「珍右翼が巣くう会」に突っ込む・番外編(11/4分:常岡浩介と黒井文太郎と桜木武史の巻)(追記・訂正あり)

■教えて! 尚子先生、シリアの内戦はなぜ解決しないのですか?
【中東・イスラム初級講座・第8回】(岩永尚子)
http://diamond.jp/articles/-/55115?page=3

 アサド政権はいわゆる欧米諸国の言うところの望ましい「民主的な」政権ではないでしょう。ですが、反体制派についても、現実的にはシリアの人々を代弁するような組織や機関は今のところありません。内戦を一刻も早く終わらせ、各国に離散した難民を帰還させることを第一の目的とするのであれば、本来なら重火器や戦車などを持っているはずのない反体制派への支援を断ち切れば、アサド政権の正規軍がじきに勝利を収めるでしょう。

 まあ、そういうことでしょうね。そう言う事態をアンチアサドの常岡や黒井は望まないわけですが。


■常岡*1ほかのツイートにコメント

常岡浩介がリツイート
神田愛花*2 ‏@kandaaika55
 メイク中、番組スタッフさんが「今日のゲストの追加資料で〜す」と1枚の紙を置いていきました。
 いつも追加資料なんて無いのに何かな?と見てみたら…『常岡様の拘束の歴史です』って。
 拘束に歴史なんてあるかい!と、1人でツッコミました。つうか…こんなに捕まってたのかぁ!

 「ジャーナリストが拘束される」なんて無様もいいところで「他人から振られれば」答えざるを得ませんが、常岡みたいに自分から宣伝するってのはどういう神経してるんですかね。他人(神田女史)が宣伝(?)してくれればその内容がどんなに無様でも嬉しがって乗っかるのが常岡なのか。はたまた身柄拘束を「自分の恥ずべき黒歴史」と思ってないのか。どっちにしろ常岡はバカですけど。どう見ても神田氏は常岡に呆れてますよね(苦笑)。

常岡浩介
 クルド自治政府の勢力(ペシュメルガ)はシンジャルのヤズディの人たちへの人道支援をブロック。

 クルドの身柄拘束から解放されたらクルド非難て辺りが「例の身柄拘束をそんなに恨んでるの?」感がありますね。

常岡浩介がリツイート
masanorinaito ‏@masanorinaito
 ニューズウィーク日本版独自の寄稿記事は玉石混交。だが青山教授の場合、「石」というより人道の危機をテロとの戦いにすり替えてきたアサド政権を擁護している点で、日本人の読者を欺くもの。これだけ多くの市民、こども達の命を奪ってきた政権を擁護することはあり得ない

 興味がある方は青山氏の個人サイト(http://syriaarabspring.info/aljabal/)で紹介されてる青山氏執筆の記事や、著書『混迷するシリア』(2012年、岩波書店)でも読めばいいと思いますが俺の感想を言えば「青山氏の何処がアサド擁護?」ですね。
 アレがアサド擁護なら「北朝鮮打倒論に反対する和田春樹氏は北朝鮮擁護(救う会は実際そう非難していますが)」になる。
 青山氏の主張は「常岡氏、内藤氏らの言うようなアサド政権打倒論はロシア、イランがアサド支持してる以上、現実性に乏しい」「フセイン政権転覆後、イラクがぐちゃぐちゃになったように『独裁だから倒す』で話が簡単に済む程、問題は単純じゃない。別に反アサド派は完全無欠の正義じゃないし、アサドと比べても国民の支持があるわけじゃない」つうだけの話です。積極的にアサド支持してるわけじゃない。
 大体仮に百歩譲って「青山氏の内心がアサド美化」だとしても
1)青山記事の表面上はそんなもんないし
2)「青山記事の是非に関係なく」アサド打倒なんて「打倒の是非以前に」可能なのか、て話です。
 内藤や常岡の言ってることは日本ウヨが「独裁的な中国と北朝鮮を打倒したい」と言ったり、亡命キューバ人ウヨ組織が「打倒カストロ体制」とか言ってるのと大して変わらない。それが適切な態度か疑問ですが、それ以前に現実性がないでしょう。だからたとえばキューバについて言えばオバマは国交正常化に踏み切ったわけです。
 現実的な代物は「漸進的民主化」しかない。

常岡浩介がリツイート
黒井文太郎 ‏@BUNKUROI
 (ボーガス注:シリア内戦で)アサド政権やロシアメディアの嘘情報も紹介しないと中立じゃないのかな?

 もちろん「中立じゃない」でしょうね。無論「常温核融合」「温暖化CO2原因否定説」「ホロコースト否定論」「南京事件否定論」「源義経・チンギスハン説」のような「議論するまでもなくデマであることが通説化してるもの」まで真実であるかのように紹介する必要はない。
 しかしアサドやロシアの情報は少なくともそんな評価は一般的にはされてないわけです。当然ながら「紹介した上で批判を加える」のが「適切な態度」です。最初から紹介しないなんて適切な態度じゃない。
 大体「デマであることが明白」なら「紹介した上で根拠を示してデマだと批判出来るはず」ですし、「デマであることが明白でない」なら「アサドやロシアは嘘つきだから嘘に決まってる」扱いすることはただの偏見でしかありません。

常岡浩介
 的外れな対露外交を続け、こうして失敗を繰り返して、誰か責任を取ってるんだろうか?

 正論ではあるでしょうが「俺が安田を救う」の責任をとらず「西谷が悪い」で居直る屑の常岡がよくもこんな事が言えたもんです。

常岡浩介がリツイート
Kanako Noda ‏@nodako
 全然笑うところじゃないんだけど、仕事から帰ってきて、ベネズエラで今日、貨幣経済が完全に崩壊したと話を聞かされて腹をかかえて笑ってる

 常岡とその類友(例:このKanako Noda氏や高世仁)が「屑」で「ゲス」で「カス」で「非常識」で「人格破綻してる」のは昨日今日始まったことではないですが人の不幸を笑うとかどういう性格してるんですかね。まともな人間なら「こうした事態を招いたベネズエラ政府は批判するが、国民の不幸には同情する」とコメントすると思うんですけどね。常岡ってギリシャ危機とかでも現地民を笑っていたのか。
 大体、常岡だって誰かに「でかい口叩く癖に、ろくな業績はない上、毎度毎度、現地当局に身柄拘束されて周囲に迷惑かける上、周囲にろくに謝罪もしないで武勇伝のように自慢する常岡の馬鹿さに腹抱えて笑った」と言われたら憤慨すると思うんですけどね。いや俺は正直常岡の馬鹿さには呆れますし笑っていますが。
 つうかさすがの常岡だってメディア出演でここまで非常識発言はしないでしょう。
 メディアで発言できないことをよくもまあツィートやリツイートできるもんです。そう言う人間は俺の価値観では「人間のくず」ですね。

川上泰徳 Y.Kawakami ‏@kawakami_yasu
 私は国民を地獄に落とす、体制崩壊を支持しないが、アサド政権は保身のためにイランを介入させ、ヒズボラ部隊の地上戦参加させて兵員不足の国軍を補い、イラクシーア派民兵を参入させ、さらにロシア軍の無茶苦茶な空爆で自国民を殺害させている。自ら「内政不干渉、民族自決」を裏切っている。

 「体制崩壊は支持しない」と言い訳してるだけ「アサド政権転覆」を公言する常岡や黒井よりはマシですが、ツイート後半のアサドへの悪口から見て、「アンチアサド・川上氏」のただのおためごかしでしかないんだろうな。
 なお「シリア政府の外国への内政干渉」ならともかく「シリア政府のイラン、ロシア支援受入」は「是非はともかく」少なくとも「内政不干渉、民族自決への裏切り」ではないですよね。それが裏切りならベトナム戦争ベトナムソ連支援受けてたことや、朝鮮戦争で「北朝鮮や韓国がソ連、米国の支援受けてたこと」も「ソ連支援、米国支援受入は民族自決への裏切り」になるわけです。そこまで主張する度胸、覚悟が川上氏にはあるのか。まあ「あっても迷惑なだけ」だし、ないでしょうけど。
 川上氏も含めて、常岡のお仲間連中ってのは本当にどういう脳みそをしてるんですかね。

常岡浩介がリツイート
Eleni / エレニ ‏@EleniNumber5
まあ「アベ政治を許さない」とか言う人は元からそっち系だから。
普通に批判する人は、ああいうスローガン掲げないから。

 「そっち系」「普通に批判」が何を意味するか知りませんし、知りたいとも思いませんが、自分の気にくわない運動に「そっち系」「普通じゃない」というレッテルを貼って恥じない常岡とその類友の方がよほど異常でしょう。

常岡浩介がリツイート
川上泰徳 Y.Kawakami ‏@kawakami_yasu
 ツイート見ると「沖縄の米軍基地反対」など唱えている人が、シリア内戦でアサド政権やロシア軍の介入を支持*3していたりする。

 何だかなあ、ですね。何もシリア内戦に介入してるのはロシアだけじゃない。米国やトルコなども介入している。ロシア介入だけ批判するのは変な話です。
 「米軍基地反対=外国軍の基地は日本に限らず、いかなる形でも反対」なら「シリア領内のロシア基地にも反対しろ」つう話になるでしょうが、そもそも米軍基地反対運動は必ずしもそう言う話じゃないでしょうが(もちろんそう言う人はいますし、そう言う人はロシアの基地にも反対すべき、つうか「積極的反対運動までやるかどうかはともかく」反対意思くらいは表明するでしょうが)。
 「日本が米国の戦争に巻き込まれるのは嫌だ」「米軍基地で騒音や事故、米兵犯罪の被害があるから出てって欲しい」つう理屈なら、別に「他の外国軍基地」に反対しなくてもおかしくない。つうかこういう話で「世界中の米軍基地」とか全ての外国軍基地を批判するならともかく「シリアのロシア軍基地」だけ批判するのも変な話です。
 つうか、「独裁国家であろうとも」国連加盟国シリアの支援要請でロシアがシリア支援するのはまだ話がわかりますが、「反体制派を欧米が支援する」なんてのは明らかに違法な内政干渉じゃないですか。
 まあ浅井氏や俺なんかそうですけど、そんな無茶苦茶な欧米の内政干渉を許すくらいなら、独裁国家であろうともアサド政権とそれを支援するロシアを「相対的な意味でマシ(絶対善として支持してるわけではない)」として支持しますね(まあシリア支援国はロシアの他にも大きいところではイランがありますが)。
 つうかイラク戦争に反対していたはずの常岡だの川上氏だのが米国のシリア内戦介入を支持する方がよほど矛盾してると思いますよ。

