UX新潟テレビ21で大澤昭一さんの特集: 荒木和博BLOG
11分程度の動画です。大澤さんは政府認定拉致ではなく特定失踪者という「怪しい代物」なので話になりません。馬鹿馬鹿しいと思いながら一応視聴しました。
特に馬鹿馬鹿しいのが「失踪した大澤さんの趣味はカメラだった」「大澤さんは新潟県職員として真面目な人間だった」「高齢のお兄さんは『死ぬ前に会いたい』と拉致認定を求めて政府に要請」など「お涙頂戴要素が強く」、何故に、大澤さんを「自発的失踪」でも「事故」でも「犯罪被害だとしても北朝鮮以外の拉致」でもなく、北朝鮮拉致と見なすのかまともな説明が全くないことですね(荒木が識者、専門家としてコメントしていますが)。そもそも「北朝鮮拉致扱いできるまともな証拠がない」のですが。
しかし新潟のテレビ局も「正気なのか?(呆)」ですね。
それにしても荒木が
最近このような番組が少ないのですが、ぜひ他局でもやっていただきたいと思います。
として「拉致の風化」で「特定失踪者」という与太が相手にされないことを認めるのが滑稽です。
以前も指摘しましたが「特定失踪者」は
◆中川一郎*1他殺説
「KGBスパイの中川をKGBが口封じのために暗殺した」「政治家に成り上がろうとした鈴木宗男*2秘書が中川を謀殺し、その選挙区から立候補した」など(勿論、通説は自殺説)
◆日航機墜落(1985年)陰謀論
「全日空機雫石衝突事故(1971年:佐藤内閣の増原*3防衛庁長官が引責辞任)」「旧ソ連の大韓機撃墜事件(1983年)」「なだしお事故(1988年:竹下内閣の瓦*4防衛庁長官が引責辞任)」「えひめ丸事故(2001年)」「あたご事故(2008年)」など*5にヒントを得た陰謀論。米軍ないし自衛隊の軍用機が誤って日航機を撃墜、または接触事故で墜落させたとする陰謀論。勿論通説は、整備ミスによる圧力隔壁破壊による墜落
と似たり寄ったりの与太です。
結構怖い富山県の話(R4.3.5): 荒木和博BLOG
6分50秒の動画です。タイトルだけで見る気が失せます(一応見ましたが)。
そんなことが「荒木の建前上の目的」である拉致解決と何の関係があるのか。何の関係もない。
◆拉致の可能性を排除できない事案に係る方々|富山県警察
◆石川、富山の特定失踪者の現場から配信「関心持って」:朝日新聞デジタル2020/11/27
など、つまり「特定失踪者」という与太は論外として富山県では
富山県アベック拉致未遂事件 - Wikipedia
1988年3月26日/参議院予算委員会での橋本敦議員の質問(抜粋)
◆政府委員(城内康光君*6)
富山県で起きました未遂事件のことでございますけれども、この事件につきましては、八月十五日の午後六時三十分ごろ、海岸端を歩いていた被害者である男女が自分たちの乗車してきた自家用車の駐車場に帰るために防風林の中を歩いていたということで、そうしたら前方を歩いていた四人組がいきなり襲いかかって、防風林内に引きずり込んでゴム製猿ぐつわあるいは手錠、タオル等を使用して縛り上げて、それぞれ寝袋様のものに入れたと。そして現場から数十メートル離れた松林内に運んで放置したということで、原因はわかりませんがその四人組はいなくなりまして、その後その男女は別々に自力で脱出いたしまして一一〇番した、こういう事件が発生しております。
ということで「北朝鮮によるとみられる拉致未遂」が起こっています。
しかしそんなことを今更云々して「拉致被害者救出」という意味で何の意味があるのか。何の意味もない。