菅氏、代表に再選(追記・訂正あり)

世論調査での小沢氏の不人気を考えれば、党員・サポーター票でかなりの差がついて菅氏が勝つであろう事は一応予想できることではあります(正直ここまで差がつくとは思いませんでしたが)。地方議員票、国会議員票で一応勝ったとは言え、その差は僅差。やはり大きかったのは大差をつけた党員・サポーター票でした。
・であるならば、今後、菅氏の政権基盤が固まったといえるかわからないと思います。対立する小沢氏陣営などの動きが気になるところではあります。それとやはり論功行賞人事をするんですかね、菅さんは?
・そもそも、菅氏の勝利は「政治と金の問題を抱える小沢氏が首相になった場合、問題ではないか」との疑念を小沢氏がはらせなかったことによるモノで敵失にすぎません。小沢氏ではない別の有力候補が出ていたら話は違ったでしょう。
・しかし、新生党新進党の時は共産などの批判を無視して、小沢氏を改革者扱いした癖に今度は「古い自民党の象徴」ですか?。当時もあの人は疑惑まみれだったろうに何だかなあ。
・いずれにせよ、どんな結果が出ようとも、今の民主党にはあまり期待できない、批判せざると思いますが。

【追記】
 こりゃ小沢氏の政治力や人気(?)は思った以上に侮れないかもしれないなあ。ポイント数だけ見て大差って言った私はバカだったな。それとも一般(?)の党員・サポーターはどっちもノーで、党員・サポーター票も事実上、菅派と小沢派の組織票の戦いだったのか?
 ルールだから仕方がないが、小沢支持者が不公平だとか言い出しそう。まあ、一般論で言えば総取りって小選挙区制度同様、死票が多くなる非民主的なシステムだと思うけど、小沢氏も了解してるわけだから今更批判できないよな。小沢氏もミニ政党潰しのために小選挙区制度を推進するような非民主的な人だし(毒)

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100914/stt1009142123036-n1.htm
【民主代表選】投票総数では「6対4」党員・サポーター票


 民主党代表選の党員・サポーター票は、菅直人首相が小沢一郎前幹事長の5倍の249ポイントを獲得、大差の勝利につなげた。ただ、サポーター票集計は、衆院選挙区ごとに票数の多い候補が1ポイントを獲得する「総取り制」。投票総数でみると菅氏13万7998票に、小沢氏9万194票と「6対4」の差にとどまった。