「枝野信者のアホ」kojitakenに悪口する(2024年4/25日分)

弊ブログにいただいたコメント「いきなり政権交代はせずに、自民党と公明党を合わせて過半数割れに追い込み、野党に妥協さざるを得ない状況を作った上で、当面は比較第一党の自民党に後始末をさせるのが最善ではないかと思っています。」に対する返答 - kojitakenの日記
 「また政局発言かよ」「政策に興味はねえのかよ」と心底呆れます。
 なお、タイトルになってる珍論への反論は「そんな器用なこと(野党で政権奪取できないが、自民党政権運営に苦労する状況)は計算してできない」ですね。
 これが「非自民連立政権(細川、羽田内閣)が各党(公明党社会党新生党(羽田、小沢グループ)、新党さきがけ(武村グループ)、日本新党(細川グループ)、民社党など)の意見対立で短命に終わったことを考えれば、選挙後、立民は他党(維新、共産党、国民民主党社民党、れいわなど)と無理に連立政権をしなくてもいい」ならまだしも。
 というか現状の立民の支持率では「自民議席減、立民議席増」になったとしても「過半数割れに追い込めるかどうか」も怪しいでしょう。
 いずれにせよ目指すべきは「野党共闘が全ての小選挙区で自民に勝てる体制を目指すこと*1」と「野党各党が比例獲得票を伸ばすこと」で少しでも議席を増加させることです。
 その結果として「政権交代するかもしれない」し、「政権交代しないまでも自民党政権運営を難しくし、野党の望む政策を自民党にある程度呑ませることができる」かもしれない。
 いずれにせよ「野党で政権奪取できないが、自民党政権運営に苦労する状況」なんてもんは計算してできる話ではない。
 したがって「そうすることの是非」を考えることが馬鹿馬鹿しい。

雷のクレア
 与党に逆転した野党が、今までの自民党政権(特に第2次安倍政権以降)の負の遺産を押し付けられることです。
 下野した自民党が、マスコミや官僚や財界などと結託して責任転嫁し、新政権に対し、卑劣な攻撃をすることは目に見えていますね。
 実際に2009年の旧民主党政権時代、それが行なわれ、民主党は分裂した挙げ句、短期間で崩壊しました。

 勿論クレア某の主張は認識として間違っています。
 民主党政権が崩壊したのは「沖縄米軍基地県外移設」「消費税増税しない」「八ッ場ダム建設中止」などの選挙公約を次々と「政権を担当したら実現困難とわかった」として反故にしまくったからです。
 その結果、社民党が政権離脱し、当初は「協力する用意がある」としていた共産も民主党への批判を強め、「リベラル派の民主党支持者」の少なくない部分が民主党に失望して距離を置いた。
 それをこのように描き出すことは「当時の民主党政権」についての「不当な免罪」であり、それこそ「自民党などへの不当な責任転嫁」でしかない。

kojitaken
 2009年の政権交代が頓挫したのは、自民党のせいというより民主党内の権力闘争のせいでしょう。

 既に指摘しましたが、「民主党政権の失敗」とは「権力闘争」ではなく「数々の公約違反による支持者の失望(最初に起こったのは社民党の政権離脱)→民主党からの支持者の離反」ですね。そうした指摘をkojitakenがしないのは「民主党政権の公約違反(そして、それによる社民党の政権離脱や、民主党からの支持者の離反)」を「立民(民主党の後継政党で「岡田幹事長(鳩山、菅内閣外相、野田内閣副総理・財務相)」、「長妻政調会長(鳩山、菅内閣厚労相*2)」など幹部の多くが民主党政権幹部)」支持者の彼が「なかったこと」にして無視したいというのもあれば、彼がそもそも「政局(権力抗争)に興味があっても、政策(沖縄基地県外移設、八ッ場ダム建設中止等)に無関心」ということもあるでしょう。
 今後の政権交代において、民主党政権時に行われた「八ッ場ダム建設中止(公約)→建設続行(実際)」「沖縄基地県外移設(公約)→県内移設(実際)」「消費税増税しない(公約)→いわゆる三党合意で消費税増税方針に変更(実際)」のような「公約違反」で「支持者の離反が起きないようにする」にはどうしたらいいか(つまりは公約違反しないように、まともな公約をたてた上で政権を得たら、支持者を裏切ることなく、公約実現を真摯に追求すると言うことですが)という議論は見事なまでにkojitakenはしません。「『勝てば官軍』で何でも許される」「選挙に勝利さえすれば公約など反故にしていい」とkojitakenは勘違いしてるのではないか?