常岡浩介がリツイート
KaSuehiro ‏@KaSuehiro
 プーチンは、日本との会談ならシリアのこととか絶対に話に出ないと分かっているんだよね。

 そりゃあ出ないでしょう。安倍も日本人大多数もマスコミもそんなんに興味ないし。「で、それが何か?」つう話です。

常岡浩介
「一人で何十年も国を統治するなんてダメだし、同じ顔が何十年もテレビに出てるなんて間違ってる」
カストロについてジリノフスキ曰く。

 「山際澄夫」の次は、寄りによってジリノフスキですか。常岡は「へそ曲がり」を演じてるつもりかも知れませんが、単に非常識なだけです。つうか、まあ、ジリノフスキも自国のプーチンを容認しながら良くこういう事が言えるもんです(苦笑)。

常岡浩介がリツイート
エクレア ‏@Anna_botbot
Q.ユ○クロはどの様な会社ですか?
A.非ブラックを謳うブラック企業
Q.どうやって調べたんですか?
A.記者を1年間潜入バイトさせました

 そういう記事が週刊文春だか、月刊文春だかに掲載されたようです。文春が「こうした潜入取材の形」での鎌田慧自動車絶望工場』について、「アンフェア」とか抜かして、大宅賞を与えなかったことを知っていると「何だかなあ」としか言い様がない。もちろんこの「ユニクロ潜入取材の計画者」と「鎌田本否定派」は別人ですし、時代も違いますが、同じ会社の社員ですからねえ。

桜木武史 ‏@takeshisakuragi
彼に「どうしてアッラーは戦争を止めないの?」と失礼な質問をしました。彼はそれはねと一呼吸して答えました。聞き取れなかったので、文字にしてもらいました。「لايغير الله في قوم حتى يغيرو مافي انفسهم」。返す言葉もありませんでした。

アラビア文字の部分、日本語で書けよ」としか。何なんでしょうか、桜木という男は。

桜木武史
 レストラン*4の主人がアラウィー派。バッシャール*5はナンバー1だ!とかほざくから、バッシャールはヒマール(ロバ)だ!って返したら、給仕の皆、楽しそうに笑ってた。

 おいおいですね。桜木が「ジャーナリストと言うよりは反アサド活動家だ」というのは前から知ってますが、「こういう事言うと」、『桜木の記事はアサド叩きありきじゃねえの、事実か怪しいよ。』と疑ってみられると言う事も気付かないくらい桜木ってバカなんでしょうか?。バカなんでしょうね。

常岡浩介がリツイート
deepthroat ‏@gloomynews
 米ジャーナリスト・ロイ・ガットマン氏が暴いたアサド政権の秘密。ー暗黒の同盟ー「アサドの忠臣:こうして我らはISIL(ISIS)を作り出した
http://www.thedailybeast.com/articles/2016/12/01/assad-henchman-here-s-how-we-built-isis.html?via=desktop&source=twitter
 ロイ・ガットマン氏のスクープ記事*6によれば、2011年、2012年に発生したシリア政府施設爆弾テロ事件は、アル・カイダの活動を印象づける為にアサド政権が仕組んだヤラセ事件だった可能性。
 また、シリア情報機関スパイはイスラム過激派組織上層部に浸透し、その作戦に影響を及ぼしているという。

 「(911同時多発テロCIA陰謀論など)陰謀論は良くない」つう常岡が「アサド叩き」のために「信憑性の怪しい陰謀論」持ち出すんだから唖然ですね。
 「ツネちゃんさ、そのガットマンとか言う輩は信用できるの?」
 「阿比留の辻元誹謗記事並みのガセ記事、なんかじゃない、信用できる記事だ、とツネちゃんが判断した根拠、何?」
「で、そのガットマンとか言う輩の主張を各国政府*7は支持してるの?。ガットマン以外にそういう報道してる奴いるの?」
「ガットマン記事が間違ってたらツネちゃんは謝罪するの?。どうせ『一つの見方を紹介しただけ』『アサド政権が独裁であることは事実』『人間、誰しも間違うことはある』とか詭弁で居直るか、ガットマン記事紹介を『俺が安田を救う』発言を今なかったことにしてるように、なかったことにしてすっとぼけるんだと思うけど(毒)」ですね。

常岡浩介がリツィート
「米政府は関知せず」
まだ、オバマ政権なんだけどね。「トランプガー!」とはいえないね。
deepthroat
‏@gloomynews
シリア内戦で、アレッポ東部反政府支配域への政府軍・ロシア軍の空爆による進撃が止まぬ中、反政府派武装勢力幹部4名がトルコ政府の仲介でトルコ首都アンカラでロシア政府関係者と停戦交渉中で、米政府は関知せずと関係者。英フィナンシャル・タイムズ報道。

 「関知せず」が気にくわない常岡のようですがどう「関知して欲しい」んですかね。大体「まだオバマ」であっても「もう次はトランプ」なんだからトランプの意向無視してそうそう深入りもできないでしょう(ただ俺個人はクリントン当選でもこういう態度になったように思いますし、たぶん常岡も同意見でしょうが)。
 それに本当に関知してないかどうかなんか部外者には分からないわけです。関知しているが「関知してないことにしてくれ」とロシアかトルコから言われた、そして米国にとっても関知してないことにした方が都合がいいからそうした、つう可能性もあるわけです。
 まあ、どういう結果が出るか知らないですけどね。「反アサド、反ロシア」の常岡が何考えてるか、何が言いたいかはよく分かります。

米国
「ワシはこの件に深入りする気はないからお前らでよく話し合えや」
親トルコらしい反アサド派
「ワシら、アサドさんに降伏したい、思ってるんです」
トルコ
「まあ、そういうことやからワシの顔立てて、こいつらの降伏受け入れてくれんかのう」
ロシア
「お前らさんざんアサド打倒とか、シリアからロシアを追い出すとか抜かしといて、負けそうになったら命乞いって今さら何抜かしてるんじゃ、おう!。お前らの降伏で過去のいきがかりが全部消えると思うてるんか!。お前らが降伏せんでもワシらはいっこうに困らんわ!。エルドアンの『シリア政権打倒発言』を撤回するとかそれなりの土産持ってくるんが筋と違うんか。あんな発言されてウチのプーチンの顔は潰れたし、『エルドアンの野郎、何様や』『大国ロシアがトルコなんぞに舐められてたまるか』とプーチンはマジで怒ってるんや」
トルコ
「(困惑顔で)わかりました。その件については上と相談します」 
ロシア
「きちんとした土産持ってきてから、こういう降伏話はしろや。土産がない限りお前らの話なんか聞かんぞ」

としてトルコがロシア相手に妥協(?)するのを「反アサド、反ロシア」の常岡は本当に恐れてるのでしょう。だからって米国の介入なんか望むなよと思いますね。

常岡浩介がリツイート
Kanako Noda ‏@nodako
 例えばアンゴラ視点でキューバが語られることはない。冷戦時代、突然数万人単位の兵士が送られてきて、アンゴラ人はお前らどこから侵略に来てんねんって驚いたと思う。

 「キューバアンゴラ内戦介入の是非はともかく」、そしてアンゴラ人の中に「介入は不当だ」と思う人間がいたとしても、別に「侵略」とは思わなかったでしょうね。
 なぜならアンゴラ内戦に介入したのはキューバだけではなくソ連や米国も介入していたし、キューバは「アンゴラ政治勢力*8の要請」で軍を送ったからです。その政治勢力が「キューバの傀儡だ*9」というならともかくそうでなければ、少なくとも「侵略ではない」でしょう。もちろん「侵略でないから政治的、道義的、法的に問題ない」と言うことではなく単なる事実の指摘ですが。
 それにしても「Kanako Noda 氏はともかく」トルコや米国のシリア内戦介入を容認し、米国に対しては「介入が足りない、もっと介入しろ」とする常岡がよくもまあ、こういうツィートにリツィート出来るもんです。
キューバアンゴラ内戦介入は侵略で、トルコや米国のシリア内戦介入は正義ってどういう事ですか?」と聞かれて常岡はまともに答えられるんですかね?。
 こういうのはもちろん「軍事介入は全て悪」が一番「単純で無理のない考え」です。「Aの介入は悪だがBの介入は善」とした時点で「どーして?」となってしまう。まあ小生も「ベトナムによるポルポト政権打倒」まで「軍事侵攻不可」とは言いませんが。
 大体「米国が大規模介入しないとやってけない反政府勢力」てそれ「地元民の支持がない傀儡」じゃないんですかね?。そして「結局、米国がベトナム戦争南ベトナムを見捨てたように」、『こいつら支援しても穴の空いたバケツに水注ぐようなもんだ』と思えば当然見捨てるでしょう。それを常岡が「米国は何故介入しない」とぐちゃぐちゃ言っても何もどうにもならない。

常岡浩介がリツイート
黒井文太郎 ‏@BUNKUROI
 ホワイトヘルメットの一部メンバーがヤラセ映像を作成。大量のホンモノ映像がある中で完全に余計なことなわけですが、それでアサドの人道犯罪を擁護してきた陣営がホワイトヘルメットを必死でネガキャンしてるらしい

