野原燐(id:noharra)に突っ込む(2020年1月19日分)

id:noharraのツイートに突っ込む

野原燐がリツイート
◆ゆきのちゃん
‏ 日米FTAが今月から発効されてんだよ。繰り返すけどこれは実質の主権廃止だからね。「桜を見る会」の騒動が、これを誤魔化すスピンだったとまだ分からないんだからみんなトロいよ。

 やれやれですね。完全にくだらない陰謀論ですね。
 ならば「桜を見る会疑惑」を追及すべきではなかったというのか。「桜を見る会疑惑」追及が安倍*1にとって痛くなかったとでも言うのか。
 そして日本共産党など野党各党は
主張/日米貿易協定審議/承認ありきのやり方許されぬ
日米貿易協定承認案を可決/食の安全脅かし経済主権を破壊 穀田氏が反対討論/衆院外務委
日米貿易協定承認案を可決/食の安全脅かし経済主権を破壊 穀田氏が反対討論/衆院外務委
主張/日米協定案の可決/国会と国民を無視した暴挙だ
日米貿易協定/人権侵害 食の安全/参考人 懸念次々/井上議員が質問
日米貿易協定 国内の農業に大打撃/井上氏「ご都合主義」批判/参院外防委
日米貿易協定承認案に対する井上議員の反対討論(要旨)/参院本会議
主張/日米協定承認可決/国民無視した強行を糾弾する
など、「日米FTA批判」もしていたわけで、「桜を見る会疑惑」だけを追及していたわけではない。
 まるで「事務所費疑惑(第一次安倍内閣)は改正教基法(あるいは防衛庁の省への昇格など)を成立させるためのスピン*2」並の馬鹿馬鹿しさです。
 「桜を見る会(第二次以降の安倍内閣)」に限らず「ロッキード疑惑(発覚は三木*3内閣時だが犯行は田中*4内閣時)」「リクルート疑惑(発覚は竹下*5内閣時だが犯行は中曽根*6内閣時)」「モリカケ疑惑(第二次以降の安倍内閣)」「ウォーターゲート疑惑(ニクソン*7)」など疑惑を野党が追及するのは当たり前の話です。  
 そして「野党が追及したこと」がなんでスピンなのか。
 これが「小泉JR(現在、環境相)と滝川クリステルの結婚発表は自民党のイメージアップを狙ったスピン」「小泉JRの育休取得発表は(以下略)」など自民党サイドから仕掛けたことならまだしも。
 こういう「頭のおかしいバカ(にもかかわらず自信満々)」にはなんと言っていいのか、言葉もないですね。こうしたバカに政治力、社会的影響力がないことだけはせめてもの救いです。

野原燐がリツイート
◆tomoyuki1215
‏「性暴力加害者が被害者意識を強めるのは、よくあることだ。元TBS社員の山口敬之氏も、自分こそが被害者だ、と記者会見で主張していたが、広河氏も山口氏も、「僕が被害者」と感じ、自らを憐憫(れんびん)している。」

 この話、「性暴力加害者」に限った話ではなく「加害性を批判されても、自分の加害性を認められない加害者一般」に言える話です。
 「加害性を認めない理由」が、本気で自分の加害性を認識できないほど人権面で鈍感なのか、自分の加害性を理解しながら居直ってるのかはともかく。
 たとえば徴用工判決に逆ギレしてホワイト国除外など仕掛けた安倍もその一例です(徴用工は勿論、性暴力被害者ではありません)。
 id:noharraという馬鹿者も「朝鮮学校無償化除外反対」と書いただけで俺のことを「北朝鮮の体制を擁護するのか」云々とさんざん誹謗中傷(加害)してくれましたが、俺が「野原はデタラメ言うな!」「バカか、手前、ふざけんな!」と反撃したらその途端「ボーガスが私に嫌がらせをする」というのだから呆れて二の句が継げません。
 俺に対していきなり「強制プライベートモード」など仕掛けたI濱Y子もそうした「被害者意識ばかりが強い加害者」といっていいのではないか。何か書いたら批判されるのは当たり前であって、「批判を誹謗中傷としか理解できず」、すぐさま「強制プライベートモード」など要求するI濱には「それでも学者か?」と今でも俺は怒りを覚えています。

*1:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官を経て首相

*2:スピンとは「政治的謀略」の意味のようです。

*3:片山内閣逓信相、鳩山一郎内閣運輸相、岸内閣科学技術庁長官(経済企画庁長官兼務)、池田内閣科学技術庁長官、自民党政調会長、幹事長(池田総裁時代)、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理・環境庁長官などを経て首相

*4:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相

*5:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*6:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*7:アイゼンハワー政権副大統領を経て大統領