 民主党政権時代には2つの大きな出来事*3があって、最初は2010年春の鳩山由紀夫*4の政権投げ出しに伴う政局で、二度目は翌2011年春の東日本大震災と東電原発事故後の菅直人*5小沢一郎*6との政争でした。つまり民主党政権失敗の主な原因は自民党よりもむしろ当時の民主党トロイカと呼ばれた3人の政治家、その中でも特に小沢一郎にあったというのが私の見解です。もちろん鳩山にも菅にも相応の責任がありました。

 勿論そんなことは「民主党政権の下野=民主党政権の失敗」と言う意味ではどうでもいい「些末なこと」です。
 民主党が下野した時代(野田政権時代)には鳩山、菅は首相を退任しており、小沢に至っては「民主党を離党」していました。
 つまり政権下野は「下野当時、政権中枢にはいなかった鳩山、菅、小沢」とは直接には関係ない。
 政権下野を「下野当時、政権中枢にはいなかった鳩山、菅、小沢」のせいにするのは「悪夢の民主党政権」として、自らの政権下での問題を「全て民主党が悪い」「俺は民主党の尻拭いをさせられてる被害者だ」として居直った安倍並みの詭弁、屁理屈です。政権下野は野田首相以下の「野田政権時代の政権幹部、民主党幹部(閣僚や党役員)」の責任です。
 では何故、そんな詭弁で民主党の下野を「下野当時、政権中枢にはいなかった鳩山、菅、小沢」のせいにkojitakenはするのか?
 それはkojitakenが、野田政権時代の政権幹部、民主党幹部をかばいたいからでしょう(一方で何故かkojitakenは鳩山、菅、小沢を異常なまでに嫌っている。但しそれでもkojitakenが彼らを嫌う理由は「福島少子化等担当相の大臣更迭」ではないようですが)。
 はっきり言ってしまえばkojitakenがかばいたい「野田政権幹部」は「kojitakenが悪口する野田首相(現在は立民党最高顧問)、前原民主党政調会長(野田代表時代)→野田内閣国家戦略担当相(現在は無償会代表)、細野*7野田内閣環境相民主党政調会長(野田代表時代)(現在は自民所属)など」ではなく、常日頃、「枝野、岡田信者」のkojitakenが美化してる

岡田克也:野田内閣副総理・行革相(現在、立民党幹事長)
 岡田は鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相と「常に民主党政権の中枢*8」におり、当然ながら民主党政権下野について重大な責任を負う一人です(kojitakenは何故か岡田の下野責任を問いませんが)。
枝野幸男:野田内閣経産相
 枝野は鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相と「常に民主党政権の中枢*9」におり(以下略)

だろうと思います。
 kojitakenとしては「岡田や枝野」を日頃礼賛してるが故に「岡田や枝野の下野についての責任」を認めたくないのでしょう。
 しかし「民主党下野時の政権である」野田政権の幹部だった岡田や枝野の方が「野田政権幹部でなかった鳩山、菅、小沢」より「もっと下野責任が重い」のはいうまでもないでしょう。
 もし「岡田や枝野に下野責任はない」と本気でkojitakenが思ってるのなら「認識が著しく歪んでるバカ(知的能力が非常に劣悪)」だし、「下野責任はある」と思いながら詭弁でそれを否定し、「鳩山、菅、小沢に責任転嫁」し、岡田や枝野をかばってるのなら「身びいきが酷すぎる卑怯者のクズ(不誠実極まりない嘘つき)」です。
 kojitakenが、バカであるにせよ、クズであるにせよどっちにしろ「愚か者」kojitakenに政治を語る資格がないことは明らかでしょう。こんなデタラメな政治認識しかできない人間にまともに政治を語ることができるわけもない。
 なお、菅と小沢の政争について、kojitakenは

 菅の応援団は前原誠司*10野田佳彦*11という、2005年の前原代表時代に大失敗*12をやらかした右派新自由主義系の政治家が中心となり

と書きますが、勿論「菅内閣外相の前原」「菅内閣財務相の野田」も菅を応援しましたが、「菅内閣外相→民主党幹事長(菅代表時代)だった岡田」「菅内閣官房長官だった枝野」も菅を応援する側にいました。
 また野田に悪口するkojitakenですが、岡田は野田内閣副総理・行革相として、枝野は経産相として野田政権を支えました。
 岡田や枝野を批判したくないが故に「岡田、枝野隠し」に励む「岡田信者」「枝野信者」kojitakenには心底呆れます。

 今回の補選もそうですが、まず勝たないことにはお話になりません。負けからは何もうまれてきません。2009年の政権交代は「勝ったけどそのあとがダメだった」例ですが、勝たなければそのあともへったくれもないわけです*13

