はてなブログでは未来日付の記事は「原則としては」書かないことにします、他(追記あり)

【最初に追記(2019年2/15記載)】
bogus-simotukareのブログということでココログにもブログを作ったので紹介しておきます。
ただ「今のところはてなの方が書きやすい(ココログだと脚注のつけ方がよく分からない、エンターキーで改行すればはてなだとそのまま改行になるが、ココログだとそうならない)」ということではてなの方で書くことが多いかと思います。
【追記終わり】

 bogus-simotukareのブログでは未来日付の記事も書いていたのですが、はてなブログだと未来日付記事がたくさんあると、新規記事を書いてもそれが目立たず非常に見づらい気がするので、基本的には未来日付記事は書かないことにしたいと思っています。なお、この文章は2019年1月28日に書いています(これは、目立つところに置いた方がいい「お断りの文章」なので未来日付の記事ですが。なお、俺が勘違いしてるのかもしれませんが「あまり遠くの未来日付」だといろいろと作業が厄介な様なので「2019年1月28日の約1年後」にしています。しかし、当然ながら、冒頭にいつも表示される様に適宜、日付の設定は変更する予定です)。
 http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/25000101/1256334886:title(残念ながらはてなダイアリーが消滅したのでリンク切れ。sorarisu0088氏への謝罪文)ですが、id:Bill_McCrearyさんのご教示(2019年8/18)によれば結局はてなダイアリーは2019年7月末日でなくなったそうです(事前に連絡がなかったか、連絡があったが小生が見落としていたのでしょう。それにしても全削除の決定が随分早かったなと言う気はします。もちろん停止したサービスをそのようにすることは予想できたことではありますが)。
 id:Bill_McCrearyさんご教示ありがとうございます。
 以前、

1)はてな社の方針では当面、はてなダイアリー記事は「更新やコメントはできないが」記事自体は残る
(もちろん、最終的にははてな社が「やはり削除」という方針にする可能性もゼロではないでしょうが将来的な問題はひとまずおきます。その場合、さすがにはてな社は事前広報くらいするでしょう。その場合はこちらに謝罪文を移そうとは思います)
2)はてなブログにまで過去の恥をさらしたくない(まあ俺個人のくだらない感情論ですが)
つうことで、まあこの記事での「謝罪相手」である御仁が「どうしてもブログにまで謝罪文そのものを残せ」と言ってくるならまた話も別ですが、「ここにお断りの文章を載せること」で「謝罪文そのもの」はここにはひとまず載せないことにします。

としたので「弱ったな」というのが正直な感想です。本当に「過去のはてなダイアリー」がきれいすっかりなくなっている上に、小生はこの謝罪文を別に「ワード文書など他の文書」の形で保存していません。なので謝罪文を正確に復元しようがない。
 無理に思いつきででっちあげてもかえって問題でしょう。つうことでsorarisu0088氏から「こういう文面で乗せろ」つう要望がない限り、とりあえずこのままにしておこうかと思います(こちらから彼に問い合わせるのは挑発行為と認識される危険性がある気がするのでそれはしません。彼が小生に対して何のアプローチもしなければ、今の彼にとって小生が「どうでもいい存在である」ということなのでしょうから)。「sorarisu0088氏と小生が過去にトラブって、小生が非を認め謝罪文を掲載した」ということだけはここに指摘しておくので、それでご容赦、ご勘弁願いたいと言うのが正直な感想です。

【2019年1月29日追記】
 早速、移行後、コメント設定を修正。
 コメントは通常設定だと「はてなユーザー」という設定ではてなユーザーしかコメントできないようですね(コメントするときははてなのID、パスワードでログインする)。
 当然(?)ながら「俺にとってはてなユーザーにコメント者を限定する理由がない」、というか従来コメント頂いていた方々はおそらく「ほとんどがはてなユーザーじゃない」ので「ゲスト(誰でもコメント可能)」に変更します。しかし通常設定は「ゲスト」であるべきじゃないんですかね。
 俺みたいなうっかりは「はてなユーザー設定」に気づかず、「何で移行前にコメントしてくれた方たちがコメントしてくれないんだろうな」と悲しむという皮肉なことになりかねません。いや「はてなユーザーを増やしたい」という企業の立場からは、一理ある「通常設定」でしょうけどね。
 「はてなブログーユーザーの利便性をなんだと思ってるんだ!」つう反発は感じます。

新刊紹介:「経済」2021年6月号

「経済」6月号について、俺の説明できる範囲で簡単に紹介します(注:4月時点では月刊経済「5月号」掲載の予告によるので変更の可能性があります)。
 http://www.shinnihon-net.co.jp/magazine/keizai/
特集1「コロナ感染症と戦う」
◆コロナ1年、保健・医療政策の課題と転換(横山壽一*1


◆介護事業:コロナで浮き彫りになった現実と課題(林泰則*2
(内容紹介)
 ネット上の記事紹介で代替。
介護体制 崩壊の危機/全日本民医連事務局次長 林泰則さんに聞く
コロナ禍でみえた高齢者介護の「現在」「過去」「未来」――ポストコロナに必要なのは〈回復〉ではなく〈転換〉(林泰則)|大月書店|note


社会福祉事業:福祉・保育の現場と労働条件改善(澤村直)


特集2「日本の学術・高等教育を考える」
◆日本の学術と大学教育に希望ある未来を(山本健慈*3
◆コロナ危機下の私学教育の惨状(佐久間英俊*4
◆科学・技術政策と学術の復興(兵藤友博*5
◆「国立大学改革」の現段階(光本滋*6


◆ポスト・コロナ型ニューディール抗争の対抗(二宮厚美*7
アグリビジネスと食料主権(福田泰雄*8

*1:仏教大学教授。著書『社会保障の市場化・営利化』(2003年、新日本出版社)、『社会保障の再構築』(2009年、新日本出版社)など

*2:全日本民医連事務局次長

*3:和歌山大学名誉教授。元和歌山大学学長。著書『地方国立大学:学長の約束と挑戦』(2005年、高文研)

*4:中央大学教授。著書『グローバル競争と流通・マーケティング』(編著、2018年、ミネルヴァ書房

*5:立命館大学名誉教授。著書『科学と技術のあゆみ』(編著、2019年、ムイスリ出版)

*6:北海道大学准教授。著書『危機に立つ国立大学』(2015年、クロスカルチャー出版)

*7:神戸大学名誉教授。著書『生きがいの構造と人間発達』(1994年、労働旬報社)、『現代資本主義と新自由主義の暴走』(1999年、新日本出版社)、『自治体の公共性と民間委託:保育・給食労働の公共性と公務労働』(2000年、自治体研究社)、『日本経済の危機と新福祉国家への道』(2002年、新日本出版社)、『構造改革とデフレ不況』(2002年、萌文社)、『構造改革と保育のゆくえ』(2003年、青木書店)、『憲法25条+9条の新福祉国家』(2005年、かもがわ出版)、『ジェンダー平等の経済学』(2006年、新日本出版社)、『福祉国家の姿とコミュニケーション労働』(2007年、文理閣)、『格差社会の克服』(2007年、山吹書店)、『新自由主義破局と決着』、『保育改革の焦点と争点』(以上、2009年、新日本出版社)、『新自由主義からの脱出』(2012年、新日本出版社)、『橋下主義解体新書』(2013年、高文研)、『安倍政権の末路:アベノミクス批判』(2013年、旬報社)、『終活期の安倍政権』(2017年、新日本出版社)など

*8:一橋大学教授。著書『現代日本の分配構造』(2002年、青木書店)、『コーポレート・グローバリゼーションと地域主権』(2010年、桜井書店)

新刊紹介:「前衛」2021年5月号

 「前衛」5月号について「興味のある内容」のうち「俺なりに何とか紹介できそうな内容」だけ簡単に触れます。「赤旗記事の紹介」でお茶を濁してる部分が多いです。
http://www.jcp.or.jp/web_book/cat458/cat/
◆今月のグラビア『弓兵団 望郷の歩武―ミャンマー』(武馬怜子)
(内容紹介)
 「弓兵団」とはインパール作戦に投入された第33師団(インパール作戦当時の師団長は柳田元三*1→田中信男)の通称であり、兵站(食糧補給)を軽視したため、餓死者を続出させ「無謀な作戦」と批判されたインパール作戦が批判的に紹介されています。

【戦後70年 遠きインパール(中)】「白骨街道」助けられなかった戦友 「指の1本しか持って帰られなかった」(1/3ページ) - 産経ニュース
 約10万の将兵が参加し、3万人が命を落とすという極めて高い死亡率を示したインパール作戦。日本軍の退却に使われた道には、行き倒れた兵士が連なっていた。南方の気候は遺体をすぐに腐敗させ、まもなく白骨化させていく。日本兵の骨で埋め尽くされた道は、いつしか「白骨街道」と言われるようになった。


◆増大する日米軍事同盟の危険性―安保法制施行5年(上)(山根隆志*2
(内容紹介)
 赤旗の記事紹介で代替。
赤旗

主張/安保法制施行5年/「戦争する国」の阻止が急務だ2021.3.29
 今月16日*3の日米外交・軍事担当閣僚会合(2プラス2)の共同発表は、南シナ海での中国の不法な活動への反対をうたい、台湾海峡の平和と安定の重要性を指摘しました。
 安保法制は、南シナ海や台湾での有事を「わが国の平和と安全に重要な影響を与える事態」(重要影響事態)と認定すれば、戦闘が予測される地域でも自衛隊が米軍に補給や輸送などの後方支援をすることを可能にします。
 さらにそれを「わが国の存立が脅かされる明白な危険がある事態」(存立危機事態)とすれば、自衛隊集団的自衛権を行使し本格的に参戦することになります。
 安保法制の廃止と、同法制の根拠となっている集団的自衛権の行使などを認めた閣議決定の撤回はいよいよ急務になっています。

