今日の産経&中国ニュース(2019年12月23日分)(副題:安倍訪中1日目)

日韓打開、見通せず 習主席「国賓」にも暗雲―安倍首相、23日に訪中:時事ドットコム
 日韓はともかく、日中については「反中国右翼の書いた願望記事」としかいいようがないですね。
 1)安倍首相、茂木*1外相、菅官房長官、二階*2幹事長、岸田政調会長ら政権幹部が何一つ「国賓訪日を再考する」といってない
 2)世論調査でも「国賓訪日反対多数」ではない
 3)一部ウヨ政治家を除き、自民、公明からも野党各党からも反対意見がほとんど無いのだから暗雲なんかどこにもない。


◆I濱Y子記事『2019年を勝手に総括』
 リンクを張ると発狂する御仁がI濱なのでリンクは張りません。

 アメリカが中国と明確に対抗

 I濱はそう思いたいのでしょうが、米中対立は「1980年代の日米貿易摩擦」的話でしかないでしょう。「チベットのために中国と対決」なんて話では全くない(これはチベットだけでなく香港デモやウイグル問題なども同じでしょう)。一方で

イタリアが「一帯一路」覚書締結へ 中国主席訪問に合わせ - 産経ニュース
 イタリアのコンテ首相は8日、習近平中国国家主席の今月下旬のイタリア訪問に合わせ、中国が提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」に関する覚書を交わす方針だと明らかにした。一帯一路への参加は「わが国にとって良い機会になる」と述べた。

中国、欧州取り込み対米牽制 エアバス機購入など5兆円 習近平国家主席、独仏首脳と会談(2/2ページ) - 産経ニュース
 中国の習近平国家主席は26日までの欧州歴訪で、米国との貿易摩擦の一方、欧州接近を図った。米ボーイングが旅客機737MAXの墜落事故で苦境に直面する中、25日には同社のライバル、欧州エアバスへの300機発注を発表。トランプ米政権の対中強硬策を牽制し、欧州に歩み寄りを促した。
 中国の対仏協力はエアバス機発注のほか、電力、造船などで総額400億ユーロ(約5兆円)。マクロン氏の「シルクロードは(中国からの一方通行ではなく)双方向で」という求めに応じ、中国市場への仏産鶏肉輸出の規制緩和にも応じた。

ということで「一帯一路参加をイタリアが表明」「エアバスを中国が大量購入し、フランスのマクロン大統領が感謝の念を表明」などもあるわけです(もちろん英国やドイツとて経済的関係を重視しI濱ほど反中国ではない)。
 中国と欧米の関係はI濱が強弁するほど対立一辺倒ではない。

日本共産党も中国に対して明確に否
 11月4日に日本共産党の「第8回中央委員会総会」で、16年ぶりとなる「日本共産党綱領」の一部改定を行った。簡単にいえば、覇権主義となった中国共産党はすでに社会主義国ではない、と認めたもの。
 もともと共産党は政権にないこともあり、歯切れ良く中国の行動にはもの申していたが、今回は党の綱領まで変更したことに意味がある。もう中国はかつて日本のリベラルが夢見た社会主義の国ではなくなったのである。

