりして片付け、主流派を

 団結を守ろうとする主流派

呼ばわりは出来ないのではないか。何せ「主流派のロシア認識」は俺の理解では反主流派が批判するように「れいわ新選組並みに甘い」ですからね。
 「AALA主流派のような連中」がkojitakenの言う「ロシアに甘い左派」ではないか。とはいえ、こんな「左派」は俺の理解では少数派ですが(社民党新社会党共産党はここまで甘くないでしょう)。しかし、AALA主流派もこんなにロシアに甘いのでは「反主流派の批判」に関係なく、組織がどんどん衰退していくでしょうね。「ロシアに厳しい国民世論多数派」とあまりにも乖離してるし、そうした国民世論多数派は「沖縄基地問題に冷淡な」「世論調査に寄れば、現時点では軍拡予算に肯定的で、高市の台湾有事発言にも寛容」な「国民世論多数派*9」とは違い「国民世論が間違ってるのだ。マスコミの報道に害されているのだ。国民世論が反動右傾化してる」等とはとても言えないでしょう。
 「自民、維新、国民民主、参政を支持する右派」だけでなく「立民、社民、共産を支持するリベラル派、左派」だってほとんどの人間はAALA主流派やれいわ新選組ほどロシアに甘くはありません。
 それにしても、その松竹の物言い「AALAを分裂させようとする党中央関係者」「団結を守ろうとする主流派」云々なら松竹や紙屋の行為も「日本共産党を分裂させようとする松竹、紙屋一味」、共産党主流派も「党の団結を護ろうとする主流派」にならないのか?
【1】党に悪口雑言したいからか
【2】AALA主流派を
ア)「その主張に賛同してるから」か、
イ)「主流派の幹部連(代表理事吉田万三*10(元足立区長)など)と親しい関係にあるから」なのかはともかく、「主流派を批判する反主流派」を「団結を破壊してる」と一方的に悪口するのは「我々の行為は反党行為ではない」という物言いと矛盾しないのか?

 この問題でAALAを分裂させようとする党中央関係者*11が主張していること、それに対して団結を守ろうとする主流派*12が主張していることを紹介しておきます(この評価は私個人のものですので、異論や批判のある方は、AALA会員である私に直接お寄せください。間違ってもAALAの中で分裂を拡大するための道具として使わないでください

 「はあ?」ですね。
 松竹の言う「AALAの中で分裂を拡大するための道具」云々とはどういう意味なのか?。
 「AALA主流派(あるいは逆に反主流派)の方が正しいと思う」等とは言うなと言うことなのか?。だったら何のためにこのブログ記事を松竹は書いたのか?
 そもそも「クローズドな場所」で「ここだけの話ですよ」といって話をするのならともかく、全世界に「ブログ記事と動画」を公開しながら「分裂を拡大するための道具」云々もないもんです。
 全世界に公開した時点で「松竹の主張を曲解したデマ中傷」でない限り「どんな論じ方をされようとも」文句は言えないと思いますが。
 まさか「分裂を拡大するための道具として悪用してるかどうか、事前に俺(松竹)がチェックする。俺の了解がない限り、ブログ記事やX(旧ツイッター)、動画などで松竹ブログ記事、松竹動画について意見を述べるな」とでも言う気なのか?。
 そんなことをする義務は松竹記事を読む人間、動画を見る人間にはないし、現実問題として「「クローズドな場所」で「ここだけの話ですよ」といって話をするのならともかく、全世界に「ブログ記事と動画」を公開し」てそんなこと(松竹に事前申請して許可を得させる)ができるわけがないでしょう。
 不特定多数の人間相手にそんなことができるわけがない。
【追記その1】

道産子ナオ
 (ボーガス注:独裁的な)ベネズエラマドゥロ政権を(ボーガス注:反米左翼政権として?)擁護し続けた日本AALA(日本アジアアフリカラテンアメリカ連帯委員会)。彼らにアメリカによるベネズエラ侵攻を批判する資格なんて無い。