 やれやれですね。「ホワイトヘルメットの人道活動をもちろん否定はしないが彼らの公開映像については捏造説もあるし、彼らのアサド批判は鵜呑みにはできない」「彼らのアサド批判と人道活動は分けて考えるべきだ」と指摘した青山教授(例えばhttp://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/10/post-6091_3.php参照)などをさんざん、アサドシンパ扱いしてきた黒井と常岡ですが皮肉にも「少なくとも一部のホワイトヘルメットの公開映像が捏造であること」は黒井や常岡も否定できなくなったわけです。ならば黒井や常岡はまずはホワイトヘルメットに「関係者の処分や不祥事の経緯説明などそれなりの落とし前をつけるよう」に批判すると共に「ホワイトヘルメットを全面肯定してきた自分らのバカさ」をわびるべきでしょうに「一部のメンバーに過ぎない」で片付けるんだからいい度胸です。
 いずれにせよホワイトヘルメットがこの件についてきちんと落とし前をつけない限り「ホワイトヘルメットの発表は眉唾でアサド批判に使えない」「ホワイトヘルメット以外の情報でアサド批判する必要がある」としか言い様がないでしょう。もちろんそうしたホワイトヘルメット批判「それ自体」はアサド擁護でもロシア擁護でもありません。信用できない情報は使えないのは当然のことです。

参考

https://jp.sputniknews.com/middle_east/201610282952607/
スプートニク日本『ロシア国防省、シリアのイドリブ学校空爆のビデオはモンタージュ映像』
 ロシア国防省のイーゴリ・コナシェンコフ公式報道官は「10月26日水曜、この地域ではロシア航空宇宙軍の航空機は1機も確認されていない。これは絶対的な事実だ」と発表している。 西側の一連のマスコミで発表された、学校への空爆の様子を写したとされるビデオ映像について、公式報道官は、解析も撮影時刻も異なるビデオを10本以上組み合わせて捏造されたものであることを明らかにした。
 また報道官は今日、28日、ロシアの無人機がこの地区の航空写真を撮影したことを明らかにしている。
「ロシアの無人機から撮影された学校の写真を見ると、学校の屋根は一切損壊されておらず、学校に隣接する地区にも空爆の爆発による漏斗状の穴もない。これら全てが物語っているのは、ユニセフ指導部が『ホワイトヘルメット(シリアの市民救助隊)』内のペテン師の発する一連のいかさまの犠牲となったということだ。」
 コナシェンコフ公式報道官はユニセフの役人に対し、大々的な声明を発表する前に権威ある組織の評判を落とさぬよう自分の情報ソースを確認するよう進言した。また公式報道官は、米軍の無人機が学校空爆現場を飛行した事が確認された以上、米軍部側にも同様の情報を確認するよう提案した。

常岡浩介がリツィート
 予想された通りの恐怖政治。実はアサド政権軍が制圧すれば内戦は終わりではありません。その後に、拷問、処刑の嵐が始まります。
黒井文太郎 ‏@BUNKUROI
 陥落したアレッポ北東部でアサド政権が若者を次々と拘留しているとのこと。
おそらく反体制派との関わりを厳しく尋問され、その後は強制的に政府軍兵士にさせられる可能性が高いようです

 おいおいですね。反体制派についても「中立的態度を許さず反体制派への参加を強要してる」つう指摘はあるのですが、アサド批判しかしない辺り実に黒井はインチキです。そして常岡の言うようなこと「拷問と処刑の嵐」を仮にアサドがやるにしても「内戦」と「政府の抑圧的政治」は違うわけです。
 この常岡の認識だと「反右派闘争など、毛沢東の抑圧的な政治を理由に、『中国では国共内戦は終わってない』ことになっちゃう」んでしょうか。あるいは「明治新政府の抑圧的政治やそれに反発する士族の反乱を理由に『幕府と薩長の内戦は終わってない』ことになっちゃう」んでしょうか。そんなあほな。
 また青山教授などの指摘に寄れば「反体制派(反アサド)は民主的とは必ずしも限らない」ので「反アサドが勝てば民主主義が進展する」という保障はどこにもありません。つうかキューバについて散々「バチスタ独裁を打倒してもカストロには問題があった」という奴が何でシリアだと「とにかくアサドを倒せ、反体制派は正義だ」になっちゃうんですかね。

常岡浩介がリツイート
Kazuto Suzuki ‏@KS_1013
 ロシアのプロパガンダ戦略が背景となり、米大統領選の最中に(ボーガス注:クリントン誹謗の?)偽ニュースの拡散に拍車がかかったとWP*10

 もちろんロシアがデマ流布の謀略をしていたのならそれは非難されて当然です。しかし、それはおそらく「クリントン敗北の主要因」でもなければ「米国でデマが流布した主要因」でもない。
 まあ、「ロシアの謀略」云々などという批判のない*11オバマが初当選したときの選挙」でもやれ「オバマは米国国籍がない」だの「オバマイスラム教徒だ」だのいうデマが乱れ飛んだわけですしね。

常岡浩介
メイ英首相、ロシア国境のポーランドに兵士派遣明言 ロシアの侵攻を警戒 http://www.sankei.com/world/news/161129/wor1611290031-n1.html … @Sankei_newsから
 ポピュリズムの果て、EU離脱選択後にできた政権でも、英国は政権を取れば、まともな判断ができている。

 いやどう見ても「ロシア国境のポーランドに兵士派遣」なんて「反ロシア感情に媚びたポピュリズム」でしかないでしょう。ロシアが何のためにポーランドに侵攻するのか。

常岡浩介
 エルドアン、本当に「アサド絶対ぬっ殺すマン」やるのかな?
 「アサド殺すぜ」といいながら、クルド無差別攻撃するみたいな、プーチンの真似するんじゃないだろうな?。プーチンと打ち合わせしたらしいし。

 思わず吹き出しました。キューバカストロやシリア・アサドに対し「独裁者」と悪口し、「民主主義者ぶる常岡」ですが常岡にとっては、トルコ・エルドアンについては彼の反民主主義的行為(国内反対派弾圧)やクルド弾圧はどうでも良くて一番大事なのは「エルドアンがアサド打倒で動くかどうか」のようです。
 まあ、こんな輩がよくもまあ「アサド礼讃の青山教授、カストロ礼讃の八木氏」なんて他人を非難出来るもんです。賭けてもいいですが、エルドアンがアサド攻撃する限りは「アンチアサド、アンチプーチンの同志」としてエルドアン批判など常岡はしないでしょうが、エルドアンが「アサドやプーチンと手打ちにすれば」掌返しでエルドアン批判を始めるでしょう。「反アサド、反プーチン」の欧米ですらエルドアンは批判してるのに全く常岡はデタラメな男です。

常岡浩介がリツイート
黒井文太郎 ‏@BUNKUROI
 シリアとかキューバとかの抑圧政権の怖さって、たぶん日本の人にはあんまりわかんないのかなあ。
 あ、僕ですか? 乃木坂のシリア大使館で、先代ハーフェズ*12を讃える会合に、在日シリア人の皆様と一緒に出たことあります。建前上、讃えないといけないので

そこは黒井は「北朝鮮監視員に嫌み言ったみたいに」

常岡浩介
 黒井さんが在日シリア大使館で、「ねえねえ。全体主義楽しい?」と、大使館職員をいぢめていたのは伝説

とならないとだめなんじゃねえの?(シリアが全体主義かどうかはともかく常岡や黒井はシリアをそう評価しています)
 つまりは黒井的には「北朝鮮監視員に嫌みを言う事は自分や身内の『身の安全』的に問題はないが、在日シリア大使館職員に嫌みいうと後で何が起こるか分からなくて怖いから言わない*13」つうことなんじゃねえの?。「北朝鮮監視員という弱い者(?)相手には無意味にケンカ売って『武勇伝』として自慢して、シリア大使館職員という強い者(?)相手にはケンカは売らないでへいこら」て、それ卑怯者て言うと思いますけど。「自分らの卑怯者さ」を宣伝する黒井と常岡の脳みそってマジでわからんわあ。わかりたくもないけど。

常岡浩介
 黒井さんが北で、「ねえねえ。全体主義楽しい?」と、監視人をいぢめていたのは伝説

 「監視人相手に何言ったって北朝鮮が俺を殺したりする事はない」と舐め腐った上での行為でしょうが、そう言うのは単にゲスで無意味なだけです。北朝鮮批判として意味があるわけでもない。
 しかしそう言う認識はゲスの常岡&黒井にもないようです。
 やるのなら「安倍政権をがっつり批判する」などの「マスコミから干される、死ぬ危険があるなどの危険がある行為」でもやったらどうなのか。まあ黒井や常岡にはそんな度胸はないでしょうが。

常岡浩介
 アサド礼讃の青山教授も、カストロ礼讃の八木氏

 八木氏はともかく*14青山氏は「アサドを礼賛してるのではなく」、
1)反体制派にはアサドを打倒するだけの力がなく、またイラン、ロシアという大国がアサドを支援している。アサド打倒論は現実性に乏しい→アサド政権の存続を前提にして議論をするのが現実的
2)常岡のような反アサド派は「アサドは悪、反アサド派は善。アサドを打倒すればシリアはバラ色」と言いたがるが、反アサド派はそんなに立派な代物じゃない。下手にアサドを打倒すると「フセイン政権転覆後のイラク」がシリアに誕生しかねない
と言ってるだけで、アサドを礼賛などしていません。それは青山氏のサイト(http://syriaarabspring.info/aljabal/)を常識人が読めば分かることかと思います。
 まあ常岡の「青山氏はアサド礼賛」呼ばわりは、巣くう会の和田春樹氏に対する「和田は北朝鮮打倒論に反対し、交渉による拉致解決を主張し、制裁にも否定的だから北朝鮮シンパ」と同レベルの与太なので相手にするのもバカバカしい。本来、常岡が青山氏に名誉毀損で訴えられても文句言えないレベルの誹謗中傷です。そして巣くう会連中も和田氏に名誉毀損で訴えられても文句言えないでしょう。まあ和田氏も青山氏もそこまで暇人ではないので訴えないわけですが。
 そして「反アサドは正義」という前提があるが故に「反アサドである、トルコのエルドアン批判は何一つやらない常岡」が「俺は民主主義者だから独裁のキューバやシリアを批判してるんだぜ」とドヤ顔すること程、醜悪な行為もないでしょう。エルドアンについては反アサドの立場に立つ欧米ですら、クーデター未遂事件後、エスカレートする「その独裁的政治」と「クルドに対する露骨な弾圧」を批判してるのですがね。
 つうか過去においては

http://d.hatena.ne.jp/shamilsh/20050327/1111934511
■ロシアとトルコ(その1)
 チェチェンの状況とトルコのクルド民族の状況を並列的に見ることができて、興味深かった。ロシアですら、チェチェン人に、チェチェン民族であると名乗ることを禁じたりはしていないし、チェチェン人はチェチェン語を自由に喋っている。チェチェンはチェチニャと呼ばれており、「チェチニャは存在せず、そこにはロシアがあるのみ」などという暴論はない。
 しかし、ここであったクルドの若者たちに、私が93年に覚えたわずかなクルド語の単語で話しかけるも、ほとんど理解してもらえなかった。

