今週の週刊漫画ゴラク(2023年7/15記載)

 読まないと理解できない感想が多いですがご容赦ください。読んだ本 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明へのコメントの形で書いていきます。

 町工場の職人の高齢化問題はねえ……。しかも人間的にもって、これで後を継ごうとはならんわ。>ミナミの帝王@天王寺大×郷力也

 とはいえ「職人が高齢化している上に皆、癖がある(社長の娘(次期社長の見込み)だろうが、素人の若造に好き勝手に口出しさせる気はないと言う冷淡な態度)ので、若い自分は、社長である父親(高齢化を理由に引退の意向)が継いでくれと言っても、今の会社を辞めて、継ぐ気にならない。今の会社の方がずっとやりがいがあるし、待遇もいい→町工場を解散」で終わらせるのは「現実の話」としては当然あり得ても「マンガ」としては「平凡」「常識的」すぎて面白くないのでそこから「結局は継ぐ」と言う方向に持って行くのでしょう。どう持って行くかが腕の見せ所ではあります。
【7/22追記】
 「中卒の社員」がおり「自暴自棄になってること」で「後を継ぐことを考え出した」ようです。とはいえ、いかに中卒でもそんな会社に勤めなくても、勤務場所はある気がしますが。

 次回、最終回。>Wスティー@早坂ガブ。

 ついに「次回、最終回」と予告。
 悪徳政治家(官房長官)がついに「批判報道もあって政治的に失脚、復権の目もない。場合によっては刑事訴追(鳶尾襲撃=殺人教唆)もあり得る(今回のマンガではその可能性が示唆されるに留まる)」でしょうか。まあ、マンガの設定でも現実でもそうですが「首相」ならともかく「官房長官」なら大物政治家とはいえ、最高権力者(首相)ではなく「首相の子飼いでも切って捨てられること」はありえますからね。
 「官房長官が放った刺客によって重傷を負わされた主人公・鳶尾記者の安否(すぐには病院に行かず、襲撃後の官房長官と刺客の密会現場をスクープ撮影)」「鳶尾と、部下の女性記者の関係(美味しんぼの山岡と栗田のような恋愛感情をお互いに持ちつつあることが示唆)」も気になるところです。
【7/22追記】
 最終回の感想は今週の週刊漫画ゴラク(2023年7/22記載)(副題:『Wスティール』最終回、カセットボンベの爆発事故ほか) - bogus-simotukareのブログに書きましたが官房長官は疑惑報道を理由に引責辞任に追い込まれ、捜査当局の追及で一定の刑事処罰を免れないだろうという落ちです。
 なお、鳶尾は重傷は負った物の一命は取り留め、いずれ現場復帰の予定。鳶尾と女性記者の関係性については「美味しんぼでの山岡のプロポーズ前の山岡と栗田のような微妙な関係」で、「恋愛関係」の明確な進展はありません。

読んだ本 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明
 これからだ!成分もある

ということですね。


◆わたしの死に方
 「身近にある死の危険」の紹介漫画*1で、今回は「自転車用ヘルメットのあごひもによる窒息」ですね。これについてはググってヒットした以下を紹介しておきます。

自転車用ヘルメットによる窒息
 自転車用ヘルメットが引き起こした事故のことが、日本小児科学会の傷害速報に掲載されています。6歳の女の子が学校から帰宅して、自転車で広場に向かい友達と公園で遊んでいました。ヘルメットをかぶったまま「うんてい(雲梯)棒」に登っていたところ、足を滑らせて「うんてい棒」の間に落下しました。その時にヘルメットが鉄棒と鉄棒の間にひっかかり、顎ひもで首つり状態になりました。友達が周囲に助けを求め、大人に助けられましたが、意識がなく心肺停止の状態で緊急入院しました。集中治療を受けた後に次第に意識が回復し、幸いなことに38日目には学校に復帰できました。
 自転車に乗るときは頭を守るために必要なヘルメットですが、降りて遊ぶ時はヘルメットをはずして遊ぶべきです。むしろこの例から学ぶべきことは、首のまわりにひもをつけたまま遊具で遊ぶのは危険である、という教訓です。

報告された「水上エア遊具」の危険性(山中龍宏) - エキスパート - Yahoo!ニュースから一部引用
 安全のための器具は、それを使用する状況や使用方法を適切に行わないと危険な場合もある。子どもの安全のために作られた製品で事故が起こることもあるのである。
◆自転車に乗るときのヘルメット:
 ヘルメットをかぶったまま雲梯(うんてい)の上で遊んでいた時に落下し、ヘルメットが雲梯の横棒に引っかかって、ヘルメットのあごヒモで首が吊られてしまった。
【山中龍宏】
 小児科医/NPO法人 Safe Kids Japan 理事長
 1974年、東京大学医学部卒業。1987年、同大学医学部小児科講師。1989年、焼津市立総合病院小児科科長。1995年、こどもの城小児保健部長を経て、1999年、緑園こどもクリニック(横浜市泉区)院長。1985年、プールの排水口に吸い込まれた中学2年生女児を看取ったことから事故予防に取り組み始めた。現在、NPO法人Safe Kids Japan理事長、内閣府「教育・保育施設等における重大事故防止策を考える有識者会議」委員

【No.9】ヘルメットをかぶって公園のうんていで遊んでいた6歳の子どもが窒息!対策方法は? – ikutech

*1:今後も気が向いたらこの漫画を紹介予定です。