【産経抄】9月12日(追記・訂正あり)

 きょうの産経抄の書き出しは落語「千両蜜柑」。おちは、振興銀行のペイオフです。
 「ペイオフの限度は1000万円」と「千両」の「千」をかけてるんでしょうか?。

真夏に季節はずれの蜜柑

今は真夏でも蜜柑を食べられますからね。最近の子どもは季節外れと言っても実感はないでしょう。

「10袋で千両ならこれで300両、エエイままよ」と3袋抱えてドロンする。番頭の勘違いが哀(かな)しくもおかしいが、大金持ちと庶民との金銭感覚のズレもおもしろい。

「大金持ちと庶民との金銭感覚のズレ」
千両を蜜柑一個にぽんと出す主人と、300両でも大金の番頭と言うことですかね。
ただ、この番頭はあまりにもトンチンカンすぎます。
こんなトンチンカンな人は落語の世界にいるだけで実際には大店の番頭になんかなれないでしょう。

蜜柑1個に千両などというのは、やはり落語の世界のことだけにしなければならない。

 それと今回のペイオフと何の関係が?
 自民党による過去のペイオフ凍結は間違っていたと言いたいのか?
 まあ、間違っていたとしても「蜜柑1個に千両」ほどひどくないでしょう。

【参考】
毎日新聞「質問なるほドリ:ペイオフって何?」
http://mainichi.jp/select/wadai/naruhodori/news/20100911ddm003070057000c.html

【追記】
「本日の産経SHOWと阿久根政界NOW:健全な資本主義」(http://d.hatena.ne.jp/slapnuts2004/20100912/p1)にコメント。

ドロンする

気づかなかったのですが確かに全国紙の1面コラムに「ドロンする」は不適切かも(苦笑)
ちなみに、ウィキペディア「千両蜜柑」は「逐電する」「失踪する」としています。