として「ロシアのチェチェン政策と比べてもトルコのクルド政策は酷い」と言っていた常岡が「ロシア批判はしてもトルコ批判は今や何一つしない」んだからそのデタラメさには唖然とします。

常岡浩介がリツイート
山際澄夫*15 ‏@yamagiwasumio
 カストロを、メディアは偉大な人物の死と報じていますが、私が見た90年代の後半のキューバは、言論の自由もなく経済はがたがた。犬も馬も気の毒なほど痩せていました。

 吹き出しました。そして常岡に心底呆れました。いくら何でもカストロ批判に山際澄夫なんてチャンネル桜常連出演者のトンデモ右翼のツィートを引っ張りますか。
 他にまともな人間のカストロ批判ツィートはいくらでもあるでしょうにね。「探したけど山際以外に見つからない」つうのならそれは常岡が無能だって事です。まあたぶん、「見つからない」んじゃなくて「見つける気がない」「山際ツィートのリツィートに何一つ疑問感じない(下手したらマジで山際シンパ)」のが常岡であり、ある意味「見つからない(常岡が無能)」より深刻な問題ですが。山際ツィートのリツィートに疑問感じないつうのなら、それは論理上は「在特会のツィート紹介も常岡は平気でやる」てことですから。
 まあ、常岡って山際ツィートを引っ張ることに何の躊躇も疑問も感じない類の人間、つまり「レベルの低いウヨ」なんでしょうね。
 そして常岡とつきあう連中(例:高世仁)も「常岡と同類のウヨ」か、「常岡とのつきあいが金になるからつきあってるだけ(人間性や取材能力なんかかけらも評価してないし、当然調子のいいことしか常岡相手に言わないし、常岡が落ちぶれて金にならなくなったら速攻で見捨てる)」なのかはともかく、こうした常岡の醜態を何とも思わないバカばかりなんでしょうね。まあ、常岡の場合「レベルの低いウヨ」であることよりも「『俺が安田を救う』と無責任放言したあげく救えない、そして西谷文和氏に責任転嫁」「軽率な言動でクルド自治政府に身柄拘束」といった「レベルの低い無責任言動」が一番の問題点ですが。まあ、そう言う無責任野郎だからこそ、躊躇なく山際ツィートを紹介できるんでしょうけど。

常岡浩介がリツイート
黒井文太郎 ‏@BUNKUROI
大胆なプーチン分析。確かにみんな推測でプーチンの腹の内を分析しているわけですが、果たして?
→バルト3国発、第3次大戦を画策するプーチン──その時トランプは | ニューズウィーク日本版
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/33-2_1.php

 「大胆」つうより明らかなデマ、与太ですよねえ。いくら「対外軍事行動は控える」というトランプが次期米国大統領でも「第三次大戦(NATO相手に?)」だの「バルト三国に軍事介入」だの「やる覚悟があるという、ブラフとしてすら」そんなんプーチンはやる気ないでしょう。
 ウクライナやシリアに介入してて、そんな余裕ない*16でしょうし、そんな事をやるメリットもない。そしてプーチンもその程度の計算はできるでしょう。『長期政権を実現している策士』『今のところ安倍から日露経済交流を引き出している策士』『シリアアサド政権を支援し、中東に大きな基盤を築いた策士』プーチンは「バルト三国に軍事介入してみっか。成功するかわからないけど」「バルト三国に介入してみっか。(バルト三国NATO加盟国だけど)たぶんNATOは軍事支援しない*17よ」なんてバカではありえない。そして今の政治情勢は「スターリンバルト三国を併合した時代」とは全然違う。
 そう言う与太について批判一つしないで垂れ流すんだから黒井と常岡には心底呆れます。ロシア批判するのはもちろん自由ですがこんな与太、デマまで垂れ流すなんて論外です。与太、デマはまともな批判ではない。まあ、黒井と常岡ですから誰かに「バルト三国軍事介入なんかあるわけねえだろ!」と突っ込まれたら「一つの見方として紹介しただけだ、賛同してない」と強弁するんでしょうがこんな与太は「何故こんな与太をこの馬鹿者は流すのか」という分析以外には何の価値もありません。

常岡浩介
 いくらなんでも、「親日家」とか、「野球好き」とか、「核廃絶を推進」とかいう、日本の新聞ほどお粗末な記事は英語圏では見付からないみたいよ。

 単に英語圏のメディアは「反キューバ」が多いつうだけのことでしょうに。だからこそ米国も長年キューバ制裁をしてきたわけです。一方、日本はそうじゃない。
 興味深いことに反共ウヨの巣窟と化した安倍自民や「安倍自民御用新聞」産経すら常岡や島田洋一のようにはカストロに悪口雑言しないわけです。
 それにしても「常岡の専門は建前ではチェチェンと中東」なんだからキューバのツィートなんかする暇があったらそっち関係しろよ、と思いますが。大体「俺が安田を救う」発言の責任はいつとる気なのか?。「西谷文和ガー」でごまかすのも大概にしろよ、ですね。
 ちなみに「核廃絶」は既に下で紹介したので「野球、カストロ」「親日家、カストロ」などでググって見つけた記事をいくつか紹介しておきます。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG26H7K_W6A121C1CC1000/
日経新聞『野球に熱い親日家 被爆地・広島もカストロ氏惜しむ』
 死去したキューバフィデル・カストロ国家評議会議長には、同国の「国技」ともいわれる野球を通じて交流を続ける親日家の顔があった。核兵器廃絶にも関心を寄せ、2003年には広島を訪問した。親交のあった国内の人たちは「野球に熱かった」「広島の思いを受け止めてくれた」と惜しんだ。
 キューバは米国や日本の球界で活躍する選手を送り出し続けている。全日本野球協会鈴木義信*18副会長(73)は「カストロ氏も大リーグを目指そうとしたこともあった、と本人から聞いた」と振り返る。
 鈴木さんは第1回ワールド・ベースボール・クラシックWBC)で日本がキューバを破って優勝した06年に面会した。カストロ氏は「今後は日本の野球を勉強する。もし米国に負けていたら、監督は首だったよ」と話したという。

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2016/11/27/kiji/K20161127013800340.html
スポーツニッポンカストロ氏自宅に日本庭園 造園の日本人3月訪問予定も』
 カストロ氏の自宅に日本庭園を造った「小杉造園」(東京都世田谷区)の代表取締役小杉左岐さん(70)は「穏やかで、人を引きつける素晴らしい方だった」と惜しんだ。
 カストロ氏との縁は、四男のアントニオ氏との交友がきっかけ。キューバ野球連盟の副会長を務めるアントニオ氏は、09年に来日した際、熱海観光で同社の研修所を利用。以降、1年に1回は同所を訪れるようになったという。
 14年にカストロ邸を訪れた小杉さんが「日本庭園を造ったらとても良い雰囲気になる」と直訴。カストロ氏は快諾し、15年3月に完成した。直径約14メートルの半円形の芝生上に、飛び石や灯籠などを配置。「シンプルで分かりやすいものを造った」という。庭園を見たカストロ氏は「笑顔でがっちりと握手をしてくれた」。お礼として、居間にあった高さ1メートルの木の彫り物を渡された。
 小杉さんは来年3月にカストロ邸を訪問する予定だったといい「会えるかもしれないと思っていたのに」と残念がった。

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2016/11/27/kiji/K20161127013798650.html
スポーツニッポン社会主義の闘士カストロ氏 実は親日家…石野真子勝新ファン』
 カストロ氏は親日家としても有名だった。女優の石野真子(55)と、故勝新太郎さんのファンだった。
 「日本人の精神を学んでほしい」との考えから、キューバでは日本のテレビドラマを放映。94年ごろにNHK連続テレビ小説おしん」が放送されると、国民の間に日本ブームが巻き起こった。続けて放送された大河ドラマ「いのち」では、80%という驚異の視聴率を記録。主人公の妹役だった石野が国民的人気者になった。国賓級の招待を受けキューバを訪れた石野は「カストロ氏のめいから手紙をもらった」と明かしている。
 また勝さんが主演した映画「座頭市」シリーズは繰り返し映画館で公開されており、カストロ氏も何度も見ていたという。
(中略)
 またカストロ氏のキューバの自宅には日本庭園があり、息子は日本で和服で挙式。今年9月に安倍晋三首相がキューバカストロ氏と会談した際に、その写真を見せた。

常岡浩介がリツイート
noguchi ‏@esnoguchi
 日本の報道によると、一部の被爆者の方々はカストロ死去を受けて核兵器廃絶を心から願う惜しい人をなくし残念ですなどと言っている。これらの人々はキューバ危機のことをどこまで知っているのだろうか。1962年カストロの同意を得てソ連は米国の庭先といえるキューバに核ミサイルを持ち込んだ。

常岡浩介
 朝、読、毎、産経、時事…ほぼすべての新聞*19が「カストロ核廃絶の思い」なるバカ記事を配信。キューバ危機で世界を全面核戦争一歩手前まで追い込んだ張本人なのに。脳みそ涌いてるんじゃね*20

