はてなブログでは未来日付の記事は「原則としては」書かないことにします、他(追記あり)

【最初に追記(2019年2/15記載)】
bogus-simotukareのブログということでココログにもブログを作ったので紹介しておきます。
ただ「今のところはてなの方が書きやすい(ココログだと脚注のつけ方がよく分からない、エンターキーで改行すればはてなだとそのまま改行になるが、ココログだとそうならない)」ということではてなの方で書くことが多いかと思います。
【追記終わり】
【2022年2月6日追記】
北朝鮮拉致問題で「大きな動きのあった年」に「何があったか」を振り返る - bogus-simotukareのブログとして未来日付の記事を書きましたが、「拉致が一定の解決を見た日(あるいは家族会が、蓮池透氏と和解し、救う会と絶縁し正常化した日)」には削除の予定です。
 https://bogus-simotukare.hatenadiary.jp/entry/2022/01/22/151801については「いったん書いた」ものの、「残しておくほどの記事でもないかな」と考えが変わったので削除することにします。
【追記終わり】
【2023年6月9日追記】
 「紙屋研究所」名義で俺に悪口雑言するコメントがつきましたが
1)「ブログでしか物が言えない内弁慶は黙れ」云々と「内容が無内容」
2)本物の紙屋がすこぶる怪しい(掲載してることが紙屋への風評被害になりかねない)
と思い削除しました。
【追記終わり】
 bogus-simotukareのブログでは未来日付の記事も書いていたのですが、はてなブログだと未来日付記事がたくさんあると、新規記事を書いてもそれが目立たず非常に見づらい気がするので、基本的には未来日付記事は書かないことにしたいと思っています。なお、この文章は2019年1月28日に書いています(これは、目立つところに置いた方がいい「お断りの文章」なので未来日付の記事ですが。なお、俺が勘違いしてるのかもしれませんが「あまり遠くの未来日付」だといろいろと作業が厄介な様なので「2019年1月28日の約1年後」にしています。しかし、当然ながら、冒頭にいつも表示される様に適宜、日付の設定は変更する予定です)。
 http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/25000101/1256334886:title(残念ながらはてなダイアリーが消滅したのでリンク切れ。sorarisu0088氏への謝罪文)ですが、id:Bill_McCrearyさんのご教示(2019年8/18)によれば結局はてなダイアリーは2019年7月末日でなくなったそうです(事前に連絡がなかったか、連絡があったが小生が見落としていたのでしょう。それにしても全削除の決定が随分早かったなと言う気はします。もちろん停止したサービスをそのようにすることは予想できたことではありますが)。
 id:Bill_McCrearyさんご教示ありがとうございます。
 以前、

1)はてな社の方針では当面、はてなダイアリー記事は「更新やコメントはできないが」記事自体は残る
(もちろん、最終的にははてな社が「やはり削除」という方針にする可能性もゼロではないでしょうが将来的な問題はひとまずおきます。その場合、さすがにはてな社は事前広報くらいするでしょう。その場合はこちらに謝罪文を移そうとは思います)
2)はてなブログにまで過去の恥をさらしたくない(まあ俺個人のくだらない感情論ですが)
つうことで、まあこの記事での「謝罪相手」である御仁が「どうしてもブログにまで謝罪文そのものを残せ」と言ってくるならまた話も別ですが、「ここにお断りの文章を載せること」で「謝罪文そのもの」はここにはひとまず載せないことにします。

としたので「弱ったな」というのが正直な感想です。本当に「過去のはてなダイアリー」がきれいすっかりなくなっている上に、小生はこの謝罪文を別に「ワード文書など他の文書」の形で保存していません。なので謝罪文を正確に復元しようがない。
 無理に思いつきででっちあげてもかえって問題でしょう。つうことでsorarisu0088氏から「こういう文面で乗せろ」つう要望がない限り、とりあえずこのままにしておこうかと思います(こちらから彼に問い合わせるのは挑発行為と認識される危険性がある気がするのでそれはしません。彼が小生に対して何のアプローチもしなければ、今の彼にとって小生が「どうでもいい存在である」ということなのでしょうから)。「sorarisu0088氏と小生が過去にトラブって、小生が非を認め謝罪文を掲載した」ということだけはここに指摘しておくので、それでご容赦、ご勘弁願いたいと言うのが正直な感想です。

【2019年1月29日追記】
 早速、移行後、コメント設定を修正。
 コメントは通常設定だと「はてなユーザー」という設定ではてなユーザーしかコメントできないようですね(コメントするときははてなのID、パスワードでログインする)。
 当然(?)ながら「俺にとってはてなユーザーにコメント者を限定する理由がない」、というか従来コメント頂いていた方々はおそらく「ほとんどがはてなユーザーじゃない」ので「ゲスト(誰でもコメント可能)」に変更します。しかし通常設定は「ゲスト」であるべきじゃないんですかね。
 俺みたいなうっかりは「はてなユーザー設定」に気づかず、「何で移行前にコメントしてくれた方たちがコメントしてくれないんだろうな」と悲しむという皮肉なことになりかねません。いや「はてなユーザーを増やしたい」という企業の立場からは、一理ある「通常設定」でしょうけどね。
 「はてなブログーユーザーの利便性をなんだと思ってるんだ!」つう反発は感じます。

北朝鮮拉致問題で「大きな動きのあった年」に「何があったか」を振り返る

 拉致限定であり、「金丸訪朝(1990年)」「南北朝鮮国連ダブル加盟(1991年)」「カーター訪朝による米朝合意(1994年)」「金大中金正日首脳会談(2000年)」「トランプ・金正恩首脳会談(2018年)」など『拉致と直接関係ない』北朝鮮ニュースは取り上げません(北朝鮮による日本人拉致問題 - Wikipedia参照)。赤字が朝鮮半島関係です。

【1977年:横田めぐみ拉致など拉致事件の発生(福田赳夫内閣:外相は日中平和友好条約(1978年)を締結した園田直氏(大平、鈴木内閣でも外相)など)】
1977年 - Wikipedia1977年の日本 - Wikipedia
◆1月20日
 カーター大統領就任。
◆1月27日
 ロッキード事件丸紅ルート初公判。31日全日空ルート初公判。
◆6月13日
 全米女子プロゴルフ選手権で樋口久子が優勝、日本人初の世界タイトルを獲得。
◆7月13日
 津地鎮祭訴訟の最高裁判所大法廷判決
◆7月17日
 キャンディーズ日比谷野外音楽堂で行われたコンサートで「普通の女の子に戻りたい」と解散することを宣言
◆8月12日
 文化大革命終結宣言
→なお、毛沢東の死去は1976年9月9日。四人組の逮捕は1976年10月6日。文革で失脚していた鄧小平の復活(党副主席、副首相、人民解放軍総参謀長への就任)は1977年7月。
◆9月3日
 巨人の王貞治選手が対ヤクルト戦でホームラン世界新記録の756号を達成
◆9月5日
 国民栄誉賞が創設される。王貞治が第1回目の受賞者
◆9月28日
 ダッカ日航機ハイジャック事件が発生。
◆10月1日
 経営難に陥っていた安宅産業を伊藤忠商事が吸収合併
◆10月15日
 長崎バスジャック事件で犯人1名を射殺、人質は全員無事
◆11月19日
 エジプトのサダト大統領がイスラエルを訪問(アラブ諸国の元首として初のイスラエル訪問)。
◆11月22日
 プロ野球ドラフト会議でクラウンライターライオンズが法政大学の江川卓を指名するも、江川本人が12月3日に拒否(江川事件の始まり)
◆12月3日
 横浜市飛鳥田一雄市長が日本社会党委員長就任を受諾。
◆12月25日
 喜劇王チャールズ・チャップリン死去(享年88歳)