 この赤旗記事で分かるように「トランプよりマシだが、所詮、中国を敵視したあげく菅に九条改憲をそそのかす危険な軍事タカ派勢力=バイデン政権」というのが日本共産党のバイデン認識でしょう。俺も同感ですが。
 「バイデン政権の中国敵視」や「バイデンに追従する菅政権」については浅井基文先生や岡田充氏(共同通信客員論説委員)も

◆浅井
対中ヒステリーのバイデン・アメリカ日中関係の基調変化-バイデン政権に前のめりの菅政権-
◆岡田
海峡両岸論 第125号 2021.04.09発行 - 米中対立の「当事者」になった日本 岐路に差し掛かる日中関係 - | ちきゅう座

などで批判していますが俺も概ね同感です。

安保法制=戦争法施行5年/危険性あらわ 廃止求め政権交代実現を/小池書記局長が表明2021.3.30
 日本共産党小池晃書記局長は29日、国会内で記者会見し、同日迎えた安保法制=戦争法施行5年への受け止めを問われ、「いよいよその危険性があらわになっている。改めて集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回、憲法違反の安保法制=戦争法の廃止を強く求めたい」と述べ、「そのためにも市民と野党の共闘を必ず成功させて、政権交代を実現したい」と表明しました。
 日米安保協議委員会(2プラス2)(16日)では、台湾など米中軍事的対立のもとでの日本の軍事的関与・役割の強化など極めて危険な合意が結ばれたと批判し、「中国に軍事力強化の口実を与えるもので、軍事対軍事の悪循環で事態を悪化させてしまう」と警告。
 さらに、「軍事費は9年連続の増額で、過去最大の5兆3000億円に達し、護衛艦『いずも』の空母化、最新ステルス戦闘機F35やイージスシステム搭載艦の導入など、『敵基地攻撃能力』の名のもとに際限なき軍拡が進められてきた5年間だった」と批判しました。


◆新政権発足 変容するアメリカとバイデン外交(小林俊哉*4
(内容紹介)
 小林論文の内容はかなり問題意識が山根論文や浅井論文とかぶっており、山根氏や浅井先生同様、バイデンの「異常な中国敵視」と、その結果としての「菅への九条改憲そそのかし」を警戒しています。こうした小林氏、山根氏、浅井先生においては「反体制派暗殺のサウジ」「クーデターで軍事政権のエジプト」など親米国家なら独裁国でも甘いくせに『米国のライバル』中国相手には「ウイグルガー、チベットガー、香港ガー」のバイデンの態度は「エセ人権」「ダブスタ」と批判的に見なされています。
 ただし小林氏や浅井先生も「コロナ問題や温暖化問題」において米国が中国に対して協調的姿勢を見せたことを指摘し、米国も「対決一本槍では無いこと」に注意を促しています(例えば、浅井論文米中外交対話(アラスカ)|コラム|21世紀の日本と国際社会 浅井基文のページ参照)。


◆シリーズ・沖縄新基地をめぐる25年をふり返る⑤『「オール沖縄」の原点と沖縄県民のたたかいの根底にある思い:教科書検定意見問題から名護市長選、建白書、翁長県政の誕生へ』(赤嶺政賢*5
(内容紹介)
 教科書検定というのは例の「集団自決軍強制否定(第一次安倍政権)」であり、翁長氏を激怒させ、オール沖縄での県知事選出馬を決意させたともいわれる話です。

【参考:教科書検定と翁長氏】

守った沖縄の誇りと矜持 命削り翁長雄志さんが伝えたこと【金平茂紀の新・ワジワジー通信(37)】 | タイムス×クロス 金平茂紀の新・ワジワジー通信 | 沖縄タイムス+プラス
 翁長さんは元々、保守政治家だった。それが政府に抗(あらが)うようになったきっかけは何だったのか。
 一つは2007年の教科書検定の際に、沖縄戦のさなか日本軍から強制された住民の「集団自決(強制集団死)」の記述が削除されたことへの強い怒りがあった。これはご本人が語っていたことだ。「日本政府はこういうことまでやるのか」と。

〈評伝〉沖縄の自己決定権求め 翁長知事死去 - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト
 自民党と距離を置き始めたきっかけは2007年の教科書検定問題だった。高校歴史教科書で沖縄の「集団自決」(強制集団死)の「日本軍に強いられた」などの文言を削除・修正する検定意見が出た時、検定意見撤回を求める県民大会の実行委員会に加わった。「ウチナーの先祖があれほどつらい目に遭った歴史の事実が無かったことにされるのか」と憤った。

【参考終わり】


◆菅「デジタル改革」は日本を滅ぼす(湯浅和己)
(内容紹介)
 赤旗の記事紹介で代替。
赤旗
デジタル法案 個人データ 不利益利用も/塩川議員 行政サービス充実こそ/衆院本会議
デジタル法案 自治体独自施策を抑制/塩川氏批判 地方自治侵害の危険
主張/デジタル関連法案/個人情報保護なき活用の危険
個人情報を監視・営利に/「NO!デジタル庁」市民集会
デジタル関連法案/行政サービス後退/衆院内閣委 塩川氏が追及
デジタル関連法案 問題点ただす/膨大な個人情報提供/本村議員 同意なし 流出危険も/衆院連合審査会
デジタル関連法案 問題点ただす/デジタル庁強い権限/塩川議員 地方自治を侵害と批判/衆院内閣委
デジタル庁 官民癒着招く恐れ/塩川氏 民間企業在籍者で追及/衆院内閣委
デジタル関連法案の危険/「個人情報の保護」が欠落/衆院論戦で明らかになった問題点 塩川鉄也議員に聞く
デジタル関連5法案/塩川議員の反対討論/衆院本会議


◆人権侵害を強める政府の入管法「改正」案:入管法改正をめぐる対決点(韮澤彰)
(内容紹介)
 赤旗の記事紹介で代替。
赤旗
難民認定・長期収容改善へ/野党が法案を共同提出
制度そのものに矛盾/外国人技能実習 岩渕氏に参考人/参院調査会
真相の解明を求める/藤野氏 入管死亡事件めぐり
外国人への対策急げ/山添氏 入管クラスター受け
スリランカ人入管者死亡/録画を国会に提出せよ/藤野議員


霞が関を私物化し、政治を私した安倍・菅政権(中):官僚を「政権の奉仕者」へと変質させた内閣人事局批判(小松公生*6
(内容紹介)
 新刊紹介:「前衛」2021年4月号 - bogus-simotukareのブログで紹介した(上)の続きです。
 さて(上)が掲載された4月号(2021年3月8日刊行)が刊行された後に発覚したのが菅が異例の出世をさせた「山田真貴子内閣広報官」の「接待問題」ですね(世論の批判に抵抗しきれず山田が事実上の引責辞任)。今回はその「接待問題の山田」の他に

加計学園監事だった木澤克之 - Wikipedia最高裁判事任命
統合幕僚長河野克俊 - Wikipediaの異例の定年延長(定年年齢の62歳を超えても退官せず)

が「安倍、菅の人事私物化」として批判されています(ただし最高裁内閣人事局は関係しない話ですが)。

【参考:木沢と河野】

安倍首相の親友が経営する“第二の森友”加計学園の関係者を最高裁判事に任命! 司法までオトモダチで支配|LITERA/リテラ2017.03.16
 現理事長の加計孝太郎氏は安倍首相の40年来の親友だ。実際、安倍首相は昨年だけでも5回以上、加計氏と食事をしたり、ゴルフを楽しんでいるし、学校の式典挨拶では、加計氏のことを「どんな時も心の奥でつながっている友人、腹心の友だ」と表現していたほどだ。
 また、加計学園は「御影インターナショナルこども園」という認可外保育施設を運営しているのだが、昭恵夫人がそこの「名誉園長」を務めている。
 そして、本サイトでも報じてきたとおり、安倍首相の「腹心の友」が経営する加計学園の運営する岡山理科大学獣医学部新設と愛媛県今治市の新キャンパス建設をめぐって、森友学園同様のありえない特別扱いの事実が明らかになったのだ。
 もともと獣医学部は新設に厳しい規制がかかっており、岡山理科大の新設についても10年間で15回にもわたって文科省が拒否してきた。ところが、第二次安倍政権になると一転、安倍官邸が主導するかたちで今治市を「国家戦略特区」に指定することで、新設を認可。話はトントン拍子に進み、今治市の新キャンパスに約37億円相当の公有地が無償で譲渡され、しかも最大96億円もの公費が拠出される見込みとなったのだ。
 まさに“オトモダチ”への便宜供与の疑いがプンプンするが、そんななか、今回新たに浮上したのは、この“オトモダチ”の関係が、最高裁人事にまで影響を及ぼしていたのではないかという疑惑だ。
 安倍首相は昨年、“加計学園の監事”を最高裁判事に任命していたのである。その監事とは、東京弁護士会所属の弁護士である木澤克之判事のこと。定年退官した最高裁判事・山浦善樹氏の後任として任命されたのだが、実は、木澤氏は2013年から加計学園の監事を務めていたのだ。

