今日のしんぶん赤旗ニュース(2025年12/7分)

空襲被害者に見舞金/世田谷区議会が支給条例可決/共産党など賛成 | しんぶん赤旗|日本共産党

 東京都世田谷区議会は5日、空襲被害者らに見舞金を支給する条例を、日本共産党立憲民主党公明党、国民民主党都民ファーストの会、維新など31人の賛成、自民党、参政党など18人の反対で可決しました。

 この条例案に賛成しただけ、「同じウヨ政党でも」都民ファや維新、国民民主の方が自民や参政よりずっとましだとは思います。そして「国の法律」としてもこうした「空襲被害者への見舞金」を支給すべきでしょう。


親族間犯罪被害者にも/参院内閣委 大門氏、給付金で要求 | しんぶん赤旗|日本共産党

 大門実紀史議員は4日の参院内閣委員会で、犯罪被害者・遺族を経済的に支援する犯罪被害者給付金が、親族間犯罪の場合に原則不支給とされている問題について、実態に即した改善を求めました。

 大門氏も批判するように「親族間犯罪では不支給」、例えば「不倫した父を母が憎悪感情から殺した場合*1に子ども(遺族)に金が支給されない」などという扱い(親の因果が子に報い)に合理性は全くないでしょう。


改定医療法が成立/参院本会議 必要な病床削減の危険/共産党は反対 | しんぶん赤旗|日本共産党

 病床削減を強引に進める改定医療法が5日の参院本会議で、自民、日本維新の会、立憲民主、国民民主、公明、参政など各党の賛成多数で可決、成立しました。日本共産党とれいわ新選組沖縄の風は反対しました。
 改定法は、病床を削減する医療機関補助金を支給し、連動して基準病床数を削るもの。地域に必要な病床まで削減し、新たに必要な病院開設や増床を困難にする危険があります。

 コロナ禍であれほど病床不足に苦しんだのに全く何を考えてるのか(呆)。
 俺的に「今日もまた一つ立憲民主党を支持しない理由が増えました」(BSフジ「日本一ふつうで美味しい植野食堂(植野食堂)」のナレーター(林家つる子)『今日もまた一つ植野食堂のメニューに載せる料理が増えました』風に)、「共産支持、この道しかない」(アベノミクス風に)ですね。勿論、自民、維新、国民民主、参政を支持しないことは当然です。
 それにしてもマスコミ(特にテレビ局)がこうした問題をきちんと報じないことが腹立たしい。


「つながり」再犯防止に重要/本村議員に参考人指摘/衆院法務委 | しんぶん赤旗|日本共産党

 本村氏は、性犯罪加害者処遇プログラムに関わってきた斉藤章佳氏*2参院参考人質疑で「ハイリスクな性犯罪者であっても、出所後どこかにつながれる場所があることが再犯防止にとって重要だ」と答弁したたことを紹介。
 本村氏は、元暴力団構成員で現在は司法試験合格を目指す斎藤由則氏*3に「子どもの時代からの支援が極めて重要だ」と質問。斎藤氏は「信頼でき、共感できる大人が身近にいることが大事だ」と強調しました。

 「性犯罪者」「元暴力団構成員」に限りませんが、「被害者感情的に難しいこと」は否定しませんが、出所後の人間を社会が受け入れ、再犯防止につなげること(社会から排除して自暴自棄にさせ再犯を助長しないこと)は出所者は勿論社会のためにもなると思います。
 今日の産経ニュース(1/28分)ほか - bogus-simotukareのブログ今日の産経ニュース(2019年5月24日分)(松本清張「女囚」のネタバレがあります)(追記あり) - bogus-simotukareのブログ

漫画「家栽の人」 裁判官・桑田は植物を愛し、罪を犯した少年達へも優しい眼差しで接していましたね。
「どんなに長い処分を与えても、少年は社会に戻ってくるんです。誰かの隣に住むんですよ。 そのときに彼が笑って暮らせる可能性を探すのが私たち裁判官の仕事じゃないでしょうか?」
「街が少年達を育てないで誰が育てるんですか?」

