「平野貞夫ガー」という陰謀論を垂れ流すkojitaken氏(追記あり)

 まあ、「東京都板橋区共産党区議を板橋区共産党が除籍(除名)処分に付した一件」についての評価は特にしません。一般論で言えば勿論「正当な理由があれば除名は正当であり、不当な理由ならば不当だ」つうだけの話です。「不当な除名だと思えば共産党を批判し区議氏を擁護するし、正当な除名だと思えば共産党を擁護し区議氏を批判する*1」わけです。しかし「国の話」「埼玉の話」ならともかく「俺が住んでるわけでもない」板橋区の話について「板橋区民でもないので」詳しく調べる程の興味はありません。この件でそこまでして「真偽を確かめたい」「共産擁護したい(あるいは逆に共産批判したい)」つうほどの情熱もない。
 問題にしたいのはid:kojitakenなる人物が『現時点では明確な根拠がない噂話』と自分でも認めながら『やはり! 平野貞夫小沢一郎*2の側近)、「ナノ銀除染*3の批判者をなんとかしろ(ボーガス注:小沢自由党を含む野党共闘を潰したいのか?)」と(ボーガス注:野党共闘路線の)共産党に圧力か』(http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20161227/1482795189)と書き飛ばしてること*4ですね*5。まるで東スポや産経のトバシ記事です。
 この御仁は以前も
■「呼ばれれば出席する」という尊大な共産党。こんなていたらくだから「みんなの党」なんかに負ける*6んだよ!
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20100801/1280673547
という酷い共産党誹謗記事を書いていたので「id:kojitakenなんて社会的影響力ゼロだから無視してもいい」「まともな人間はそもそもid:kojitakenなんかたぶん評価してない」「大体、無名人、社会的影響力ゼロの俺が何か書いてもどれほどの意味があるか」などと思いながらも一支持者として見過ごせず、つうかこういう共産への誹謗を放置することは「精神衛生上悪いので」
id:kojitaken氏の無茶苦茶ぶりに呆れる(副題:もうお前はブログやめろよ)(追記・訂正あり)
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20100803/1280787751
という批判記事を書きましたがこの種の反共分子は「バカは死ぬまで治らない」ようです。
 結局この御仁にとっては「板橋区議氏の除名の是非」など恐らくどうでもよく*7「大嫌いな共産党小沢一郎」をセットで批判出来るネタが欲しかっただけでしょう。だから「噂話だ」と自分でも認めながら恥知らずにもこんな記事を書き飛ばす。「共産党や小沢氏や平野氏は勿論」、「共産党や小沢叩き」のネタ扱いされた「除籍されたという板橋区議氏に対しても失礼千万な態度」であり、id:kojitakenは論外の屑です。なんというかid:kojitakenの行動原理が「怪しいビール祭り弾圧記事*8」に飛びついたid:Mukkeに似てる気がしてなりませんね。
1)id:Mukkeが嫌ってるのは「中国」、id:kojitakenが嫌ってるのは「共産党小沢一郎
2)id:Mukkeは中国と対立するチベットの盲目的支持者だが、id:kojitakenは恐らく板橋区議氏を支持しているわけではない(単に「小沢、共産党」叩きのネタとしか思ってない)
という違いはありますが。
 まあ「人間のくず」は行動が似てくると言う事でしょう。こういう恥ずべき人間にはなりたくないもんです。

【追記その1:2016年12/27】

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20161227/1482795189
kojitaken 2016/12/28 06:34
id:bogus-simotukare氏>
あなたあたり*9がこういう反応するんじゃないかと思ってました。予想通りですな。*10

 「予想通り」て何がどう予想通りか分かりませんが「俺は陰謀論なんか流してない、平野は圧力をかけたんだ」とはやはり言えないようです。なお、ここで「平野の圧力なんてどうでもいい、問題は除籍の是非だ」と「平野圧力疑惑なんぞ最初から問題にしてない人間が言うのならともかく」id:kojitakenが言うのは勿論話のすり替えです。id:kojitakenは「圧力なんてどうでもいい」と言うならまずは「真偽不明な圧力を持ち出してスミマセン」とわびるべきでしょう。
 まあ、id:noharraid:Mukke同様、無駄にプライドが高くて素直に謝罪ができないらしいid:kojitakenにそうした誠実さは期待していませんが。


