今日も増元照明氏に突っ込む(7/16分)

2011.7.16
「数人の思惑や名誉欲で翻弄された」

 ライス氏やヒル氏の対北朝鮮外交を間違っていたという増元氏。俺は間違っていたか疑問に思うし、仮にライス氏らが間違っていたとしても、そこから増元氏が引き出す教訓は「強硬論は常に正しい」らしいからお話にならない。

其処には北朝鮮という地域の特殊性や半島*1人の民族性を考慮できなかった過ちがあったようだ。

 増元氏の言う「北朝鮮という地域の特殊性や半島人の民族性」とは具体的に何なのだろうか?
 戦後世代なのに「半島人」という死語*2(それも差別的な使われ方をした過去があるため、そう言うニュアンスが強く、そういう理由で使用を避ける人がいる語)を使う人では具体的に語らせたら民族差別発言が飛び出そうで怖いが。

しかし、そのお蔭で「拉致問題」の解決が膠着状態となり、現在に至るというのであれば、世界の情勢が二人の欲望のために翻弄されたということだ。

拉致問題が膠着してるのは、「経済制裁で締め上げれば北朝鮮は折れる」と言ってあなたたちが政府に北朝鮮との交渉を打ち切らせたからでしょうが。全くどうしようもない人だな。

*1:もちろんここで言う半島とは朝鮮半島

*2:ググってもほとんど「半島人」ではヒットせず「半島の人(朝鮮半島を含むがそれだけではない)」と言う記事ばかりがヒットする