 まずは「カストロ被爆者」「カストロ核廃絶」「カストロ、広島、長崎」などでググって見つけたそうした報道をいくつか紹介しておきましょう。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161126/k10010785541000.html
NHKカストロ氏は人間味のある指導者だと感じた*21
 フィデル・カストロ氏は2003年3月、広島市平和公園を訪れ、原爆慰霊碑に献花し、原爆資料館を視察しました。
 当時、資料館の館長としてカストロ氏への説明にあたった畑口實さんは「原爆の被害の中でも、被爆した人たちにどのような影響を与えたのかということに強い関心を持っていて、今、被爆者がどのような生活をしているかということばかり質問されました。人間味のある指導者だと感じました」と振り返りました。そのうえで、「『核兵器は絶対的な悪だ』という強い信念を持っている人でした。訃報を聞いてショックです」と話していました。

http://www.asahi.com/articles/ASJCV5GDQJCVPTIL00G.html
朝日新聞『広島の被爆者、「残念」 カストロ氏悼む』
 世界中を大型客船で航海して被爆体験を語る活動に参加し、2012年にハバナフィデル・カストロ国家評議会議長と面会した広島の被爆者で在日韓国人2世の李鐘根(イジョングン)さん(87)=広島市安佐南区=は「核兵器廃絶を心から願う本当に惜しい人を亡くした。もう一度会いたいと願っていたのに、残念です」と語った。
 面会した際に被爆者の体験談を目を見開いて聴いていたというカストロ氏は「こんな悲惨な話は絶対に世界に伝え残さなければならない」と語り、被爆者らと固い握手を交わしたという。
 李さんは「顔は迫力があるが親身であたたかい、お父さんのような方だった。安らかにお眠りください」と話した。
 同じ活動に参加した石川律子さん(72)=広島市西区=は当時のカストロ氏を「被爆者の体験にじっと耳を傾けていたのが印象的だった」と振り返った。自国の歴史を語った際は、一時間半余り休むことなく話し続けたという。
 石川さんのノートには「核廃絶を実現しないと、地球と人間は滅ぶ」とカストロ氏が話した言葉がつづられている。「被爆者に寄り添いながら『核兵器はいけない』と大きな声をあげられる人がいなくなったのは大きな喪失」と述べた。(高島曜介、松崎敏朗)

http://www.yomiuri.co.jp/national/20161127-OYT1T50017.html
讀賣新聞『広島でカストロ前議長「こんなにひどいことを」』
 キューバフィデル・カストロ国家評議会議長(90)の死去が伝えられた26日、日本でゆかりのある人たちは、「革命家」の素顔を振り返った。
 カストロ氏は2003年に来日した際、広島平和記念資料館広島市中区)を見学し、何度も「こんなにひどいことを」とつぶやいたという。館長として案内役を務めた畑口実さん(70)(広島県廿日市市)は「被爆者のことに思いをはせ、人間味のある指導者だと感じた」と話す。
 カストロ氏は被爆者の生活ぶりや、被爆後の病気などについて細かく質問。畑口さんが自らの父親が被爆死したことを語ると、抱きしめられたという。カストロ氏は約40分間の見学後、芳名録に「このような残虐行為が、決してまた起こりませんように」と書き残した。

毎日新聞カストロキューバ前議長死去:冷戦直面、反核に共鳴 「ヒロシマ、二度と」 03年訪問』
 亡くなったキューバフィデル・カストロ国家評議会議長は2003年3月に被爆地・広島を訪れていた。原爆資料館を見学し、原爆慰霊碑に献花。米ソ冷戦下でのキューバ危機を経験し、核兵器の恐ろしさを痛感したようだったという。今年8月には、新聞紙上で発表したコラムの中で、オバマ米大統領が同年5月に広島を訪問したことに触れ、「何十万もの広島の人々を殺害したことへの謝罪がなかった」と非難した。【寺岡俊、大沢瑞季
 原爆資料館で案内役を務めた当時の館長、畑口実さん(70)=広島県廿日市市=は「今日も、資料館で外国人観光客にカストロさんが訪問したことを話したばかり。あの時、『ヒロシマのような事は二度とあってはならない』と言ってくれた。被爆者の思いを受け止めてくれた人だった」と惜しんだ。
 カストロ前議長は、資料館に展示された被爆者の衣服や写真などを熱心に約1時間かけて見学。畑口さんは、被爆者の体調や生活について繰り返し尋ねられたといい、「核兵器が人間に与えた被害を知りたいという気持ちが伝わってきた」。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG26H6Z_W6A121C1CC1000/
日経新聞被爆者「思い受け止めてくれた」 カストロ前議長死去』
 核兵器廃絶に関心を寄せ続け、2003年に広島を訪問したキューバフィデル・カストロ国家評議会議長が死去したことに26日、被爆者からは「思いを受け止めてくれた」と追悼の声が上がった。
 カストロ氏は03年3月、広島市平和記念公園を訪れ、原爆慰霊碑に献花した。当時、原爆資料館を案内した元館長の畑口実さん(70)は「『(キューバ革命の英雄)チェ・ゲバラに(ボーガス注:ゲバラの生前、)広島に行ってみろと言われた。来て良かった』と言ってくれた。広島の思いを受け止めてくれた人だっただけに残念だ」と話した。
 「被爆者の生活は」「肉体的、精神的な苦しみは」。
 カストロ氏から質問攻めにあった畑口さんは「彼の言葉から被爆者の苦しみを感じようとする人間らしさが伝わってきた」と振り返る。母親の胎内で被爆したことを伝えると「お母さんを大切にしてください」と抱きしめられたという。
 長崎で被爆した増川雅一さん(75)は12年にキューバを訪問。討論会でカストロ氏に「体験を語ることはあなた方の義務だ」と語り掛けられ、証言活動を続ける決意を新たにしたという。「影響力の大きい人だった」と悲しんだ。

http://www.sankei.com/west/news/161126/wst1611260065-n1.html
■産経【カストロ前議長死去】広島訪問「一番記憶に鮮明なVIP」 原爆資料館を案内した元館長・畑口さん
 25日(日本時間26日)死去したキューバフィデル・カストロ国家評議会議長。平成15年に被爆地・広島を訪れた際には、平和記念公園原爆死没者慰霊碑原爆資料館を訪問した。資料館を案内した元館長の畑口實(みのる)さん(70)=広島県廿日市市=は「館長として9年間、数多くのVIPを案内したが、一番記憶に鮮明な人物だった」と話す。
(中略)
 キューバのゲリラ指導者、チェ・ゲバラ氏も平和記念公園の慰霊碑を訪れた*22ことがあり、「(ボーガス注:ゲバラの生前、)ゲバラから『ぜひ広島は訪れた方がいい』と勧められた」と訪問理由を説明したという。
 核兵器に関する知識は豊富にみえた。原爆の威力や恐怖を説明しても、「それは知っている」とそっけない反応だったという。
 だが、畑口さんが、被爆死した父親の遺品として焼け焦げた懐中時計やベルトのバックルなどをみせると、表情が一変。「母親は大丈夫だったのか」「君は無事だったか」など矢継ぎ早に質問を投げかけてきた。
 畑口さんが、自分の家族だけでなく、いまも広島には大勢の被爆者がいると告げると、「いまでも苦しんでいるのか」「どんな症状なのか」などと繰り返し尋ね、最後に「ありがとう」と丁寧にあいさつをして資料館を後にしたという。
 「広島の人たちに対する哀悼と尊敬の気持ちを表現したかった」と語ったカストロ前議長は、視察後、「(核の使用は)二度と起こってはならない野蛮な行為。子供たちや女性、老人、男性などの姿が浮かんだ」と感想を述べた。

 これらの記事を読んだ後でキューバ危機なんて一昔前のことを持ち出して被爆者非難をする常岡は頭がどうかしている。「カストロも単純な善意じゃないと思うが、被爆者への言葉にはさすが偉大な政治家と感動した」位のことが何故常岡には言えないのか。まあたぶん常岡が反共主義者だからでしょうけど(ただし反共が売りの産経ですら常岡のようなカストロ非難は俺が知る限りやってないのですが)。
 キューバ危機だって「ピッグス湾事件」の存在を無視するのはあまりにもアンフェアでしょう。「米国によるカストロ政権転覆の危機」から身を守るための「ミサイル持ち込み」だったわけです。ソ連は結局撤去しますが、撤去に当たっては「撤去してもキューバのことは守るから」で話をキューバとつけたのでしょう。まあ、ソ連としても米国から「撤去しろ」と言われて撤去した後、キューバ政権転覆では、面子丸つぶれですから、その辺りは全力でカストロ支援したでしょうが。

常岡浩介がリツイート
まーりゃ ‏@Nouvelles56
 今日はホロドモールのメモリアルデー。知れば知るほど胸糞悪い、ソ連時代にウクライナで起きた計画的飢饉。

 ただしウィキペ「ホロドモール」を見る限り
1)スターリン時代に農業失政もあり、大規模な飢饉がウクライナに発生した
2)ウクライナ以外にも深刻な食糧不足の場所もあり、どこかを犠牲にせざるを得ない状況で「ウクライナは反露感情が強い(から犠牲にしても構わない)」というスターリンの判断もありウクライナが切り捨てられた
3)海外からの支援の話も「面子にこだわるスターリン」によって「支援無しで解決できる」と断られた
4)その結果さらに飢饉が深刻化した
ということはわかりますが最初の1)はもちろん「計画的」じゃないわけです。
 2)、3)について果たして「計画的」と言えるかどうか(まあ餓死を容認していたという意味では計画的と非難されても仕方ない面はあるでしょうが)。国粋主義勢力、反ロシア勢力、反共勢力が力を増すウクライナでは「民族的ジェノサイド」と主張する者が多いようですが、実際の所そこまでは言えないでしょう。
 また、ウィキペ「飢餓輸出」によれば

