中国メディアやネットによる、日本批判はエスカレートするばかりだ。
この書き出しから、日本における変死体の扱いを批判するのが産経抄クオリティ。
「日本における変死体の扱いへの批判」という結論自体はおかしくないのですが、所々変なところが。
▼「大事にしてくれてありがとう」。こんな書き込みが、ネットに目立った。数カ月後に公開された映画「おくりびと」では、納棺夫役の本木雅弘さんの、遺体を清めるしぐさの美しさが世界を感嘆させた。遺体を大切に扱うのは、日本の文化だったはずなのに、どうしたことだろう。
▼東京都青梅市の会社員、寺田隆夫さんを昨年1月末に殺害した容疑で、警視庁が木嶋佳苗容疑者を再逮捕したニュースを聞いて、思う。この事件は当初自殺と処理され、遺体は解剖されなかった。
「おくりびと」を見てそんな風に思うのは抄子ぐらいでしょう。「納棺夫」と「解剖医」と何の関係もない。