新刊紹介:「前衛」5月号

「前衛」5月号の全体の内容については以下のサイトを参照ください。興味のある内容だけ簡単に触れます。
http://www.jcp.or.jp/web_book/cat458/cat/
■「野党の共同と日本共産党の躍進で、戦争法廃止、立憲主義回復の実現を」(穀田恵二
(内容紹介)
 野党共闘による参院選での躍進についての意気込みが語られている。まずは参院選前哨戦としての北海道補選*1での勝利を勝ち取りたい*2としている。

参考
赤旗
■5野党党首 国政での選挙協力で合意
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-02-20/2016022001_01_1.html
■与党による野党共闘攻撃に反論、志位委員長が会見
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-03-11/2016031102_03_1.html
野党共闘を成功させ、選挙に勝ち、安倍政権を倒そう、東京・新宿 志位委員長のスピーチ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-03-14/2016031402_01_1.html
■志位・小沢*3両氏の対談 話題に、雑誌『世界』別冊に掲載
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-03-25/2016032501_03_1.html
■5野党の協力加速で協議、書記局長・幹事長会談 統一候補7人正式確認、岩手・新潟も一本化
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-03-26/2016032601_02_1.html
衆院小選挙区で、選挙協力を追求しつつ、候補者擁立をすすめることについて、山下書記局長が会見
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-03-29/2016032901_04_1.html
■戦争法廃止の願い 池田さんに、告示目前 北海道5区補選 野党・市民と自公の対決
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-04-03/2016040301_01_1.html


特集「戦争法廃止・立憲主義回復と安倍改憲
■「戦争法廃止か安倍改憲か」(渡辺治*4
■「戦争法を廃止して立憲主義・民主主義・平和主義を取り戻すことの意義」(小沢隆*5
■「憲法は国家緊急権をどう考えているのか」(村田尚紀*6
■「「非常事態」を口実にした新たな改憲策動・その系譜と陥穽:第2部・自民党憲法改正草案と「緊急事態条項」」(小松公生*7
(内容紹介)
 渡辺、小沢論文が戦争法批判を、村田、小松論文が緊急事態条項「創設論」批判を行っている。


■「不登校をめぐる法案審議:当事者たちの声は届いているのか」(藤森毅*8
(内容紹介)
 赤旗の記事紹介で代替。

赤旗
不登校への支援 超党派「法案」の経過 (上)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-11-06/2015110614_01_0.html
不登校への支援 超党派「法案」の経過 (下)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-11-07/2015110714_01_0.html
■教育機会確保法案の座長試案、不登校対策に懸念続出
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-03-06/2016030616_01_1.html


■「大学生の批判感覚を励ます “ささいな社会認識”に注目して」(植上一希*9
(内容紹介)
 本論文での植上氏の問題意識はググって見つけた

https://twitter.com/kotaro_mimura/status/300407524950151168
みむら耕太郎(日本共産党藤沢市議)
‏@kotaro_mimura
・植上一希「3・11後の若者の変化と主体形成のとらえ方―大学生・大学教育を事例として」(『経済』2013年3月号,新日本出版社)を読み終える。若者たちが社会に対する無力感や諦めを乗り越え、主体的に社会にかかわる生き方を育むには日常的批判感覚を交流できる場が必要との指摘には納得。

というツィート(今回の植上論文とは直接には関係しませんが)が「的確な指摘」をしているかと思います。


■「「経済的徴兵制」が問う政治と社会」(布施祐仁*10
(内容紹介)
・『経済的徴兵制』(2015年、集英社新書)の著者・布施氏が著書に込めた思いを語っている。

参考
赤旗『徴兵制?! 広がる不安、防衛大の任官辞退増 減少する自衛隊員』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-06-22/2015062201_01_1.html
■リテラ『予備自衛官を雇ったら法人税減税! 自衛隊志願者やっぱり激減で、安倍政権がいよいよ経済的徴兵制を具体化』
http://lite-ra.com/2015/12/post-1782.html