 「太字部分(俺が強調しました)には」吹き出しました。つまりは「安倍自民が中国を批判しなくても政権についてるから仕方ないんだ、共産党は野党だから気軽に批判できるんだ(I濱)」でしょうか?。
 安倍政権(日本政府)が中国に接近してること(現在、安倍が訪中し、来春春の習主席訪日を改めて要請)を平然と無視し続けられる(当然、安倍批判もしない)I濱の無神経には心底呆れます。
 まあ「日本政府の中国への接近」を直視したら「ダライキチガイチベットキチガイとして精神的につらすぎるから」無視するのでしょうが。哀れで無様な野郎です。鼻で笑います。
 そして「もう中国はかつて日本のリベラルが夢見た社会主義の国ではなくなった」ねえ(苦笑)。
 まず第一に、左派リベラルならともかく保守リベラル(石橋湛山*3元首相、三木武夫*4元首相、大平正芳*5元首相、宮沢喜一*6元首相、河野洋平*7自民党総裁加藤紘一*8自民党幹事長など)はそんな夢は見てないと思いますが。I濱にとって「リベラル=左派(一般的な使用法とは言いがたいと思いますが)」なんでしょうか。保守リベラルはリベラルに入らないのか。はたまたI濱は「保守リベラルも中国に社会主義の夢を見ていた」というのか。それはあり得ないと思いますが。確かに保守リベラルの多くは親中国派ですが、1)親中国が国益になると彼らが判断した、2)反共極右、台湾ロビーのような中国への感情的敵意がない、にすぎません。
 第二に遅くとも「天安門事件」の時点(1989年)で、そこまで脳天気な左派も居ないでしょうよ。日本共産党も「社会主義を目指す国→社会主義を目指す国とは認めない」と今回評価がダウンしたものの以前から、中国共産党には一定程度、批判的です。
 そして、第三に「そんな日本共産党でも、習近平氏訪日には現時点では別に反対してないこと」が重要でしょう。日本共産党は中国を批判しても無茶苦茶な反中国ではないと言うことです。

今年なくなられたチベット支援者たち
(b) 木内みどり 女優 (2019年11月18日) 69歳
 日本のチベット支援は保守が強いイメージがあるが、木内さんはハリウッド型のリベラル*9チベット支援者の代表的な方であった。

 「保守」つうより「反中国極右」ですよねえ。I濱ですら「日本の自称チベット支援者はウヨばかり」と事実上認めてるのが滑稽です。


首相、習氏に懸念伝達 「国賓待遇」国内に説明必要 北京立ち寄り会談(1/2ページ) - 産経ニュース

 首相と習氏の会談は、以前は設定自体が難航した。旧民主党政権による尖閣諸島沖縄県石垣市)の国有化の影響などもあり、平成28年9月に2人が中国・杭州で会談した際は「30分の会談のために日中の事務方が直前に5時間協議しても、なかなか日程が決まらなかった」(日本政府関係者)。

 「首相1年目の靖国参拝(ただし米国の抗議で一回で中止)」「反中国極右・櫻井よしこ中教審委員任命(ただし、さすがに再任せず)」「反中国極右・百田尚樹NHK経営委員任命(ただし、さすがに再任せず)」など「安倍の問題行為」を「など」で片付けて首脳会談が出来なかったのは「野田*10政権による尖閣諸島沖縄県石垣市)の国有化の影響ガー」だそうです。当時、産経は国有化を褒め称えたくせに、どんだけ恥さらしなのか。そもそも民主党政権を「中国に媚びてる」などと悪口してたくせに今や「民主党のせいで安倍首相が迷惑被った。日中首脳会談がなかなか出来なかった」とはどこまでデマ屋なのか?
 そもそも「中国にへいこらする必要は無い。無理して首脳会談しなくてもいい」と言い続けたくせに安倍が訪中するや

「中国という国は、トップに会って直接打ち込まなければ物事が動かない」
 外務省幹部は首相の北京訪問の狙いをこう説明する。北朝鮮が挑発姿勢を強める中、21日にトランプ米大統領と今後の対応方針を協議した首相が、北朝鮮に影響力を持つ中国のトップと情勢認識を共有した意義は小さくない。

だそうです。まあ心底呆れますね。

・首相の「日中関係は完全に正常な軌道に戻った」との見解に多くの人が納得しているとも言い難い。
・「逃亡犯条例」をきっかけとした香港の混乱は激化し、新疆(しんきょう)ウイグル自治区での人権弾圧を裏付ける内部文書も公開され、国際社会の対中批判は強まっている。自民党では保守系グループからだけでなく、党総務会でも習氏の国賓待遇に疑問の声が上がり始めた。
 政府高官は「中国側が求めてきた国賓訪問を受けたら、中国をめぐる状況が変わってきている」と説明するが、習氏来日で何がどう改善し、いかなる国益を確保できるのか。首相がこの点を明確に語らない限り、国賓反対の声は一層強まることになりそうだ。