【追記その2:2017年1/1】
 id:kojitaken氏にとっては「松崎区議とその支持者(たとえば左巻健男*11・法政大教授)は正義」は「当然の事実」のようだがそうした考え方自体が疑わしいことは以下のブログ等で明白だろう。
 また松崎区議の除籍も彼が勝手に区議団を離脱したことを考えれば批判者(もちろん党支持者やホタル館存続派、ナノ銀除染支持者もいるが俺の理解では批判者は必ずしもそういう属性ではない)が批判するように除籍も彼の自業自得だろう。現時点においては俺は除籍が問題だとは全く思っていない。

http://tale-of-genji-and-heike.blogspot.jp/2015/09/blog-post_13.html
板橋区ホタル生態環境館あれこれ『松崎いたる区議が訴えられた理由(2)』
 前回の記事で述べた通り、訴状を見ると、松崎いたる区議が訴えられた原因は、ニセ科学批判をしたからではなく、「インチキ」「詐欺」「ペテン師」といった言葉で原告を執拗に誹謗*12したからだと思います。
 なぜこのような誹謗を被告が続けるのか理由が分かりません。この点については、原告も「請求の変更の申立書」の6ページ目に書いています。
(中略)
 被告が日本共産党の区会議員という公職者の立場にありながら、こうした行為を続けているのは、たいへん不適切ではないでしょうか。

http://tale-of-genji-and-heike.blogspot.jp/2016/12/127.html
板橋区ホタル生態環境館あれこれ『松崎いたる区議が日本共産党の会派を離脱(12月7日)』
 松崎いたる区議が日本共産党を除籍になった大きな原因である会派離脱は12月7日のことでした。
 日本共産党板橋区議団の公式サイトに以下のように告知されました。
 以下に告知文を引用します。

 松崎いたる板橋区議会議員が、12月7日、日本共産党板橋区議団を離れ、新たな会派を結成する届けを議会事務局に提出しました。
 これまで日本共産党板橋地区委員会と同区議団は、松崎議員と話し合うための努力を重ねてきました。今回の突然の「会派結成届け」の提出に困惑しています。区議団から翻意をうながしましたが、残念ながら松崎議員の意思は変わりませんでした。
 日本共産党板橋地区委員会と同区議団は、昨年の区議会議員選挙で党の公認候補として選出された議員がこのような事態となりましたことに、心からお詫び申し上げるとともに、党が掲げた公約実現のために全力を尽くすことを表明します。

 上記の文章を読むと以下が分かります。
・話し合いを重ねてきたのではなく、「松崎議員と話し合うための努力を重ねてきました」と書かれている事から、会派離脱にいたるような重大な意見の相違があるにも関わらず、松崎いたる区議が話し合いに応じなかった事が分かります。議員の仕事は第一に話し合う事だと思いますが、日本共産党板橋区議団内では区議同士での話し合いさえ難しかったようです。
日本共産党では民主集中制を組織原則とし、議論を尽くしたあと多数決で決めて統一して行動するものとし、派閥・分派を禁じています。今回の事件で、松崎いたる区議は、議論を全く行わないばかりか、会派離脱という分派を作る行動をしたのですから、もはや日本共産党の組織原則に従わないという強烈な意思表明だったのでしょう。

http://ruhiginoue.exblog.jp/24391826/
■楽なログ『松崎いたる共産党板橋区議会議員が訴えられた件』
 松崎区議は、元職員がナノ銀と呼ばれる微小な銀を放射性物質の除去に利用できると説いたことに対し、非科学的であると批判したところ、元職員から訴えられたという。
 そして、同じ批判をしている人は他にもいるのに自分だけ訴えられたと言い、また、科学的に正しいかを裁判で争うのは不適切だと主張し、これをツィターなどに投稿している。
 それならば「自分は正しくて、他の人も同じことを言っている」と言うだけでなく、適切で穏当な批判をしたことを説明しなければならない。それを松崎区議はしないのだ。
 そして訴状を読むと、やはり科学的に正しいかどうかという問題ではなかった。
(中略)
 この訴状によれば、やはり被告松崎議員が訴えられた原因は、原告を批判しただけではなく、口汚く罵ったうえ、さらに憶測や連想により被告を貶める事実を公然と摘示したということであった。
(中略)
 松崎区議は、他の色々な指摘や意見を述べた人たちとは異なり、執拗に「インチキ」「デタラメ」「ニセ科学」「犯罪」など汚い言葉づかいで故意の不正だと非難したうえ、そのような者は本職の研究もきっとインチキであると言い出した。
 これにより同議員は訴えられたのだが、この訴状の中で、「研究とか実験の結果が信用できないというのと、虚偽であると言うのでは大きな差がある」という訴訟外の第三者による指摘が紹介されている。この第三者も指摘するように、研究の信憑性を否定するだけなのとインチキとまで言うのとでは、意味がまるで違ってしまう。
 インチキとは故意に騙そうとしたことであり、ニセ科学のニセとは違うものをそうであるように偽装して見せかけることである。
 だから、「あの人の研究は間違いだ」と言うのは「そう思ったから」でいいけれど、「インチキ」「ニセ」と言うのなら故意に人を欺いたことを立証しなければいけなくなる。これは難しいはずだ。
(中略)
 基になる研究が間違いと主張するだけならともかく故意の不正とまで言ってしまったら、それは別の問題になってしまう。
 訴状の通り、実際に松崎区議はそのような発言をしてる。「信じられない」「間違いではないか」などと言う人なら他にも複数いるが、そうではなく松崎区議は「インチキ」であり「カラクリ」があると言っている。
(中略)
 こうなると、被告松崎区議の一連の言動は、(ボーガス注:単に信憑性がないと証明しただけではだめで、故意の不正であると松崎区議が証明できなければ)名誉棄損で違法という判決の出る可能性が、相当あると言えるだろう。
(中略)
 これでは、共産党から手助けしてもらえなくて当然である。