http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/books_visited/2-0035466.html
北海道新聞『「経済的徴兵制」を書いた 布施祐仁(ふせ・ゆうじん)さん』
 原発自衛隊を精力的に取材し、問題点を鋭く突いてきたジャーナリストが新たな著書を世に問うた。
(中略)
 「経済的徴兵制」とは、米国で貧困層の若者が経済的事情から軍隊の仕事を選ばざるを得ない状況を指す。布施さんはジャーナリスト堤未果さん*11の著書「ルポ 貧困大国アメリカ」*12を読んでその言葉を知った。その状況が日本にも当てはまってきた。
(中略)
 経済的徴兵制と表裏一体なのが自衛隊リクルート(新兵募集)活動。過去には地方連絡部による強引な街頭募集が問題視されたことがあったが、現在は「ハイスクールリクルーター」制度により学校開拓を推進している。その高校出身の隊員がリクルーターに任命され、制服姿で母校に行き、自衛隊の仕事や資格取得などを説明する。
 卒業生の訪問とあって、生徒は身近に感じ、教員側は心情的に冷たい対応はできないという。著者が入手した資料では、道内は2014年度に旭川工業高が、陸・海・空の3自衛隊から計4人のリクルーターが任命される「重点校」だった。
 1976年東京生まれ。北大経済学部を卒業後、NGO日本平和委員会に入り、現在同NGOが発行する「平和新聞」編集長。原発労働者を取材した記録「ルポ イチエフ〜福島第一原発レベル7の現場」で平和・協同ジャーナリスト基金賞、日本ジャーナリスト会議JCJ)賞を受けた。今回は「単行本で出すよりも多くの人に読んでもらえるのでは」と初めて新書で出版した。
 現状では自衛隊の存在に反対はしない。だが、「金持ちの戦争に貧乏人を動員してはいけない」と安保政策を批判。「安倍首相が徴兵制を敷く可能性は極めて小さいと思うが、ゼロではない」と警戒する。
編集委員 鈴木博志


■「ポルトガル・リポート:「反緊縮」の左派政権生んだ国民運動の高揚」(島崎桂)
(内容紹介)
 現在ポルトガルでは社会党86議席、左翼ブロック19議席、統一民主同盟(ポルトガル共産党緑の党統一会派)17議席ということで「反緊縮財政」を掲げる左派が122議席過半数(総議席数は229議席)を確保し、右派から政権を奪還した。しかしその議席差は小さい上、EUからの圧力もあるため、今後が注目される。


■「レッド・パージ被害者への謝罪、名誉回復を:実行した日本政府は早急に責任を認めるべきである」(名波大樹)
(内容紹介)
 赤旗の記事紹介などで代替。なお,レッドパージについて言えばアメリカの赤狩り同様「迫害を受けたのはレッド(共産党員、支持者)扱いされた人」であり、それは必ずしも「本当のレッドではなかった」と言う点に注意が必要だろう。もちろん「本当のレッド」なら迫害していい訳ではないが「政府や会社に批判的な人間」にレッドのレッテルを故意に貼って迫害した疑いは濃厚であり、なおさら問題であると言える。

赤旗
■レッド・パージ語り継ぐ、65周年の集い 平和・人権 決意新た
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-12-07/2015120704_02_1.html