という言葉を紹介しましたが、全く同感です。
 なお、斉藤氏の近刊は『夫が痴漢で逮捕されました:性犯罪と「加害者家族」』(2025年、朝日新書)。
 「斉藤本のアマゾンレビュー」等から評価すると、阿部恭子『息子が人を殺しました:加害者家族の真実』(2017年、幻冬舎新書)、『加害者家族を支援する:支援の網の目からこぼれる人々』(2020年、岩波ブックレット)等と同様の問題意識であり、マスコミ等の「加害者家族へのバッシング批判」のようです。
 「加害者家族バッシング」を苦々しく思っていた俺としては実に嬉しい。


きょうの潮流 2025年12月6日(土) | しんぶん赤旗|日本共産党

 「はたらく×ジェンダー」をテーマにした映画祭がきょうから渋谷のユーロスペースで始まります。

 上映されてる映画で「はたらく×ジェンダー」という観点からの上映であることが分かりやすいのは以下の映画でしょう(日芸映画祭「はたらく×ジェンダー」参照)。

◆『あゝ野麦峠』(監督:山本薩夫、1979年)
 1968年に出版された山本茂実*4の同名ノンフィクション文学を、治安維持法反対を理由に右翼テロで暗殺された山本宣治代議士の評伝映画『武器なき斗い』(1960年)、冤罪『松川事件』(1963年に最高裁で無罪判決が確定)を描いた『松川事件』(1961年)、冤罪『徳島ラジオ商殺し事件』(1985年に再審無罪判決)を描いた『証人の椅子』(1965年)、日本の中国侵略を描いた『戦争と人間』三部作(1970~1973年)、九頭竜川ダム疑惑事件を描いた『金環蝕』(1975年)など社会派作品を多く手がけた山本薩夫監督が映画化。
◆『ある職場』(監督:舩橋淳*5、2020年)
 ホテル勤務の女性が上司からセクハラを受けた実際の事件を基に、創作された衝撃作。

 なお、赤旗記事が「共産党員であった山本薩夫監督」に触れないことが意外です。
 また

君と別れて』(活弁・伴奏つき、監督:成瀬巳喜男*6、1933年)
活動写真*7弁士:山内菜々子さん 楽士(三味線):宮澤やすみさん

の上映も興味深い。さすがにこの映画祭で、活弁(活動写真弁士)がついてる上映映画はこれだけですし、活弁士の方も「活弁もやってる」のであって昔と違い

活動弁士 - Wikipedia
 活動弁士を生業として、それのみで生活できるのは現在では澤登翠*8などごくわずかであり、大半の活動弁士は、山崎バニラ*9や大森くみこのように声優やラジオパーソナリティとしてのメディア出演など、副業を持っている場合が多い。

という記載があるように「活弁専業ではない」でしょうが。
 「活弁」というと俺的に思いつくのは、映画化、ドラマ化もされた横溝正史悪魔の手毬唄」ですね。「トーキーの普及による活弁士の失業*10」が事件の重要背景ですが、ネタバレになるのでこれ以上は書きません。

 立ち上げから担当してきた古賀太*11教授

 古賀氏の著書として『永遠の映画大国:イタリア名画120年史』(2023年、集英社新書)、『ヌーヴェル・ヴァーグ:世界の映画を変えた革命』(2025年、集英社新書)を紹介しておきます。
 なお、この映画祭については以下の記事も紹介しておきます(勿論俺は日本労働党を支持してないし、評価もしていませんが)

日芸映画祭2025「はたらく✗ジェンダー」 - 日本労働党中央委員会
◆インタビュアー
 上映に至らなかった作品には、どのようなものがありましたか?
◆松本真優さん
 男性保育士が性加害者の疑いをかけられる『偽りなき者*12』(2012年)は、男性側の苦悩を取り上げており上映を希望しましたが、日本側に上映権がないため、かないませんでした。
◆山口誠さん
 山本薩夫*13監督の『熱風』(1943年)は、八幡製鉄所を舞台に、「男らしさ」を強いられる労働者を描いています。ただ、16mm、35mmフィルムともに素材が見つからなかったために、上映不可能でした。
西田夏海さん
 『ドリーム*14』(2016年)も同じで、日本に上映権利がなく配信にあるものは優先されませんでした。ただ、そうした映画は映画祭のSNSで紹介しています。
◆浜島藍さん
 米国のコメディー映画『9時から5時まで』(1980年)も、ネット配信があることから(ボーガス注:見る機会が少ない映画を上映すべきと言う考えから?)採用されませんでした。

