【産経抄】10月25日

 「442連隊」がテーマの映画をネタに愛国心はすばらしいといい、反日デモに参加した愛国心のない岡崎氏は映画を見て自らを反省せよと言う抄子。抄子的には当然の結論なのでしょうが、どう見てもトンデモ。
 まず、岡崎氏は岡崎氏なりの愛国心であのデモに参加したのであって愛国心がないわけではありません。
 第二に敵性外国人として差別されていた日系米人に戦争しないという選択肢などあったのでしょうか。当時の米国では余計、差別が酷くなるだけでしょうが。また彼らだって自分たちの戦っている国(ドイツ)の同盟国が父母や祖父母の生まれた国・日本と分かっていたわけで愛国心万歳という単純な話ではなく深い苦悩があったのではないかと思いますが。