今週の週刊漫画ゴラク(2023年10/7記載)

 読まないと理解できない感想が多いですがご容赦ください。

 江戸前の旬@九十九森×さとう輝

 かんぴょう巻きに微量のわさびを入れると「スイカや汁粉に少量の塩」のように甘さが引き立つそうですが本当なんですかね(勿論小生は食べたことはありません)。
 「かんぴょう巻き、わさび」でググったら

ワサビ入れたかんぴょう巻「サビかん」 生産地の壬生町がPR|NHK 栃木県のニュース2023.4.21
 「サビかん」は甘く煮たかんぴょうとワサビを入れた巻きずしで、かんぴょうの生産が盛んな壬生町の飲食店などで地元の人に親しまれてきました。

栃木:かんぴょう巻きに新風…ワサビ入り「サビかん」消費拡大へ、壬生町が発信:地域ニュース : 読売新聞2023.5.6
 甘く煮たかんぴょうの巻きずしにワサビを加えたサビかん*1は、一般的なかんぴょう巻きとは味わいが一変し、「大人の味」になるという。

すしの締めにピリッと「サビかん」 泣けるほどおいしい?新名物 | 毎日新聞2023.5.11
 かんぴょうの産地として知られる栃木県壬生町が、わさび入りのかんぴょう巻き「サビかん」を、新名物として売り出している。甘辛く煮付けたかんぴょうにツンと刺激的なわさびが合わさり、さっぱりとした食味がすしの締めにぴったりの一品だ。
 同町では、町民がすしの締めにわさび入りのかんぴょう巻き「サビかん」を食べる習慣があるという。町商工観光課は、地域のかんぴょうの歴史とこの習慣に目を付け、サビかんを町の新たな名物として売り出すため、2022年度から具体的な準備を進めた。

宇都宮の新作駅弁にもなった「みぶのサビかん」とは? – ニッポン放送 NEWS ONLINE
 新作駅弁「みぶのサビかん」(1000円)が、8月18日から宇都宮駅弁・松廼家の売店で販売されています。
 「みぶのサビかん」は、かんぴょうの一大産地・壬生町が町を挙げて、2023年度から売り出している“新名物”。甘辛に煮付けられたかんぴょうをピリッと効かせたわさびと一緒に海苔巻にしたかんぴょう巻きです。地元の寿司屋さんなどでは、以前から呑みの〆として重宝されてきた逸品だそう。12個入りのシンプルな構成ですが、かんぴょうなので重くなく、お酒のお供にはもちろん、軽く小腹を満たすにはちょうどいい駅弁に仕上がっています。

なんて記事がヒットしましたが。


◆わたしの死に方
 「身近にある死の危険」の紹介漫画で、今回は「赤ちゃん忘れ症候群」による「車内へのこども置き去り」→「熱中症による死亡」です。
 ネット上の記事を紹介しておきます。

余録:「赤ちゃん忘れ症候群」という言葉があるそうだ… | 毎日新聞2022.9.8
 「赤ちゃん忘れ症候群」という言葉があるそうだ。米国では車内に取り残された子どもが熱中症で死亡する事故が年平均で30件以上起きている。原因を調べたところ、両親ら保護者が車内に残したことを忘れていた例が半数を超えた
▲大事な子どもだ。そんなはずはないとも思うが、ベビーシッターや保育園に預けたつもりだったと嘆く親が少なくない。日常と違った行動をした場合などに記憶が抜け落ちることがあるという。冒頭の症候群である
静岡県で3歳女児が認定こども園の送迎バスに置き去りにされて亡くなった。昨年、福岡県で5歳男児が死亡した事故の教訓が生かされなかったのは何とも無念だ。車内のチェックや登園の確認が万全だったなら事故は防げたはずである
▲夏なら車内はわずかな時間で危険な高温になる。調べてみると、送迎バスの事故は米国、中国、ベトナムなど世界各地で起きている。タイでも毎年のように死者が出ており、先月末には7歳の女児がスクールバスに放置されて死亡した
▲過失のあった運転手や学校関係者に厳罰で臨む国もあるが、ヒューマンエラーを完全に防ぐことは難しい。欧米では車に取り残された幼児を検知するシステムの搭載を義務化する動きも進んでいる
▲「幼い子どもの命を、笑顔を守ってあげてほしい」。福岡の男児の母親は訴えた。万国共通の思いだろう。米国の例を考えれば、誰にも身近な危険と言えるかもしれない。これ以上悲劇を繰り返さないために社会の知恵を絞りたい。