【1988年:橋本敦質問及びそれに対する梶山国家公安委員長、宇野外相答弁(政府が初めて公式に北朝鮮拉致疑惑を認める)(竹下内閣:外相は宇野宗佑氏(後に首相))】
1988年 - Wikipedia1988年の日本 - Wikipedia
◆2月6日
 衆議院予算委員会浜田幸一予算委員長が日本共産党宮本顕治議長について「殺人者」と不規則発言。委員長辞任(2月12日)に追い込まれる
◆2月25日
 韓国の盧泰愚大統領が就任

◆3月24日
 中国で起きた上海列車事故で、修学旅行中の高知学芸高校の生徒と教師計28名が死亡。
→橋本敦質問ではこの件についても「日本政府の適切な対応」を求める質問がされたと記憶しています。
◆3月26日
 参議院予算委員会日本共産党の橋本敦が拉致疑惑について質問。これに対し竹下内閣国家公安委員長梶山静六北朝鮮による拉致の疑いが濃厚との見方を示し、真相究明のために全力を尽くす考えであることを表明した。これは北朝鮮による日本人拉致疑惑を政府が認めた初めての公式答弁である
北朝鮮による日本人拉致問題 - Wikipedia参照)
◆4月14日
 ソ連アフガニスタンからの撤退に関して合意(ジュネーヴ合意)。翌年2月15日迄に撤退を完了。
◆6月18日
 朝日新聞リクルートによる川崎市助役への未公開株譲渡を報道し、リクルート事件発覚
◆7月3日
 イラン航空655便撃墜事件。イラン航空655便がアメリカ海軍のイージス艦「ヴィンセンス」に撃墜され、乗員乗客290名全員が死亡。
◆7月23日
 なだしお事件。遊漁船「第一富士丸」と海上自衛隊の潜水艦「なだしお」が衝突、死者30名。8月25日には瓦力防衛庁長官(竹下内閣)が引責辞任
◆8月8日
 ビルマで、8888民主化運動が発生。
◆8月20日
 イラン・イラク戦争停戦が正式に成立。
◆9月17日
 ソウル五輪開幕(10月2日まで)

→前年(1987年)の「北朝鮮による大韓機爆破」はソウル五輪に対する妨害工作であったというのが通説的見解でしょう。
◆9月18日
 ビルマでソウ・マウン国軍総参謀長がクーデターにより全権掌握。国家法秩序回復評議会を設立。
◆11月8日
 米国大統領選挙でジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュが当選。
◆12月2日
 パキスタンベナジル・ブットが首相に就任。イスラム国家では初の女性首相となる。
◆12月9日
 宮澤喜一蔵相(竹下内閣)がリクルート疑惑で辞任
◆12月21日
 リビアによるパンアメリカン航空103便爆破事件。

【1997年:安明進証言(横田めぐみ拉致)とそれを契機とした家族会結成(橋本内閣:外相は小渕恵三氏など(後に首相))】
1997年 - Wikipedia1997年の日本 - Wikipedia
◆1月2日
 ナホトカ号重油流出事故
◆2月3日
 この日発売の産経新聞と週刊誌アエラ朝日新聞社)が「安明進証言(横田めぐみ拉致)」を報道
◆2月8日
 この日放送のテレビ朝日ザ・スクープ」が「安明進証言(横田めぐみ拉致)」を報道

(2月3日、8日の件についてはけっきょく「横田めぐみ拉致問題における安明進証言」などというものにのっかったのが、高世仁が会社をこかした淵源(の少なくとも1つ)ではないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)
◆3月25日
 「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)」結成
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会 - Wikipedia参照)
◆4月1日
 消費税増税実施(3%から5%に)
◆4月2日
 最高裁愛媛県靖国神社玉串料訴訟で違憲判決
◆4月22日
 ペルー日本大使館公邸に特殊部隊突入、人質全員解放(ペルー日本大使公邸占拠事件)。
◆5月1日
 イギリス総選挙で労働党が勝利。翌日、党首のトニー・ブレアが首相に就任、労働党は18年ぶりの政権奪還を果たした
◆7月1日
 香港返還
◆8月1日
 連続射殺事件の死刑囚で小説家として活動していた永山則夫の死刑が執行される。
◆9月11日
 第2次橋本改造内閣発足。ロッキード事件で有罪が確定した佐藤孝行総務庁長官で初入閣したが、世論の批判で9月22日に辞任。
◆9月18日
 ヤオハンが倒産、会社更生法を申請
◆10月8日
 金正日朝鮮労働党総書記に就任。

◆11月16日
 サッカー日本代表が延長戦の末3-2でイランを下し、ワールドカップ(フランス大会)初出場を決める。(ジョホールバルの歓喜
◆11月17日
 北海道拓殖銀行が経営破綻
◆11月22日
 山一證券が経営破綻
◆12月1日
 地球温暖化防止京都会議開幕。11日、京都議定書が採択される。
◆12月19日
 韓国大統領選挙で、金大中が当選

◆12月20日
 伊丹十三(俳優、映画監督)が自殺。

【2002年:小泉訪朝(第一次)&八尾恵『謝罪します』刊行(有本恵子拉致への関与を認める)(小泉内閣:外相は川口順子氏(小泉訪朝(第一次)当時))】
2002年 - Wikipedia2002年の日本 - Wikipedia
◆1月23日
 雪印牛肉偽装事件発覚。8月6日には日本ハムも発覚。
◆1月29日
 ブッシュ大統領が、一般教書演説で北朝鮮、イラン、イラクを非難する「悪の枢軸」発言

◆2月8日〜24日
 ソルトレイクシティ五輪
◆3月18日
 自民党鈴木宗男衆院議員が「ムネオハウス疑惑」などで離党
◆3月28日
 社民党辻元清美衆院議員が、秘書給与流用問題で議員辞職
◆4月2日
 鈴木宗男事件への関与から、東郷和彦オランダ大使を罷免
◆4月9日
 加藤紘一自民党幹事長が元事務所代表の脱税疑惑や自身の政治資金流用問題の責任を取り、議員辞職
◆5月3日
 朝日新聞阪神支局襲撃事件(1987年)の時効成立(当時、殺人の時効は15年、現在は時効が撤廃された)
◆5月5日
 フランス大統領選挙決選投票で現職のジャック・シラクが再選
◆5月8日
 北朝鮮からの亡命者が中国瀋陽にある日本の総領事館へ駆け込む事件が発生

◆5月20日
 東ティモールが独立。21世紀初の独立国。9月27日には国連加盟
◆5月28日
 経済団体連合会経団連)と日本経営者団体連盟(日経連)が統合、日本経済団体連合会日本経団連)が発足
◆5月31日〜6月30日
 2002 FIFAワールドカップ(日本・韓国の共同開催)

◆6月19日
 鈴木宗男衆院議員を収賄容疑で逮捕
◆8月9日
 田中眞紀子前外相が公設秘書給与流出疑惑の責任を取り、議員辞職
◆8月26日
 南アフリカヨハネスブルク持続可能な開発に関する世界首脳会議地球サミット2002)が開幕。
◆8月30日
 小泉首相が9月17日に、北朝鮮を訪問することを表明
◆9月2日
 日本海中部海域不審船事件。
◆9月17日
 小泉首相が訪朝。日朝首脳会談金正日国防委員長(朝鮮労働党総書記)が日本人拉致問題を公式に認めた。

◆10月8日
 小柴昌俊東京大学名誉教授にノーベル物理学賞が決定。翌日には田中耕一島津製作所社員にノーベル化学賞の受賞が決定
◆10月12日
 インドネシアのバリ島で爆弾テロ事件が起こり、202人が死亡
◆10月15日
 北朝鮮に拉致された日本人5人が帰国。

