今日もkojitakenに悪口する(2024年1/3日分)

石川・珠洲市長「市内の9割が全壊か、ほぼ全壊」壊滅的被害訴え(毎日) - kojitakenの日記

 軍事費の増額自体を止めろという論者*1は少ない。さすがに共産党社民党はそれを唱えるが、たとえば立民でそんなことを言っているのは衆院愛知10区候補予定者である藤原規眞氏くらいだろう。

 「具体的な名前」を出せませんが、そんなこともさすがにないんじゃないか。それは「藤原氏の過大評価」と「藤原氏以外の立民政治家の過小評価」ではないか。kojitakenの「フジシン(藤原信者)ぶり」も常軌を逸していますね。
 それにしてもここまで立民を酷評しながら「泉代表が辞任すれば全てがバラ色」であるかのような主張をするkojitakenには呆れますね。「泉が代表だからそんなことを言っているのは衆院愛知10区候補予定者である藤原規眞氏くらい」なのであって泉が代表を辞めれば「そうした人間が増える」とでも根拠レスで思っているのか?


小沢一郎氏「維新が嫌い、では自民党の腐敗政治許すだけ」立民主導での野党連携の必要性に言及(日刊スポーツ) - kojitakenの日記
 「維新にすり寄る小沢批判」には同感ですが、一方で「小沢批判に意味があるのか」感はあります。
 小沢が維新にすり寄っても1)維新が最大野党に成り上がる目標を掲げ、「立民」を敵視してること、2)小沢が過去には「政権与党・自民党幹事長(海部総裁時代)、最大野党・新進党党首、政権与党・民主党幹事長(鳩山代表時代)といった要職を歴任した」とはいえ、「名誉職とはいえ立民党最高顧問の菅、野田元首相」と違い、今は無役(岩手県連最高顧問のみで中央の役職に就いてない)で立民党内での政治力がないことで、維新は小沢など相手にもしてない。
 一方で「維新が立民を敵視してること」「共闘相手の共産、社民、れいわが維新に批判的なこと(まあ、維新の方もこれらの党、特に共産を敵視してますが)」「無役の小沢に政治方針について口出しされたくないこと」「現在、立民党幹事長の岡田が、小沢が民主党を離党し『国民の生活が第一』を結成したとき、民主党政権幹部(野田内閣副総理・行革相)だったため小沢に好意的感情を持ってないこと」もあって、泉執行部も小沢を相手にしていない。そして小沢には「泉執行部を追い落とし、小沢自身、あるいは自らの息のかかった政治家(小川元政調会長?)」を「代表、幹事長」等、執行部入りさせるだけの力もない。
 勿論「共産、社民、れいわ」は小沢の「維新を含む共闘」論には否定的です。
 この状況下で小沢が何を言おうとも「影響力は皆無」であって「岸田政権批判」「自民党安倍派批判」「立民党の泉代表批判」「参院選に敗北した泉の代表居座りを容認する岡田*2幹事長、長妻*3政調会長、逢坂*4、西村*5代表代行、枝野*6前代表(『つながる本部』特別参与)、菅*7、野田*8元首相(最高顧問)など立民幹部政治家の批判」「維新批判」ならともかく「あえて小沢を批判する意味がある」とも思えない。
 小沢の政治的影響力低下についてはkojitakenも以下の通り認めています。

小沢一郎氏「維新が嫌い、では自民党の腐敗政治許すだけ」立民主導での野党連携の必要性に言及 - 社会 : 日刊スポーツ
 小沢の存在感は年々低下の一途をたどる一方だ。今回の記事にしても、他のメディアの報道をネット検索で調べたところ、時事通信とその配信を受けた地方紙、それに独自記事とみられる産経の報道が引っかかっただけだった。共同通信も朝日も毎日も読売も検索に引っかからなかった。以下に時事通信と産経の記事へのリンクを示す。
小沢氏、維新含む野党共闘を:時事ドットコム
立民・小沢一郎氏「政権交代へ野党連携を」 腐敗政治批判 - 産経ニュース

【追記】
 その後、ググって確認したところ、kojitakenの紹介した日刊スポーツ、時事通信産経新聞以外にNHK記事がヒットしたので一応紹介しておきます。但し、他はヒットしません。
立民 小沢衆院議員 “野党間の連携深め政権交代目指すべき” | NHK | 政治資金
【追記終わり】
 それにしても民主党政権時は「自民と組んで、内閣不信任案可決で菅政権を打倒し、後釜(菅代表辞任後、代表選に出馬した海江田*9?)を自分の息のかかった人間にしようとした御仁・小沢」がよくも自民党批判者ぶれるもんです。
 小沢の脳内にあるのは「自分が権力を握ること」だけでしょうに。
 それにしても「社会党、さきがけの離反で崩壊した羽田内閣」の経験があるだろうに「とにかく反自民で手を組もう」と言える小沢の鈍感さには呆れます。「とにかく反自民で手を組もう」では仮に政権奪取しても早期に崩壊するリスクが高いでしょうに。

 今年は9月に立民代表選があるんだった。確か自民党総裁選の直後に行われる日程になっていたと記憶する。自民党としては立民が代表を代えるチャンスを与えないように動くはずだから、立民には機動力が求められる*10

 「9月前に解散の可能性」と言いたいんでしょうが、9月前に解散するとしてもそれは「内閣支持率(その内閣が岸田内閣であれポスト岸田内閣であれ)が高いウチに解散しよう」と言う話でしかない。当然「内閣支持率が低ければ」9月以降解散や解散なしもありうる。
 自民は解散するかどうかの判断において「9月の立民代表選」は何とも思ってないでしょう。
 なぜなら、第一に民主党政権の下野以降、民主党とその後継政党(民進党、立民党)は「自民党」に支持率で大差をつけられているからです。野党共闘は「立民単独では選挙で勝てない」から開始された。代表が誰になろうとそうした「立民の低い支持率」が劇的に上昇することは考えがたい。
 第二に「参院選敗北」「補選全敗」ですら泉を代表から下ろさない(下ろせない?)立民です。9月の代表選で「泉以外の代表」が選ばれる可能性は恐らく皆無に近いでしょう。下手したら「泉以外の立候補がなく、無投票再選」ではないか。

*1:なお、kojitakenは論者を「政治家」に限ってるようです。

*2:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、民主党代表、立民党常任顧問等を経て立民党幹事長

*3:鳩山、菅内閣厚労相民主党代表代行(岡田代表時代)、民進党選対委員長(前原代表時代)、立民党副代表(枝野代表時代)等を経て立民党政調会長

*4:菅内閣総務大臣政務官、立民党政調会長(枝野代表時代)等を経て立民党代表代行

*5:鳩山、菅内閣外務大臣政務官、野田内閣厚労副大臣、立民党幹事長(泉代表時代)等を経て立民党代表代行

*6:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)、立民党代表等を歴任

*7:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣財務相、首相を歴任

*8:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)を歴任

*9:民主党政調会長鳩山代表時代)、菅内閣経産相民主党代表、立民党最高顧問等を経て現在、衆院副議長

*10:要するに「遅くとも9月の代表選で泉を代表から下ろせ」ということでしょう。「機動力」と曖昧な分かりづらい表現にする意味が分かりませんが。