2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧
・「ダビンチコード」批判本を面白そうだなと思っていくつか持ってるので紹介。(1)皆神龍太郎*1「ダ・ヴィンチ・コード最終解読」(文芸社) (2)ハンク・ハネグラフ&ポール・L・マイヤー「ダ・ヴィンチ・コード:その真実性を問う」(いのちのことば…
・著者は元・朝日新聞社会部記者。週刊金曜日編集委員。 ・本多氏の主要著書としては次のものがあげられる。 いわゆる冒険もの:「カナダエスキモー」、「ニューギニア高地人」 アメリカの黒人差別:「アメリカ合州国」 中国での日本の戦争犯罪:「中国の旅…
・「美味しんぼ」など、食べ物うんちく好きな私(ただし料理は作らないんだよな、苦手なので)としては、いくつかそういう本も持っているので紹介。(1)小林カツ代「実践・料理のへそ」(文春新書) (2)玉村豊男「回転スシ世界一周」(光文社知恵の森文…
元ネタはid:kojitaken氏のこれ →http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20091227/1261858149 共産党は別の意味で余り接触のない党であった。というより、接触できない党であった。「商業新聞」には文字通り堅く門戸を閉ざしていたのである。東京・代々木の党本部…
元ネタは古いけど、これ→「はてなブックマーク:日本が好きなだけなんだよ・テレビ朝日の子供向け番組を利用した洗脳放送」 http://b.hatena.ne.jp/entry/koramu2.blog59.fc2.com/blog-entry-456.html 今週のマイファーストビッグ「ドラえもん」収録作品「し…
以前「私が今までに読んだ本の紹介(五十嵐仁編)」(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20090801/1249250921)で、五十嵐氏の考える社会党衰退の理由を紹介したのだが本エントリはその再紹介。 そのとき書いた五十嵐本紹介が以下の文章。 「社会党(…
江藤俊介・七里和乗「自民党・創価学会・公明党」(学習の友社)p55 一九五一年四月二〇日付で、「聖教新聞」第一号が発刊されたが、それは、これまでの宗教団体の機関紙の体裁や常識を一変させた物であった。第一号第一面のトップは、三鷹事件の竹内景助…
・本書は橋下徹・大阪府知事(当時)の批判本である。 私は、橋下の政治で最も問題なところは「ネオリベ」云々という政策内容よりも「下品」なところだと思っている。 彼の下品さを本書も批判している。それを、示すタイトルをいくつか紹介しよう(詳しい内…
五十嵐仁「戦後政治の実像」(小学館)からの紹介。 笑ったら、フェミニストに怒られそうだが、余りにもバカバカしいので笑わざるをえない。昔の保守政治家(というより自民党?)は本当にひどいな。 p74 昔の有力政治家にとって、女性を囲って面倒を見る…
「天皇による天皇の政治的利用」(http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20091223/p1)に触発されて俺の手持ちの本からいくつか紹介。昭和天皇が新憲法下の制約に無頓着だったこと、そうしたことが一般書籍を少し調べるだけで簡単に知る事が出来ることが分…
なぜ普天間基地移設先は沖縄県内でなければならないのか: http://obiekt.seesaa.net/article/136231624.html さすが、JSFとその取り巻き連中、自民党政権でもやれなかったこと(沖縄県民からの基地被害を何とかしろとの批判の声を完全無視)を平然とやって…
【石川康宏「現代を探求する経済学」(新日本出版社)から、「竹中平蔵」批判を引用(なお、長いので一部省略)】 p74 「債務、設備、そして雇用という、この三つの過剰を切り捨てる作業が、成長を取り戻すためにはどうしても必要なのです」(竹中「竹中…
【別冊宝島リアル「石原慎太郎*1の値打ち」からの引用(なお、長いので一部省略)】 p179 回想録(私注:石原の著書「国家なる幻影」のこと)にはこうある。 「ある時は手洗いに立った相手(私注:石原が代議士だった頃の同僚議員のこと)を追いかけてい…