 ロシアでは、ロマノフ朝末期から西欧諸国(特にフランス)への債務返済の目的で、小麦の飢餓輸出をおこなっていた。飢餓輸出はソ連時代になっても、外貨獲得の手段として続行された。

のだそうでロマノフ王朝時代からそうしたウクライナの飢餓はあったわけです。
 ちなみにウィキペ「飢餓輸出」は飢餓輸出の例として

アイルランドのジャガイモ飢饉は小麦がほとんどイングランドへ輸出され、小作人の主食がジャガイモに限られていたことが背景にあり、多数の餓死者が発生しても豊作だった小麦の輸出は通常通り続けられた。
・多くのアフリカ諸国では、植民地支配から解放された今でも先進国向けの農作物を栽培しているため、現地人は食糧を手に入れるため現金が必要となり飢餓の原因となっている。

をあげています。
 そうした事を考えるとホロドモールを常岡の言うような意味(民族的ジェノサイド)で「計画的飢饉」とまで言うのは相当に問題があるように思います。まあ、常軌を逸した反ロシアである常岡とその類友はそういうことを全く配慮しないわけですが。

常岡浩介
伊藤和子*23弁護士に対する名誉毀損池田信夫氏に賠償命令…東京地裁|弁護士ドットコムニュース
https://www.bengo4.com/internet/n_5389/

 常岡自身が西谷文和氏*24名誉毀損で訴えられてるデマ屋の分際の癖に、池田信夫をデマ屋呼ばわりとはいい度胸です。池田はもちろんデマ屋ですが常岡も立派なデマ屋です。

黒井文太郎 ‏@BUNKUROI
 まだ最終的にどうなるか不明ですが、報道各社とほとんどの露専門家が「プーチンは2島返還する」と楽観視する中、早くから明確に否定的な記事を書いてたのは、僕が知る限り袴田茂樹*25先生だけでした

 おいおいですね。「俺の知っている人間では」木村汎*26北海道大学名誉教授も産経正論欄で否定的記事を書いてるのですが。黒井はデマまで吐いて袴田氏をプッシュしないといけない理由でもあるのか。それともろくにロシア研究家をウオッチしていないくせに「袴田以外はプーチンに好意的」と放言する「自称・外交通(得意分野はインテリジェンス)」のバカが黒井か。あるいは「俺にはプーチン批判という点では違いが全く分かりませんが」、黒井的には袴田氏と木村氏は何かが違うのか?(ちなみに常岡も黒井と同じ事をツイートして袴田氏を持ち上げています)。
 なお、これについては木村氏や袴田氏を「不当な悲観論者だ」と批判する二島返還論者・鈴木宗男氏の記事
月刊日本『領土返還を阻む者たち』(鈴木宗男
http://gekkan-nippon.com/?p=9973
を紹介しておきます。
 さて鈴木氏曰く

http://gekkan-nippon.com/?p=9973
鈴木
 まず一部の学者は北方領土問題をビジネスにしています。彼らは北方領土問題が続く限り、メディアからの原稿や、各種団体からの講演など仕事が入ってきますが、実際に問題が解決してしまうと仕事がなくなってしまう。だからこの人たちは、あえて強硬論を振りかざして、わざと問題の解決を遠ざけているように見えます。これが「北方ビジネス」です。
 たとえば北海道大学名誉教授の木村汎氏です。
(中略)
 しかし木村氏は1997年のクラノヤルスク合意のときも、2000年のイルクーツク宣言のときも、「まだ早い」と主張していました。一体いつまで待てばいいのか。
(中略) 
 今年は1956年の日ソ共同宣言から60年の節目の年で、元島民の方々の平均年齢も80歳を超えています。いま動かさないでいつ動かすというのでしょうか。
 しかも木村氏は具体的な解決策は提示していません。解決策を持たないまま、いずれ時期が来ると解決を先延ばしにするのは、無責任極まりないと思います。

だそうです。鈴木氏の
北方領土問題解決を阻害した方が、北方領土問題専門家として原稿依頼やテレビ出演依頼が来るなど金になるから不当な対ロシア強硬論を唱える国賊がいてそれが木村や袴田。奴らのやってるのは北方領土ビジネス」
「日ソ共同宣言から60年も経って高齢化が進む元島民を木村や袴田は何だと思ってるのか!。どうやって領土問題を解決する気なのか(怒)」
「俺、鈴木のような二島返還先行論者、日露交渉論者を利権屋、国賊呼ばわりする木村や袴田こそ利権屋で国賊
という非難の是非はともかく、
「拉致解決を阻害した方が、北朝鮮拉致問題専門家として原稿依頼やテレビ出演依頼が来るなど金になるから不当な対北朝鮮強硬論を唱える国賊がいてそれが救う会の荒木、島田、西岡や拉致議連の平沼。奴らのやってるのは拉致ビジネス」
日朝平壌宣言から14年も経って高齢化が進む拉致被害者家族を救う会拉致議連は何だと思ってるのか!。どうやって領土問題を解決する気なのか(怒)」
「日朝交渉論者、制裁懐疑論者の田中均氏、蓮池透氏、和田春樹氏などを国賊扱いして非難する救う会拉致議連こそが国賊
つうのは間違いない事実だと俺は思っています。家族会は拉致を解決したかったら「国賊救う会拉致議連とは手を切り、蓮池透氏と和解し、田中均氏や和田春樹氏ら日朝交渉派に対し過去の悪口雑言をわびるべきです。正直、それが今の家族会にできるとは思っていないのですが。

http://gekkan-nippon.com/?p=9973
鈴木
 昔、こういうことがありました。1998年に秋野豊*27国連政務官が公務中に亡くなられたあと、袴田氏は秋野基金の設立に動いていました。そのとき、袴田氏は当時内閣官房副長官だった私の官邸執務室を訪ね、「外務省に掛け合っているのですが、予算を500万円しか出さない。何とかしてください」と頼んできました。私は外務省によく話を聞いてやるように言いました。その後、袴田氏は外務省から5000万円ほどの予算を引き出して、「秋野豊ユーラシア基金」を設立して役職に就いていました。それを見ていた私は「学者より総会屋の方が向いているのではないか」と思ったものです。

 「学者より総会屋(つうか政治活動家)が向いてる」のは「救う会幹部」荒木拓殖大教授、島田福井県立大教授、西岡東京基督教大教授なんかもそうでしょう。まあ「一応研究者として認められている」袴田氏と「世間に研究者扱いされてない」荒木らを並べるのは袴田氏に失礼だとは思いますが。

常岡浩介
【社説】仏フィヨン氏の意外な勝利が物語るもの http://jp.wsj.com/articles/SB12408226390103943756704582451670660067772 @WSJJapan
:フィヨン氏はロシアのウラジーミル・プーチン大統領に傾倒しているようであり、シリアの内戦ではバシャール・アサド大統領を好ましく思っていると発言している
:(ボーガス注:アメリカのトランプ次期大統領だけでなく)仏も(ボーガス注:フランス保守党の大統領候補も親プーチン、親アサド)

■フランス次期大統領候補がフィヨン*28氏であることの意味(神谷匠蔵)
http://agora-web.jp/archives/2022743-2.html
によれば、
保守政党の3候補のウチ
ジュペ*29元首相:左派(フィヨン、サルコジ*30と比べて相対的な意味ですが)
フィヨン元首相:中道 
サルコジ元大統領:右派
だそうです。つまりこの神谷氏の見方が正しいとするならば、今のフランスで保守派が一番支持するのは中道だと言う事です。マリーヌ・ルペンのような極右支持層の票を取るためにサルコジとか、オランド社会党の票を取るためにジュペとか考えないと。そう言う中で「アンチプーチン」「アンチアサド」常岡が注目する「シリア政策」「ロシア政策」はある意味、保守党にとっては支持層も含めてどうでもいい些細なことでしょう。またフィヨンでなくサルコジやジュペならば反アサド、反プーチンかといったらおそらくそんなことはない。
 まあ個人的にはサルコジでなかったこと、そしてこれを機にサルコジが「大統領や首相といった要職をもはや目指さない」と表明したことはほっと一安心ですね。サルコジについて言えば金銭疑惑のダメージが大きかったようですが。サルコジはフィヨン支持を表明してるそうですが、それはあくまでもサルコジにとって「ジュペよりマシ」と言う話のようですし。

【追記】
スプートニク日本『親ロシア派のフィヨン氏が予備選挙で勝利 寡黙な人々の心をつかむ』
https://jp.sputniknews.com/europe/201611283059665/
 ロシアメディアがこう報じるって事は常岡が言うだけではなく実際に親ロシアなんですかね。

常岡浩介がリツイート
noguchi ‏@esnoguchi
 共同経済活動。当然プーチンにしたら返す気がない4島の状況を日本のお金で良くする、永遠にロシア領の4島をよりよくする、それは大賛成だろう。 日本の取られ損、これを恐れる。山口訪問でもかなりの血税を使うのだろう。もういい加減にして欲しい。

 まあ、おっしゃるとおりで北朝鮮相手には「やらずぼったくりの恐怖」を理由に「先に北朝鮮が動け」と言う連中が「プーチンが島返還を約束した訳でもないのに」ロシア相手には随分と甘いもんです。
 ただ一方で
1)経済支援でもしない限り北方領土は返ってこない(支援すれば帰ってくると言う甘いもんではありませんが)
2)領土返還はともかく、「共同経済活動」は日本企業にも利益がある
のも事実です。

領土交渉、見えぬ進展=安倍首相周辺「やはり厳しい」−日ロ首脳会談:時事ドットコム http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112000192&g=pol
:これに懲りたら、ムネオだの佐藤優だのといったデマゴーグに踊らされないよう、ポピュリズム防衛をしっかりやるといいですね