http://mainichi.jp/articles/20160205/ddl/k03/040/111000c
毎日新聞「県内の3人、名誉回復と補償訴え 「憲法ないがしろにしてはいけない」 /岩手」
 太平洋戦争終戦後の連合国軍総司令部GHQ)の占領下で、共産主義者を職場から追放する「レッドパージ」により、職を追われた盛岡市の3人が、名誉回復や補償を求める活動を始めた。4日には、岩手弁護士会に国や企業側に勧告するよう求める人権救済申立書を提出。「救済拒否は許されない」と訴えた。【春増翔太】
 活動をしているのは、長尾正一さん(88)と藤村三郎さん(89)、渡辺勇一さん(88)。国鉄勤務だった渡辺さんと長尾さんは1949(昭和24)年7月、藤村さんは日本通運盛岡支店勤務だった50(昭和25)年9月に解雇された。
 対ソ連(当時)への戦略や朝鮮戦争(50年)に突入する時代を背景に、GHQ共産主義者の追放のため、レッドパージを進めた。県内では、約1200人が対象になったとされる。
(中略)
 今回、3人が弁護士会に求めた勧告の内容は、(1)政府による解雇無効宣言や、解雇期間の国民年金加入期間への加算(2)アメリカ政府からの謝罪(3)企業側に解雇の取り消し−−など。日弁連は2008年と10年に「レッドパージ法の下の平等を侵害する。(問題解決)放置の責任は重い」とする勧告を2度出している。
 渡辺さんらが解雇から70年近くたって名誉の回復を求めるのは、安倍政権が憲法9条の解釈変更による安全保障関連法を定め、改憲に意欲的な姿勢を見せるなど、昨今の憲法を巡る世の流れに危機感を覚えたからだという。「憲法をないがしろにしてはいけない。それを今一度問いたい」


■「政治的・公的活動への女性の平等な参加のために:女性参政権行使70年、歴史と今日の課題(2)」(広井暢子*13
(内容紹介)
・戦後の大きな動きとして1979年の国連女性差別撤廃条約、それを受けた1985年の男女雇用機会均等法が説明される。
・2015年のいわゆるジェンダーギャップ指数で日本は「145カ国中101位」であり順位の低さは問題である。こうした順位の低さとしては政治分野(国会議員、地方議員、地方首長など)、経済分野(企業の管理職)への女性進出が遅れていることが大きく影響している。
 こうした女性の社会進出の遅れは「家事、育児、介護の負担」がもっぱら女性であることが原因と考えられる。女性の負担をどう軽減していくかが問題である。なお、女性の政治進出についてはいわゆるるクオーター制の導入も一つの有効な方策と考えられる。
・なお共産党は「政党役員の女性比率」が約2割であり、日本の政党としては進んでいる方だが「国際的にはまだまだであり」、なおいっそうの努力が必要と考えている。


■論点
【繰り返されるバス事故 根源は規制緩和】(菊池和彦)
(内容紹介)
赤旗の記事紹介で代替。

赤旗
■主張『スキーバス事故、人命優先の規制強化こそ急げ』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-01-24/2016012402_01_1.html
■軽井沢バス事故、命脅かす規制緩和共産党国会議員団が視察
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-01-31/2016013115_01_1.html
■軽井沢バス事故1カ月、痛恨「またか」、31年前 娘失った両親「規制緩和是正を」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-02-16/2016021614_01_1.html
■スキーバス事故 “背景に規制緩和”指摘、共産党議員団 聞き取り調査
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-02-17/2016021704_02_1.html
■バス事故なぜ?、所得低下・長時間労働・非正規化…、規制緩和 運転手脅かす
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-02-24/2016022401_04_1.html


■暮らしの焦点
【羽田国際便増便による品川・低空飛行計画は撤回を】(安藤たい作)
(内容紹介)
赤旗の記事紹介などで代替。

赤旗『羽田低空航路 撤回を、東京・品川 区民の会、国交相に要請、小池副委員長・田村議員ら同席』
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-12-26/2015122604_05_1.html
日本共産党東京都委員会『羽田空港の低空飛行反対、東京・品川 「会」がパレード』
http://www.jcp-tokyo.net/2016/0326/123644/


■文化の話題
【演劇:若き芸術家たちの青春と戦争への格闘:劇団銅鑼「池袋モンパルナス」】(鈴木太郎)
(内相紹介)
 劇団銅鑼「池袋モンパルナス」(http://www.gekidandora.com/titles/ikebukuromoparunas/)の紹介。


【音楽:チェコ・オペラの真髄】(宮沢昭男)
(内容紹介)
新国立劇場で上演されたオペラ「イェヌーファ」(http://www.nntt.jac.go.jp/opera/jenufa/)の紹介。 


