■イスラエルのネタニヤフ首相の妻起訴 公金で計1100万円相当の私的な食事を外部レストランに注文
https://www.sankei.com/world/news/180621/wor1806210047-n1.html
まあ「公務の食事」「私的な食事でも少額」なら問題なかったんでしょうけどね。日本など他の国でも「公金で計1100万円相当の私的な食事」なら確実に「業務上横領」という犯罪行為でしょう。
なお、記事によれば「首相公邸には専属料理人がいる」ので「正当な理由が認められない限り、外部レストランへの料理注文は原則として法的に認められない(それなりの法的手続きをとらない限り外部への注文自体が違法行為認定される)」そうです。
ネタニヤフ氏自身も複数の実業家から高額の贈り物を受け取った疑いなどが持たれており、イスラエル警察は今年2月、ネタニヤフ氏を起訴するよう検察当局に勧告した。妻の起訴を受け、ネタニヤフ氏への辞任要求が高まる可能性がある。
ネタニヤフの妻は「イスラエル版安倍昭恵」、そしてネタニヤフ本人も「イスラエルの安倍」というべきでしょうか?(能力という面ではネタニヤフは安倍程無能ではありませんが)。しかし昭恵を追及しない、できない日本検察とは、イスラエル検察も偉い違いです。
■【ロシアW杯】「スター選手の子妊娠」なら520万円とバーガー生涯無料?! バーガーキングの広告、批判で削除
https://www.sankei.com/sports/news/180621/spo1806210029-n1.html
こうなった理由は「ロシアだから」なのか、「バーガーキングだから」なのか、その両方なのかが気になるところです。
■穴見陽一氏、がん財団理事を辞任 参考人患者へのやじで
https://www.sankei.com/politics/news/180622/plt1806220015-n1.html
受動喫煙防止に否定的な人間が大分がん研究振興財団理事だったというのも、大分がん研究振興財団理事の立場であの暴言を吐くというのも正直、非常識過ぎて言葉もありませんね。
■肺がん患者に「いい加減にしろ」とやじ 自民党の穴見陽一*1衆院議員が謝罪
https://www.sankei.com/politics/news/180621/plt1806210015-n1.html
今の自民党の劣化ぶりを示す話ですね。まあ、この御仁、ファミリーレストランチェーン「ジョイフル」元社長なので、そういう立場*2(受動喫煙防止強化によるジョイフルの負担を嫌ってる)からのヤジでしょうが全く下劣です。ジョイフルの評判も悪くなりかねないでしょうにね。
■「首相は予算委集中審議『勘弁して』とは言っていない」 自民・河村建夫*3予算委員長が説明修正
https://www.sankei.com/politics/news/180621/plt1806210013-n1.html
こんなことを「河村氏にいちいち言わせずにはいられない」あたり、いつもながら安倍も小さい男です。河村氏も「首相もそんなことは気にしない方がいい」くらい言えばいいんですけどねえ。
「勘弁して」発言が事実の場合はもちろん「河村氏に嘘を言わせてる」という意味で問題ですが「事実でない場合」でも安倍以外の政治家ならここまで過敏に反応しないでしょう。
■【攻防・終盤国会】河村建夫氏の「誤報」、野党に無用の刺激
https://www.sankei.com/politics/news/180621/plt1806210025-n1.html
実際はどうか知りませんが「マスコミの誤報」ではなく「河村の失言」つう話に「自民、産経はしたい」ようです。
おそらく「確かに河村氏はそう発言した」という証言者が複数いるが故に、河村氏がこう発言したことが否定できず、その結果「マスコミの誤報」「野党のデマ」などといえず、「首相はそんなこと言ってない→河村が悪い」になったのでしょう。
「役職更迭などの実害はない」とはいえ、安倍の発言を「自分の失言扱い」にされるとは河村氏も全くいい迷惑です。
こんなん安倍とのやりとりでは「集中審議は勘弁してほしい(安倍)」「そんなの無理ですよ(河村)」「そうだな、ハハハ(安倍)」で終わったが故に河村氏も軽い気持ちで語ったのでしょうが、まさか後で安倍が「河村が余計なこと言うから野党やマスコミに『だったら首相を辞めろ!』と批判されて俺が迷惑してる!」「総理はそんなこと言ってなかった、勘違いだったと河村に言わせろ!」と安倍が逆ギレするとは思ってもみなかったでしょう。
つうかこんな「明らかに勘違いではあり得ない話」ですら無理矢理「勘違いだった」といわせればかえって安倍の評判が落ちるだけでしょうに。
そもそも野党が問題にしてるのは「モリカケで真っ黒な安倍が居直ること」であって、それに比べれば「勘弁して発言」などあろうがなかろうが安倍批判の動向にはほとんど関係ないでしょう。