「安倍色」に染まった最高裁判所:FACTA ONLINE2017年12月号
加計学園元監事を裁判官に抜擢。参院選1人0・33票でも「合憲」と言ってはばからない人物
 木澤氏は安倍晋三首相の親友、加計孝太郎氏と立教大の同窓で、加計氏が経営する学校法人加計学園の監事を務めていた。誰も偶然とは思うまい。
 弁護士枠の裁判官交代は2013年の木内氏以来、昨年の木澤氏までなく、その間に安倍政権は集団的自衛権行使容認の閣議決定や安保法制を強行。日弁連は強く非難し「安保法は違憲」と提訴するなど抵抗を続けている。
「頭にきた安倍首相や菅義偉官房長官日弁連の言いなり*7最高裁の裁判官を決めるのをやめ、おそらく加計氏が首相に名前を伝えた木澤氏を一本釣りしたのだろう。」とベテラン記者。

自衛隊の地位を高めた大恩人:河野前統合幕僚長が語る安倍首相 | nippon.com
 7年8カ月の第2次安倍政権とほぼ同じ時期*8に、自衛隊トップの統合幕僚長海上幕僚長を務めた河野克俊氏(65)。「首相が最も信頼する自衛官」と言われた河野氏安倍晋三前首相の実像を語る。
(中略)
安倍総理は本来あるべき真のシビリアン・コントロールを実践された戦後初の総理ではないかと思います」と河野氏は言う。
 河野氏自衛隊の最高指揮官である安倍首相が最も信頼する自衛官と言われた。歴代の防衛相からも厚い信頼を得ていたことから、「自衛隊法施行令」で定める定年年齢(62歳)を越えた後も、3度の定年延長*9を経て統合幕僚長の地位に留まり、史上最長の在職期間となった。自衛隊員としては安倍首相と最も身近に接した一人だ。
 首相を退いた安倍氏河野氏は国会の憲法審査会などでの活躍を期待する。
「退任は残念ではありますが、自衛官として心から感謝申し上げたい。安倍総理憲法のことではやり残した思いがあるでしょう。一議員として動きやすく、発言しやすくなったので、今後も憲法論議をリードし、頑張ってやっていただきたい」

河野克俊 - Wikipedia
 安倍首相が「憲法自衛隊の存在を明記するべき」としたことに対し、2017年(平成29年)5月23日の講演で質問を受け、「憲法という非常に高度な政治的問題なので、統幕長という立場から申し上げるのは適当ではない」と前置きした上で、「一自衛官として申し上げるならば、自衛隊の根拠規定が憲法に明記されるということであれば、非常にありがたいと思う」と述べた。この発言について、公務員の憲法尊重擁護義務を定めた日本国憲法第99条に抵触するのではないかといった批判がなされた。しかし、24日に菅官房長官(当時。現首相)が河野の発言について「個人の見解として述べたもので、全く問題ない」とした。これに対し、日本共産党は25日に記者会見を行い、河野の統合幕僚長職からの罷免を求めた。

 まあ、高校生、大学生、警察庁に入庁したばかりの中村格が現在の自分を見たら、ああいうクズにだけはなりたくないと思ったろう - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)で批判された「中村並みのクズ=河野」ですよねえ。

安倍総理は本来あるべき真のシビリアン・コントロールを実践された戦後初の総理ではないかと思います

なんてまともな良識があったらとても言えないでしょう(もちろんこのサイトは安倍万歳のウヨサイトですが)。

高校生、大学生、防衛庁に入庁したばかりの河野克俊が現在の自分を見たら、ああいうクズにだけはなりたくない

と思ったかもしれません。それとも「高校時代からクズだった」のか。
【参考終わり】


◆「ケアの倫理」が政治の変革を求めている:『ケアするのは誰か?*10』が問う日本の民主主義(岡野八代*11
(内容紹介)
 『ケアするのは誰か?』の訳者である岡野氏が「この本の翻訳出版で何を訴えたかったのか」「『ケアの倫理』とは何か」などを述べていますが詳細な紹介は小生の無能さから省略します。

参考
赤旗
新型コロナが問う日本と世界/ケア軽視の政治転換を/同志社大学教授 岡野八代さん

新春対談/同志社大学教授 岡野八代さん/日本共産党委員長 志位和夫さん
◆志位
 岡野さんとせっかく今日、お会いする機会ができたので、これ(岡野訳『ケアするのは誰か?』)を読みました。
 それで、このケアの問題、岡野さんが言われていること、とても共感が持てることがたくさんあって、私たちの科学的社会主義の立場から、ケアの問題にどうやって接近していったらいいのだろうかとずいぶん考えました。

志位委員長・岡野さん 新春対談に反響/ケア労働・未来社会の展望…「頭すっきり」「希望がわいた」


生活保護基準の恣意的引下げを断罪した大阪地裁判決(小久保哲郎)
(内容紹介)
 赤旗記事の紹介で代替。
赤旗
生活保護減額は違法/大阪地裁 歴史的な原告勝訴判決
生活保護基準引き下げ違憲訴訟/全生連「控訴断念を」
主張/生活保護訴訟判決/削減ありきの違法を断罪した


◆農林水産物・食品の輸出拡大政策は日本農業を救えるか(奥村千尋
(内容紹介)
 赤旗記事の紹介で代替。
赤旗
国内需要が奪われる/田村氏 農産物輸出促進法案反対
家族農業支援こそ必要/輸出促進法案を紙氏が批判/参院農水委


インタビュー
◆コロナ禍 国は文化を救えるのか、声を上げつづける、本当に困っている人、業種は見えているか(スガナミユウ)
◆人の心を支え、豊かにするものを守る(西原孝至
◆「演劇はなぜ必要か」をどう言葉で伝えるか(瀬戸山美咲
(内容紹介)
 スガナミ氏(ライブハウス経営者)、西原氏(ドキュメンタリー映画監督)、瀬戸山氏(劇作家)がそれぞれ自らが関わる「ライブハウス」「ミニシアター」「劇場」についてコロナ禍での苦境について述べるとともに「国や自治体の支援」を求めていますが小生の無能のため詳細な紹介は省略します。

【参考】

超党派で「文化芸術復興基金」を/音楽・演劇・映画関係者 志位委員長らに要請
 音楽・演劇・映画関係者らでつくる「#WeNeedCulture」は14日、政府の緊急事態宣言を受けて日本共産党志位和夫委員長らに緊急の要請と、各業界の窮状を示すアンケート集計結果や資料を提出しました。
 要請に参加したのはスガナミユウ(ライブハウス店長)、西原孝至(映画監督)、瀬戸山美咲(劇作家・演出家)の各氏で、共産党からは志位氏のほか畑野君枝衆院議員、山添拓参院議員が同席しました。

もがくライブハウス 音楽産業のダメージ 鮮明に 経営者「国の支援を」:東京新聞 TOKYO Web
 スガナミは国に補助を求めるなど、旗振り役として踏ん張り続けて、いち早く行動を起こしてきた。同業者らと国に支援を求める有志団体を設立し、同じ目的で結成された演劇や映画、美術など各団体との共同キャンペーン「WeNeedCulture(私たちには文化が必要だ)」を展開している。国に売り上げ減への補償や文化芸術復興基金の設立といった要望を続けるとともに、SNS上で「#失(な)くすわけにはいかない」のハッシュタグ(#=検索目印)を用いて、署名も呼び掛けている。

SAVE THE CINEMA 「ミニシアターを救え!」プロジェクトが署名募集! | 映画ログプラス
【参考終わり】


ジェンダー覚書:The personal is political『ジェンダー平等と平和主義』(飯田洋子*12
(内容紹介)
 「戦争でのレイプ(慰安婦もその一つ)」が典型的ですが「戦争状態ではジェンダー平等は実現できない」と言う話です。
 もちろん「女性自衛官、女性軍人(ジェンダー平等を理由とした軍事部門への女性の進出)」の問題をどう考えるかという問題も一方ではあります(この前衛記事はそうした点には触れていませんが)。


◆論点『外環道陥没、「大深度地下利用法」がもたらした事故』(高瀬康正)
(内容紹介)
 赤旗の記事紹介で代替。
赤旗
「国の謝罪ない」怒り/外環道陥没 笠井氏ら住民と懇談
主張/東京外環道陥没/大深度工事を根本から見直せ
外環道陥没 恐怖と憤り/原告“危険な実験やめよ”/東京地裁


◆暮らしの焦点『「困った人に優しい政治へ」:自営業者・フリーランスの「持続化給付金」長期未入金問題に党議員団一丸でとりくんで』(笠井亮*13国会事務所)
(内容紹介)
 ネット上の記事紹介で代替。もちろんこうした共産党の運動は大いに評価しますが、本来「運動など無くても国がきちんと支給するのが当たり前」です。何のための給付金なのか。

営業の命綱 相談続々/持続化給付金 支給なし | 日本共産党東京都委員会(2021年4月6日付「しんぶん赤旗」より)
 申請をしたものの入金されず途方にくれた事業者が、日本共産党笠井亮衆院議員や東京都中野区の浦野さとみ区議に相談、全国の国会議員団事務所が対応し解決に至る例が出ています。
きっかけは、笠井さんのツイッター投稿です。
 「持続化給付金のことでお困りの方はご相談ください」


