■【くにのあとさき】東京特派員・湯浅博 第2の江戸の「栄花物語」
菅政権下の日本は「第2の江戸時代」を迎えているのだそうだ。
前後の文脈からしたら「第2の幕末」と言う表現の方がより適切ではないのですか?
振り返ってみれば、鎖国政策下の江戸期は内向きの政治しかなかった。
鎖国時代もオランダや中国、朝鮮とは交易してるんですが?
何といっても世論調査は「政治とカネ」批判がトップなのだ。
そうなったのは自民党が汚職事件を何度も起こしたからだと言うことを分かっていますか?
中国における「経済近代化」は「市民社会」とやらの勢力伸長によって実現したものではなかった。
いわゆる開発独裁、上からの近代化の一種ですね。そんなことを言ったら日本や台湾、韓国だって経済近代化それ自体は「市民社会」とやらの勢力伸長によって実現したものではなかったんですが。中国もいずれは民主化するだろうし、せざるを得ないでしょう。
軍隊が国家ではなく、国家を支配する政党に所属するのは全体主義体制の特徴の一つ
そんなことはありません。党に軍隊が所属するという人民解放軍はかなり特異な形態でしょう。