今週の週刊漫画ゴラク(2023年7/29記載)

 読まないと理解できない感想が多いですがご容赦ください。読んだ本 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明へのコメントの形で書いていきます。

 自分がピエロマンと名乗っても、何人も居るうちのどれか、首謀者なのかまだわからんしな。>ピエロマン@本田真吾×高橋伸輔。

 そもそも「本物のピエロマンかどうか」もわかりません。それにしても「最大の謎は犯人の正体と犯行動機だが、毎回、毎回、それ以外にも謎(ピエロマンが拉致した主人公の娘の安否はどうなったのか?、ピエロマンの共犯者らしい『主人公の元妻(女性漫画家)』は何故犯行に加担してるのか?等)ばかりが増えて、その謎が少しも解決しない→落ちが読めない」のが「きちんと落とせるのか」実に不安。
 今回、テレビ番組でいきなり「自分がピエロマンだ」を名乗るコメンテーターも主人公の知り合いではないし、彼が「本当のピエロマン」にしても「ピエロマンではないがこの件に絡みたい、ある理由がある」にしても発言動機が「?」ですね。

 メニューが沢山ある店での悩み。>酒のほそ道@ラズウェル細木

 「刺身」「焼き鳥」「中華(餃子、シューマイ等)」「洋食(アジフライ、ポテトフライ等)」等メニューが沢山ある店で嫌なのは「他人と一緒に飲む」時ですね。酒は自分一人で飲むからいいとして「つまみ」が悩ましい。
 その点では「焼き鳥屋」「モツ焼き屋(モツ煮屋)」「おでん屋」等、「ある程度メニューの枠がある店」だとある意味気が楽です。
 なお、つまみはともかく日本酒は「小心者の小生」は「無難に有名な、そして手頃な値段の銘酒(久保田、越乃寒梅、八海山等)」ですかね。いかに有名で手頃な値段とは言え「大関、菊正宗、白鶴」だと「何処でも飲めるし」感がありますので。

 死ぬ間際に継ぐって言ってあげるのは優しさだが、本当に継ぐかは別問題では。(ボーガス注:銀ちゃんが親父さんに関わってるのは)銀ちゃんに借金があるのか、逆に銀ちゃんが親父さんに恩があったのか、まだわからんな。>ミナミの帝王@天王寺大×郷力也

 「医師から娘に対する病状の説明シーン」はなく「死が間近」というのは両親の説明しかないので「重病と高齢化で将来を不安視し、社長引退決意」は事実とは言え、娘の同情心を利用し会社を継がせるためのハッタリで、「今すぐ死ぬ病ではないのではないか?」と疑っていましたが、ついに病死しました。


粛清新選組@荒木俊明×和夏弘雨
 田中伊織について「山崎丞の変装」という設定にしていますが「新見錦の公金横領(実際の新見の切腹理由はともかく、この作品では横領を理由に切腹させられる)」を調査するためだけならそんな変装をする必要はないと思います。


◆わたしの死に方
 「身近にある死の危険」の紹介漫画*1で、今回は「キョウチクトウ夾竹桃)」です。これについてはググってヒットした以下を紹介しておきます。ただ現実問題、キョウチクトウの毒性で死傷事故がどれほどあるのか?。

キョウチクトウ - Wikipedia
【中毒事例】
◆1877年(明治10年)の西南戦争のときに、官軍の兵が折った枝を箸代わりに利用し、中毒した例がある。
◆フランスでキョウチクトウの枝を串焼きの串に利用して死亡者が出た例がある。
◆1980年に、千葉県の農場で牛に与える飼料の中にキョウチクトウの葉が混入する事故があり、この飼料を食べた乳牛20頭が中毒をおこし、そのうちの9頭が死亡した。
◆2017年、香川県高松市内の小学校の校庭に植えられたキョウチクトウの葉を3~5枚食べた2年生の児童2人が、吐き気や頭痛等の中毒症状を起こし、一時入院した。

キョウチクトウ(夾竹桃)にご注意ください | 印西市ホームページ
 緑化樹として公園や緑地などで植栽されていますが、根、葉、茎、花など樹木全体に毒性を持っており、口に含むなどすると吐き気、嘔吐、下痢、めまい、腹痛などの症状がおこることがあり危険なため、ご注意ください。

神津仁の名論卓説|鎌倉とオレアンドリン中毒(そのⅡ)|e-doctor
 キョウチクトウは子どもの触れるようなところに植えると危険です。ボーイスカウトでマシュマロをこの枝で串に刺して焼いて多くのキョウチクトウ中毒の患者がでました。日本でもハシを忘れた児童に先生がキョウチクトウの枝で作ったハシを渡しキョウチクトウ中毒になった例もあります。千葉ではキョウチクトウの葉がきれいだと刺身を載せる葉に使って問題になりました。キョウチクトウの樹液を目に入れたり、口にしては危険です。枝をバーベキューの串に、ハシに、ツマヨウジにはもちろん絶対使ってはいけません。
 キョウチクトウの切り花、草笛遊びは危険です。美しい花なので花瓶にと考えてしまいますが切り花は止めてください。
 欧米では庭のキョウチクトウの剪定は専門家に依頼すべきだと勧めています。やむをえず行う場合は細心の注意を払い行うこと。行った後は手袋、帽子、作業服、靴下、靴をそれだけを専用に洗濯するよう勧めています。そして剪定材は(ボーガス注:自宅で燃やすことはせず)「燃えるゴミ」として出し、1000℃を超える高温で焼却します。
 欧米の消防士は火事場のキョウチクトウにも気を配ります。炎がキョウチクトウに移ると煙が有毒な煙になり、目や呼吸器に中毒症状が出て重症になるからです。鎌倉市では、キョウチクトウの剪定材は焚火で燃やしたりすると有毒な煙が出ることから(ボーガス注:自宅で燃やすことはせず)「燃えるゴミ」として出すことを勧めています。

*1:今後も気が向いたらこの漫画を紹介予定です。