◆スポーツ最前線『東京五輪パラリンピック 開閉会式演出責任者の差別発言の背景』(和泉民郎)
(内容紹介)
 赤旗などの記事紹介で代替。

赤旗女性タレントの容姿を侮辱/五輪式典責任者が辞任/大会開く資格問われる(勝又秀人)
 また一つ、「東京五輪」のブランドイメージ(価値)を傷つけてしまいました。
 (ボーガス注:太っていることを理由に)女性タレント*14を「豚」に見立てた開会式の演出を提案した五輪式典責任者の佐々木氏が、その責任を取って辞任しました。 「オリンピッグ」をテーマにして、豚の仮装をした女性タレントが空から降り立つ企画を演出メンバーに提案していました。
 典型的なルッキズム(容姿による差別)であり、個人の尊厳と人格の否定です。
 (ボーガス注:男女平等をモットーとする)オリンピック精神とも全く相いれません。
 森氏*15が(ボーガス注:女性差別発言で批判を浴び東京五輪組織委員会の)会長を辞任してからひと月余り。組織委で相次いで発覚した女性差別・侮辱は、大会の中心人物による五輪精神の無理解やジェンダー平等意識の弱さを、国内外に改めて示しました。もはや、五輪を開く資格が問われる深刻な事態です。

『AKIRA』主人公のバイクが… 渡辺直美も絶賛した「MIKIKOチーム開会式案」の全貌 | 文春オンライン
 東京五輪開会式の執行責任者だった振付演出家・MIKIKO*16(43)。彼女が責任者を降ろされたことで、日の目を見ることなく、“なかったこと”にされたMIKIKOチームの開会式案の全貌が判明した。MIKIKO氏が責任者を外される直前にIOC側にプレゼンし、称賛を受けた約280ページに及ぶ資料を「週刊文春」は入手した。
 プレゼン資料は昨年4月6日付。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、開催延期が正式決定した直後のものだ。
IOC側は『よくここまで準備してくれた』と大喜びでした。コロナに関するメッセージを盛り込む必要はあるが、現状の企画書に手を加えれば大丈夫。殆どの関係者がそう考えていました」(組織委員会幹部)
 ところが、その約1カ月後の昨年5月11日、MIKIKO氏は電通代表取締役から責任者の交代を通告される。後任に就いたのが、佐々木宏氏(66)だった。
 だが、その佐々木氏も、タレントの渡辺直美の容姿を侮辱する演出案を披露したことを理由に3月18日、辞任を表明する。
 これを受け、組織委員会橋本聖子会長は「大会まであと4カ月に迫る中で、一から作り上げるのは困難。佐々木チームの案をベースとして、新たなものを作り上げるのがベスト」などと述べていた。
MIKIKOチームの案が日の目を見ることは事実上、ゼロになりました。ただ、多くの関係者が『彼女の案は素晴らしかったのに』と惜しんでいる。実際、渡辺直美さんもYouTubeで『その演出がマジ鳥肌!。かっこいいし、最高の演出だった』などと絶賛していました」(組織委員会関係者)
 プレゼン資料によれば、セレモニーは、会場を一台の赤いバイクが颯爽と駆け抜けるシーンで幕を開ける。漫画家・大友克洋氏が2020年東京五輪を“予言”した作品として話題となった『AKIRA』の主人公が乗っているバイクだ。プロジェクションマッピングを駆使し、東京の街が次々と浮かび上がっていく。三浦大知、菅原小春ら世界に名立たるダンサーが花を添え、会場には大友氏が描き下ろした『2020年のネオ東京』が映し出される。
 1964年の東京大会を映像で振り返ったのち、「READY?」と合図を送るのは、渡辺直美。過去から現代へと誘う役割だ。女性ダンサーたちが、ひとりでに走る光る球と呼吸をあわせて舞う。世界大陸をかたどったステージの間を、各国のアスリートたちが行進。各種競技の紹介は、スーパーマリオなどのキャラクターのCGが盛り上げていく。 
 最後に聖火が点されると、花火が開幕を告げる――。
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組織委、文春に厳重抗議 五輪開会式報道、掲載誌回収など求める - 産経ニュース
 東京五輪パラリンピック組織委員会は1日、週刊文春や「文春オンライン」が五輪開閉会式の演出内容を明らかにした記事を巡り、発行元の文芸春秋に対して書面で厳重抗議したと発表した。「極めて遺憾。演出内容は機密性の高い秘密情報」とし、内部資料を掲載して販売することは著作権の侵害にあたるとして掲載誌回収やオンライン記事の全面削除、資料破棄などを求めた。

東京五輪組織委員会の「週刊文春 発売中止及び回収」要求に対する「週刊文春」編集部のコメント | 文春オンライン
 記事は、演出家のMIKIKO氏が開会式責任者から排除されていく過程で、葬り去られてしまった開会式案などを報じています。侮辱演出案や政治家の“口利き”など不適切な運営が行われ、巨額の税金が浪費された疑いがある開会式の内情を報じることには高い公共性、公益性があります。著作権法違反や業務妨害にあたるものでないことは明らかです。
 小誌に対して、極めて異例の「雑誌の発売中止、回収」を求める組織委員会の姿勢は、税金が投入されている公共性の高い組織のあり方として、異常なものと考えています。小誌は、こうした不当な要求に応じることなく、今後も取材、報道を続けていきます。
週刊文春」編集部

 和泉論文(メインは「豚」云々の女性差別問題)も簡単に触れていますが、「女性差別の問題だけ」でなく「MIKIKO案」が何故廃棄されたのか、なぜMIKIKO氏が組織委員会を追放されたのかも問題にすべきでしょう。おそらく「言い訳の出来ない酷い差別発言」だけでなく「MIKIKO案潰しの不当性」を追及されること(「豚」云々と違い、おそらく、問題が佐々木氏個人に止まらない)を恐れたことが「早期の辞任の背景」にあることは和泉記事や文春記事が指摘するとおりでしょう。そもそも「MIKIKO氏が女性、佐々木氏が男性」ということを考えれば「MIKIKO氏追放」自体が「ある種の女性差別」だった疑いがあります。
 そして「佐々木発言暴露」は「文春にリークした人間」にとっては単に「暴言批判」を目的としたものではなく「MIKIKO追放劇追及」が「最終目的」なのでしょう。


文化の話題
◆演劇「劇団NLTプロデュース『しあわせの雨傘』:ブールヴァール劇の真骨頂」(水村武)
(内容紹介)
 ネット上の記事などの紹介で代替。

劇団NLT - Wikipedia
 喜びの琴事件 - Wikipediaを理由に、1963年(昭和38年)12月に文学座を退座した青野平義三島由紀夫賀原夏子中村伸郎南美江丹阿弥谷津子*17矢代静一らにより、1964年(昭和39年)1月10日に「グループNLT」として結成された。NLTとは「Neo Littérature Théâtre」(日本語では新文学座)の頭文字をとったもので、名付け親は岩田豊雄獅子文六)。
 1968年(昭和43年)4月、「フランス喜劇の上演に力を入れたい」賀原と「三島脚本の上演に力を入れたいグループ」との路線対立から、三島、中村、南らが「グループNLT」を脱退したことにより、現在の「劇団NLT」に名称が変更され、賀原が主宰に就任。喜劇専門の劇団となる。この時より「コメディ路線」を歩み始めたとしている。脱退した三島らは1968年の4月17日に「浪曼劇場*18」を正式結成した。

 『ブールヴァール劇=フランス喜劇』ですが、劇団NLTは以上の通りの「創設の経緯」からそうしたものに力を入れているわけです。
 『喜びの琴』事件については以下を紹介しておきます。なお、文学座からの脱退劇としてはグループNLT結成(1964年)以外にも劇団雲結成(1963年)があります(というか1963年の劇団雲結成が、1964年のNLT結成を助長した)。
 劇団雲結成も「NLTでの三島由紀夫」同様、中心人物の一人は「右翼の福田恆存」であり、要するにバリバリの左翼である杉村春子との政治的対立なんでしょう。1975年には劇団雲は「福田恆存派と反福田派」の対立から「劇団昴(福田派)」、「演劇集団円(反福田派)」に分裂します(劇団雲 - Wikipedia参照)。

喜びの琴事件 - Wikipedia参照
 『喜びの琴』(三島由紀夫脚本)で松村巡査部長の役を演じることになったのが俳優・北村和夫であった。共産党支持の北村は、

 われわれがガッチリ見張つて、奴らの破壊活動を芽のうちに摘み取らなければ、いいですか、いつか日本にも中共と同じ血の粛正の嵐が吹きまくるんです。

という「僕の役の反共的なセリフ」は「僕にはしゃべれません。役者としてこの役は、どうしても、やれません!」と抗議した。
 自らも共産党支持者で、また、北村を評価していた文学座代表・杉村春子が『喜びの琴』の上演拒否を決定。三島由紀夫戌井市郎理事(後に代表)が報告に来たとき、「戌井さん、文学座には共産党が何人いるんだ?」と、この騒動の時に聞いたという。
 戌井は、三島が『喜びの琴』を書いた理由に関し、長岡輝子から聞いた話として、「長岡さんが三島さんに『喜びの琴』のことを、あれは踏み絵じゃないかと言ったんですよ。すると、『バレたか』と言ったんだって。(中略)でも、彼は、劇団が混乱して中止にまでなるとは考えてなかったと思う」と回顧している。

