今日のMSN産経ニュース(8/21分)(追記あり)

 「夏の産経は馬鹿になる」を地でいく記事です。


【阿比留瑠比の極言御免】「はだしのゲン」はどんな本か
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130821/lcl13082121040002-n1.htm

阿比留という男が
1)気にくわない本は焚書していいと思っていること(以前、某公立図書館で某司書が暴走*1して、西尾幹二藤岡信勝の本などウヨの本を『本の老朽化を口実に』がんがん廃棄処分*2したことが発覚したときには言論の自由がどうとか言ってたのが産経ですが)
2)その気にくわない理由が「日本軍の残虐行為描写(残虐描写それ自体を問題にしているのではなく、『日本軍の恥を描くな』ということ、日本軍でなければ残虐描写もOKなんでしょう)」と「天皇の戦争責任指摘」だということ(平たく言うと「反日は許さない」ということ)
がよくわかる文章です。


【追記】
産経抄】8月24日
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130824/edc13082403570000-n1.htm
からはこの「はだしのゲン」敵視が阿比留個人の意見ではなく産経の社論だということがよくわかります。まあ、この産経抄筆者はもしかしたら阿比留かも知れませんが。

*1:彼の個人的犯行であり組織ぐるみではありません

*2:なお、本の老朽化による廃棄処分自体は実際にあることですがこの司書の場合、明らかにそれは口実で、本当はアンチウヨであることが明白だったわけです。ベテラン職員である彼一人だけに本の廃棄処分業務を事実上任せきりだったことがこの事態をうみました。