〈動画〉共産党は共闘相手を補完勢力と批判するのか | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
1)日本共産党は、国政政党では立民、社民、れいわは共闘相手と見なしてるだろうが、国民民主、公明は共闘相手とは見なしてない
2)日本共産党にとってあの予算は「大軍拡」という点で評価できず、あの予算に賛成する政党(国民民主、公明)は「自民補完勢力」と否定的に評価せざるを得ない
→勿論今回の軍拡予算賛成に限らず、今後国民民主、公明が「共産が反対する自民提出法案に賛成する」など、「自民への迎合」を強めていけば、特に「与党入り」などすれば共産の両党への批判はさらに強まるでしょう。
3)但し、ガソリン税減税(暫定税率廃止)、消費税減税、比例削減反対など特定分野でなら「自民補完勢力(公明、国民民主に限らず、参政、保守党も含む)」との共闘も否定しない
というのが共産の整理
という話です。
「Aと言う問題(例:消費税減税、比例削減反対)では公明や国民民主を評価してる(あるいは共闘相手と見なしてる)ならB(例:自民の軍拡予算賛成)でも批判しない」「Bという問題で批判するならAと言う問題でも共闘しない」という立場にそもそも共産は立ってない。
そして「それが正しい」「それでいい」と俺は思っています。
松竹のような主張は「松竹と類友」しかしていない。
共産支持層(党員、後援会員、サポーター)の多数派は1)~3)という共産の主張を支持してるでしょう。
共産にとって大事なのは「支持者多数の意向」であって「松竹や神谷らといった反党分子の意向」ではない。
一方でこんな松竹の主張を公明や国民民主が喜んでるわけでもない。松竹の主張は事実上「松竹シンパ以外」には完全に無視されています。
大体この松竹の論理「比例削減等で国民民主や公明を共闘相手扱いするなら、軍拡予算に賛成しても共産は両党を批判するな」なら、論理的には
共産は
◆大阪都構想反対(A)で自民と共闘するなら、他の問題(B)でも自民(C)を批判するな
→但し、維新が自民と連立したことで自民の『都構想反対』の立場は今後変わる可能性がありますが
◆(『沖縄に米軍基地が大量に存在する』など、色々問題があるにせよ、一定の評価は出来るとして)『佐藤首相の沖縄返還実現』を評価するなら、他の問題(B)でも佐藤(C)を批判するな
◆『田中首相の日中国交正常化』(A)を評価するなら、ロッキード事件(B)で田中(C)を批判するな
◆『金丸訪朝での第18富士山丸船長帰国』(A)を評価するなら、思いやり予算*1や金銭疑惑(B)で金丸(C)を批判するな
◆『小泉訪朝での拉致被害者帰国』(A)を評価するなら、イラク自衛隊派兵や『年金のマクロ経済スライド(年金の減額制度)』など(B)で小泉(C)を批判するな
◆『安倍のアイヌ新法制定、アイヌ博物館(ウポポイ)建設』(A)を評価*2するなら、モリカケ桜疑惑や、統一協会との癒着、安保関連法、特定秘密保護法など(B)で安倍(C)を批判するな
◆オバマケア(A)を評価するなら、安保政策(日本に軍拡を求める点では従来の米国政府と変わらない)(B)でオバマ(C)を批判するな
◆『NATOによるウクライナ軍事支援』(A)を容認*3するなら、GDP5%軍拡要求(B)でNATO(C)を批判するな
◆米の増産表明(A:但しポスト石破の高市内閣が減反方針を復活)を評価するなら他の問題(B)でも石破(C)を批判するな
になりかねません。
これまた「是々非々」のわけです。
「今回松竹が党を非難したネタ(軍拡予算賛成での国民民主、公明批判及び、一方では比例削減など他の問題では国民民主、公明も一応共闘相手と扱ってること)」以外でも「Aと言う問題でCを評価するなら、Bと言う問題でCを批判しない」という立場では共産はないし、それでいい、それが正しいと俺は思っています。
何もこれは上記の問題に限らない。
例えば「侵略戦争(日中、日露戦争)と植民地(韓国、台湾)支配」という点では評価できないにしても、伊藤博文*4や山県有朋*5などは「日本の近代化(経済発展)」という意味では共産も一定の評価をしてるでしょう。
「侵略者なんだから伊藤や山県を一切評価するな」という立場の人はほとんどいないし、それでいいと俺は思っています。
大体その松竹の理屈なら「党を愛してるというなら松竹は党を悪口するな」「党に悪口するなら松竹は、愛党精神を語るな」にならないのか?
ということで松竹の主張には全く賛同できませんが、松竹のおかげで「上記の頭の整理」ができました。
松竹にはその意味で「感謝」しておきます。