 ということで「国賓訪問、ダメ、絶対」の産経です。まあ、安倍は平然と無視するでしょうし、その場合、産経も腰砕けでしょうが。


「同性婚を認めて」中国の民法改正めぐり要望続出。SNSで異例の盛り上がり、歴史を変えるか? | ハフポスト

 中国の国会に相当する全国人民代表大会全人代)が、民法の婚姻に関する規定について国民から意見を募集したところ、同性婚を認めるよう求める声が多く寄せられていたことが分かった。
 これは、全人代の法制工作委員会が12月20日に開かれた記者会見で発表した。
 この騒ぎの最中に、共産党機関紙「人民日報」が掲載したのが「同性愛は精神病ではない」という文章だ。
 この文章では、世界保健機関(WHO)に遅れること11年、2001年に中国国内でも同性愛が「精神障害」の項目から削除されたことに触れている。その上で「同性愛を差別せず、権益を保障することは現代社会の基本原則だ」とまで言及している。

 重要なことは「中国政府当局がこの事実を自ら発表した」ということですね。中国政府としても「別に共産党独裁批判につながらないなら、同性婚を認めてもええかもしれん」つう認識に傾いてるのかもしれません。「日本より先に同性婚合法化」を中国が実現しても不思議ではないように思います。


文科相 日中韓科学技術担当相会合で25日から韓国へ | NHKニュース
きょう日中韓貿易相会合 自由貿易協定で意見交換 | NHKニュース
 ということで「単なる偶然」か、必然か知りませんが、ほぼ同時期に「中国」では「安倍首相が日中韓首脳会談」「梶山経産相日中韓経産相会談」、「韓国」では「萩生田文科相日中韓文科相会談」だそうです。


【独自】「嵐」を日中「文化スポーツ交流推進年」親善大使に任命へ - FNN.jpプライムオンライン

 日本と中国が2020年に迎える「日中文化スポーツ交流推進年」の親善大使に、アイドルグループの「嵐」が任命されることがわかった。
 中国を訪問している安倍首相が、首脳会談で確認する見通しで、両国で知名度の高い「嵐」を友好の象徴にしたい考え。

という安倍の行動は反中国ウヨにとって我慢ならないものでしょうが「改憲のため(?)我慢せざるを得ない」わけです。


中国、日本産牛肉の輸入解禁 18年ぶり:時事ドットコム
中国が日本産牛肉の輸入禁止解除 輸出再開へ調整急ぐ 農相 | NHKニュース
 安倍的にはこの「日本産牛肉の輸入解禁」で「外交の安倍アピール」「日中友好アピール」で「桜を見る会疑惑」をごまかしたいのでしょうが、こうした言動が反中国ウヨ連中の不満を高めてることは間違いないでしょう。


安倍首相の世界遺産視察に李克強首相が同行 両政府調整 23日から訪中 - 毎日新聞

 日中両政府は、安倍晋三首相が今月23~25日に訪中する際、25日に中国の李克強*11首相も同行して四川省都江堰(とこうえん)市にある世界文化遺産の水利施設「都江堰」を視察する調整に入った。

 この件は

安倍
「去年5月に李首相が北海道に行ったときは私が同行したじゃないですか!。その返礼をしてほしいんです。あのままではウヨ支持層から『安倍首相は中国にこびへつらった』と非難され続ける」