・五十嵐仁氏のブログで紹介されていたので購入。 ・目次は以下の通り。なお、証言者の方はかなりの高齢なので既にお亡くなりになっている方もおられる。 証言1:『民衆新聞』の創刊と論説(吉武三雄) 証言2:『夕刊京都』と京都の左翼文化人(和田洋一)…
・今回の政治利用云々で何か過去に似た話が「美味しんぼ」にあったよな、と思ってネットで探したら見つかったので紹介。美味しんぼ第8巻「飲茶」 http://www.asahi-net.or.jp/~an4s-okd/private/bun/man00908.htmネトウヨは「東西新聞や星村外務大臣(注:も…
今回の「天皇の政治利用」云々に関して論評抜きで紹介する。 五十嵐仁「戦後政治の実像」(小学館)p24ー27 戦前の制度が政治のトップエリートにおける慣例として残存しているものもある。その象徴的な例は「内奏」という慣習である。 これは、政治担当…
・著者は元・朝鮮新報(朝鮮総連系の日刊紙)記者だそうだが、チマ・チョゴリ制服の存廃論*1が在日朝鮮人社会で議論されるたび、「チマ・チョゴリ制服の起源、歴史」について議論があまりされないことに疑問を抱いてきたという(なお、何かの是非が議論され…
「歴史評論」1月号(特集/藩政改革の思想)の全体の内容については「歴史科学協議会」のサイトを参照ください。http://wwwsoc.nii.ac.jp/rekihyo/ 以下は私が読んで面白いと思った部分のみ紹介します。(詳しくは1月号を読んでください)■「藩政改革像の再…
・同和問題の本もいくつか持っているので紹介。「同和利権の真相1〜4」「同和利権の真相スペシャル:ハンナン浅田満『食肉利権』の闇」(宝島社)*1 →誤解されたくないのでお断りするが宝島社の他の利権云々本(「北朝鮮利権」「中国利権」「男女共同参画…
「悪しき前例」 天皇陛下面会の一カ月ルールを逸脱した官邸のごり押し http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091211/stt0912112141015-n1.htm・私が言いたいことはタイトルにつきる。 「憲法9条という明文ルールでさえ日米友好のために破れというく…
・著者はしんぶん赤旗記者(本書刊行当時)。本書は赤旗連載記事を一冊にまとめた物。 (なお、最近新日本新書の新刊が出ていないようで残念だ) ・著者には本書以外にも「現代葬儀考」(新日本出版社)、「自己啓発セミナー」(新日本新書)、「統一協会」…
・編者はミステリ作家。1989年に『生ける屍の死』でデビュー。 1995年には『日本殺人事件』で、第48回日本推理作家協会賞を受賞。 ・なお、角川文庫からは北村薫、有栖川有栖、法月綸太郎の編集による同様の「本格ミステリアンソロジー」も刊行されている。 …
・以前、五代目柳家つばめ氏の著書を紹介したが他にも落語家の書いた本を持っているので紹介。落語にそれほどの興味はないのだが、やはり話芸のプロの書いた本というのはそれなりに面白い。(1)鈴々舎馬風「会長への道」(小学館文庫) (2)金原亭伯楽「…
「前衛」1月号の全体の内容については以下のサイトを参照ください。 http://www.jcp.or.jp/publish/teiki-zassi/zenei/zenei.html 以下は私が読んで面白いと思った部分のみ紹介します。(詳しくは1月号を読んでください)■公開連続セミナー「マルクスは生き…
「経済」1月号の全体の内容については以下のサイトを参照ください。 http://www.shinnihon-net.co.jp/magazine/keizai/ 以下は私が読んで面白いと思った部分のみ紹介します。(詳しくは1月号を読んでください) ■世界と日本 【「米国経済は回復するか」(合…
政治資金規正法は個人からの年間寄附上限を150万円と定めています。実母からの資金が友政懇(私注:鳩山首相の資金管理団体・友愛政経懇話会)への寄附と見なされれば量的制限違反に問われる可能性があります。それだけではありません。元公設秘書などは実母…
・学者の追悼文集をいくつか持っているので、題名だけ紹介。「追想・具島兼三郎*1:良心を枉げて易きにつく者は悔いを千載に残す」(弦書房) 永原慶二*2追悼文集刊行会「永原慶二の歴史学」(吉川弘文館) 大石嘉一郎*3追悼文集刊行会「日本近代史研究の軌…