 ということで「AALA主流派」はやはり「肯定的評価ができる集団」ではなさそうです。
【追記その2】
共産党のAALA分裂工作は失敗 正気に返ろう | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 その後の松竹記事です。
 分裂策動などあるかどうか(単に主流派に対して否定的、批判的な反主流派に共産支持者が多いだけで、共産による策動などない可能性がある)はともかく、「AALA主流派」のロシア認識やベネズエラ認識に「非常に問題があること」は道産子ナオ氏の指摘通り、確かでしょう。
 仮に「共産による策動」があるとして、それは松竹が印象操作するような「吉田万三代表理事(元足立区長)が松竹に好意的だから」ではなく「ロシア・プーチン政権やベネズエラ・マドロ政権に対し『独裁的』として批判的な共産にとって、AALAのロシア・プーチン政権やベネズエラ・マドロ政権への認識がおよそ支持できないから」でしょう。
 勿論、「分裂策動が仮にある」なら「AALAの国際情勢認識の是非」に関係なく「内政干渉」で不適切ですが、一方で「AALA主流派」のロシア認識やベネズエラ認識がおかしいことは確かです。
 「分裂策動があるから、ロシア認識やベネズエラ認識に問題はない」ということには全くなりません(勿論、分裂策動があるかどうかは不明ですが)。
 まあ、このままだと「AALA」も「日本社会から完全に浮き上がって、政治力を落とし続ける」でしょうね(既にそうなってると思いますが)。AALA主流派ほどロシア政府やベネズエラ政府に甘い人間は「日本社会では皆無」でしょう。勿論俺も彼らの認識には賛同しません。
 そもそも松竹が「AALAの分裂策動が」云々と言っても、「AALA」でググってもそんなニュースがヒットしない、いやそれどころか「AALAに対するニュース」がまるでヒットしないのは、明らかに「AALAが日本社会での影響力を失ってること」の現れでしょう。
 「勿論、決して楽な党勢ではない」とはいえ、共産党の方がまだ「AALAより社会的影響力は大きい」でしょう。

*1:松竹はアーラと呼んでいます。俺はエイ・エイ・エル・エイと呼ぶのかと思っていましたが。

*2:なお、AALAでググると他にも『アジア系アメリカ文学会』がヒットします。

*3:私見では帝国主義とほぼ同義

*4:NATO日米安保、米韓安保等のこと

*5:自民党政権のこと

*6:自民党政権のこと

*7:ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカのこと

*8:小松崎氏の本心はともかく、松竹の紹介する小松崎論文において、小松崎氏は「主流派の認識はロシアに甘い」と批判していても、「AALA主流派は共産党に敵対している」などとは批判していないことを指摘しておきます。松竹の、党方針に反する「党首公選」「安保容認」主張が「党分裂策動」ではないのなら、「小松崎氏の他の行為(彼がどんな行為をしてるか知りませんが)」はともかく、少なくとも「小松崎論文それ自体」は「主流派の認識はロシアに甘い」と批判しているだけなのだから「AALAを分裂させようとする党中央関係者」呼ばわりされるいわれは全くないでしょう。小松崎論文それ自体が「AALA主流派の方針に反し、分裂策動」と松竹が言うならそれこそ、松竹の、党方針に反する「党首公選」「安保容認」主張は「党分裂策動」呼ばわりされても文句は言えないでしょう。卑怯にも、松竹は「小松崎論文」について「論文だけでも分裂策動に当たるのかどうか」曖昧にごまかして逃げてますが。おそらく「AALA主流派」が「小松崎論文それ自体」を「分裂策動」呼ばわりしてるので、それを批判したくないものの「主流派の認識はロシアに甘い」と批判しているだけの小松崎論文を「分裂策動」認定するのは無理がありすぎると思って逃げてるのでしょう。

*9:勿論、そうした世論は自民、維新、国民民主、参政を支持する右派であり、立民、社民、共産を支持するリベラル派、左派の立場はそれとは逆ですが。

*10:吉田氏は松竹の集会に出席するなど、松竹を応援してるらしい。

*11:小松崎栄氏(日本AALA顧問、元日本AALA代表理事)のこと

*12:田中靖宏氏(日本AALA代表理事(国際部長兼務)、元赤旗外信部長)のこと