【映画:「小栗康平コレクション」の面白さ】(児玉由紀恵)
(内容紹介)
 「小栗康平コレクション」全4巻(http://www.oguri.info/information/information-1113/)の紹介。なお収録作品は、『泥の河』、『伽倻子のために』、『死の棘』、『眠る男』。

参考

小栗康平(ウィキペ参照)
・1945年10月、群馬県前橋市生まれ。前橋高等学校を卒業後、早稲田大学第二文学部に入学。卒業後、まずはピンク映画の世界に飛び込んだが、ほどなく浦山桐郎*14監督の下に弟子入り。その後、フリーの助監督として、山本迪夫*15大林宣彦*16篠田正浩*17らの助監督を務めた。この間、1973年に特撮テレビドラマ『流星人間ゾーン』で監督を務めている。
・1981年1月に、宮本輝原作による処女作『泥の河』を発表。キネマ旬報ベスト・テン第1位に選出され、第5回日本アカデミー賞で最優秀監督賞を受賞した。国外でもモスクワ国際映画祭で銀賞を受賞し、第54回アカデミー賞では外国語映画賞にノミネートされた。
1984年11月には、李恢成原作の『伽倻子(かやこ)のために』を発表。フランスのジョルジュ・サドゥール賞を日本人として初めて受賞した。
・1990年4月、島尾敏雄原作の『死の棘』を発表。島尾は大島渚*18篠田正浩からの映画化の依頼を頑なに拒否していたが、『泥の河』を賞賛し、小栗には映画化を認めたという。同年5月の第43回カンヌ国際映画祭審査員グランプリ国際映画批評家連盟賞を受賞した。同作を含む3作はいずれも1950年代を舞台としており、戦後生まれの小栗が「日本人と私」を問い続けた「戦後三部作」と位置づけられている。
・1996年2月、初のオリジナル脚本による『眠る男』を発表。同作は第47回ベルリン国際映画祭で芸術映画連盟賞を、第20回モントリオール世界映画祭では審査員特別大賞を受賞した。
・2005年6月、『埋もれ木』を発表。同年5月に第58回カンヌ国際映画祭の監督週間部門で上映され、絶賛された。
・2015年、10年ぶりの作品となる『FOUJITA』が公開された。


■スポーツ最前線「女子サッカーの抱える課題」(和泉民郎)
(内容紹介)
 要するに「世代交代が進んでないから先日のリオ五輪予選で負けた」ということです。年齢を考えればいつ引退してもおかしくない澤穂希(1978年生まれ、37歳)がつい最近まで活躍していたわけです。
 つうか小生みたいなサッカー音痴は「なでしこを代表する選手=澤(他はよく知らない)」のわけです。まあ、それも我ながらどうかと思いますが「世代交代が進んでない一つの証拠」とは言えるんじゃないか。またサブの敗戦理由としては「ずーっと佐々木監督(先日退任しましたが)で戦術がマンネリ化して相手に研究され尽くした」つうのもあるかもしれない。
 じゃあ何で世代交代が進まないのか。まあいろいろあるのでしょうがまず「裾野が小さい」ということです。小中高の女子サッカーチームなんて全然日本ではいない。だから女子サッカーに人気が出ない。人気が出ないからなでしこリーグも「一部の上位チーム所属選手」でない限り「アルバイトしないと食えない」。「ないないづくし」のわけで「それでよくなでしこが2011年W杯優勝、2012年アトランタ五輪銀メダル、2015年W杯準優勝という活躍できた」つう話です。それなりにJリーグの経営が成り立っている、そして小中高に男子サッカーチームがちゃんとある男子とは全然状況が違う。敗戦について選手のことばかり非難出来ない状況にあるわけです。