舞台『しあわせの雨傘』公式サイト | 主演 賀来千香子
 1980年にパリで上演され、物語は70年代後半、地方の傘製造会社の社長夫人の変貌をコミカルに描いています。作品は「社会の中に自分の居場所を探す女性」を描いています。作品は70年代の世情ですが、現在も変わらない、女性と社会の関係がそこにはあります。 時代が変わっても、関係が変わらない状況は日本でも全く変わりはありません。この作品は多くの女性、そして女性を対等なパートナーと考える男性に是非ご覧頂きたいと願っています。しかし、あくまでもコメディです。笑いの中の批判をお楽しみ下さい。
 演出は「文学座の」というより「現在の」日本演劇を牽引する演出家の一人、鵜山仁氏。
 社長夫人は、賀来千香子*19。無骨な労働者出身の共産党市長は、永島敏行*20。独善的な社長である夫は、役柄の幅を広げてきている井上純一*21。社長の愛人なのに、シュザンヌの経営手腕に魅かれて行く秘書は、遠野なぎこ*22。他も適材適所のキャスティングです。

 「共産党員市長(永島敏行)」つうのが「1980年でのフランスが初演」つう時代背景を感じさせます。NLTの誕生経緯(文学座離脱組が結成)を考えれば「文学座の鵜山氏が演出」というのは「何だかなあ」感がありますが、分裂劇(1964年)から56年が経過し、当時の人間がほとんど死亡し、しがらみも大して無いと言うことでしょう。

傘工場の社長夫人役に賀来千香子、鵜山仁演出「しあわせの雨傘」 - ステージナタリー
 本作は、1980年にパリで初演されたピエール・バリエ&ジャン=ピエール・グレディの作品。フランソワ・オゾン監督により映画化もされている。
 ある町の大きな傘工場の社長夫人・シュザンヌは、子育ても終わり優雅な日々を送っていた。しかしある日、社長ロベールに反発する労働者たちがストライキに入ってしまう。シュザンヌは、かつての恋人で今は共産党員の市長であるババンに協力してもらい、組合との交渉に臨み・・・。


◆映画:『ヒロシマへの誓い:サーロー節子*23とともに』に寄せて(児玉由紀恵)
(内容紹介)
 ネット上の記事などの紹介で代替。
ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに 公式ホームページ
核廃絶を訴えるサーロー節子の記録映画「ヒロシマへの誓い」公開日決定 - 映画ナタリー
ノーベル平和賞受賞の日本人女性に密着取材『ヒロシマへの誓い』4/17(土)公開決定 - SCREEN ONLINE(スクリーンオンライン)
サーローさん記録映画公開 核禁止条約発効の22日、広島: 日本経済新聞
被爆者サーロー節子さんの軌跡追う映画 1月の核禁条約発効日から広島で上映 | 毎日新聞
サーローさんの反核記録映画公開 核兵器禁止条約の発効日に、広島:北海道新聞 どうしん電子版

サーローさん半生描いた映画 条約発効日に広島で公開:朝日新聞デジタル
 核兵器を「非人道的で違法」と断じる核兵器禁止条約が発効する1月22日、条約の推進に貢献したカナダ在住の被爆者、サーロー節子さん(89)の半生を描いたドキュメンタリー映画広島市で公開される。サーローさんと同じ広島出身で米国在住の女性が、家族の被爆体験を重ねながら制作に携わった。
 映画「ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに」(83分)は、ニューヨークに住むコンサルタント竹内道(みち)さん(65)が共同プロデューサーを、米国人のスーザン・ストリックラーさんが監督を務めた。


メディア時評
◆テレビ『一〇年目の3・11』(沢木啓三)
(内容紹介)
 NHKスペシャル『徹底検証“除染マネー”』などNHKの『震災10年番組』が好意的に紹介されている(一方、民放に対してはかなり批判的です)。まあ、『徹底検証“除染マネー”』紹介において、沢木氏も指摘していますが「復興に頑張る被災地住民」というお涙頂戴、きれい事だけで描き出すのは明らかに不適切でしょう(NHKのドラマやバラエティは恐らくそう言う傾向が強いのでしょうが)。
【参考:NHKと3.11】

NHKが超大型の震災特番ウィーク 「風化させない」10年目の狙い(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース
 東日本大震災からちょうど10年となる3月11日が間近に迫り、NHKが「あの日、そして明日へ ~それぞれの3654日~」と題したプロジェクトを行っています。
 中核を担っているのは、もちろん関連番組の放送。6日(土)から14日(日)にかけて、総合、EテレBS1、BS4K、FMで、実に50を超える関連番組の放送が予定されているのです。
 主な番組を挙げていくと、まず6日(土)の目玉は、2つの大型ドラマ。綾瀬はるかさん*24主演の『あなたのそばで明日が笑う』(総合・19時30分~)は宮城県石巻市で行方不明の夫*25を待ち続ける*26女性が(ボーガス注:震災後の移住なので)震災を知らない建築士*27と心を通わせていくという物語、草なぎ剛さん主演の『ペペロンチーノ』(BSプレミアム、BS4K・22時30分~)は津波でレストランを流されたシェフが店を再建する物語です。
 ドラマでは8日(月)に最終話を迎える『ハルカの光』(Eテレ・19時25分~)にも注目。震災で家や友人を亡くした主人公を黒島結菜さん*28が演じていますが、彼女は来春の朝ドラ『ちむどんどん*29』のヒロイン起用が発表されたばかりで、さらに注目が集まるでしょう。
 また、スケールの大きさで目を引くのは、『NHKスペシャル』(総合・土日21時~、平日22時~)。6日(土)『津波避難 何が生死を分けたのか』、7日(日)『ドラマ 星影のワルツ』、8日(月)『イナサ~風寄せる大地 16年の記録~』、9日(火)『私と故郷と原発事故』、10日(水)『調査報告“除染マネー”』、11日(木)『震災 映像記録 ~100か所の定点映像が映す“復興”~』、13日(土)『いま言葉にできること まだ言葉にできないこと~“震災遺児”10年の歩み~』、14日(日)『廃炉への道2021 映像記録 原発事故10年の軌跡』と連日さまざまなテーマで掘り下げていきます。
◆民放各局を上回る予算と技術を駆使
 レギュラー番組でも、震災関連の特集を放送。
 7日(日)『ダーウィンが来た!震災から10年 奇跡の復活!三陸の生きものたち』(総合・19時30分~)、8日(月)『鶴瓶の家族に乾杯 高橋尚子と福島スペシャル』(総合・19時30分~)、10日(水)『サンドのお風呂いただきます 福島第一原発の中へ&浜通りのいまSP』(総合・19時30分~)、11日(木)『がんこちゃんと失われたふるさと』(Eテレ・18時20分~)、13日(土)『LIFE!~人生に捧げるコント~東北スペシャル』(総合・22時10分~)など、いずれも震災関連の特別版であり、局を挙げてのプロジェクトである様子が伝わってきます。
 さらに震災発生当日の11日(木)は、『ごごナマ 東日本大震災から10年』(総合・13時40分~)で宮城、岩手、福島の3県とスタジオを中継で結び、当時の様子や復興の状況をリポート。夕方には、被災地の若者がアバターで本音を語り合う『10年話せなかったこと』(Eテレ・18時40分~)も放送されるなど、「被災地の人々に寄り添おう」という姿勢の番組が続きます。
 その他、7日(日)に8Kで撮られた映像で見せる『8K映像が語る震災遺構 あれから10年』(BS8K・19時~)、13日(土)に福島第一原発から生放送する『福島発#ラジオ1F(いちえふ)便』(ラジオ第1・17時5分~)などの番組もNHKならでは。公共放送として重要な日だからこそ、民放を凌駕する予算と技術を生かした番組を投入しています。
 最後にもう1つ、特筆すべき番組を挙げておきましょう。それは13日(土)の『“ありがとう”を3.11に伝えよう委員会』(総合・19時30分~)。
 この番組は、「被災者たちが家族、友人、同僚などにこれまで言えなかった感謝の気持ちを伝え、この10年間をねぎらい合う」というコンセプトで制作。これはもともと宮城県気仙沼市の住民による「3.11を感謝の言葉であふれる日にしたい」という思いの表れですが、単に追悼するだけでは終わらせない、10年の節目ならではのポジティブな変化を感じさせます。
 民放各局は5年を過ぎたあたりから震災関連番組を少しずつ減らしていきました。民放各局ほどでないにしてもNHKにもその傾向は見られましたが今年は一変。「われわれが放送することで絶対に風化させない」という意思を感じさせます。これは公共放送としての使命感であるとともに、「このタイミングで人々の信頼を得ておきたい」という思いもあるのではないでしょうか。

津波で3日間漂流を続けた男!実話に基づく『ドラマ 星影のワルツ』NHKで放送 | RBB TODAY
 震災発生から3日、一人の男性が福島沖でイージス艦に救助される。南相馬市の自宅で津波にのまれた60歳の農家の男性(遠藤憲一)だ。耐え難い寒さと渇きのなかで、屋根に乗って漂流し続けた。死を覚悟し、奪われた妻(菊池桃子)との日々を思う。タイトルになっている「星影のワルツ」は妻の愛唱歌だったという。
 同ドラマはNHKスペシャル枠での放送。実際の救出映像やニュース映像を使いながら、人間の底力と家族の絆を描く。

