「下村博文幹事長代理(元文科相)は子供表記」だが「塩崎恭久厚労相(元官房長官)は子ども表記」(追記あり)

以前、
■「下村の政治介入」という事情も分からない癖に文科省「子供表記」統一を「当然」と放言するMukke(追記あり
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20141122/5234241756
というid:Mukke批判記事(id:Mukkeさんお元気ですか?(毒))を書きましたが最近この件に絡んで「俺的に」面白いニュースの存在に気づきました(太字強調は小生の判断)。

http://www.sankei.com/life/news/161222/lif1612220042-n1.html
■産経『「医務技監」創設など厚労省が組織改編』
 厚生労働省は22日、政府の医療政策の司令塔となる事務次官級の「医務技監」の創設などの組織再編を来年度に行うと発表した。医務技監は医師免許を持つ医系技官を充てる考え。働き方改革を進める「雇用環境・均等局」、子供*1子育て支援を専門にする「子ども家庭局」も新設。現行の職業能力開発局を労働生産性の向上や若者の雇用安定に取り組む「人材開発統括官」に衣替えすることも決めた。

http://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000147034.html
■塩崎厚労相記者会見(H28.12.22(木))の一部引用
 来年度の組織再編につきましては、医療・保健関係の技術分野を統理する次官級の「医務技監」の創設がまず第一にございます。初めて医系技官の方の次官級のポストができたということであります。働き方改革子育て支援児童虐待対応、生産性向上を強力に進めるために、「雇用環境・均等局」を作ります。さらに、「子ども家庭局」、初めて「子ども」という言葉が明示的に入りました。それも、家庭とセットの「子ども家庭局」でございます。そして、「人材開発統括官」ということで、これは職業能力開発局が局から統括官組織に変わった*2ということであります。

 まあそもそも「子ども表記」が定着していたのを下村が「勝手なウヨ思想(?)」で無理矢理「子供表記」に変えただけなので「下村程ウヨではないらしい塩崎氏」が「子ども表記」とするのは不思議でもないのでしょうが俺的には面白い話です。下村の「子供表記」を「当然」とのたまった、id:Mukkeには塩崎氏の「子ども家庭局」をどう思うか是非聞きたいところです(皮肉)。


【2017年7月28日追記】
 最近気付いたのですが

https://mainichi.jp/articles/20170705/ddm/008/010/142000c
毎日新聞(2017年7月5日 東京朝刊)『厚労省、子育てと雇用、2局新設発表』
 厚生労働省は4日、子育て支援に特化した「子ども家庭局」と同一労働同一賃金など働き方改革関連の業務を担う「雇用環境・均等局」の2局を新設するなどの組織再編を発表した。業務の拡充を図るため、これまでの「雇用均等・児童家庭局」を分野別に独立させた。11日付で発足する。

ということで「平成29年7月11日」付けで正式に「子ども家庭局」が発足しました。
 「しつこく」何度も書きますが「子供」ではなくて「子ども」です。厚労相は安倍の盟友・塩崎氏なのに何故か彼の価値観は「安倍の子分」下村とは違うようです。
 そしてしつこいですが、「しつこいの、私大好き!」なので改めて下村の「子供表記」を「当然」とのたまった、「はてなトンズラ中のバカ野郎」id:Mukkeには塩崎氏の「子ども家庭局」をどう思うか「改めて」是非聞きたいところです(皮肉)。
 

*1:「子ども家庭局(まあ政府機関名称なので勝手に子供家庭局と書き換えはできませんが)」と書いてもそれ以外では「子供」と書くのが産経のポリシーです

*2:局と統括官と何が違うのかよく分かりません。教えて偉い人。