◆10月23日
 モスクワで劇場が占拠される事件が起こり、特殊部隊の強行突入で一般人129人が死亡。
◆10月25日
 石井紘基衆院議員刺殺事件
◆11月14日
 アルゼンチン政府が世界銀行向け債務の不履行(デフォルト)を発表した。
◆12月19日
 韓国大統領に盧武鉉が当選

【2004年:小泉訪朝(第二次)(小泉内閣:外相は川口順子氏(小泉訪朝(第二次)当時)など)】
2004年 - Wikipedia2004年の日本 - Wikipedia
◆1月19日
 自衛隊イラク派兵(初めての陸上自衛隊の戦闘地域への派兵)
◆2月12日
 秘書給与の流用による詐欺罪に問われていた辻元清美衆議院議員に対し、東京地裁が懲役2年、執行猶予5年の判決。検察、被告とも控訴せず、判決が確定
◆4月7日
 イラク日本人人質事件発生
◆5月7日
 年金未納問題で、福田康夫官房長官が辞任
◆5月22日
 小泉首相北朝鮮を再訪問。日朝首脳会談が行われ、拉致被害者・蓮池夫妻、地村夫妻の家族5人が帰国。

◆5月27日
 イラクで取材中の日本人フリージャーナリスト2名が乗った車が銃撃され、殺害される。
◆7月1日
 中国の「高句麗前期の都城と古墳」、北朝鮮の「高句麗古墳群」、日本の「紀伊山地の霊場と参詣道」などがユネスコ世界遺産に登録
◆7月9日
 インドネシアジャカルタ拉致被害者曽我ひとみが夫であるジェンキンスら家族と再会。18日には家族が日本に帰国(北朝鮮による日本人拉致問題 - Wikipedia参照)
◆7月21日
 小泉首相と韓国の盧武鉉大統領が済州島で会談。

◆7月30日
 扇千景が女性初の参議院議長に就任
◆8月13日
 アテネ五輪開幕(29日まで)。
◆8月13日
 沖縄国際大米軍ヘリ墜落事件。
◆9月14日
 2001年に発生した大阪教育大学附属池田小学校襲撃事件(8名殺害)で死刑が確定していた加害者の死刑が執行される
◆10月23日
 新潟県中越地震。死者68名
◆11月11日
 パレスチナ自治政府アラファト大統領死去。
◆12月17日
 小泉首相、鹿児島県指宿市盧武鉉韓国大統領と会談

【2014年:いわゆるストックホルム合意&横田夫妻と孫・ウンギョンさんの面会(第二次、第三次安倍内閣:外相は岸田文雄氏(現首相)、拉致担当相は古屋圭司山谷えり子国家公安委員長の兼務))】
2014年 - Wikipedia2014年の日本 - Wikipedia
◆1月13日
 アントニオ猪木参議院議員、2013年11月以来となる北朝鮮訪問

◆1月19日
 沖縄県名護市長選挙で、名護市辺野古地区への普天間基地からの米軍移転反対派で現職の稲嶺進が再選
◆1月28日
 下村博文文部科学大臣、中学校と高校の学習指導要領解説書を改定、中学校の社会科、高校の地理歴史と公民に、尖閣諸島竹島を「固有の領土」と明記したことを正式に発表。1月29日には韓国では慶尚北道が管轄する竹島に、金寛容・慶尚北道知事が上陸。前日に発表された学習指導要領解説書記載内容に抗議する声明を発表

 理化学研究所が「STAP細胞」の作成に成功したと発表(しかし、後に小保方研究員による捏造の疑いが発覚、発表が撤回される)
◆2月1日
 小学館の学年別学習雑誌に1978年から掲載されていた漫画『あさりちゃん』(室山まゆみ作)がこの日発売の小学二年生3月号を以って35年に及ぶ連載を終了
◆2月5日
 桐朋学園大学非常勤講師の新垣隆が、自らが作曲家・佐村河内守ゴーストライターを18年間務めていたことを発表したことを受け、予定されていた佐村河内の全国ツアーが中止となり、レコード会社の日本コロムビアがCDの出荷やインターネット配信を停止するなどの影響。
 ビッグコミックオリジナル小学館)に1973年から掲載されてきた野球漫画『あぶさん』(水島新司作)が41年間に及ぶ連載を終了
◆2月7日~23日
 ソチ五輪
◆2月9日
 東京都知事選挙で、自民党公明党の支持を受けた元厚生労働大臣舛添要一が初当選
◆2月17日
 北朝鮮の人権状況を調査した国連調査委員会が日本人拉致や公開処刑など残虐な人権侵害行為を挙げ、北朝鮮が国家として組織的に「人道に対する罪を犯した」と非難する最終報告書を公表。国連安全保障理事会に対し、国際刑事裁判所に付託するよう勧告

◆2月22日
 デモ隊が大統領府を封鎖、ヤヌコーヴィチ・ウクライナ大統領がロシアへの亡命に追い込まれる。議会は亡命したヤヌコーヴィチを正式に大統領から解任し、5月25日の大統領選挙開催を決定。2月24日、多数の市民を殺害した容疑で、ヤヌコーヴィチと側近を指名手配(2014年ウクライナ騒乱)。
◆2月24日
 外務省が『日本海が19世紀初頭から国際的に確立された唯一の呼称であり、近年になって日本海の単独呼称に異議を唱え「東海(トンへ)」併記を求める韓国の主張は根拠がない』とする主張を同省ウェブサイトにて開始

◆3月1日
 中国雲南省昆明市の昆明駅前で無差別殺傷事件発生、少なくとも29人が死亡。中国公安部は新疆ウイグル自治区の独立を狙う組織による計画的なテロ事件と断定、現場で容疑者の男女4人を射殺、女1人を逮捕
◆3月2日
 沖縄県石垣市長選挙で、陸上自衛隊石垣島配備に柔軟姿勢を取る現職の中山義隆が、配備反対派で元市長の大濵長照を破り再選
◆3月10~14日
 モンゴルのウランバートル横田夫妻が孫であるウンギョンさん(拉致被害者横田めぐみの娘)と面会
◆3月16日
 北朝鮮により日本海側に10発のロケット砲が発射

◆3月18日
 ロシアのプーチン大統領が、ウクライナからの独立を宣言したクリミア自治共和国のロシアへの編入を表明
 中国と台湾の間に結ばれたサービス貿易協定に反対する学生が台湾立法院(国会)を占拠。4月10日に退去(ひまわり学生運動)。
◆3月26日
 北朝鮮、中距離弾道ミサイル「ノドン」2発を日本海に向け発射

◆3月27日
 静岡地裁袴田事件の犯人として48年前に逮捕され、34年前に死刑判決が確定し拘置されている袴田死刑囚について、「重要な証拠が捜査機関に捏造された疑いがある」として、再審開始を認め、同時に「拘置を続けることは耐え難いほど正義に反する」との理由で刑と拘置の執行停止も決定、即日釈放。
◆3月31日
 国際司法裁判所、オーストラリアが日本の南氷洋における調査捕鯨国際捕鯨取締条約違反として訴えた裁判で日本の調査捕鯨は「研究目的ではない」と述べ、条約違反と認定、今後実施しないよう命じる判決を下す
 フジテレビ『森田一義アワー 笑っていいとも!』が放送終了。1982年の放送開始から31年半の歴史に幕を下ろす。
◆4月1日
 消費税が5%から8%に増税
 武器輸出三原則に代わる新たな政府方針として防衛装備移転三原則を制定
◆4月7日
 渡辺喜美みんなの党代表、化粧品会社DHCからの8億円借入金問題を受け、党代表を辞任
◆4月16日
 クルーズ旅客船セウォル号」が沈没、死者299人