つう話なんでしょうね。まあ、中国的には「おつきあいしても何か不利益があるわけではない」しお安い御用でしょう。


日中平和友好条約に続く新文書示唆 首相、習氏に尖閣自制を要求 - 産経ニュース【北京=原川貴郎】

 安倍晋三首相は23日午後(日本時間同)、北京市人民大会堂で中国の習近平*12国家主席と会談し、来年4月で調整している習氏の国賓来日に向けて両国間で準備を進めることで一致した。首相は習氏来日の際に、国交を正常化した(ボーガス注:田中内閣の)日中共同声明(1972年)や(ボーガス注:福田内閣の)日中平和友好条約(78年)などに続く第5の政治文書の発表を検討していることを示唆した。
 首相は会談冒頭で「日中関係の重要な節目となる来年春の習主席の国賓訪日を極めて重視している。日中新時代にふさわしい日中関係を築き上げていくために協力して準備を進めていきたい」と述べた。
 首相は、その上で「私たちの手で日中関係を次なる高みに引き上げ、地域の平和、安定、繁栄に対しともに大きな責任を有する日中両国がしっかり責任を果たしていく決意を明確に内外に示したい」と述べた。今後の日中関係のあり方を規定する第5の政治文書の発表を想定しているとみられる。
 習氏は「私と首相が緊密な意思疎通を保って政治的な権威を強化し、中日関係を新しい段階に押し上げていきたい」と語った。

 なお、ググったところ、

第一の政治文書:田中*13内閣の日中共同声明(1972年)
第二の政治文書:福田赳夫*14内閣の日中平和友好条約(1978年)
第三の政治文書:小渕*15内閣の平和と発展のための友好協力パートナーシップの構築に関する日中共同宣言(1998年、江沢民*16政権時代)
第四の政治文書:福田康夫*17内閣の「戦略的互恵関係」の包括的推進に関する日中共同声明(2008年、胡錦濤*18政権時代)

とのことです。
 こうした安倍*19の言動に産経らウヨ連中も不愉快でしょう。
 この不愉快さは

 首相は、(中略)尖閣諸島周辺での中国公船の活動の自制や、東京電力福島第1原発事故後の中国による日本産食品輸入規制の早期解除も求めた。邦人拘束事案についても提起し、早期帰国を改めて要請した。
 また、新疆(しんきょう)ウイグル自治区を含む中国の人権状況も取り上げ、透明性のある説明を要求した。香港情勢については「大変憂慮している」と伝えた。

程度の安倍の言動では本来ウヨ連中には我慢ならないものでしょう。
 しかし「石破*20元幹事長」「石原*21元幹事長」「岸田*22政調会長」といった「ポスト安倍の有力幹部」はいずれも「安倍ほど極右でない」がゆえに安倍批判をせず、黙りのウヨ連中です。


【産経抄】12月23日 - 産経ニュース

 ▼以前小欄でも紹介した旧日本海軍キスカ島からの撤退作戦を率いた名将、木村昌福*23(まさとみ)には次のようなエピソードがある。ある海戦で敵機9機が左右から襲来し、木村の艦に向け腹に抱えた魚雷を投下した。右をかわせば左が…。
 ▼判断を任せていたベテランの航海長も迷ったのか、艦長の木村の顔を見た。
「真(ま)っ直(す)ぐに行け」。
 木村は間髪を入れずに命令して、魚雷をかわした。木村の半生など先の大戦をめぐる著書がある産経新聞OBの将口泰浩氏*24が教えてくれた。
 ▼同氏は「木村提督も確信があっての命令ではなかった*25かもしれない。しかし、全て責任を取る覚悟を持って最後の言葉を下すのがリーダー。逆に責任転嫁する、決断できない人が多くないか。それはリーダーとはいえない」と解説してくれた。

 で、「(島が帰ってこないのは)ロシアが悪い」「(拉致被害者が帰ってこないのは)北朝鮮が悪い」「(日韓関係悪化は)韓国が悪い」「(基地問題での沖縄県との対立は)翁長知事やデニー知事が悪い」「籠池との付き合いは妻が勝手にやったことで俺は関係ない」「とにかく俺は何一つ悪くない」と責任転嫁ばかりの無責任男が現首相で、それを持ち上げてるのが産経です。よくもこんなことが書けたもんです。
 また責任転嫁する人と言えば「軍最高司令官」でありながら「日中戦争、太平洋戦争」について全てを東条英機*26元首相ら部下のせいにして退位すらしなかった「昭和天皇」という「暗愚の君主」もいますね。

 かんぽ生命保険の不適切販売問題をめぐる行政処分の情報を、あろうことか総務事務次官が漏らして更迭された。情報を受けたのは日本郵政側で上級副社長を務める旧郵政省出身の元総務事務次官だという。天下りの悪弊以外のなにものでもない。

