今日のMSN産経ニュース(11/16分)

■【主張】海上保安官 逮捕回避は妥当な判断だ
 昨日も書きましたが

逮捕は容疑者の「証拠隠滅」「逃亡」「自殺」「逆恨みによる証人への報復」など、逮捕しないことによって生じる不都合を避けるためのものなので、逮捕する必要は必ずしもない

のです。産経は愛国無罪的な理解で捜査当局は逮捕回避して良くやったと言ってるようですが、捜査当局は少なくとも公式にはそんなことは言っていません。また、産経的な理由で逮捕回避したならむしろ問題です。

その悪質性の度合いを考慮した場合、どう検討しても逮捕すべき事案には相当しなかったのだろう。

 産経って本当に法律の理解がデタラメだな。「保安官のやった犯罪行為が悪質でない」とは私は全く思いませんが、逮捕すべきかどうかと「犯罪行為が悪質かどうか」は直接の関係はありません。
 犯罪が悪質なら軽微な場合と比べ「証拠隠滅」「逃亡」「自殺」「逆恨みによる証人への報復」などの危険性は一般的には高まる事が多いでしょうが、常に高まるわけではないですから。逮捕を「刑罰」か何かと産経は勘違いしてるらしい。


■西岡参院議長、「馬淵氏より仙谷氏の責任が重い」
 議長というのは党籍を一時離脱する慣行があることからわかるように公平中立性が求められるので、政治的な発言は控えるべきだと思うのですが、西岡氏はそう言う常識がない「お馬鹿」のようです。
 こういう発言をすれば西岡氏が仙谷氏に厳しい議事運営をすれば、「仙谷潰しか?」と「公平中立性」が疑われます。西岡氏は参院議長になるべきではなかったと思います。


■中曽根元首相、「保守の真髄は憲法改正
 所詮、大勲位はその程度の人間かと。自民にハト派がいたことからわかるように「保守の神髄は憲法改正ではない」と思うのですが。むしろ「保守の神髄は国民が食えるようにすること」でしょう。「衣食足りて礼節を知る」。飯の食えることが何より大切で、この不況時に憲法改正を声高に叫ぶとは常識がなさ過ぎです。


■「法相は答弁2つ覚えておけばよい!」 柳田法相、国会で陳謝
 もちろん身内の席でのジョークでしょうが世の中には言っていいことと悪いことがあることぐらいは大臣になるような人は分かっていないと困ります。大体、支持率が苦しい状況にあるというのに緊張感がなさ過ぎです。