 「最低でも2島返還があるようにムネオや佐藤は言ってるがとてもそんな事はありそうにない、帰ってこなかったらどう責任をとるんだ」という常岡です。
 まあ、俺もそう思います。でも「俺が安田を救う」と放言して、その放言が明らかに嘘だとばれたとき「安田を救えなかったのは俺のせいじゃない、西谷文和のせいだ」とさらに嘘ついて他人に無茶苦茶な責任転嫁した常岡にそんなこという資格があるのか。
 まあ、常岡の嘘ですら黙認して常岡を使うマスコミですから、「二島返還がなくても」視聴率や部数が穫れる限りはムネオや佐藤を使い続けるでしょう。ただしそれを非難する資格はデマ屋の常岡にはありません。

常岡浩介がリツイート
■スポーツ報知 芸能情報 ‏@Hochi_Geino · 11月18日
室井佑月*31、常岡浩介氏が明かした拘束生活を聞いて「のんきな人ですね」
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20161118-OHT1T50094.html?from=rss&utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

 室井氏の「のんき」が
1)常岡に対する好意の表れ
2)文化放送大竹まこと*32・ゴールデンラジオ!」出演者の立場として、常岡に好意的*33らしい文化放送や大竹氏に配慮して、公然と常岡批判などできないが、それでも常岡の馬鹿さを批判したいので「のんき」というオブラートにくるんだ表現をした
のかはこの記事では分かりません(常岡個人は2)とは考えてない、あるいは2)だとしてもオブラートにくるんだ物言いだから痛くないと思っているようですが)。
 まあ、俺から言わせれば常岡は「のんき」と言うより「能天気」「頭がお花畑」「危機意識ゼロのバカ野郎」ですが。常岡が「自分の身柄拘束」について「のんき(どうせ死刑はない、日本政府の交渉で早期解放される)」なのは常岡の勝手ですが、ヌスラによる安田氏身柄拘束で「俺が安田を救う」と「のんきなこと」を放言して未だにその責任をとってないのは最悪です。

常岡浩介
 トランプが大統領になると、なにがまずいのかという、基礎の基礎が理解されていないのではないか

普通に考えてまずい理由は
1)女性やイスラム教徒、外国人に対する暴言が酷い→米国でのマイノリティに対する差別が深刻化しかねない→そしてヨーロッパなど米国国外のマイノリティ差別を助長しかねない
2)トランプはデタラメばかり言ってる→米国政治や国際政治に「支持者にうければデマでもいい」という風潮が蔓延しかねない
つうところでしょうが
「トランプはシリア問題でアサドとロシアに甘い」と言い出す常岡には吹き出しました。いやそれ国際社会的にも米国的にも「まずい理由のメインじゃない」から。
 つうか何で「アサド政権打倒論が正しい」とか「クリントンならアサド政権打倒論に立つはず」とか思えるのやら。

Acty ‏@Acty3bom
あ〜あ しばらくはおとなしくしてると予想してたのに、もうこれだ。
すぐに図に乗るんだからなあ。

 吉田照美文化放送)や堀潤J-WAVE)のラジオ番組に出演したことを自慢げにツイッターで宣伝してる常岡への批判です。本当に常岡ってバカで屑ですよね。常岡なんぞ呼ぶ吉田や堀も反吐がでる常岡の類友のバカ野郎です。常岡もろとも滅びればいいのに。もちろん「常岡の類友高世仁が屑であることも言うまでもありません。

Acty ‏@Acty3bom
常岡さん。お帰りなさい。
ご無事で何より。
でも、どうして旅券を(ボーガス注:日本外務省に)返納されたんですか?

 全くその通り。旅券を返納したら「まーた常岡に馬鹿な事されたら困る」日本政府は当面は旅券を常岡に発行しないでしょう。そんなことは簡単に予想できることであり、常岡の行為は「旅券返納しないで日本政府を敵に回すのが怖い。返納したら当面は旅券が出ないだろうけど、当面は返納要求を拒否してまで海外取材する気ねえ」つう話でしかないでしょう(まあ旅券持ってても常岡を国外退去にしたクルド自治政府の支配地域は取材できませんが)。
 別にそれ常岡の自由ですけど、普段、でかい口叩いてる癖に随分と臆病者です。

常岡浩介
・お願い返してなんでもするから外務省さま
・ぼくのパスポートも人質状態です。お願い外務省さま。なんでもするから返して!(号泣

 だったら最初から返納命令に応じるな、バカ、て話です。外務省も「ふーん、本当に何でもするの?。じゃあ今度、身柄拘束されたら、日本政府に救出は一切求めません、俺のことは見捨てて構いませんとか、日本政府の事前同意を得てから海外戦地取材に行きます、とか一筆書いてくれるかな?(皮肉)」「つうかそんなにパスポートを返して欲しかったら最初から返納しなきゃいいじゃん、『政府が無理矢理没収するまで僕は抵抗します、絶対に自主返納はしない』てすりゃいいじゃん。俺達『自主返納すれば後でちゃんと発行するから、むしろ拒否したら2度と発行しないよ』なんて一言も言ってない。くだらないツイッターパフォーマンスも大概にしろよ、常岡(呆)」と言いたいところでしょう。


■レバント征服戦線を標的に−アサド政権と最も敵対する組織(桜木武史)
http://t-sakuragi.com/?p=2654
 レバント(JFA)とは「ヌスラ」が改名した組織であり、ヌスラと言えば安田純平氏の身柄を不当に拘束している組織です(以下、すべて「ヌスラ」と呼ぶ)。
 そんな組織を「反アサドの有力組織だから」と言う理由で擁護、支持するのが「反アサド」の自称ジャーナリスト桜木です。「安田氏の身柄拘束を手前は何だと思ってるんだ?。今のところヌスラ(レバント)が手前に好意的だから安田拘束は無視するのが手前か?」と心底呆れます。
 桜木のような男はジャーナリストと言うより「反アサドの政治活動家」とでも言うべきでしょう。

 ヌスラ戦線からJFAへの名称の変更により、アルカイダとは手を切ったとJFAは公式に宣言している。しかし、アルカイダと関わりがあろうがなかろうがアメリカはJFAへの敵意は崩していない。

 そもそもヌスラが「アルカイダと縁切りする」と言ったのは米国、サウジ、トルコ、ロシア、シリア、イランとほとんどの国がヌスラを「アルカイダとの関係」を理由に攻撃対象としていたが故です。
 アサド政権を巡っては「打倒論(米国、トルコ、サウジなど)」「支持論(ロシア、イランなど)」と意見が割れていても「打倒ヌスラ」では一致していたわけです。
 「追い詰められて」いたから縁切りしたのであり、全くの党利党略でしかありません。そんな組織の「アルカイダと縁切りしました」を米国が信用しないのも当然でしょう。
 「偽装縁切りじゃないか(今も裏で繋がってるんじゃないか)」「またISの調子が良くなってきたら、ISに寝返るんじゃないか」「もはやISと繋がってないとしても負け犬だから見捨てただけじゃないか。そんな党利党略な奴らを信用できるか」と米国が思い、打倒対象にするのはある意味当然です。
 アサド政権がロシアやイランの支援で盛り返してること(打倒は困難であり打倒に固執すれば完全に地域大国ロシアとイランを敵に回すことになる)、少なくともアサド政権はヌスラのように「米国相手にケンカを売ったことはないこと」がこうした「ヌスラ打倒」という米国の判断を後押ししてるのでしょう。
 

ニューズウィーク日本版『トランプ政権で、対シリア政策はどうなるのか』青山弘之*34東京外国語大学教授)
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/post-6289.php

(前略)
 トランプ氏の対シリア政策がどのようなものになるかは、大統領選挙戦において政策論争が希薄だったこともあり、今のところ分からない。シリア情勢に関して、彼は、バッシャール・アサド政権打倒よりも、イスラーム国壊滅を優先させるべきで、そのために(ボーガス注:アサド政権を支持しているがIS打倒では意見は米国と違わない)ロシアと連携する必要があるといった趣旨の発言をたびたび行ってきた。それゆえ、アサド政権を武力で打倒しようとしている反体制派は、トランプ氏の当選に危機感を感じる一方、シリア政府内には楽観ムードが拡がっている。
 しかし、米大統領が就任後、ないしは任期途中で、前言を撤回して外交政策を転換することはいつものことで、トランプ氏が自らの言葉を具体化させ、堅持するという保障などない。それでも、現時点で言えることがあるとするなら、それは(ボーガス注:おそらく)次期政権が「シリア内戦」への関与を弱めることはあっても、強めることはない、ということだ。そしてこのことは、バラク・オバマ現政権の対シリア政策の実質的な継続を意味している。
(中略)
 「シリア内戦」への諸外国の干渉は、ロシア、イラン、トルコ、サウジアラビア、そして欧米諸国が19世紀的なパワー・ポリティクスを繰り広げて利害を衝突させることを特徴としている。ここにおいて米国は、ロシアと並ぶ主要な紛争当事国ではあっても、絶対的な決定権者ではない。
 シリアの混乱は、誰が米大統領を務めようと、こうしたゲームが続けられる限りは解消せず、またゲームのルールを変更する独断的な指導力を発揮できる国ももはや存在しない。イスラーム国の二大拠点都市であるモスル市とラッカ市の解放に向けた軍事作戦がイラクとシリアで進行しているにもかかわらず、「ポスト・イスラーム国段階」の安定的な政治秩序を思い描けないのはまさにそのためだ。
 オバマ政権は「人権」、「民主主義」、「化学兵器使用阻止」、「テロとの戦い」といったフレーズを駆使して、米国がシリア内戦を打開する能力を持たないことをある意味隠蔽してきた。「過激な発言」で知られるトランプ氏が、オバマ大統領と同様のレトリックやプロパガンダを駆使するかどうかはともかく、「新孤立主義」と称される彼の外交姿勢が、「シリア内戦」からの完全撤収という「劇的」で影響力のある決断をもたらすようには思えず、中途半端な干渉政策が当面続くと見るのが妥当だろう。

  トランプはシリア問題では撤退することも、さらに積極介入することも、「ロシア、イラン、サウジ、トルコなど関係各国をうまくまとめること」もできず、特にリーダーシップを発揮せず、今まで通りぐだぐだになるのではないか、と見る青山氏です。

