「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年7/19分:荒木和博の巻)

特別検証報告【調査会NEWS3031】(R01.7.19): 荒木和博BLOG

1、伏木国分事件
 昭和56年(1981)3月30日夜、国鉄(当時)氷見線越中国分駅の待合室でウイスキーを飲んでいた男が警察官に職務質問され、持っていた姜正彦名義の外国人登録証が偽造であることが分かった。翌日確認するためその夜は高岡駅前のホテルに宿泊させたところ、朝になってホテルから「金日成万歳」と叫んで飛び降り自殺した。

 この話から分かるのは「偽造の外国人登録証を持った男が自殺した」、ただそれだけです。彼が北朝鮮工作員かどうか分からないし、仮に工作員だとしても「拉致に関与していたかどうか」も不明です。仮に北朝鮮工作員だとしても、単に情報スパイに過ぎないなら「拉致の解決」と言う意味では彼について調べることには何の意味もありません。まあそれ以前に彼について調べようがないわけですが。

3、都庁職員アベック拉致未遂事件
 被害者のA氏及び夫人Bさん同行のもと、事件現場の検証を行った。
 昭和54年(1979)5月5日 、A氏はBさんを乗せて自家用車(緑のスカイライン)で能登への旅行に向かった。午後8時頃、国道160号線の富山県氷見市姿のあたりでAさんは白いスカイラインが尾行しているのに気づく。速度を落とすと白いスカイラインも速度を落とし、速めれば向こうも速めた。今で言う煽り運転のような感じだった。気持ち悪くなり一旦停車して車をやり過ごした。そして走り出すと数百メートル走ったところでスカイラインが道を塞ぐように止まっていた。
 白いスカイラインが止まっていたところの5~10メートル前でAさんは車を止めた。すると白いスカイラインの運転席から160センチもないくらいの小柄な男が作業服のような地味な服装、サンダル履きで下りてきて、窓越しに日本語ではない言葉*1で話しかけてきた。
 運転席の窓を10センチくらい開けたところその隙間からストレートパンチを食らわせてきた。殴られた直後から大量に出血したが一瞬のことだったので助手席に座っていたBさんもA氏が殴られたことには気づかなかった。A氏は一瞬意識を失ったが、男がドアを開けようとする音で気がついた。すると男は喉を握ってきた。

 どう見ても北朝鮮拉致というよりはたちの悪いただのごろつきですね。拉致が目的なら「煽り運転」などというあからさまに不気味な接近(?)の仕方はしないでしょう。

 途中引き離したとき前方右に入口の開いた建設会社の倉庫らしきものが見えたので車を突っ込んで隠れてやり過ごした。

 前も書きましたがこんな倉庫に入ったら、「倉庫に入ったこと」を気づかれたらかえって逃げ場がなくなるでしょうに。事実なら随分とリスキーなことをしたもんです。

 「途中また車が待ち伏せしているとは思いませんでしたか」との質問にAさんは「思いました。それで鉄パイプを積んだまま走り、いざとなったらこれで闘うつもりでした」と答えた。

 意味が分からないですね。「カップルの目指す目的地が分からないだろう」にどうやって待ち伏せするのか。幹線(国道160号線)を走るから、もしかしたら待ち伏せされると言うことか。
 というか幹線(国道160号線)を走ったら待ち伏せされる危険があると考え、待ち伏せされないように「幹線をあえて外して脇道に入る」のならわかりますが、鉄パイプで戦おうとは無謀にもほどがあります。

(1)荒谷敏生さん
●失踪の状況:
 「アメリカに行きたい」等と言っていた。また米国かブラジルに移住した日本人の本を読んで感動し手紙を出したことがある。

 やれやれですね。それが事実なら自発的失踪の可能性だって十分あるでしょう。

 特定失踪者で就職・転職など「人生の転機」とも言える時期に失踪するケースが少なくない。その状況を知った固定スパイがよりましな転職先・就職先をちらつかせることによって誘引したと考えられ

 やれやれですね。何を根拠に「ましな転職先をちらつかせ」云々というのか。勿論何の根拠もないわけです。

*1:もちろん本当に「外国語か」わかりませんし、仮に外国語だとしてもこれだけでは「ただのごろつき外国人」の可能性が当然あります。