今日の産経ニュース(1/7分)(追記・訂正あり)

■【サウジ・イラン断交】サウジ軍がイラン大使館を空爆 イエメン首都で負傷者も
http://www.sankei.com/world/news/160107/wor1601070071-n1.html
1)場所がイエメンなのでイエメンの国家主権侵害であり
2)場所が民間施設の上、「国際法で保護対象にある大使館」なのでこれまた国際法違反
という、事実なら何一つ弁解の余地のない無法です。
 サウジもよくもまあここまで無茶苦茶ができると呆れますが、「米国は反イランで親サウジだから黙認してくれる」とでも思ってるのか。まあ、親サウジとして米国も「サウジには甘い態度をとり続ける」のでしょうがここまで無茶苦茶やって黙認はしないでしょうよ。何か一定の牽制や批判はするでしょう。
 イランの対応が危惧されますが、少なくとも「報復でサウジ大使館空爆」はしないでしょう。まずは経済制裁といった「武力行使」ではない無難な対応、軍事行動にエスカレートする場合も「サウジへの対抗として、国際社会に一定の容認がされるレベル」に抑制でしょう。
 むしろいきなりこんな暴走を始めたサウジは怖すぎます。