『拉致 封印された真実』出版のお知らせ - 高世仁のジャーナルな日々
高世本の推薦帯に「【1】荒木和博の特定失踪者問題調査会で、幹事を務め、特定失踪者という明らかなデマ(日本国内で40人以上発見され、ほとんどが自発的失踪で北朝鮮拉致どころか犯罪ですらない)の垂れ流しに加担し、【2】また和田春樹*1東大名誉教授など『対北朝鮮宥和派』を『北朝鮮シンパ』あるいは『北朝鮮に対して弱腰』呼ばわりする反北朝鮮の右翼弁護士・川人博*2」がいることは「予想の範囲内」ですが、「磯﨑敦仁*3慶応義塾大学教授」がいることには「礒崎氏ってその程度の人間だったのか」と失望し、呆れます。
◆私はこのたび『拉致 封印された真実』(旬報社)を上梓しました。1997年2月、元北朝鮮工作員による「横田めぐみさん目撃証言」を世に問うた者として、拉致問題の現状を看過することはできないと考えたからです。
以下、本書「はじめに」より
◆拉致問題に私が関わり始めたのは、一九九七年二月、元北朝鮮工作員の安明進氏を取材したのがきっかけである。
「新潟から拉致されてきた日本人女性を、北朝鮮・平壌で見た」という彼の証言は、横田めぐみさんの初めての目撃証言として日本社会に衝撃を与え、政府によるめぐみさんの拉致認定につながった。「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)」が結成され、ここから拉致問題は国民的な関心事となっていった。
以前、拙記事で以下のように指摘しましたが、未だに「安へのインタビュー」は高世にとって最大の自慢話のようです。
「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年5/21分:荒木和博の巻) - bogus-simotukareのブログ
人生を変えた「ザ・スクープ」 - 高世仁のジャーナルな日々2009.10.09
私にとっては思い出の多い番組だ。
97年2月4日、私はソウルでインタビューした北朝鮮の元工作員から、横田めぐみさんらしい女性が平壌のスパイ学校の教官だったとの証言を得た。これは急遽2月8日(土)の『ザ・スクープ』で放送されたが、初めての目撃証言であり、拉致問題がクローズアップされるきっかけの一つになった。
こうして私は、朝鮮語もできないのに北朝鮮問題にのめりこんでいった。
私は『ザ・スクープ』という番組で、人生を大きく変えられたのだった。サンプロの思い出1 - 高世仁のジャーナルな日々2009.12.21
10月の日記に、「ザ・スクープ」で、横田めぐみさんらしい人を目撃したという証言を報じたことが私の人生を変えたと書いた。
人生を変えた「ザ・スクープ」 - 高世仁のジャーナルな日々
安明進にソウルでインタビューしたのが、97年の2月4日。そこで出たのが、「めぐみさん目撃証言」なのだ。横田夫妻の白髪に思う - 高世仁のジャーナルな日々2010.11.14
私が二人にはじめて会ったのは13年前の1997年2月、「めぐみさんらしい日本人女性を北朝鮮で見た」との亡命者(安明進)の証言を伝えるため、自宅にうかがったのだった。拉致報道15年―拉致と人権 - 高世仁のジャーナルな日々2012.02.08
きょう、2月8日は私にとって特別な日である。
ちょうど15年前のきょう、テレビ朝日の「ザ・スクープ」という番組で、横田めぐみさんらしい日本女性を北朝鮮で目撃したという証言を放送したのだ。
これは、最初のめぐみさん目撃情報だった。横田滋さんの逝去によせて-覚悟の実名公表 - 高世仁のジャーナルな日々2020.06.05
拉致問題の転機は、1997年の2月3日の月曜日だった。衆議院予算委員会で西村真悟議員が橋本龍太郎*4首相(ボーガス注:役職はいずれも当時)に質問をし、『産経新聞』と朝日新聞の週刊誌『アエラ』が、横田めぐみさんの写真入りで拉致疑惑を大きく報じたのだった。これが北朝鮮による拉致被害者が、実名で全国に報じられた最初である。
(中略)
この目撃証言は2月8日(土)、テレビ朝日の報道番組『ザ・スクープ』で報じられ、社会に大きな衝撃を与えた。各方面からのリアクションもすさまじく、取材した私たちを、韓国の諜報機関に踊らされたバカどもと罵倒する人々もいた。
3日昼過ぎ、NディレクターとMカメラマンと3人で成田空港に行った。出発まで時間があったので、新聞を買おうと、空港の売店をのぞいた。すると―
「サンケイ朝刊一面で、横田めぐみさんの20年前の失踪が、実は北朝鮮への拉致ではないかとの記事が出る。きょう発売のアエラも特集。あす安明進にぶつけようと意気込む」(私の2月3日の日記より)