■メディア時評
【テレビ:放送現場の萎縮は現実か】(沢木啓三)
(内容紹介)
 もちろん「現実」と見るべきだろうが、その一方で沢木氏はNHKスペシャル原発メルトダウン』を評価し、「NHKにも籾井会長に迎合した疑いのある問題の多い報道は当然ある」が「NHKだからと言って頭ごなしに否定的に見るべきではないだろう」としている。

*1:なお北海道補選では明確な野党共闘共産党と他野党の間で成立しているが、京都補選はそうではなく「共産候補擁立辞退&自由投票」なのでこの記事では取り上げられていない。まあ、「維新よりも民主が勝った方がまだマシ」とは一応思ってるでしょうが、京都民主を牛耳る前原元代表は明らかに「反共&野党共闘(共産に限らない)に消極的」ですのでね。京都補選については■リベラル21「衆院京都3区補選は泡沫候補の乱立で「烏合の衆選挙」と化した」(広原盛明)(http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-3544.html)の認識、「負ければ民主党はダメージだが、野党共闘が成立した北海道補選と違い、民主党が勝っても安倍にダメージはない」に俺も同感です。

*2:追記:残念ながら敗北したが善戦しており、評価はなかなか難しい。「過大評価は禁物だが、この善戦を次にどう生かしていくか」と言ったところが妥当な評価だろうか。

*3:中曽根内閣自治相・国家公安委員長自民党幹事長(海部総裁時代)、新進党代表幹事、新生党党首、自由党党首、民主党幹事長(鳩山代表時代)などを経て生活の党代表

*4:最近の著書に『安倍政権の改憲構造改革新戦略:2013参院選と国民的共同の課題』(2013年、旬報社)、『〈大国〉への執念:安倍政権と日本の危機』(共著、2014年、大月書店)、『現代史の中の安倍政権』(2016年、かもがわ出版)など

*5:最近の著書に『市民に選挙をとりもどせ!』(編著、2013年、大月書店)、『安倍改憲自治体:人権保障・民主主義縮減への対抗』(編著、2014年、自治体研究社)など

*6:著書『委任立法の研究:フランス現代憲法における授権法』(1990年、日本評論社

*7:著書『原発にしがみつく人びとの群れ:原発利益共同体の秘密に迫る』(2012年、新日本出版社)、『カジノ狂騒曲:日本に賭博場はいらない』(共著、2014年、新日本出版社)、『政党助成金に群がる政治家たち』(2015年、新日本出版社

*8:著書『いじめ解決の政治学』(2013年、新日本出版社)、『教育委員会改革の展望』(2015年、新日本出版社

*9:著書『専門学校の教育とキャリア形成』(2011年、大月書店)、『大学生になるってどういうこと? 』(共著、2016年、大月書店)

*10:著書『日米密約・裁かれない米兵犯罪』(2010年、岩波書店)、『ルポ イチエフ:福島第一原発レベル7の現場』(2012年、岩波書店)、『経済的徴兵制』(2015年、集英社新書)など

*11:著書『アメリカから〈自由〉が消える』(2010年、扶桑社新書)、『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』(2010年、新潮文庫)、『沈みゆく大国アメリカ』(2014年、集英社新書)など

*12:2008年、岩波新書

*13:著書『女性革命家たちの生涯』(1989年、新日本出版社

*14:代表作として映画『キューポラのある街』(1962年)、『青春の門』(1975年)、『夢千代日記』(1985年)など

*15:代表作として『幽霊屋敷の恐怖・血を吸う人形』(1970年)、『呪いの館・血を吸う眼』(1971年)、『血を吸う薔薇』(1974年)

*16:代表作としていわゆる尾道三部作『転校生』(1982年)、『時をかける少女』(1983年)、『さびしんぼう』(1985年)など

*17:1990年、『少年時代』で第14回日本アカデミー賞作品賞・監督賞を受賞。2003年、大作『スパイ・ゾルゲ』を最後に映画監督からの引退を発表した。

*18:代表作として『青春残酷物語』(1960年)、『愛のコリーダ』(1976年)、『戦場のメリークリスマス』(1983年)など