【産経抄】8月28日

戦前汚職容疑で逮捕されたこともあって一度も大臣にならなかった。

汚職で逮捕されても大臣にならなければ議員を続けても与党幹部(三木武吉自由党総務会長、民主党総務会長、自民党代表委員を歴任)になっても良いそうです。
・大体彼が大臣にならなかったのは、そう言う理由か疑問ですし、逮捕されても大臣になった人は過去にいくらでもいると思いますが(例:世論の批判で辞任したが、橋本内閣の佐藤孝行総務庁長官)。
 ちなみにウィキペディア三木武吉」を見ると、以下の通り彼は、小沢さんのようなかなりの策士です。彼をネタに小沢批判って訳が分からない。首相になっては困るが、三木みたいに親分を首相に担いで、幹事長で裏仕事ならOKという意味ですか?
 自らが担ぐ親分鳩山の政敵・吉田と対抗するため
池田勇人通産相の「中小企業の一つや二つ倒産し、自殺してもやむを得ぬ」との失言に対し野党から池田通産相不信任決議案が提出されると、鳩山派は本会議を欠席し、不信任案を可決させ池田を辞任に追い込む。
・吉田のバカヤロー発言に対し、不信任案を出しても通るかと渋る社会党幹部を説得し、提出させる。鳩山派は広川弘禅派とともに賛成投票し、不信任案を可決させ吉田内閣を衆議院解散に追い込む(広川には三木が工作をしていた。広川は元々吉田派であったが、吉田が官僚出身者を重用するようになった事から結局、吉田の元を離れた)。

むろん首相になる気など、さらさらだった。

 鳩山一郎を首相にすることが彼の考えだったのだから当然です。なお、「本日の産経SHOWと阿久根政界NOW:ブッキーこと三木武吉」(http://d.hatena.ne.jp/slapnuts2004/20100828/p1)が指摘していますが鳩山が首相になったとき、衆院議長になる気はあったようですが野党の反対で潰されています。

もうそろそろ枯れてきてもいい。

・「本日の産経SHOWと阿久根政界NOW:ブッキーこと三木武吉」も指摘していますが、首相退任後、二階堂擁立工作を仕掛けた福田赳夫はとか、
首相退任後も「ダグラス・グラマン事件」で名前が出た岸信介はとか
政界引退したはずなのに今もマスコミで大活躍の中曽根康弘野中広務は、と言わざるを得ません。全然枯れてない(苦笑)