*1:拙記事8/29発売号の漫画ゴラク(2025年8/29記載)(追記あり) - bogus-simotukareのブログ12/5発売号の漫画ゴラク(2025年12/6記載) - bogus-simotukareのブログで紹介したマンガ『おままごとはそのまま(鳩ヶ森)』はその一例

*2:大森榎本クリニック精神保健福祉部長等を経て西川口榎本クリニック副院長(精神保健福祉士)(アマゾンの著者紹介による)。著書『男が痴漢になる理由』(2017年、イースト・プレス)、『万引き依存症』(2018年、イースト・プレス)、『「小児性愛」という病』(2019年、ブックマン社)、『セックス依存症』(2020年、幻冬舎新書)、『しくじらない飲み方:酒に逃げずに生きるには』(2020年、集英社)、『盗撮をやめられない男たち』(2021年、扶桑社)、『子どもへの性加害:性的グルーミングとは何か』(2023年、幻冬舎新書)等

*3:著書『中卒ヤクザの大学受験:0.0003%の挑戦』(2021年、玄武書房)

*4:1917~1998年。著書『あゝ野麦峠:ある製糸工女哀史』(1968年、朝日新聞社→1977年、角川文庫)、『喜作新道:ある北アルプス哀史』(1971年、朝日新聞社→1986年、朝日文庫。2024年、ヤマケイ文庫)、『高山祭』(1976年、朝日新聞社→『飛騨の哀歌・高山祭』と改題し、1981年、角川文庫。『飛騨高山祭』と改題し、1986年、朝日文庫)、『塩の道・米の道』(1978年、角川文庫)、『続・ あゝ野麦峠』(1980年、角川書店→1982年、角川文庫。1986年、朝日文庫)等

*5:2012年、東日本大震災における福島第一原発の事故により、町全体が丸ごと移住した福島県双葉町の9ヵ月間に密着したドキュメンタリー映画『フタバから遠く離れて』を監督。2014年には『フタバから遠く離れて・第二部』も監督。著書『フタバから遠く離れて:避難所からみた原発と日本社会』(2012年、岩波書店)、『フタバから遠く離れてII:原発事故の町からみた日本社会』(2014年、岩波書店)等

*6:なお今年(2025年)は成瀬(1905年生まれ)の生誕120年記念でもある。

*7:映画のこと

*8:著書『活動弁士、世界を駆ける』(2002年、東京新聞出版局)

*9:本名は山崎雅美。2005年から『ドラえもん』(テレビ朝日版第2期)にジャイ子役で出演。著書『活弁士、山崎バニラ』(2009年、エイ出版社)。特徴のある声は地声であり、自らも「ヘリウムボイス」と称している。特徴的な声から、声が似ているとされる声優「金田朋子」としばしば比較され、共演を希望していたが、なかなかその機会に恵まれなかった。2015年になってようやくNHKのテレビ番組『ワラッチャオ!』での共演が実現した。(山崎バニラ - Wikipedia参照)

*10:トーキーが普及したことで、次第に活動弁士は不要となってしまう。このため、多くの活動弁士が廃業に追いこまれ、漫談家や講談師、紙芝居、司会者、ラジオ朗読者などに転身した。一方で、須田貞明(黒澤明の実兄)のように転身を図ることができず、精神的な挫折により自ら命を絶った者もいた(活動弁士 - Wikipedia参照)

*11:朝日新聞記者を経て日本大学芸術学部映画学科教授

*12:2012年5月のカンヌ国際映画祭で主演のマッツ・ミケルセンが男優賞を受賞(偽りなき者 - Wikipedia参照)

*13:なお映画祭では山本監督映画『あゝ野麦峠』(1979年)を上映

*14:マーゴット・リー・シェッタリーのノンフィクション小説『ドリーム:NASAを支えた名もなき計算手たち』(邦訳は2017年、ハーパーコリンズ・ ジャパン)の映画化(ドリーム (2016年の映画) - Wikipedia参照)