◆5月22日
 タイ軍がクーデターを宣言。憲法を停止。
◆5月29日
 北朝鮮当局による拉致被害者再調査がストックホルムでの日朝協議により合意
北朝鮮による日本人拉致問題 - Wikipedia参照)
◆5月30日
 内閣官房内閣人事局を設置。初代局長には内閣官房副長官加藤勝信を任命
◆6月12日〜7月13日
 2014 FIFAワールドカップ ブラジル大会
◆6月16日
 石原環境相東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う除染廃棄物を保管する国の中間貯蔵施設建設をめぐり難航している福島県側との交渉について「最後は金目でしょ」と述べ、最終的に交付金など金銭で解決するとの見方を示したことに対し、佐藤雄平福島県知事らが批判。19日に発言を撤回し謝罪
◆6月21日
 富岡製糸場世界文化遺産登録決定
◆6月26日
 終戦前後に現在の北朝鮮地域で死亡した日本人の遺族9人が墓参のため北京経由で北朝鮮に到着、7月5日迄滞在
◆7月1日
 北京で日朝局長級協議

 臨時閣議において、集団的自衛権の行使を条件付きで認める憲法解釈の変更を閣議決定
◆7月3日
 習近平・中国国家主席国賓として韓国を初訪問。朴槿恵大統領とソウルの大統領府で会談。共同声明で、北朝鮮による「朝鮮半島での核兵器開発に断固として反対する」と明記。従軍慰安婦問題について、関係機関による共同研究を進める旨、声明付属文書に記載
◆7月10日
 1日に北京で開かれた日朝政府間協議の際、北朝鮮が複数の拉致被害者を含む約30人の日本人生存者リストを提示したと日本経済新聞が同日付朝刊で報じたことについて、菅官房長官が記者会見で否定
◆7月11日
  日本大使館自衛隊創設記念行事の開催会場として予定していたソウルのロッテホテルが、前日の10日夜に「国民感情に触れる」などとして取消を通知したことに対しホテルに抗議。菅官房長官、岸田外相が遺憾の意を表明。レセプションについては日本大使公邸に会場を変更し予定通り開催

◆8月1日
  前日に解党した日本維新の会の「石原グループ」が「次世代の党」、「橋下グループ」が「日本維新の会」をそれぞれ結党
◆9月18日
 スコットランドでイギリスからの独立を問う住民投票を実施。結果は「否決」。
◆9月28日〜12月15日
 香港で雨傘革命(2014年香港反政府デモ)が起きる。最終的に警察の強制排除で終了
◆10月7日
 ノーベル物理学賞受賞者に赤崎勇・天野浩・中村修二の3人が決定
◆10月20日
 公選法違反疑惑で小渕経産相、松島法相が辞任
◆10月24日
 アジアインフラ投資銀行(AIIB)設立の覚書が中国で21カ国代表により結ばれる。
◆11月16日
 沖縄県知事選挙で翁長雄志が現職の仲井眞弘多を破り当選
◆11月19日
 みんなの党が解党決定
◆11月27日
 ユネスコ無形文化遺産に「和紙」が登録
◆12月15日
 海江田万里民主党代表が衆院選(12月14日投開票)での「民主党の不振(63→73と10議席の増加にとどまった)」「海江田自身の落選」を理由に代表辞任を表明
◆12月17日
 アメリカ大統領バラク・オバマキューバ国家評議会議長ラウル・カストロが両国の国交正常化交渉の開始を発表

新刊紹介:「前衛」2024年10月号

特集「米戦略下で変貌する自衛隊 草の根の基地強化反対のうねり」
◆南西諸島「戦場・標的の島:対中軍事戦略に組み込み基地強化・軍事訓練も激化」(林竜二郎*1
◆宮崎「激化する共同訓練:基地地下化、核戦争をも想定、高まる住民不安」(前屋敷恵美*2
◆佐賀「佐賀の空にオスプレイはいらない、宝の海に争いはいらない」(池﨑基子*3
◆広島「呉基地軍事拠点化、軍港転換の平和の歴史を踏みにじる策動は許さない」(奥田和夫*4
◆京都「住宅地に祝園弾薬庫、過去には大爆発、共闘の力を広げて」(谷口清久*5
(内容紹介)
 赤旗等の記事紹介で代替。
【南西諸島】
赤旗
論戦ハイライト/ミサイル配備 県民愚弄/衆院予算委 南西諸島基地化 赤嶺議員が追及2023.2.9
沖縄・奄美 弾薬庫増/南西諸島の戦場化加速/23年度方針2023.2.23
PAC3が沖縄で民間港湾地区に展開 自衛隊が市民の日常にじわりと「浸食」 6月23日は「慰霊の日」:東京新聞 TOKYO Web2023.6.23



◆人権、格差、共同親権、性暴力、政治参加、LGBTQなど多彩に:日本共産党国会議員団第7回ジェンダー平等推進委員会から(高橋千鶴*6、紙智子*7、本村伸子*8、仁比聡平*9、吉良よし子*10倉林明子*11、岩渕友*12井上哲士*13、宮本徹*14塩川鉄也*15、山添拓*16、伊藤岳*17宮本岳志*18


◆対談「沖縄県民の戦争体験とはどういうものだったのか:「疎開」「根こそぎ動員」と島田叡*19県知事のはたした役割」(川満彰*20林博史*21
(内容紹介)
 『沖縄県知事・島田叡と沖縄戦』(2024年、沖縄タイムス社)の共著者である川満氏、林氏が「島田美化」を批判しています。
 「川満氏らの主張を掲載しただけ(党としての声明等ではない)」とはいえ日本共産党が機関誌において「島田美化」を批判したことは意義が大きいと思うし、高く評価したい。
 これについては以下の記事も紹介しておきます。
拙記事「戦前最後の沖縄県知事」島田叡「美化」の批判記事を紹介(2024年6月9日記載)(追記あり) - bogus-simotukareのブログ
<書評>『沖縄県知事島田叡と沖縄戦』 戦争責任、冷静に見つめ - 琉球新報デジタル(有料記事なので全く読めませんが)

沖縄県最後の官選知事である島田叡は、第32軍司令官牛島満らの推薦で知事になった? - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
 島田に関しては、ドキュメンタリー映画『生きろ:島田叡・戦中最後の沖縄県知事』(佐古忠彦*22監督、2021年)や『島守の塔』(五十嵐匠監督、022年)などが製作されたりと、どうも美化の傾向が強いと思われます。で、この状況に異を唱える本が出版されました。
 Welcome to Hayashi Hirofumi'から引用しますと、
>ご存知のように、沖縄戦のときの県知事島田叡が、「命どぅ宝」と訴え続けたという根拠のない話が、2本の映画となっています。すでに歴史の歪曲をおこなってきた育鵬社が中学校歴史教科書にその話を載せていましたが、この4月からは小学校社会の教科書にも載せられるようになりました。
 こうした歴史の歪曲が、右翼/極右によってなされているのではなく、沖縄の琉球新報沖縄タイムス、沖縄の3つのテレビ局・2つのラジオ局というように沖縄のほぼすべての主要メディアが加担しているだけでなく、毎日新聞中日新聞東京新聞も含む)、神奈川新聞、北海道新聞中国新聞神戸新聞下野新聞など多くのマスコミがこの企てに加担していることにこの問題の特徴があります(これらのメディアの名前は、映画『島守の塔』公式ウェブサイトより抜粋。なお仕掛けたのはTBSですが)。これによって沖縄戦平和教育の変質も始まっています。
 沖縄のなかではこうした歪曲した映画に対する批判・違和感は強いのですが、主要メディアがすべて加担している翼賛体制の状況にあり、きちんとした批判がなされないままに来ています。この点は本土でも同じで、こうした歪曲を批判すべきメディアが共犯者になってしまっています。
 そこで沖縄戦研究の第1線で論陣を張っている川満彰さんと二人で、沖縄戦(その準備過程も含めて)のときに島田知事や荒井警察部長が何を語り、何をおこなったのか、歴史の事実に基づいて検証する本を出すことにしました。これまで美化されてきた彼らの実像がよくわかるように、くわしい資料編も付けており、事実に基づいて議論できる材料を揃えた本にしています(ほとんど知られていないような資料もいろいろ収録しています)。