 アイドルだった菊池桃子(1968年生まれ)も、もうそんな年になったかとか、遠藤憲一も昔は悪役ばかりだった*30のになあとか思って「時の流れ」に何かしみじみします。


【参考:除染マネー、復興マネー疑惑】
WEB特集 “除染マネー” 政策決定知る官僚に問う | 東日本大震災 | NHKニュース2021.3.19

除染業者が1.6億円寄付 福島・田村市に 国費還流か: 日本経済新聞2020年10月20日
 東京電力福島第1原発事故に伴う福島県田村市の除染関連事業を受注した業者16社が2018~19年度に、少なくとも計1億6820万円を同市に寄付していたことが20日までに、市の内部文書で分かった。
 除染事業は国の予算で実施。複数の業者が「市長に近い同業者から、受注したら市に寄付するよう呼び掛けられた」と証言し、複数の市議会議員からは、業者を経由し国費の一部を市に還流させていたのではとの指摘が出ている。

【独自】「鹿島」元幹部、福島復興事業で下請け複数から金銭…業者側「発注見返りに2億円」 : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン2021.3.1
 福島県内で東日本大震災の復興事業を担う共同企業体(JV)の所長を務めていた大手ゼネコン「鹿島」の元東北支店幹部が、複数の下請け業者から多額の金銭*31を受け取っていたことが関係者の話でわかった。所得税法違反(脱税)の疑いで仙台国税局が査察(強制調査)に入り、同容疑での告発を視野に仙台地検と連携して調査を進めている。業者側は地検の任意聴取に「工事発注の見返りとして約2億円を渡した」と説明しているという。
 震災後の10年間、鹿島が福島県内で受注した建物解体や除染などの復興事業は総額3800億円(JV含む)を超える。巨額の「復興マネー」で潤ってきた下請け業者から、元請けの幹部に資金が還流していた形だ。鹿島は昨年12月、元幹部を懲戒解雇した。

フジテレビ【追跡スクープ】国も手が出せない“除染マネー”の「ブラックボックス」2018年10月22日
 大手ゼネコン清水建設が国から請け負った除染事業で現場作業員が不法投棄容疑で立件された。
福島県警が18日、書類送検したのは清水建設の下請け除染企業A社(福島県いわき市)の現場作業員など3人。
 福島県大熊町で続く、家屋の除染解体工事(帰還困難区域内等)で、放射性物質が付着した廃棄物(瓦礫等)計283キロを指定の仮置場に運ばず、重機でそのまま近くの地中に埋めた放射性物質汚染対処法違反の疑いだ。
 この下請け除染企業A社は、代表ら役員が巨額の報酬を得ていたことがFNNの取材で判明している。
 注目すべきはこの巨額の役員報酬の原資だ。
 除染費用は原則、東京電力に請求することになっているが、税金や電気料金が充てられる可能性が高く、結局は“国民が負担”することになる。
 つまり “国民の金”の半額近くが除染企業の“フトコロ”に入っていたのだ。
◆「打つ手」がない環境省
 “国民の金”が業者のフトコロに入る「除染マネー」の仕組みが許されるのか。
 元請けの清水建設は、「個別の取引先の業績等については把握してないのでコメントは差し控える」とコメント。
 清水建設と下請け企業は民間同士で、取引内容を公表する必要はないのだ。
 発注元の環境省も「民間企業の内容については関知していません」とコメント。
 環境省でさえ、現在の仕組みでは、民間同士の取引なので「打つ手」がないのだ。
◆ゼネコン幹部との“癒着”
 清水建設幹部と、下請け除染企業A社には“癒着”があったことも判明している。
 除染事業を統括していた清水建設執行役員が、自分の実家の草むしりと雪かきをA社の除染作業員に無償でさせていたことが、FNNの取材で発覚し辞職している。
 取材結果から、冒頭にある作業員の不法投棄について清水建設の関与はない。
 しかし、下請け企業が巨額の役員報酬を得たことについては、癒着関係が影響したのか、していないのか分かっていないし、確認する手段がないのだ。
◆「ブラックボックス」をチェックする仕組みを
 つまり“除染マネー”の行方を「民間同士の取引」という「ブラックボックス」により、国や国民などがチェックできない仕組み自体に問題があるのだ。
 今こそ、国はこの仕組みを見直すべきではないのか。

*1:第15軍司令官・牟田口廉也と対立して第33師団長を更迭。終戦当時は関東州防衛司令官。戦後、ソ連に抑留され現地で死亡(柳田元三 - Wikipedia参照)

*2:日本共産党政治・外交委員会責任者。著書『イラク戦争の出撃拠点:在日米軍と「思いやり予算」の検証』(共著、2003年、新日本出版社

*3:当然ながら既にバイデン政権です。

*4:日本共産党国際委員会事務局次長

*5:衆院議員。日本共産党幹部会委員(党沖縄県委員長兼務)

*6:日本共産党政治・外交委員会副責任者。著書『原発にしがみつく人びとの群れ』(2012年、新日本出版社)、『カジノ狂騒曲』(共著、2014年、新日本出版社)、『政党助成金に群がる政治家たち』(2015年、新日本出版社

*7:言いなりというかまあ「いわゆる弁護士枠」についての推薦ですが。

*8:河野克俊 - Wikipediaによれば河野の「統合幕僚長就任は2014年10月、退任が2019年4月」、一方、「安倍の首相就任は2012年12月で、退任は2020年9月」

*9:まさに「お手盛りで定年延長」であり「防衛省の黒川弘務」といっていい。

*10:ジョアン・C・トロント著、岡野八代翻訳、2020年、白澤社

*11:同志社大学教授。著書『法の政治学』(2002年、青土社)、『シティズンシップの政治学(増補版)』(2009年、白澤社)、『フェミニズム政治学』(2012年、みすず書房)、『戦争に抗する:ケアの倫理と平和の構想』(2015年、岩波書店

*12:日本共産党ジェンダー平等委員会事務局次長

*13:衆院議員。日本共産党国際委員会副責任者(常任幹部会委員兼務)。著書『政治は温暖化に何をすべきか』(2008年、新日本出版社

*14:渡辺直美氏のこと

*15:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*16:MIKIKO - Wikipediaによれば「2016年、リオ五輪閉会式における、五輪旗引き継ぎ式の芸術パートを担当。また、同年、TBSテレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』エンディングの振り付け(恋ダンス)を担当、大きな反響を得る」とのこと。

*17:1924年生まれ。1966年に夫の金子信雄(1923~1995年)と共に「新演劇人クラブ・マールイ」を結成(丹阿弥谷津子 - Wikipedia参照)

*18:三島の死後の1972年に『浪曼劇場』は解散。

*19:1961年生まれ。1992年(平成4年)、TBSドラマ『ずっとあなたが好きだった』で、マザコン男である「冬彦さん(佐野史郎)」を夫に持つ女性を演じ、賀来の代表作になった。翌1993年には、(佐野史郎野際陽子など主要キャストが『ずっとあなたが好きだった』と同じ)その続編とも言えるTBSドラマ『誰にも言えない』に主演し、こちらも高視聴率を獲得した(賀来千香子 - Wikipedia参照)。

*20:1956年生まれ。高校野球の選手であった経歴を買われて、1977年、映画『ドカベン』で俳優デビュー。1978年、映画『サード』で報知映画賞新人賞、映画『事件』でブルーリボン賞新人賞を受賞(永島敏行 - Wikipedia参照)。

*21:1958年生まれ。1974年にジャニーズ事務所へ入所し、ジャニーズアイドルとして芸能界入り(井上純一 (俳優) - Wikipedia参照)。

*22:1979年生まれ。1999年、NHK朝の連続テレビ小説すずらん』、2005年、フジテレビの昼ドラマ『冬の輪舞』、2007年、フジテレビの昼ドラマ『麗わしき鬼』でヒロインなど。著書『一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ』(2013年、ブックマン社)、 『摂食障害。食べて、吐いて、死にたくて。』(2014年、ブックマン社)(遠野なぎこ - Wikipedia参照)。

*23:著書『光に向かって這っていけ:核なき世界を追い求めて』(2019年、岩波書店

*24:大河ドラマ『八重の桜』(2013年、主演)、NHK紅白歌合戦紅組司会(2013、2015、2019年)、ファンタジードラマ『精霊の守り人』(2016~2018年まで3シリーズ放送、主演)ということで「大河主演以降、NHKは比較的綾瀬を重用してるなあ」感があります(綾瀬はるか - Wikipedia参照)。

*25:あなたのそばで明日が笑う - Wikipediaによれば高良健吾

*26:まあ「めぐみは生きてる!」というのと同じ世界ですね。「待つ」も何も生きてる可能性は低い。まあ、それはともかく、『行方不明の夫を待つ妻』つう設定は、よくある設定で、俺が知っているだけでも過去に『はいからさんが通る』(少女漫画(シベリア出兵で行方不明)。後にアニメ化、実写映画化、実写ドラマ化、宝塚で舞台化)、映画『ひまわり』(第二次大戦で行方不明)があります。

*27:あなたのそばで明日が笑う - Wikipediaによれば池松壮亮

*28:1997年生まれ、沖縄県出身。2011年、中学3年生のときに応募したウィルコム沖縄のイメージガールコンテストで特別賞の「沖縄美少女図鑑賞」を受賞し、芸能界入り。2013年公開の沖縄復帰40周年記念作品『ひまわり〜沖縄は忘れない あの日の空を〜』で映画に初出演。周防正行監督の5年ぶりの新作映画『カツベン!』(2019年公開)でヒロイン役を演じ、2020年に日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2022年には本土復帰50年を迎える沖縄を舞台とした2022年度前期放送予定のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』でヒロインを務める(黒島結菜 - Wikipedia参照)