何というめぐりあわせだろう*5。
空港の待ち時間で、めぐみさんの写真入りの記事が載った「産経」と「アエラ」が目に入り、その二つを購入して私たちはソウルに向かうことになったのである。横田滋さんの逝去によせて2-「めぐみさん目撃証言」のスクープ - 高世仁のジャーナルな日々2020.06.06
韓国に亡命した元北朝鮮工作員、安明進(アン・ミョンジン)氏に私が横田めぐみさんの情報を尋ねたのが1997年2月4日(火)。
そして2月8日(土)のテレビ朝日「ザ・スクープ」での安明進証言を放送。横田滋さんの逝去によせて4-初めての署名活動 - 高世仁のジャーナルな日々2020.06.09
安明進氏の証言をテレビ朝日「ザ・スクープ」が緊急特集で放送したのが1997年2月8日横田滋さんの逝去によせて8-「美談」にされた拉致 - 高世仁のジャーナルな日々2020.06.15
1997年2月4日、元北朝鮮工作員、安明進氏から「めぐみさん目撃証言」を引き出した私は、残りの時間で、ほかに日本人拉致の事例を知っているかと質問している。明日は横田めぐみさん56歳の誕生日 - 高世仁のジャーナルな日々2020.10.04
拉致問題が多くの人に知られるようになったのは、1997年2月3日(月)だった。『産経新聞』朝刊とこの日発売の『アエラ』(実際は2日に店頭に並んでいた)が横田めぐみさんの拉致された可能性を報じ、同じ日、衆院予算委員会で西村慎悟代議士(ボーガス注:当時)がめぐみさんが北朝鮮に拉致されたのではないかと政府に質している。つづいて、週末の2月8日(土)の『ザ・スクープ』で、私たちの取材による元工作員による「めぐみさん目撃」証言が放送され、北朝鮮による拉致が重要な社会問題として注目を集めることになる。周庭さんは判決を聞いて涙を流した - 高世仁のジャーナルな日々2020.12.2
きのうの『アナザーストーリーズ』(NHKBSプレミアム)「めぐみさん拉致事件」はいかがでしたか。
事件を取材したジャーナリストのパートでは、めぐみさんらしい日本人を北朝鮮で見たとの証言を初めて報じた1997年2月の番組も紹介され、私にも当時のことが甦ってきた。で「何度目だ、その自慢話」と言いたくなるくらい「何度も何度も(映画『砂の器』での丹波哲郎演じる今西刑事のセリフ風に)」、「高世の過去の自慢話、栄光話」として書いていましたが、1997年2月頃に「安明進証言」が産経新聞、テレビ朝日「ザ・スクープ(高世が下請けとして関与)」、朝日新聞の雑誌「アエラ」などで「911同時多発テロ」ならぬ「同時多発報道(?)」されたわけです。
拙記事「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年5/21分:荒木和博の巻) - bogus-simotukareのブログ(2021.5.21)で高世の「安インタビュー自画自賛」を紹介しましたが、拙記事「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年5/21分:荒木和博の巻) - bogus-simotukareのブログ以降も高世は今回の記事『拉致 封印された真実』出版のお知らせ - 高世仁のジャーナルな日々(2026.2.11)だけでなく
北朝鮮は何人を拉致したのか?(3) - 高世仁のジャーナルな日々2022.4.6
安明進は、1997年2月4日、私たちの取材に、横田めぐみさんらしい日本女性を北朝鮮の工作機関で目撃したと証言した。
今年も走り続けます(新年のご挨拶) - 高世仁のジャーナルな日々2026.1.16
私と拉致問題との関わりが始まったのは、1997年2月4日、元北朝鮮工作員、安明進による横田めぐみさんらしい「ニイガタの少女」目撃証言をスクープしたときでした。
として「安インタビューを自画自賛し続けてきました」。
どう見ても『「横田めぐみ拉致問題における安明進証言」などというものにのっかったのが、高世仁が会社をこかした淵源(の少なくとも1つ)ではないか(Bill_McCrearyさんの指摘)』でしょうにねえ(苦笑)。
高世も本当に「呆れたバカ」です(呆)。