とあります。
 いずれにせよ本土人である人物(佐古忠彦氏や五十嵐匠氏ら)が本土人を本土側の視点でとらえて、「島田さんは人格者で沖縄のために働いた」なんてほざいて本土人もそれを見て聞いて満足している*23ようでは、やっぱり進歩がありません。同じ本土人でも、林博史氏のような人物こそが、私たちが参考にすべきだと思います。本土人の私はそう思います。

 是非、id:Bill_McCreary さんには今回の対談を読んで欲しいところです。しばらく更新を停止します(9月4日午後1時15分ごろ更新) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)というのは体調でも悪いのかと心配なところです。


◆急拡大するオンラインギャンブル:ギャンブル産業の再編と被害の拡大、規制をめぐる論点(上)(鳥畑与一*24
能登半島地震 能登の良さを生かした復旧・復興の加速こそ(室崎益輝*25
◆「研究力」低下問題と大学自治の危機(光本滋*26
◆ 「学費値上げ大合唱」にみる自民党政治の行き詰まりと打開の方途:学生の運動に連帯し、予算増、高等教育無償化へ(土井誠*27


シリーズ「戦争と平和の岐路に問う」
家永三郎と太平洋戦争:教科書訴訟を起こした、その思想を探る(佐藤広美*28


◆論点「「グローバルサウス」に背を向ける岸田政権:IMF財政をめぐる先国会の議論から」(丸井龍平)
◆暮らしの焦点「玩具による事故の根絶と消費生活用製品安全法改正」(河田洋之)
ジェンダー覚書:The personal is political「ジェンダーギャップ指数と日本の高等教育問題」(朝岡晶子)


メディア時評
◆新聞「自民党裏金の果ての総裁選」(千谷四郎)
◆テレビ「「虎に翼」:日本国憲法に正面から」(沢木啓三)


文化の話題
◆美術「マンガと戦争展、美術家の戦争責任問題」(朽木一)
(内容紹介)
 2024年ピースあいち夏の特別展「マンガと戦争展」の紹介。
参考

「マンガと戦争展」始まる 原爆・特攻・満州・沖縄がテーマ 名古屋 [愛知県]:朝日新聞デジタル2024.7.24
 被爆*29が怒りを込めて描いたマンガ「はだしのゲン」から、現代の女子学生が(ボーガス注:タイムスリップし)特攻兵と恋をする、最近話題の映画の原作『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。*30』まで取りあげた。

マンガと戦争展 名古屋「ピースあいち」|NHK 東海のニュース
 戦争をテーマにした漫画の作品18点をパネルや資料で紹介しています。
 このうち、汐見夏衛さんの原作を元にマツセダイチさんが漫画化した『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は、現代の女子高生が昭和20年の夏にタイムスリップして特攻兵と恋に落ちる物語です。
 戦争に負けることを知っている女子高生が特攻をやめるよう目に涙を浮かべながら訴えるのに対し、出撃する気持ちは変わらない特攻兵の青年たちのシーンなどが紹介されています。
 おざわゆきさん*31の『あとかたの街』は、おざわさんの母親の実体験を元にした作品で、1944年12月に起きた「昭和東南海地震」とその被害に追い打ちをかけるかのように始まった「名古屋空襲」で、平穏な日々を過ごしていた少女がいかに戦争に巻き込まれていったかを描いています。


◆演劇「巧妙な仕掛けと現代:文学座「オセロー」」(寺田忠生)
◆音楽「ベートーヴェン「第九」初演200周年」(小村公次*32

*1:日本共産党基地対策委員会副責任者

*2:日本共産党宮崎県議団長、党宮崎県委員会副委員長、党中央委員

*3:オスプレイ配備反対佐賀県連絡会事務局長

*4:呉市議(共産党

*5:共産党京都府山城地区委員長

*6:日本共産党衆院議員団長(幹部会委員、障害者の権利委員会責任者兼務)(役職は以下、全て中央委員会の機構と人事(第29回党大会)|党紹介│日本共産党中央委員会を参照)

*7:日本共産党参院議員団長。党農林・漁民局長、先住民(アイヌ)の権利委員会責任者(常任幹部会委員兼務)

*8:衆院議員。日本共産党幹部会委員

*9:参院議員。日本共産党中央委員

*10:参院議員、日本共産党政策副委員長(常任幹部会委員、子どもの権利委員会責任者兼務)

*11:参院議員。日本共産党副委員長(党人権委員会責任者、ジェンダー平等委員会責任者兼務)

*12:参院議員。日本共産党幹部会委員

*13:参院議員。日本共産党幹部会委員

*14:衆院議員。日本共産党中央委員

*15:衆院議員。日本共産党幹部会委員

*16:参院議員。日本共産党政策委員長(常任幹部会委員兼務)

*17:参院議員。日本共産党中央委員

*18:衆院議員。日本共産党中央委員

*19:1901~1945年。佐賀県警察部長、千葉県内政部長、愛知県警察部長、大阪府内政部長、沖縄県知事等を歴任

*20:沖縄国際大学非常勤講師。著書『陸軍中野学校沖縄戦:知られざる少年兵「護郷隊」』(2018年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『沖縄戦の子どもたち』(2021年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)

*21:沖縄戦関係の林氏の著書として『沖縄戦と民衆』(2001年、大月書店)、『沖縄戦・強制された「集団自決」』(2009年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『沖縄戦が問うもの』(2010年、大月書店)等。沖縄戦以外の著書として、『BC級戦犯裁判』(2005年、岩波新書)、『シンガポール華僑粛清』(2007年、高文研)、『戦犯裁判の研究』(2009年、勉誠出版)、『米軍基地の歴史』(2011年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『裁かれた戦争犯罪:イギリスの対日戦犯裁判』(2014年、岩波人文書セレクション)、『暴力と差別としての米軍基地』(2014年、かもがわ出版)、『日本軍「慰安婦」問題の核心』(2015年、花伝社)、『帝国主義国の軍隊と性:売春規制と軍用性的施設』(2021年、吉川弘文館)、『朝鮮戦争無差別爆撃の出撃基地・日本』(2023年、高文研)等

*22:著書『「米軍が恐れた不屈の男」瀬長亀次郎の生涯』(2018年、講談社

*23:これは前衛対談で川満、林氏も指摘していますが「本土人にも立派な人がいた」といって「沖縄戦での贖罪意識」を薄めようとする「本土人の自慰行為」ではないかと言われても文句は言えないでしょう。そして残念(?)ながら川満氏らによれば「島田や荒井によって沖縄戦の犠牲者が減った」といえる事実はないようです。

*24:静岡大学教授。著書『略奪的金融の暴走』(2009年、学習の友社)、『カジノ幻想』(2015年、ベスト新書) 等

*25:神戸大学名誉教授。著書『大震災以後』(共著、1998年、岩波書店)、『震災復興の論点』(共著、2011年、新日本出版社)等

*26:北海道大学准教授。著書『危機に立つ国立大学』(2015年、クロスカルチャー出版)、『2020年の大学危機:コロナ危機が問うもの』(2021年、クロスカルチャー出版)