 やれやれですね。悪いのは事務次官日本郵政副社長だけなのか。安倍首相ら政治家の責任はないのか。そして更迭が国会閉会後、高市*27総務相によって発表されたのは野党やマスコミの追及をできるだけ逃げたいという姑息で卑怯な心の表れではないのか。
 「安倍首相、高市総務相」ら政治家の責任に言及しない産経はまさに「責任転嫁の典型」です。


【主張】全世代型社会保障 給付抑制から目そらすな - 産経ニュース
 軍事費は増やせ、社会保障費は減らせとはいつものアホの産経です。
 まず第一に今の安保環境では日本侵略などあり得ない。社会保障費を増やすことを考えれば軍事費は減らすべきです。
 第二に北欧など福祉国家に比べれば日本の社会保障費は決して十分ではない。むしろ大いに増やすべきです。
 第三に「高齢化」が今後進展すれば「高齢者には医療費や介護費がかかる」ので当然、社会保障費は増えていきます。
 それを無理矢理減らそうとすれば、福祉環境の悪化を招くことにしかなりません。

*1:小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣行革担当相、自民党政調会長(谷垣、第二次安倍総裁時代)、第二次安倍内閣経産相、第三次、第四次安倍内閣経済財政担当相などを経て第四次安倍内閣外相

*2:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)を経て幹事長

*3:戦前、「東洋経済新報」主幹。戦後、政界入り。吉田内閣蔵相、鳩山一郎内閣通産相などを経て首相

*4:片山内閣逓信相、鳩山一郎内閣運輸相、岸内閣科学技術庁長官(経済企画庁長官兼務)、池田内閣科学技術庁長官、自民党政調会長、幹事長(池田総裁時代)、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理・環境庁長官などを経て首相

*5:池田内閣官房長官、外相、佐藤内閣通産相、田中内閣外相、三木内閣蔵相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相

*6:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経済企画庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相などを経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相

*7:新自由クラブ代表、中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官自民党総裁、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任

*8:中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官自民党政調会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)を歴任

*9:木内氏は安倍批判派、野党共闘支持者でしたのでね。

*10:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)を歴任

*11:中国共産主義青年団中央書記処第一書記、河南省長・党委員会書記、遼寧省党委員会書記、第一副首相などを経て首相(党中央政治局常務委員兼務)

*12:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*13:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相

*14:大蔵省主計局長から政界入り。岸内閣農林相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)、佐藤内閣蔵相、外相、田中内閣行政管理庁長官、蔵相、三木内閣副総理・経済企画庁長官などを経て首相

*15:竹下内閣官房長官自民党副総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相を経て首相

*16:電子工業大臣、上海市長・党委員会書記などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*17:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*18:共産主義青年団中央書記処第一書記、貴州省党委員会書記、チベット自治区党委員会書記などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*19:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官を経て首相

*20:自民党石破派総帥。小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相を歴任

*21:自民党石原派総帥。小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相を歴任

*22:自民党岸田派総帥。第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相を経て自民党政調会長

*23:第16駆逐隊司令、第21駆逐隊司令、第8駆逐隊司令、第3水雷戦隊司令官、第1水雷戦隊司令官、第2水雷戦隊司令官、海軍対潜学校長など歴任

*24:著書『インパールで戦い抜いた日本兵』(光人社NF文庫)、『キスカ島 奇跡の撤退:木村昌福中将の生涯』(新潮文庫)など

*25:このエピソードが事実だとして、確信はないでしょうが経験と知識に基づく「魚雷を回避できる最も可能性の高い選択肢」という判断はあったでしょう(この種のエピソードは後世の作り話も多いのですが)。

*26:関東憲兵隊司令官、関東軍参謀長、陸軍次官、第二次、第三次近衛内閣陸軍大臣、首相を歴任。戦後、死刑判決。後に靖国に合祀。

*27:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)などを経て第四次安倍内閣総務相