*1:著書『血の日曜日:ロシア革命の発端』(共著、1970年、中公新書)、『農民革命の世界:エセーニンとマフノ』(1978年、東京大学出版会)、『私の見たペレストロイカ:ゴルバチョフ時代のモスクワ』(1987年、岩波新書)、『北方領土問題を考える』(1990年、岩波書店)、『ペレストロイカ:成果と危機』(1990年、岩波新書)、『開国:日露国境交渉』(1991年、NHKブックス)、『歴史としての社会主義』(1992年、岩波新書)、『金日成と満州抗日戦争』(1992年、平凡社)、『歴史としての野坂参三』(1996年、平凡社)、『北朝鮮:遊撃隊国家の現在』(1998年、岩波書店)、『北方領土問題』(1999年、朝日選書)、『日朝国交交渉と緊張緩和』(編著、1999年、岩波ブックレット)、『朝鮮戦争全史』(2002年、岩波書店)、『朝鮮有事を望むのか:不審船・拉致疑惑・有事立法を考える』(2002年、彩流社)、『東北アジア共同の家:新地域主義宣言』(2003年、平凡社)、『同時代批評:日朝関係と拉致問題 2002年9月~2005年1月』(2005年、彩流社)、『テロルと改革:アレクサンドル二世暗殺前後』(2005年、山川出版社)、『ある戦後精神の形成:1938〜1965』(2006年、岩波書店)、『日露戦争 起源と開戦(上)(下)』(2010年、岩波書店)、『これだけは知っておきたい日本と朝鮮の一〇〇年史』(2010年、平凡社新書)、『北朝鮮現代史』(2012年、岩波新書)、『領土問題をどう解決するか』(2012年、平凡社新書)、『「平和国家」の誕生:戦後日本の原点と変容』(2015年、岩波書店)、『慰安婦問題の解決のために』(2015年、平凡社新書)、『アジア女性基金と慰安婦問題:回想と検証』(2016年、明石書店)、『米朝戦争をふせぐ:平和国家日本の責任』(2017年、 青灯社)、『レーニン:二十世紀共産主義運動の父』(2017年、山川出版社世界史リブレット人)、『ロシア革命』、『スターリン批判・1953〜56年:一人の独裁者の死が、いかに20世紀世界を揺り動かしたか』(以上、2018年、作品社)、『安倍首相は拉致問題を解決できない』(2018年、青灯社)、『韓国併合110年後の真実:条約による併合という欺瞞』(2019年、岩波ブックレット)、『朝鮮戦争70年』(共著、2020年、かもがわ出版)、『慰安婦問題の解決に何が必要か』(2020年、青灯社)、『日朝交渉30年史』(2022年、ちくま新書)、『回想・市民運動の時代と歴史家:1967~1980』(2023年、作品社)、『ウクライナ戦争即時停戦論』(2023年、平凡社新書)、『北朝鮮拉致問題の解決』(共著、2024年、岩波書店)、『日韓条約60年後の真実:韓国併合とは何だったのか』(2025年、岩波ブックレット)等
*2:過労死関係の著書に『過労自殺(第二版]』(2014年、岩波新書)、『過労死しない働き方』(2020年、岩波ジュニア新書) 等、北朝鮮拉致関係の著書に『金正日と日本の知識人』(2007年、講談社現代新書)等。川人の拉致関係の著書は一度本屋で斜め読みしましたが、和田春樹氏など「日朝交渉派」を「北朝鮮に甘い」と悪口雑言する「右翼的な代物」で全く賛同できませんでした(また内容の酷さに、購入したり図書館で借りたりして、本格的に読む気にはとてもならず斜め読みで終わった)。さすが、その後「特定失踪者問題調査会幹事」に就任する「非常識右翼」だけのことはあります。「過労死弁護の草分け」と言う面を割り引いても「本多勝一氏の東洋医学」並に「川人の黒歴史」でしょう。そしてもはや「過労死問題」は川人がいなくても「十分運動が盛ん」なので、昔はともかく今は「川人は迷惑な老害」でしかないでしょう。まあ、「過労死問題の古株」なので批判的なことを周囲も言いづらいのでしょうが。
*4:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、自民党幹事長(宇野総裁時代)、海部内閣蔵相、自民党政調会長(河野総裁時代)、村山内閣副総理・通産相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で行革相
*5:おそらく「受け狙い(あるいは、救う会とのつながりを隠したいだけ)」で、高世がこう書いてるだけで、実際には救う会人脈から産経やアエラの記事発表前に「産経やアエラでも記事にするからテレ朝でも報じて欲しい」つう話が最初からあった(そしてそのことは高世も知っていた)とみるべきでしょう。荒木も、動画において「詳細は言わない」と断った上でこの「同時多発報道」は「単なる偶然」ではなく「我々救う会を含む関係者の各方面への働きかけの成果」であるとして自慢しています。まあ「そんなことはあり得ない話」ですが、高世だって仮に「事前に知らなかったとしても」、アエラや産経の記事と「ザ・スクープの番組」とは「影の仕掛け人は一緒だろう」位のことは気づいたはずです。「何というめぐりあわせ(高世)」とは、「カマトト、ぶりっこも大概にしろ」といいたい。