*27:日本共産党学術・文化委員会事務局長(党准中央委員兼務)

*28:東京家政学院大学名誉教授。著書『総力戦体制と教育科学』(1997年、大月書店)、『植民地支配と教育学』(2018年、晧星社)、『「誇示」する教科書』、『災禍に向きあう教育』(以上、2019年、新日本出版社)、『戦後教育学と戦争体験』(2021年、大月書店)、『教師のモラルとは何か』(2023年、新日本出版社

*29:原作者の中沢啓治氏(1939~2012年)のこと

*30:汐見夏衛の小説。小説投稿サイト「野いちご」で『可視光の夏:特攻隊と過ごした日々』(原題)として公開され、2016年7月に改題の上、スターツ出版文庫として刊行。WEBコミックマガジン「電撃コミックレグルス」にて、マツセダイチによるコミカライズ作品が2021年9月17日から2022年7月15日まで連載され、同年7月から9月にKADOKAWAから「電撃コミックスNEXT」上下巻が刊行。2023年12月に映画版が公開(あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 - Wikipedia参照)

*31:1964年生まれ。2012年に父のシベリア抑留体験を元に描かれた『凍りの掌:シベリア抑留記』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。2015年には『凍りの掌』と母の戦争体験を元に描かれた『あとかたの街』で日本漫画家協会大賞を受賞。2019年8月10日には作者が『凍りの掌』を描き上げるのに悪戦苦闘する姿をドラマ化した『お父さんと私の「シベリア抑留」〜「凍りの掌」が描く戦争〜』がNHKBSプレミアムで放送された。また、『あとかたの街』もドラマ『あとかたの街〜12歳の少女が見た戦争〜』として2020年8月14日にNHKBSプレミアムで放送されている。(おざわゆき - Wikipedia参照)

*32:著書『徹底検証・日本の軍歌』(2011年、学習の友社)

新刊紹介:「歴史評論」2024年10月号

特集『近世日本の宗教の規律化と自律性』
◆大橋幸泰*1
◆河内将芳*2
◆林晃弘*3
◆松金直美*4
◆石原和*5

*1:早稲田大学教授。著書『キリシタン民衆史の研究』(2001年、東京堂出版)、『検証・島原天草一揆』(2008年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー) 、『潜伏キリシタン:江戸時代の禁教政策と民衆』(2014年、講談社選書メチエ→2019年、講談社学術文庫)、『近世潜伏宗教論:キリシタン隠し念仏』(2017年、校倉書房

*2:奈良大学教授。著書『中世京都の民衆と社会』(2000年、思文閣)、『中世京都の都市と宗教』(2006年、思文閣)、『祇園祭と戦国京都』(2007年、角川叢書→改訂版、2021年、法藏館文庫)、『秀吉の大仏造立』(2008年、法藏館)、『信長が見た戦国京都』(2010年、洋泉社歴史新書→2020年、法藏館文庫)、『祇園祭の中世』(2012年、思文閣)、『日蓮宗と戦国京都』(2013年、淡交社)、『絵画史料が語る祇園祭』(2015年、淡交社)、『落日の豊臣政権』(2016年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『戦国京都の大路小路』(2017年、戎光祥出版)、『宿所の変遷からみる信長と京都』(2018年、淡交社)、『戦国仏教と京都:法華宗日蓮宗を中心に』(2019年、法藏館)、『室町時代祇園祭』(2020年、法藏館)、『大政所と北政所』(2022年、戎光祥出版)、『秀吉没後の豊臣と徳川:京都・東山大仏の変遷からたどる』(2023年、淡交社)、『都市祭礼と中世京都』(2024年、法藏館

*3:東京大学准教授

*4:大谷大学講師

*5:著書『「ぞめき」の時空間と如来教』(2020年、法蔵館

新刊紹介:「経済」2024年10月号

世界と日本
◆中国の3中全会と経済展望(平井潤一)
バングラデシュの政変(西海敏夫)
◆迷走する植田日銀(相沢幸悦*1
原水爆禁止2024年世界大会(千坂純*2


特集「『人手不足』を考える」
持続不可能な働き方の拡大と「人手不足社会」日本(伍賀一道*3
◆日本の労働市場と中小企業の「人手不足」問題(永山利和)
保育現場の「人手不足」とミニマム・スタンダード(小山道雄)
建設産業を持続可能に:「担い手3法」100万人署名の取り組み(北川誠太郎*4
◆高城政利さん(自交総連書記長)に聞く「タクシー業界の状況は」
働き続ける高齢者の増大と日本の社会保障(唐鎌直義*5
日本における移民の差別、排除と権利保障(巣内尚子*6
(内容紹介)

『人手不足』
→カギ括弧は強調したいときだけではなく「世間ではAと言われてるが私はAだとは思ってない」という意思を表示したいときにも使われます。
持続不可能な働き方の拡大
→勿論「ワーキングプア」と呼ばれる働き方(低賃金の非正規雇用)のことです。
建設産業を持続可能に
担い手3法
→品確法(公共工事の品質確保の促進に関する法律)、建設業法、入契法(公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律)のこと。元請けの「予定価格の適正な設定」、元請けの下請けに対する「歩切り、ダンピング」の根絶などを目的に制定された法で令和6年の通常国会で第三次改正が行われた(例えば国交省サイト建設産業・不動産業:第三次・担い手3法(品確法と建設業法・入契法の一体的改正)について - 国土交通省、全建総連サイト「第3次担い手3法」が成立 – 全国建設労働組合総連合(全建総連)参照)。
 何故、担い手三法が「人手不足」がテーマの本特集で取り上げられたかと言えば「元請けの低価格発注」が「下請け労働者の低賃金や長時間労働」を招き、人手不足を助長してるという理解があるからです。
ミニマム・スタンダード
→ミニマム・スタンダードとは勿論「」
働き続ける高齢者の増大
日本における移民の差別
 低賃金でも働いてくれる労働力として高齢者や外国人の労働が増えてるわけですが、それは当然ながら高齢者や外国人にとって望ましい物ではない。
 今回高齢者問題を取り上げた論文筆者・唐鎌氏の著書のタイトルは『日本の高齢者は本当にゆたかか』ですが勿論「豊かでない(低年金)から働かざるを得ない」わけです。多くの高齢者は「好きで働いてる」わけではない。「高齢労働者の労働条件改善」の一方で、年金はもっと引き上げられてしかるべきである。
 ベトナム人実習生については巣内論文も取り上げていますが、「ベトナム人実習生の一部」が逃亡して「集団家畜窃盗」などの犯罪をやる理由の一因は「実習生に対する待遇の悪さ」です(勿論犯罪しない人間もいるので「当人の責任」は当然ありますが)。
 あるいはベトナム人技能実習生リンさんへの「死体遺棄罪」での有罪判決が不当判決だと考える理由 #孤立出産での死産の後に死体遺棄罪に問われたベトナム人技能実習生リンさんの無罪判決を求めます - 村野瀬玲奈の秘書課広報室(2022.4.12)、孤立死産に逆転無罪/元技能実習生 最高裁 「死体遺棄」を否定(2023.3.25)、主張/孤立死産無罪判決/女性を追い詰めない社会こそ(2023.3.26)、日本弁護士連合会:元技能実習生の双子死産に関する最高裁無罪判決を受けての会長談話(2023.4.24)
なんて悲惨な事件(幸いにもレー・ティ・トゥイ被告には最高裁で無罪判決確定)も熊本県でありました(勿論これ以外にも悲惨な事件は多々ありますし、ベトナム人以外の外国人も同様の苦境にあるわけですが)。
 無知なので、「技能実習生、死体遺棄」でググってヒットした記事で、今回初めて知りましたがつい最近も食い違う主張 ベトナム人技能実習生「妊娠をしたら帰国させると言われた」監理団体「全く禁止していない」死産した赤ちゃんの死体遺棄事件 福岡(2024年2月27日掲載)|FBS NEWS NNN(2024.2.27:なお、被告側が無罪主張してるのは同様の事件孤立死産に逆転無罪/元技能実習生 最高裁 「死体遺棄」を否定(2023.3.25)が最高裁で無罪判決が確定したからです。なお、死体遺棄容疑で逮捕されたベトナム人技能実習生について「検察庁は不起訴にすべきだ」などと訴える弁護士(中央)ら=22日午後、福岡市(撮影・笠原和香子) - 福岡・死産の子遺棄事件、妊娠相談できなかった実習生 「何度も帰国させると脅された」証言も - 写真・画像(1/3)|【西日本新聞me】は過去の最高裁判決を理由に『そもそも起訴すべきでなかった』としていますが俺も同感です)、赤ちゃん遺棄事件の福岡のベトナム人実習生 初公判で無罪主張|NHK 福岡のニュース(2024.5.14)ということで「女性ベトナム人技能実習生(グエン・テイ・グエット被告)による、全く同様の死体遺棄事件」が福岡で起こって、検察が起訴しています。「最高裁判決から1年経っても同じ事件が起こる」とかどれほど日本社会は異常なのか。日本人として、ベトナム人女性に対する「慚愧の念」「屈辱感」等「負の感情」に耐えないですね。マスゴミ自民党総裁選ではなくこうした問題こそもっと取り上げるべきではないか。
 昔は「読売(本田靖春など)の売血撲滅キャンペーン」とかいろいろあったわけですし。「外国人技能実習生の人権擁護」キャンペーンでもやったらどうなのか。そういうことをしないから俺は「マスゴミ(ゴミ同然の存在がマスコミ)」と悪口するわけです。
 何で死産した胎児を隠そうとするのか。そもそも何で死産するのか。医師に通院していれば死産なんてまずないでしょう。それは「出産が分かると企業から首になる」「管理団体から強制帰国させられる」という恐怖があるからです(これは既に最高裁で無罪判決が確定した事件も、現在福岡地裁で裁判中の事件もどちらも同じで、被告はそうした恐怖を語っています。他にもこの種の死産事件はいろいろとあります)。
 だから出産を隠す。隠すから医師に行けない。医師に行かないから死産になる。死産になっても出産を隠す。
 「話が脱線します」が「隠すから死産になる」云々は「高校生の死産、死体遺棄(例えば女子未成年の妊娠・死産の責任を当の女子にだけ押し付けるのではなく、妊娠させた男と未成年を保護すべき社会にも取らせるべきだと思う。 - 村野瀬玲奈の秘書課広報室(2024.8.25)参照)」も話は同じです。 
 また「話が脱線します」が「日本における移民の差別」と言えば産経など一部右派が煽ってる「川口市クルド差別」等もその一例です。

