今日の産経ニュース(9/30分)(追記・修正あり)

■【産経抄】9月30日
https://www.sankei.com/column/news/180930/clm1809300003-n1.html

・官公庁が使うカタカナ語に、「分からない」と答えた人が5割を超えた。
・意見公募で済むものを、「パブリックコメント」に言い換える手間は惜しまないらしい。略語の「パブコメ」を訳知り顔で使う鼻持ちならぬ官僚も多い。
・いかに時代が流れても、ろくな身体検査もせずに舶来の言葉を受け入れるのは考えものである。何が必要で何が不要か。消化薬を飲みカタカナ語を整理する時期だろう。日本語の胃袋は強くても、このままではこちらの記憶の引き出しがもたない。

 「役所が外来語を使いすぎ」て役人の上にいるのは政治家なんですけどねえ。特に今の安倍は「戦後レジームからの脱却」云々と「戦後体制」といえばすむところを「レジーム」といいたがるような男なんですが(苦笑)。
 俺の両親だの、俺の周囲の年配者は「レジームって何?」ですよ。
 まあ、それはともかく。安倍は「憲法九条=戦後レジーム」とするわけですが、戦後レジームというなら「沖縄の今の現状(米軍基地)」だって戦後レジームな訳です。結局「何を脱却すべき戦後体制と見なすかどうか」つう話ですよねえ。
 なお、「パブコメ」について言えば何も役人だけが使ってるわけでもない。マスコミや政治家も使ってますし、長い言葉は「スパコン」「パソコン」「ゼネコン」「セクハラ」「マタハラ」「ファミレス」などのように短縮するのは珍しい話でもない。別に訳知り顔でもないでしょう。