*29:タイトルの「ちむどんどん」とは沖縄方言で「胸がわくわくする気持ち」を表す(ちむどんどん - Wikipedia参照)

*30:1961年生まれ。日本テレビ太陽にほえろ!』第718話(最終回)『そして又、ボスと共に』(1986年)での犯人役、Vシネマ『残侠伝説 覇王道』(2002年、高岡組組長・高岡)、『実録・みちのく抗争 死守りの盃』(2003年、羽田組舎弟・黒潮譲司)、『実録・瀬戸内やくざ戦争 伊予路水滸伝』(2003年、三宅組舎弟・鎌田)、『実録・北海道やくざ戦争 北海の挽歌』(2003年、主演。星川組組長・星川竜二)、『玄海血風録 流血の代紋』(2004年、凄龍会組長・新庄龍矢)、『実録・広島やくざ戦争外伝 義兄弟 〜山口英弘の半生〜』(2008年、主演。山口組組長・山口英弘(映画『仁義なき戦い』では室田日出男(映画での名前は早川英男)が演じた実在の人物))、『稲穂の無頼』(2009年、主演。 国仲組組長・国仲忠)など、40代までは悪役としての認知度が高く、2009年にテレビ東京湯けむりスナイパー』で連ドラ初主演を果たしたとき、「Vシネマ悪役の遠藤憲一が連ドラ初主演」という記事が掲載されたほどで、本人も「こんないかつい顔の自分を主演にするなんて」と語っている。フジテレビの連続ドラマ『白い春』(2009年)での血の繋がらない娘(大橋のぞみ)を愛する父親役の演技が高く評価され、悪役以外の仕事が増加。テレビ朝日ドクターX〜外科医・大門未知子〜 』シリーズ(2013~2019年)での海老名敬役のように「強面なのに実は小心」というコミカルな役柄を演じる機会も増えた(遠藤憲一 - Wikipedia参照)。まあ、うまい役者は、善人を演じればほんとに善人、悪人を演じればほんとに悪人に思える - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)つうことですね。

*31:まあリベートとかキックバックという奴です。

新刊紹介:「歴史評論」2021年5月号

 小生がなんとか紹介できるもののみ紹介していきます。正直、俺にとって内容が十分には理解できず、いい加減な紹介しか出来ない部分が多いですが。
特集「ひとびとの歴史意識に向き合い、疑問に答える」
◆「歴史認識」の現在と歴史学研究者(源川真希*1
◆司馬文学の受容から何を受け止めるのか(原田敬一*2
◆「南京事件」論争の到達点とそれから(伊香俊哉*3
◆韓国における植民地歴史像の葛藤(三ツ井崇*4
ホロコースト否定論の短い「歴史」(武井彩佳*5
◆「ウォー・ギルト」とは何か(賀茂道子*6
◆敗戦直後日本における朝鮮人への差別的偏見(金耿昊*7


◆寛政天保期における鉄商品の廻送と小型廻船(中安恵一)

*1:東京都立大学教授。著書『近現代日本の地域政治構造:大正デモクラシーの崩壊と普選体制の確立』(2001年、日本経済評論社)、『東京市政』(2007年、日本経済評論社)、『近衛新体制の思想と政治』(2009年、 有志舎)、『総力戦のなかの日本政治』(2017年、吉川弘文館)、『首都改造:東京の再開発と都市政治』(2020年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)

*2:佛教大学名誉教授。著書『日本近代都市史研究』(1997年、思文閣出版)、『国民軍の神話』(2001年、吉川弘文館)、『帝国議会誕生』(2006年、文英堂)、『日清・日露戦争』(2007年、岩波新書)、『日清戦争』(2008年、吉川弘文館)、『「坂の上の雲」と日本近現代史』(2011年、新日本出版社)、『兵士はどこへ行った:軍用墓地と国民国家』(2013年、有志舎)、『「戦争」の終わらせ方』(2015年、新日本出版社)、『日清戦争論』(2020年、本の泉社)

*3:都留文科大学教授。著書『近代日本と戦争違法化体制:第一次世界大戦から日中戦争へ』(2002年、吉川弘文館)、『満州事変から日中全面戦争へ』(2007年、吉川弘文館)、『戦争はどう記憶されるのか:日中両国の共鳴と相剋』(2014年、柏書房

*4:東京大学准教授。著書『朝鮮植民地支配と言語』(2010年、明石書店

*5:学習院女子大学教授。著書『戦後ドイツのユダヤ人』(2005年、白水社)、『ユダヤ人財産はだれのものか:ホロコーストからパレスチナ問題へ』(2008年、白水社)、『〈和解〉のリアルポリティクス:ドイツ人とユダヤ人』(2017年、みすず書房

*6:名古屋大学特任講師。著書『ウォー・ギルト・プログラム:GHQ情報教育政策の実像』(2018年、法政大学出版局

*7:横浜市ふるさと歴史財団横浜市史資料室調査研究員。著書『帝国日本の再編と二つの「在日」』(共著、2010年、明石書店

新刊紹介:「経済」2021年5月号

「経済」5月号について、俺の説明できる範囲で簡単に紹介します。
 http://www.shinnihon-net.co.jp/magazine/keizai/
◆随想『トランプ後のアメリカのこと』(岡田則男)
(内容紹介)
 「トランプが辞めてよかった」が

◆コロナの蔓延
◆人種、民族問題の激化
◆宗教マイノリティ(イスラムなど)、性マイノリティ(LGBT)への差別
◆温暖化防止協定からの脱退、イラン核合意の破棄
◆常軌を逸したイスラエルびいきの外交

などといった「トランプの負の遺産」をどこまでバイデンが清算できるかは「今後の様子見」という話です。


世界と日本
◆中国全人代、香港問題が焦点(平井潤一)
(内容紹介)
 中国全人代について、香港問題を中心に論じています。
【参考】
全人代、香港の選挙制度改変採択して閉幕 民主派排除へ:朝日新聞デジタル

中国 全人代 最終日 香港の選挙制度変更を決定 | 香港 抗議活動 | NHKニュース
 中国の李克強*1首相は、香港の選挙制度の変更を決めたことについて「愛国者による香港の統治を堅持し、一国二制度を完全なものにするためだ」と述べて正当化し、香港への関与を続ける考えを強調しました。

赤旗
香港選挙制度改変を提案/民主派排除「愛国者の統治」/中国全人代が開幕
香港選挙 支配へ改変/中国 全人代常務委が可決
【参考終わり】


◆韓国・非正規の正規職転換(洪相鉉)
(内容紹介)
 新刊紹介:「経済」10月号 - bogus-simotukareのブログで紹介した◆韓国非正規労働の実態:仁川国際空港公社の直接雇用問題(洪相鉉)の続報ですが、正直、「洪氏の評価」がさらに「文政権に対して厳しい物になっている」程度の事しか俺にはよく分かりませんでした。


特集「マルクス経済学のすすめ2021」
◆自然と人間の物質代謝マルクスの生活・環境への基本視点(岩佐茂*2
 『環境の思想:エコロジーマルクス主義の接点』(1994年、創風社)、『環境保護の思想』(2007年、旬報社)、『マルクスエコロジー』(共著、2016年、堀之内出版)などの著書を持つ筆者がエコロジーの観点からマルクスについて論じていますが、小生の無能さから詳細な紹介は省略します。

参考

カール・マルクスと自然の搾取(ル・モンド・ディプロマティーク日本語版)ル・モンド・ディプロマティーク 仏語版2018年6月号より)
 長らくマルクスエコロジーに対して無理解な思想家だとみなされてきた。だが、米国の知識人ジョン・ベラミー・フォスター*3マルクスの世界観が体系的にエコロジー的であり、そのエコロジー的見方がマルクス唯物論に由来していると主張する。マルクスは、労働を通じた人間の自然への関与を説明するのに「物質代謝(Stoffwechsel)」という概念を使用している。
テムズ川の汚染
 マルクスエコロジーに無関心であるどころか、1850年代の終わりと1860年代の初めのリービッヒの著作に影響を受け、栄養素の収奪、すなわち再生を保証しないという意味での資本主義的「搾取」への体系的批判を土壌に関して展開しなければならなかった。


マルクス資本論』と農業問題研究(田代洋一*4
(内容紹介)
 農業経済学者の筆者が「農業問題とマルクス」という観点からマルクスについて論じていますが、小生の無能さから詳細な紹介は省略します。


エッセイ「私と『資本論
◆「恐慌」と戦後資本主義の解明(井村喜代子)
(内容紹介)
 『恐慌・産業循環の理論』(1973年、有斐閣)、『「資本論」の理論的展開』(1984年、有斐閣)、『現代日本経済論(新版)』(2000年、有斐閣)、『日本経済』(2005年、勁草書房)、『世界的金融危機の構図』(2010年、勁草書房)などの著書を持つ筆者(慶應義塾大学名誉教授)が自らの研究人生を振り返っていますが詳細は省略します。