と言う各論文のタイトルや
ベトナム人技能実習生について取り上げた論文の筆者・巣内氏に

『奴隷労働:ベトナム人技能実習生の実態』

という著書があることから勘の鋭い人は気づいたでしょうが、「人手不足じゃない、待遇が悪い(低賃金、長時間労働など)から希望者が少ないし、就職してもすぐ離職するのだ」と言う問題意識が今回の特集にはあります。
 今回の特集で取り上げられた保育現場、建設業界、タクシー業界はその一例です(最近、一部から主張されるライドシェアの口実の一つはタクシー業界の人手不足解消ですが、共産は「過当競争で、運転手の待遇が悪化し、もっと人手不足が助長される恐れがある」と批判的立場です)。他にもこうした「人手不足」は、最近、『希望者が激減してる』とされ、文科省も『教員調整額を現状の4%から10%に引き上げる方針』を打ち出した教員、働き方改革(というか、残業の規制強化ですが。例えば「2024年問題」運送業 建設業 医師の時間外労働の上限規制開始 | NHK | 働き方改革参照)によって「2024年問題(医師、建設、運送労働者の「人手不足」による医療危機などの弊害が2024年以降本格的に表面化するのではないかという問題)」が危惧される医師や運送業界などもあります。
 この点は拙記事に以下のコメントを頂いたnordhausenさんなら本特集の問題意識に共感されるのではないか。

珍右翼・高世仁にコメントする(2024年5/26日分)(副題:高世に朝日新聞を非難する資格はかけらもないと思う) - bogus-simotukareのブログ
nordhausenさん
  inti-sol氏が「公務員人気が低下している」と憂慮した記事へのコメントをした件では、彼から「東京だけではなく地方でも公務員人気が低下している」という返信が来ただけですからね。ここで彼が「公務員の職の魅力を高めるためにも、長時間労働等の労働環境改善が不可欠」と言わないのもどうかと思います。

今日の産経ニュースほか(2024年8/26~27日分) - bogus-simotukareのブログ
>いつまで保護司をただ働きさせれば気が済むのか
 他には民生委員、児童委員などもただ働きですからね。これらも早急に有報酬に切り替える必要があると思います。
→保護司や民生委員、児童委員も「人手不足」ですし、その大きな理由は「待遇の悪さ」でしょう。

 nordhausenさんには本特集を読んで欲しいし、読まないまでもこうした特集について何かコメント頂けると嬉しいところです。
参考

赤ちゃん遺棄事件の福岡のベトナム人実習生 初公判で無罪主張|NHK 福岡のニュース2024.5.14
 ベトナム国籍の技能実習生、グエン・テイ・グエット被告(20)は、ことし2月、福岡市博多区のアパートの部屋で赤ちゃんの遺体を袋に入れごみ箱に投棄したとして死体遺棄の罪に問われています。
 5月14日、福岡地方裁判所で開かれた初公判で、被告は「全く違います。遺体を投棄していません」と述べて、無罪を主張しました。
 検察は冒頭陳述で「去年12月に被告は妊娠に気づいたが、勤務先に伝えるとベトナムに帰国させられるなどと考えて周囲に相談できず、誰にも明かせなかった。」等と主張しました。
 妊娠中の女性たちを支援する福智町の産前産後母子支援ステーション「ママリズム」の大島修二所長は今回の事件について「やるせない気持ちがいっぱいでしたし、このような事態になる前に母親とつながることができなかったことが残念でなりません」と話しました。
 この施設で受け入れる妊婦のうち外国籍や海外にルーツをもつ妊婦も増えているということで、外国人の妊婦の支援について「言葉の壁や文化の壁は確かにあり、人に頼るということを遠慮する方もいます。さまざまな理由で、妊娠を誰にも言えないというような外国人の妊婦さんとなると、さらに把握するだけでも難しくなるんじゃないかという現実はあると思います。また生まれたお子さんに対する手続きも日本の方とは少し違うので注意が必要です」と指摘しました。
 その上で「ベトナム人の女性が誰かとしっかりとつながることができていれば、防ぐことができたと思います。自治体や受け入れ企業はさまざまな支援団体や地域と連携して、社会全体として支えていくことが大切だと思います」と話していました。


◆土屋俊明さん、栗田隆子さん*7フリーランス・ユニオン)に聞く「フリーランスという働き方と政策要求:「フリーランス新法」施行にあたって」
◆東アジアと世界の平和へ:対話と交流を進める(緒方靖夫*8
◆現代に生きる「原爆裁判」の意義と課題:61年を経た「判決」にプラスXを(大久保賢*9
現代社会政策の研究方法の再考察(相澤與一*10
◆シリーズ・マルクスエンゲルスの古典案内⑥『ドイツ・イデオロギー』(渋谷正)
◆シリーズ「現代のグローバル企業分析」第13回『テスラ、GMトヨタ』(山口不二夫*11、山口由二*12