<特報>「赤ちゃん忘れ症候群」 悲劇は誰にでも起こり得る(1/2ページ) - 産経ニュース2022.12.12
 「赤ちゃん忘れ症候群」というヒューマンエラーがある。その名の通り、大切な子供の存在を忘れてしまう記憶の欠落だが、忘れられた場所が車の中であれば熱中症などによる悲劇につながってしまう。大阪府岸和田市では1カ月前、乗用車の中に取り残された女児(2)が熱中症で死亡する痛ましい事故があった。父親が娘の存在を失念していた可能性があり、大阪府警が重過失致死容疑を視野に経緯を調べている。ただ「条件が重なれば誰にでも起こり得る」と専門家。有効策はあるのか。
 府警などによると、父親は死亡した女児を含む3人の娘を乗せて自宅を出発したが、女児だけを保育所に預けるのを忘れ、帰宅したとみられる。女児は約9時間も車内に放置されていたとみられ、府警が詳しい状況を調べている。
《どうやったら忘れるの》《子供は人形じゃないんだよ》。
 衝撃的なニュースに交流サイト(SNS)では辛辣な言葉が並んだ。だが、同様の事故は実は全国で相次いでいる。
 茨城県つくば市では令和2年6月、保育所に預け忘れられた女児(2)が車内に約7時間放置され死亡する事故が発生。重過失致死容疑で書類送検された父親は当時、新型コロナウイルス禍のため在宅勤務をしており「仕事が忙しくて頭がいっぱいだった」と述べたという。新潟県でも今年5月、1歳5カ月の男児が車内に約3時間放置され死亡する事故が起きた。出勤途中に保育園に預けるはずだった父親は、男児の存在を忘れ職場に行ってしまったという。
 こうしたミスは特別なことではないという。人間の心理に詳しい新潟青陵大大学院の碓井真史(まふみ)教授は「人は忘れる生き物であり、条件さえ整えば誰しもが起こす可能性がある」と指摘する。
 碓井氏によると、習慣として行っている日常的な行動の中に、「今日だけの特別」が加わった場合には特に注意が必要という。
 例えば、車で自宅から会社に直行することを習慣としている人が、その日だけ保育園に子供を送り届ける役割を担った場合。通勤というルーティンを進行する中で、その人に定着している「習慣的記憶」が強まってしまい、任されていたはずの子供の通園を忘れてしまう可能性があるというのだ。ストレスや疲労が蓄積されていたり、考え事をしていたりすると、よりこの傾向が強まる恐れがある。
 佐久総合病院佐久医療センター(長野県)の坂本昌彦・小児科医長は、後部座席に仕事で使うかばんや貴重品など大事なものを置くことで「後ろを確認せざるを得ない状況を作ることが大切」と話す。チャイルドシートを助手席の後ろに設置し、運転席から死角になることを防ぐ方法も有効だ。また子供を保育園に送り届けたらパートナーに連絡するようにし、連絡がなかった場合に注意喚起し合うなどの安全策も考えられる。
 坂本氏は「どんな人でも事故は起こり得ると知っておくことが予防につながる」と話した。

 「誰にでも起こりうることだ」「(過失犯なので)厳罰は恐らくほとんど意味がない」という指摘は重要でしょう。

*1:鉄砲巻とも呼ぶようです。