http://ruhiginoue.exblog.jp/27379880/
■楽なログ『松崎いたる板橋区議を擁護し共産党を非難する左巻・菊池・大石らの勘違いと頭の程度』
 松崎いたる板橋区議が訴えられているのは村中璃子という医師(らしい)と同じで、他人の行った研究や実験について「間違っていると自分は考える」ということではなく「インチキ」「カラクリ」「詐欺」「犯罪」「捏造」などと根拠なく罵ったから名誉毀損に問われたのであり、ぜんぜん科学の問題ではない。 
 それを松崎と村中は、科学的問題だから裁判で問うことではないという嘘のはぐらかしをしており、逃げ口上まで共通している。
 これをまるで理解できずに、裁判沙汰の原因が科学的問題だと勘違いして我田引水の発言をしているのが左巻健男菊池誠*13・大石雅寿ら自称理科系たちである。これだけでも充分にマヌケかオオボケというのが相応しい。
 また、板橋区議会の問題では、普通なら、自らの所属する政党が議会への対応で決定したことに対し、他のことはともかくこれだけは自分の拘りや信念からどうしても駄目ということがあった場合、その問題だけ採決を棄権し退席するものだが、松崎いたる板橋区議は一方的に会派離脱した。
 そこまでするのは、おそらく他の事でも共産党と合わなくなったのだろう。現に松崎区議の発言には、それを臭わせる言動がある。そうだとしたら会派離脱はむしろ当然であると同時に、党の公認で当選したのだから議員を辞職するべきではないか。
 ところが、これについても左巻や菊池や大石らが勘違い発言をしている。彼らは、松崎区議が共産党から除籍という処置をされたことについて、共産党が異端をパージしたと受け取っているようで、そういう意味である以外には文理上ありえない発言をくりかえしている。
 しかし、政党は組織と党員とで齟齬があった場合、一般的にどうするものか。
(中略)
 これについて同党の機関紙が告知したとおり、松崎区議は議会で特定の議題について不満を持ち、党から留意されたのに党の会派から離脱して勝手に自分の会派を作ってしまった。いくら自分がこだわっている問題とはいえ、それだけでそこまで我を張るとは大人げないが、問題はそれだけなので、ならば除籍ということにされた。
 つまり松崎区議は、党から追放されたのではなく、会派から自ら一方的に出て行ってしまい引き止められたのに聞かなかったから、それでは公的に活動するさい党を標榜しないように、ということだ。
 このように、どう思うかという以前に事実と全然違うことを言って松崎区議を擁護したり共産党を非難したりしているのが左巻や菊池や大石らである。
 こんな人たちが大学で教えているというのが信じられない。

【追記3:2017年1/1】
 つうか後で気付いたんだが俺みたいな批判が以前からid:kojitaken氏に対してあったことは、
■kojitakenの日記『「ナノ銀除染」阿部宣男の思想と人脈と、阿部の肩を持った*14共産党の愚行』

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20161221/1482276084
共産党ニセ科学批判の板橋区議を除名 - kojitakenの日記(2016年12月20日)』についたはてなブックマークのコメントを見ると、予想通り「釣れてしまった」というべきか、頓珍漢なコメントが散見される。例を挙げておく。

id:kyo_ju
 ニセ科学批判側に組していれば何でも正義(それに反対する者は何でも悪)とするのは、反原発に組していれば何でも正義(反対者は何でも悪)とするのと同じくらい誤っていると思うが。
id:yoko-hirom
 共産主義の正しさは共産主義者*15の正しさを保証しない。科学の正しさは科学者の正しさを保証しない。
id:quick_past
 反偽科学議員を除名したことと、共産党が偽科学主義だと言うことって直結すんの?とりあえず松崎の人のお言葉がないとなんとも言えないな
id:REV
 あるソースだと、「共産党公認で当選したのに会派を離脱。慰留にも応じないので除籍」ってなってて、それだけならまあ、ありがちな事件。こういうときに陰謀論を持ち出す人はおおい印象はある。