 勿論選挙の勝敗は重要ですが、それを口実に「政局(選挙)ばかり論じ、政策について全く論じない」kojitakenには心底呆れます。kojitakenのような「カス男」「クズ男」に好意的態度が取れる類友(例:宮武嶺)には心底呆れます(とはいえその宮武ですら宮武ブログEveryone says I love you !において「政策を全く論じない」「政局(選挙)しか興味が無い」アホのkojitakenと比べれば、ずっと政策を論じていますが)。
 「例は誰でも良い」のですが、例えば「政策を論じる」村野瀬玲奈の秘書課広報室を見習えという話です。
 「とにかく勝てばいい」で政策を軽視した結果が「民主党政権の崩壊」という認識は「アホのkojitaken」にはどうもなさそうです。
 万年与党の自民なら政策軽視でも「長年のしがらみや利権で支持してくれる支持者」はいるでしょうが、野党にはそんなことはあり得ない。政策軽視は最悪の場合、「支持者の失望→党の消滅」になりかねない。実際、民主党は「希望の党→国民民主党」「立憲民主党」という形で消滅しました。
 「国政政権に参加した政党」が「今も政権与党の自民、公明」を除き「後継政党として、現在、立民党や国民民主党などがある」 とは言え、「日本新党(細川代表が首相)」「新生党(羽田党首が細川内閣副総理・外相や首相)」「新党さきがけ(武村代表が細川内閣官房長官、村山内閣蔵相)」「民主党(鳩山、菅、野田代表が首相)」「国民新党(亀井代表が鳩山、菅内閣で金融等担当相)」とその多くが「党がその後、消滅」したのに対し、「美濃部都政など地方政権の与党経験はあっても国政与党経験がない」共産が今も存続してることを、kojitakenは少しは真面目に考えたらどうか。
 「立民の今の体たらく」を考えれば「2009年の政権交代」が「立民シンパ」kojitakenほど高評価できるかは相当に疑問符がつくでしょう。

*1:勿論、現実問題としてそれが難しい「自民王国」の選挙区はあるでしょうが、基本的には「全ての選挙区で勝利を目指すだけの覚悟」がなければ到底勝つことは難しいでしょう。

*2:民主党の政権下野後も、長妻は民進党代表代行(岡田代表時代)、選対委員長(前原代表時代)、立民党代表代行(枝野代表時代)等の要職を歴任し、現在、立民党政調会長

*3:ここで「大きな出来事」の中に「沖縄基地県外移設方針の撤回(鳩山内閣)→反対する福島少子化等担当相(社民党党首)の大臣更迭→社民党の政権離脱(この離脱も影響して鳩山首相が辞任に追い込まれる)」を上げないのがkojitakenらしい。勿論、kojitakenを褒めてるわけではなく、「そこまでして民主党が県外移設公約を反故にしたことに触れたくないのか?、どこまでクズなんだよ、お前は」とkojitakenに呆れています。

*4:新党さきがけ代表幹事、細川内閣官房副長官等を経て首相

*5:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相、首相等を経て立民党最高顧問

*6:中曽根内閣自治相・国家公安委員長自民党幹事長(海部総裁時代)、新生党代表幹事、新進党党首、自由党党首、民主党幹事長(鳩山代表時代)等を歴任

*7:野田内閣環境相民主党政調会長(野田、岡田代表時代)、幹事長(海江田代表時代)、民進党代表代行(蓮舫代表時代)等を歴任

*8:民主党政権の下野後も、岡田は民主党代表代行(海江田代表時代)、代表、立民党常任顧問の要職を歴任し、現在、立民党幹事長

*9:民主党政権の下野後も、枝野は民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)、立民党代表の要職を歴任し、現在、立民党「つながる本部」特別参与

*10:鳩山内閣国交相菅内閣外相、民主党政調会長(野田代表時代)、野田内閣国家戦略担当相、民進党代表、国民民主党代表代行を経て無償会代表

*11:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)を経て立民党最高顧問

*12:いわゆる堀江ガセネタメール問題のこと。当時、前原が代表で、野田が国対委員長だったが二人とも引責辞任

*13:勿論「負けそれ自体」は何も生み出しませんが、「敗北原因を検討し、適切な対応をし、次の機会に勝利する」と言う形で「生み出す物はある(勿論敗因分析とそれに基づく適切な対応は、『言うは易し行うは難し』という難問ではありますが)」。一方、勝ちには「野村克也の言う『不思議の勝ち』(まぐれ勝ち)」もあり、勝ちさえすればいいという単純な話でもない。まぐれ勝ちなのに慢心し、努力を怠れば、かえってその後「大敗(自滅)を招く」。kojitakenの「勝ちさえすればいいかのような物言い」には危うさを感じますね。