*1:1950年生まれ。埼玉大学名誉教授。著書『西ドイツの金融市場と構造』(1988年、東洋経済新報社)、『ユニバーサル・バンキング』(1989年、日本経済新聞社)、『ECの金融統合』(1990年、東洋経済新報社)、『大ドイツ経済圏の台頭』(1991年、東洋経済新報社)、『EC通貨統合の展望』(1992年、同文舘出版)、『欧州最強の金融帝国・ドイツ銀行』(1994年、日本経済新聞社)、『日銀法二十五条発動』(1995年、中公新書)、『ユニバーサル・バンクと金融持株会社』(1997年、日本評論社)、『ヨーロッパ単一通貨圏』(1997年、東洋経済新報社)、『日本の金融ビッグバン』(1997年、NHKブックス)、『日本型金融システムを求めて』(1999年、東洋経済新報社)、『ユーロは世界を変える』(1999年、平凡社新書)、『平成大不況』(2001年、ミネルヴァ書房)、『現代資本主義の構造改革』(2002年、ミネルヴァ書房)、『日本経済再生論』(2003年、同文舘出版)、『ユーロ対ドル』(2003年、駿河台出版社)、『アメリカ依存経済からの脱却』(2005年、NHK出版)、『品位ある資本主義』(2006年、平凡社新書)、『反市場原理主義の経済学』(2006年、日本評論社)、『平成金融恐慌史』(2006年、ミネルヴァ書房)、『国際金融市場とEU金融改革』(2008年、ミネルヴァ書房)、『恐慌論入門』(2009年、NHKブックス)、『問いかける資本主義』(2009年、新日本出版社)、『世界経済危機をどう見るか』(2010年、時潮社)、『品位ある日本資本主義への道』(2010年、ミネルヴァ書房)、『戦後日本資本主義と平成金融恐慌』(2010年、大月書店)、『ペイオフ発動』(2012年、ミネルヴァ書房)、『日本銀行論』(2013年、NHK出版)、『環境と人間のための経済学』(2013年、ミネルヴァ書房)、『軍事力が中国経済を殺す』(2014年、講談社+α文庫)、『長期不況克服への経済学』(2015年、ミネルヴァ書房)、『日本銀行の敗北』(2016年、日本経済評論社)、『「アベノミクス」の正体』(2017年、日本経済評論社)、『ドイツはEUを支配するのか』(2018年、ミネルヴァ書房)、『定常型社会の経済学』(2020年、ミネルヴァ書房)等(相澤幸悦 - Wikipedia参照)

*2:日本平和委員会事務局長

*3:金沢大学名誉教授。著書『現代資本主義と不安定就業問題』(1988年、御茶の水書房)、『雇用の弾力化と労働者派遣・職業紹介事業』(1999年、大月書店)、『「非正規大国」日本の雇用と労働』(2014年、新日本出版社

*4:東京土建一般労組書記次長

*5:佐久大学特任教授。著書『日本の高齢者は本当にゆたかか』(2001年、萌文社)、『脱貧困の社会保障』(2012年、旬報社

*6:著書『奴隷労働:ベトナム人技能実習生の実態』(2019年、花伝社)。巣内論文では主としてベトナム人技能実習生が取り上げられている

*7:1973年生まれ。著書『高学歴女子の貧困』(共著、2014年、光文社新書)、『ぼそぼそ声のフェミニズム』(2019年、作品社)、『呻きから始まる』(2022年、新教出版社)等(栗田隆子 - Wikipedia参照)

*8:現在、日本共産党国際委員会責任者(副委員長兼務)。著書『フランス左翼の実験』(1987年、大月書店)、『日本共産党の野党外交』(2002年、新日本出版社)、『イスラム世界を行く:中東・湾岸六カ国の旅』(2003年、新日本出版社)、『つながる9条の絆』(2014年、新日本出版社)等

*9:弁護士。日本反核法律家協会会長。著書『「核の時代」と憲法9条』(2019年、日本評論社)、『「核兵器も戦争もない世界」を創る提案』(2021年、学習の友社)、『「核の時代」と戦争を終わらせるために』(2022年、学習の友社)

*10:1933年生まれ。福島大学名誉教授。著書『国家独占資本主義と社会政策』(1974年、未来社)、『現代最低賃金制論』(1975年、労働旬報社)、『イギリスの労資関係と国家:危機における炭鉱労働運動の展開』(1978年、未来社)、『現代社会と労働=社会運動』(1979年、労働旬報社)、『社会保障の基本問題』(1991年、未来社)、『社会保障改革と現代社会政策論』(1993年、八朔社)、『日本社会保険の成立』(2003年、山川出版社日本史リブレット)、『障害者とその家族が自立するとき:「障害者自立支援法」批判』(2007年、創風社)、『医療費窓口負担と後期高齢者医療制度の全廃を:医療保障のルネッサンス』(2010年、創風社)、『日本社会政策学の形成と展開』(2016年、新日本出版社)、『社会保障ルネッサンス』(2019年、創風社)、『生活の「自立・自助」と社会的保障』(2020年、創風社)等(相沢与一 - Wikipedia参照)

*11:明治大学教授

*12:大東文化大学教授

松竹伸幸に悪口する(2024年9/9日分)

関恒義先生への感謝・上 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 午前10時から、私の弁護団に新たにくわわる弁護士との相談がある。次の期日前には明らかになると思うが、この業界に詳しい人にはすごい衝撃をもって受け止められると思うので、お楽しみに。

 思わせぶりな松竹です。「村木厚子*1(無罪判決)や、小沢一郎氏(陸山会事件:部下は有罪になったが小沢氏は証拠不十分で無罪判決)、ゴーン元日産自動車会長(但し、レバノンに逃亡)等の弁護で知られ、『無罪請負人』(2014年、角川oneテーマ21)、『特捜検察の正体』(2023年、講談社現代新書)の著書がある弘中惇一郎氏とか著名人なんですか?」と突っ込んでおきますが、過去のそういった「思わせぶり」は全て「不発」なので今回も同じでしょう。
 なお、上記のコメントを投稿しますが恐らくいつも通り掲載拒否でしょう。賛同コメントしか載せない松竹にはいつもながら呆れます。 

*1:元厚労事務次官。著書『日本型組織の病を考える』(2018年、角川新書)、『公務員という仕事』(2020年、ちくまプリマー新書)等

道産子ナオ氏ツイートで色々(2024年9月9日記載)

道産子ナオ
金子ゆきひろ 川口市議会議員(共産党
 日本共産党が近年の選挙で獲得しているのって300万〜600万票。
 党員は25万人、赤旗読者だって90万人。
 日本共産党に投票しているみなさんは多くは党員でもなく赤旗読者でもない。赤旗読者の多くも共産党員ではない。

 反共分子が無視したがる「重要な指摘(共産は非党員(党外のソフト支持者)からも一定の支持を受けてる)」ではあります。
 まあ、俺もその一人ですが。

道産子ナオ
◆いわぶち友(日本共産党 参議院議員
 #いわき市議選。日本共産党3人全員当選確実!
 2議席から3議席へ。交渉会派になり、さらにパワーアップした新市議団と力を合わせて頑張ります!

道産子ナオ
◆くまがい智🍉【衆院福島4区】/日本共産党
 昨日投開票を迎えた #いわき市議会議員選挙 で、日本共産党は得票順に #塩きょう子 (3380票/5位)、 #かんの宗長 (2191票/24位)、 #四家ともゆき (2123票/29位)と全員当選を勝ちとることができました。
 学校給食の全員無料、コミュニティバスなど公共交通の強化等公約実現に全力をあげます

 微増とは言え、議席増は嬉しいので素直に喜びたい。