でわかる。
 id:kojitaken氏は「コメントが釣れた」「ブクマが釣れた」といって人を小馬鹿にするのが習い性になってるようだ。id:kojitaken氏の馬鹿さには改めて心の底から呆れる。

*1:共産支持者ですがこんなことで無理な擁護はしません。【2017年1/1追記】一寸調べた限りでは「不当な除籍」とは思わないのでその旨追記しておきます。

*2:中曽根内閣自治相・国家公安委員長自民党幹事長(海部総裁時代)、新生党代表幹事、新進党代表、自由党党首、民主党幹事長(鳩山代表時代)などを経て現在自由党党首

*3:詳しい事は知りませんが「ナノ銀除染」とやらがエセ科学らしいと言うことは知っています。

*4:もともとのネタ元は左巻健男・法政大教授ですが。勿論、左巻にも呆れます。名誉毀損共産党や平野氏に訴えられてもおかしくない。まあそれ以前に「風説の流布」なんておよそ学者のやる事じゃありませんが。例のI濱女史もそうですが「学者だからと言って常識や倫理観があるわけではない」一例ですね。

*5:もちろん「共産の除名が不当かどうか」と「平野貞夫ガーというid:kojitaken陰謀論の真偽」は関係ありません。「除名が不当だから平野の圧力だ」「平野の圧力がないから正当な除名だ」なんて話ではない。

*6:勝ち負けで言えばid:kojitakenが尊敬してるらしい江田三郎なんか「社会党書記長から社民連代表におちぶれる」政治的には敗北人生でしたが、それは「江田を敵視した社会党左派が悪い」になるんだから本当にご都合主義な性格してます。自分が好きな人間・江田が負けると「支持しない奴らが悪くなり」、自分が嫌いな共産が負けると「力不足」になるわけです。しかしなんで一部の「自称社民主義者(今回はid:kojitaken)」はこんなに共産党を不当に敵視するんですかね。

*7:そもそも除名の是非を問題にしたいのなら「圧力の存在を確実な証拠で証明できる」のならまだしも、こんな噂話を持ち出すことは害悪しかありません。「平野の圧力の有無」と「除名の是非」は関係ないし、もし「平野の圧力などない」なら「圧力があるといったデマ屋のid:kojitakenなど支持しない、共産を支持する」と言う風潮を助長しかねないからです。

*8:■拙エントリ『今日もMukkeさんに突っ込んでみる(ウイグルのビール祭り)(追記・訂正あり)』(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20150627/5632178907)参照

*9:「あたり」てのは、俺以外では誰なんでしょうか。しかしこういう書き方するって事は■id:kojitaken氏の無茶苦茶ぶりに呆れる(副題:もうお前はブログやめろよ)(追記・訂正あり)http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20100803/1280787751のことで俺をよほど憎み、恨んでるのでしょう。俺からすれば「お前がデタラメで共産を誹謗するからだろ、id:kojitaken」ですが。

*10:2019年9/30追記:kojitaken記事を確認したらこの部分がそっくり削除されてました。kojitaken本人も「ボーガスの言い分は一理ある」と思い削除せざるを得なかったと言うことでしょう。まあkojitaken自身が「噂話」と認めてますからね。Mukke並みに卑劣な態度ですね(苦笑)。

*11:著書『水はなんにも知らないよ』(2007年、ディスカヴァー携書)、『あの元素は何の役に立っているのか?』(2013年、宝島社新書)、『病気になるサプリ 危険な健康食品』(2014年、幻冬舎新書)、『ニセ科学を見抜くセンス』(2015年、新日本出版社)、『水の常識ウソホント77』(2015年、平凡社新書)、『おもしろ理科授業の極意』(2019年、東京書籍)、『学校に入り込むニセ科学』(2019年、平凡社新書)など

*12:この辺りは小生も口が滑りやすいバカなので気をつけることにしましょう。

*13:著書『もうダマされないための「科学」講義』(共著、2011年、光文社新書)など

*14:「上に書いたように」俺が一寸調べた限りでは別に肩など持ってないと思うのだが。

*15:文脈から見て除籍処分をした板橋区共産党ではなく、松崎氏の事でしょう。