今日の産経ニュース(8/25分)

■【産経抄】不肖の息子 8月25日
http://www.sankei.com/column/news/160825/clm1608250003-n1.html

 サッチャー英元首相の長男は、いわゆる「不肖の息子」だった。自動車レースに参加して行方不明になり、「鉄の女」をハラハラさせた。武器輸出の手数料を不正に受け取った疑惑も取り沙汰された。
▼2004年には、赤道ギニアのクーデター計画に関与した容疑で、南アフリカ当局に逮捕されている。米国に滞在中のサッチャー氏はすぐに帰国して、約3000万円の保釈金を支払ったそうだ。

 「自動車レースに参加して行方不明」はともかく「武器輸出の手数料を不正に受け取り」「赤道ギニアのクーデター計画に関与」つうのは事実なら「サッチャーに悪意に見れば」サッチャーがやらせてた、「善意に見ても」サッチャーの肩書きを悪用してた(サッチャーの息子だからそう言うことができた)、てことでサッチャーの政治的・道義的責任は免れないでしょう。後で産経が紹介する「強姦致傷」や「連合赤軍事件」とは性格が全然違う。

 NHK大河ドラマにも出演中の高畑淳子(あつこ)さんの長男で、俳優の高畑裕太容疑者(22)が、強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕された。

 まあぶっちゃけバカですよね。「内柴*1じゃあるまいし」まともな脳みそがあればこんな事はしません。「内柴のような」性的衝動を抑えきれないある種の病気かもしれませんが。

参考

赤道ギニア(ウィキペ参照)
 国民投票によって赤道ギニア共和国として独立し、1968年10月12日、マシアス・ンゲマ(以下マシアス)が初代大統領に就任した。マシアスは1970年に与党・労働者国民統一党以外の政党活動を禁止し、1972年には終身大統領を宣言、1973年大統領への絶対権力の集中を定めた憲法を採択、独裁体制を固めた。
 1979年8月マシアスの甥のテオドロ・オビアン・ンゲマ(以下、テオドロ)がクーデターを起こし、マシアスを処刑して大統領に就任、軍事政権を敷いた。1987年、テオドロの一党独裁政権党として赤道ギニア民主党(以下PDGE)結成。1989年、テオドロが3選。
 民主化を要求するスペイン、フランス、米国の圧力を受け1991年11月、複数政党制を認めた新憲法国民投票で承認されたが、大統領の免責規定などに野党勢力は反発。1993年の総選挙は野党の大半がボイコットする中、PDGEが大勝。1996年2月の大統領選も野党はボイコットし、テオドロが4選。
 1997年6月、政府は最大野党赤道ギニア進歩党党首のセベロ・モトヌサに武器密輸容疑をかけ、進歩党の政治活動を禁止。モトヌサはスペインに亡命。裁判所は8月、国家反逆罪でモトヌサに懲役101年の判決。
 2002年12月の大統領選で野党がボイコットし、テオドロが5選。
 2004年3月にイギリス陸軍特殊空挺部隊にかつて属していたサイモン・マンが首謀し、テオドロを追放してモトヌサを大統領へ据えるクーデター計画が発覚したが、傭兵部隊と共にマンがジンバブエで逮捕されて計画は未遂に終わった(マンは赤道ギニアへ移送され、裁判で禁固34年の刑を受けたが、2008年に恩赦で釈放された)。テオドロは旧宗主国スペインが関与したとして、国際連合総会でスペインを激しく批判した。また、イギリス元首相マーガレット・サッチャーの息子であるマーク・サッチャーが関与したとして南アフリカケープタウンで逮捕された(後に司法取引で釈放)。
 2009年11月に6選。2016年の大統領選挙は11月に行われる予定であったが、何の説明もないまま4月24日に投票が繰り上げられ事前の予測どおりの圧勝であった。2011年8月にリビアカダフィ政権が崩壊し、1969年以来政権を維持してきたカダフィ大佐が権力を失ったため、既にアフリカ最長の政権となっており、君主を除けば世界最長の政権を率いる人物とされる。

*1:アテネ北京五輪金メダル(柔道男子66kg級)