ジェンダー問題解決の「切り口」を発見(土橋理香)
(内容紹介)
 大学三年生だそうですので、「中学→現役入学で高校→現役入学で大学」ならまだ20歳で全然若いですね。
 もちろん「フェミニズムマルクス主義」ではありませんが、マルクス主義の流れをくむフェミニズムを当然あり、そうした興味関心からのマルクスへの思いが語られていますが詳細は省略します。


◆「当たり前」を問い直す(葛西洋平*5
(内容紹介)
 別に「マルクス経済学」に限った話ではないですが、筆者にとっての「学問の大きな意義」とは「当たり前」と思われてることを「問い直すこと」だという話です。


◆『貧乏物語』から『資本論』へ(藤田安一*6
(内容紹介)
 タイトルの

『貧乏物語』から『資本論

へというのは分かる方には「すぐに分かる」でしょうが河上肇のことで、河上肇について「共感的に」簡単に述べられています。

河上肇 - Wikipedia
 1916年(大正5年)9月11日から12月26日まで『東京朝日新聞』に『貧乏物語』を連載し、翌1917年3月に出版。大正デモクラシーの風潮の中、貧困というテーマに経済学的に取り組んだ書はベストセラーになった。河上は『貧乏物語』の中で「貧乏人が生まれるのは、富裕層が贅沢をして、社会が貧者の生活必需品を作らないからである」という批判を行い、社会全体が贅沢を止め、質素倹約をすれば貧困の問題は解消されると論じた。 

というわけですが、こうした主張には「ただの精神論で現実的でない」「貧困問題はそう言う個人の心がけで解決する問題では無く、社会制度の改革が必要だ」という批判が勿論出てきます。
 それに河上なりに誠実に対応した結果が「マルクス経済学研究」だったわけです。


◆5Gをめぐる米中技術覇権競争(佐藤拓也
(内容紹介)
 トランプ政権が仕掛け、今のところバイデン政権もそれを継承しているファーウェイ潰しについて「ファーウェイなど中国通信企業は欧米社会に深く浸透しており、そうした米国の画策は失敗するだろう」と見ていますが小生も同感ですね。

参考

米国がファーウェイ叩きをさらにエスカレート--人民網日本語版--人民日報2020.8.19
 米商務省が華為技術(ファーウェイ)への制限措置の強化を発表したことについて、外交部(外務省)の趙立堅報道官は18日の定例記者会見で「ファーウェイなど中国企業に対する米側の意図的なイメージ毀損と抑圧に中国側は断固として反対する。米側の行為は、米側の一貫して標榜する市場経済と公正な競争の原則が『隠れ蓑』であることを完全に露呈した。これは露骨な覇権的行為だ」と述べた。

*1:共青団共産主義青年団)中央書記処第一書記、河南省長、党委員会書記、遼寧省党委員会書記、第一副首相などを経て首相(党中央政治局常務委員兼務)

*2:一橋大学名誉教授。著書『マルクスの構想力:疎外論の射程』(2010年、社会評論社)など

*3:著書『破壊されゆく地球:エコロジーの経済史』(2001年、こぶし書房)、『マルクスエコロジー』(2004年、こぶし書房)、『裸の帝国主義アメリカによる世界支配の追求』(2009年、こぶし書房)

*4:横浜国立大学名誉教授。著書『WTOと日本農業』(2004年、筑波書房ブックレット)、『食料自給率を考える』(2009年、筑波書房ブックレット)、『農業・食料問題入門』(2012年、大月書店)、『農協・農委「解体」攻撃をめぐる7つの論点』(2014年、筑波書房ブックレット)、『官邸農政の矛盾:TPP・農協・基本計画』 (2015年、筑波書房ブックレット)、『地域農業の持続システム』(2016年、農山漁村文化協会)、『農協「改革」・ポストTPP・地域』(2017年、筑波書房)、『農協改革と平成合併』(2018年、筑波書房)、『コロナ危機下の農政時論』(2020年、筑波書房)など

*5:島根大学講師

*6:鳥取大学名誉教授

「珍右翼が巣くう会」メンバー・黒坂真に突っ込む(2021年4月13日分)

◆黒坂のツイート

黒坂真
 日本共産党は空襲被害者に日本政府が補償をせよ、と主張しますが、空襲で亡くなった方は3月10日の東京大空襲だけで10万人です。この日の被害者は数え方によりますが、百万人いてもおかしくない。全国の空襲被害者は一千万人を越えそうです*1。空前の大増税で大ばら撒き*2補償をせよという変な政策

 「はあ?」ですね。調べれば分かりますが、空襲被災者への補償を要求する「空襲補償議連」は「超党派の議連」で議連会長は河村建夫*3官房長官です。
 そう言う話で「日本共産党だけに因縁を付ける黒坂の態度」がいかに異常か(もちろん黒坂も空襲補償議連の会長が河村氏であることは知ってるでしょう。それでこんなデマを放言ですから呆れたバカです。まあ、河村氏が議連会長と知らないのにこんなことを言うのも「空襲補償問題に無知すぎる」という別の意味で問題ですが)。
 黒坂は例えば「自民党幹部議員」河村氏に対しても同様の悪口をするのか。といったら1)「河村と共産党は違う」と詭弁で河村氏擁護か、2)逆ギレ&居直りで「河村は共産党の仲間か」などと河村氏に悪口か、どっちにしろ酷い醜態を見せるのでしょうが。
 まあ、河村氏が議連会長であることで分かるようにこの問題は「共産党云々」と言う話ではない。
 なお「過大評価はしませんが」こうした議連の会長を務める河村氏は今の自民党においては「比較的まともな政治家」といえるでしょう。

*1:黒坂は具体的な根拠を上げて空襲被害者の数値を出せという話です。これではただの因縁でしかない。

*2:戦争被害を補償することをばらまき呼ばわりとは正気の沙汰ではない。

*3:小泉内閣文科相麻生内閣官房長官自民党選対委員長(第二次安倍総裁時代)など歴任

パーマン1号と「車寅次郎の甥」はどちらも「すわみつお」、他パーマンで色々

 まあ、パーマンは「須羽満夫*1(須羽ミツ夫)」、「男はつらいよ(寅さん)」は「諏訪満男」で字が違いますが読みは同じです。
 そしてパーマンが「1967年」にTBSでアニメ化、寅さんが「1969年」に映画第1作*2と言うことを考えると「パーマンから名前を持ってきた」という可能性もあるんじゃないかと思います(パーマン - Wikipedia男はつらいよ (映画) - Wikipedia参照)。
 ちなみにパーマン - Wikipediaには色々と面白い記述があるので紹介しておきます。

パーマン - Wikipedia
・1966年から2年間(以下、「旧作」)、1983年から3年間(以下、「新作」)の2度にわたり雑誌連載(旧作:週刊少年サンデー、幼稚園、小学1~6年生など、新作:小学三年生、小学四年生、コロコロコミックなど)され、それぞれテレビアニメ化(旧作はTBSで1967~1968年、新作はテレビ朝日で1983~1985年)もされた。
◆設定等の変更
パーマン5号(旧作に登場したが新作には登場せず)の存在の有無や飛行速度の設定(旧作では時速91km、新作では時速119km)など、旧作と新作の間にはいくつもの設定等の差異が存在する。
・須羽ミツ夫(パーマン1号)にパーマンセットを渡した宇宙人は、旧作では「(スーパー星から来た)スーパーマン」と呼ばれていたが、スーパーマン著作権・商標権に触れる*3ため、新作連載時に「(バード星から来た)バードマン」と改名された。新作においてバードマンとなったのはスーパーマン=超人から引っ掛けて、超人→鳥人=バードマンとなった。
・人権への配慮から設定や表現が変更されたケースもある。パーマンであることが仲間以外に知られた場合は、旧作では秘密を守るため、「脳細胞破壊銃でクルクルパー(廃人)にされる」という設定だったが、新作では「細胞変換銃で動物にされる」という設定に変更された。他にも、旧作第1話でミツ夫が、「スーパー星(バード星)から来たスーパーマン(バードマン)」云々という信じられないことをミツ夫に話したスーパーマン(バードマン)に対して言った「おじさんは精神病院から脱走してきたんだね」というセリフは、後に「映画の宣伝も大変だね」または「おじさんはぼくをからかってるんだね」に変更されている。
 小学館の単行本の1995年以降の版では、それまで収録されていた人食い人種が登場する「怪獣さがし」と、毒矢を用いて人を発狂させる犯罪者が登場する「くるわせ屋」の2本が削除された。
 2009年より刊行された「藤子・F・不二雄大全集」では、旧作における「スーパーマン」の表記や「時速91キロ」などの旧設定が復活し、「怪獣さがし*4」と「くるわせ屋*5」の2本も再び収録されたものの、「脳細胞破壊銃でクルクルパーにされる」設定は復活しなかった。

*1:パーマン - Wikipediaによればスーパーマンをもじった命名

*2:男はつらいよ - Wikipediaによれば、諏訪満男は映画第1作から登場。なお、映画以前のテレビドラマ版(1968~1969年)には登場しません。

*3:ただし、別の藤子作品『中年スーパーマン左江内氏』では「スーパーマン表記」が使用されている。

*4:ただし、人喰い人種は「こわい人たち」と言い換えられている。

*5:ただし「くるわせ屋」は「(頭を)くるわせる」という表現を「おかしくする」と全て変更され、タイトルにもなった「くるわせ屋」という職業は「人の人生をくるわせる」のでそう呼ばれるとの設定になった。