*1:著書『ロシア・語られない戦争:チェチェンゲリラ従軍記』(2008年、アスキー新書)、『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社)など

*2:大学卒業後、2003年、NHK福岡放送局に入局。2007年春の東京異動後、NHK爆笑オンエアバトル』、NHKBS hi『にっぽん力検定』(その後『双方向クイズ にっぽん力』に改題)の司会を務める。2012年3月にNHKを退社しフリーアナウンサー。現在、TVQ九州放送『土曜の夜は!おとななテレビ』、BSスカパー!『ニュースザップ』、『未来予想クイズ』の司会を務める(ウィキペ「神田愛花」参照)。

*3:まあ俺の知っている人だと浅井基文氏がそうだったかな(浅井氏はツィートはやってなくてブログですが)。なお、俺はそうした浅井氏を支持する立場です。

*4:桜木は今トルコにいるそうです。

*5:現シリア大統領

*6:リンク先は英語であり、俺は英語はブロークンなので記事内容にはコメントしません。まあ、日本語だって「シリア素人なので断言はしないが、他の後追い報道でもない限り信用できない」程度のコメントしかできないでしょうが。

*7:もちろんアサド政権やアサド支持の立場に立つ国(ロシアやイランなど)は否定するでしょうが問題は米国やサウジ、トルコなどアサドに否定的な国の態度です。これらの国も記事の信用性に否定的な態度なら「極めて信憑性の怪しい記事」でしょう。

*8:ウィキペ「アンゴラ内戦」によれば当時、アンゴラは「様々な政治勢力ポルトガルからの独立を求め呉越同舟ポルトガルと戦争→ポルトガルから独立を勝ち取るが、政治勢力間で抗争が起こる」という状況で「合法政府が一応誕生し、それに対し、反政府派が戦闘を挑む」という形では全くなく「合法政府が成立してない完全内戦状態」なのでキューバに限らず外国勢力のアンゴラ介入は「是非はともかく」とても侵略とは言えないでしょう。むしろ独裁でアレ一応国連に加盟している合法政府であるアサド政権軍へのトルコの軍事攻撃(常岡はこれを容認しているわけですが)の方がよほど侵略に該当するでしょう。

*9:まあ傀儡ではないでしょうね。

*10:ワシントンポストのこと

*11:実際オバマ関係のデマにロシアは無関係でしょうが。

*12:現在のシリア大統領バッシャール・アサドの父親(故人)。前大統領。

*13:さすがに「黒井を拉致って殺す」ことはしないまでも、黒井の自宅に盗聴器仕掛けるとか、常に黒井に嫌がらせの尾行がつくとか、黒井を誹謗する怪文書がまかれるとか、黒井と親しいシリア人が嫌がらせ受けるとか

*14:八木氏がカストロ礼賛しているという意味ではなく俺が「興味もないので」八木氏の言説をわざわざチェックしてないという意味です。

*15:産経新聞記者。『朝日新聞が中国を驕らせる:反日、反米の呪いと親中媚態言論の正体』(2005年、日新報道)、『すべては朝日新聞から始まった「慰安婦問題」』(2014年、ワック文庫)などトンデモ右翼著書多数

*16:まあシリアやウクライナへの介入がなくてもやらないと思いますが。バルト三国に対しそれをするメリットもなければ「シリアやウクライナ」相手のように一定の「成功」を治める保証もないでしょう。そもそもウクライナは前政権は親ロシアでしたし、アサド政権も親ロシアです。プーチンからすれば「ウクライナでの親ロシア政権転覆」や「欧米のアサド政権転覆画策」は「親ロシア勢力を潰す策略で許せない」「我が国の面子に賭けても欧米の策略は許さない、現地の親ロシア勢力にてこ入れしよう」と言う思いがあるでしょう(そう言う考えの是非はひとまず無視します)。一方バルト三国は政権が反ロシアで全然情勢が違うわけです。

*17:まあ確実に支援するでしょうね。ロシアに限らず外国がNATO加盟国に軍事介入してるのに何もしないわけにはいかないでしょう。

*18:東芝野球部監督、1988年ソウル五輪日本代表監督(銀メダルを獲得)、東芝メディカル社長など歴任。

*19:揚げ足取りになりますが「時事の配信記事を受けた地方新聞」ならともかく時事通信自体は新聞じゃありません。なお、常岡は何故か日経の名前を挙げませんが日経も常岡が非難するであろう記事をあげています。

*20:「俺が安田を救う」と放言したあげくその放言の責任をとらない常岡と、常岡を使い続けるマスコミこそが「頭湧いてる」でしょう。全くカストロ程の才能も人格もない(注:つうか常人と比べても常岡の人格破綻ぶりは酷いと思う)男・常岡がよくも言ったもんです。

*21:こういう記事を読んでああいうツィートやリツィートをできる常岡には「人間味のない売文屋だ」「やっぱ、あれか常岡って反共右翼か?」「被爆地・長崎出身(常岡は元長崎放送社員)なのに被爆者誹謗とかすげえな、おい。『原爆投下は仕方がない』の久間防衛相(長崎選出代議士)かよ!」と感じました。こうした常岡のツィートを高世仁類友がどう思うのか気になるところです。「さすがに支持はしないものの、批判もせずに、見ない振りしてすっとぼける」が「一番あり得る可能性」でしょう。なお、さすがの常岡もメディア出演ではこういう暴論をはく度胸はないでしょうし、メディア側から「あのツィートについて改めてご意見をお聞かせ下さい。被爆者に対しご自分の言動が無礼とは思いませんか?」なんて振られたらかえって狼狽してしどろもどろになるかも(苦笑)。

*22:1959年7月15日、31歳のゲバラ(当時、国立銀行総裁)はキューバの通商使節団を引き連れて日本を訪れた。7月24日に大阪に泊まった際、広島が大阪から遠くない事を知り、翌日、神戸の川崎造船所を視察した後に、予定を変更してマリオ・アルスガライ駐日大使を伴って広島を訪問。広島県職員案内の下、広島平和記念公園内の原爆死没者慰霊碑に献花し、原爆資料館と原爆病院を訪れたほか、広島県庁を来訪し、当時の広島県知事・大原博夫と会談している。このとき、『中国新聞』の記者であった林立雄が単独取材した。その際ゲバラは「なぜ日本人はアメリカに対して原爆投下の責任を問わないのか」と問うたという。ゲバラが広島の状況をキューバに伝えて以来、同国では現在でも初等教育で広島と長崎への原爆投下をとりあげているという(ウィキペ『ゲバラ』参照)。

*23:著書『誤判を生まない裁判員制度への課題:アメリカ刑事司法改革からの提言』(2006年、現代人文社)、『人権は国境を越えて』(2013年、岩波ジュニア新書)など

*24:個人サイト(http://nowiraq.com/)。著書『後藤さんを救えなかったか:政府は何をし、何をしなかったのか?』(2015年、第三書館)、『戦争のリアルと安保法制のウソ』(2015年、日本機関誌出版センター)など

*25:日本共産党幹部・袴田里見反党行為で後に除名)のおい。著書『プーチンのロシア』(2000年、NTT出版)、『現代ロシアを読み解く』(2002年、ちくま新書)など

*26:著書『プーチン主義とは何か』(2000年、角川ワンテーマ21)、『日露国境交渉史:領土問題にいかに取り組むか』(2005年、角川選書)、『現代ロシア国家論:プーチン型外交とは何か』(2009年、中公叢書)など

*27:筑波大学助教授(ロシア外交)。1998年、筑波大学を辞職し外務省に入省し、国連タジキスタン監視団に参加した。しかし、同年7月20日武装集団による襲撃に遭い、殺害された。著書『ゴルバチョフの2500日』(1992年、講談社現代新書)、『偽りの同盟:チャーチルスターリンの間』(1998年、勁草書房)など

*28:バラデュール内閣高等教育・研究大臣、ジュペ内閣環境・開発・エネルギー・運輸大臣、ラファラン内閣労働大臣、首相など歴任。

*29:バラデュール内閣外相、首相、フィヨン内閣環境・開発・エネルギー・運輸相、国防相、外相など歴任

*30:バラデュール内閣予算相、ラファランドビルパン内閣内務相、大統領など歴任

*31:作家、タレント。雑誌モデル、レースクイーン、女優、高級クラブホステスなどを経て、1997年に小説新潮主催の読者公募「性の小説」コンテストに入選し文筆活動に入る。東京MXテレビバラいろダンディ』(水曜レギュラー)、TBSテレビ『ひるおび!』(木曜レギュラー)、『中居正広の金曜日のスマたちへ』、文化放送大竹まことゴールデンラジオ』(金曜レギュラー)などでタレントとしても活躍。既婚者であった作家・高橋源一郎と交際し1999年に入籍するが、2001年に離婚。高橋との間には2000年に生まれた長男がいる。「婦人公論」2001年10月7日号に発表された手記によると、離婚の原因は高橋が複数の女性と不倫していたことだという。政治信条に関しては革新寄りであり、憲法9条改正や核武装に対して否定的な考えを表明。また、自民党政権に対してもテレビ、ラジオなどのメディアで批判することがある。一方で、日本共産党に関しては「人々のためになっている」と一定の評価をしている。著書『熱帯植物園』(2000年、新潮文庫)、『作家の花道』(2003年、集英社文庫)、『子作り爆裂伝』(2004年、講談社文庫)、『ママの神様』(2008年、講談社文庫)など(ウィキペ『室井佑月』参照)。

*32:俳優。コントユニット『シティボーイズ』(大竹の他は斉木しげる、きたろう)メンバー。文化放送大竹まこと・ゴールデンラジオ!』司会。

*33:つうか単に「身柄拘束された話題の人(視聴率が穫れる)」扱いでしかないでしょうが。

*34:個人サイト(http://syriaarabspring.info/aljabal/)。著書『混迷するシリア』(2012年、岩波書店)など