テレ朝・おはよう時代劇『暴れん坊将軍9』第20話「燃え上る恋の炎(ほむら)!出世を捨てた若大名」(1999年放送の再放送)(2023年11月10日記載)

◆第20話「燃え上る恋の炎(ほむら)!出世を捨てた若大名」(2023年11月9日再放送)
 以下の通りいくつかブログ記事を紹介しておきます。

暴れん坊将軍9
第20話「燃え上る恋の炎(ほむら)!出世を捨てた若大名」
 新見藩主・関但馬守は殖産に力を入れ産業を興す有能な若者、上様も特に目をかけ(ボーガス注:幕閣に登用するため、新見藩から譜代藩への国替えで)外様から譜代へと格上げをはかるほど。この件で移封話が出て、産品の鉄で銃を密造していた江戸家老は藩主を密殺し国替えを潰そうと暗躍。しかし当の藩主はというと有能さもどこへやら、恋に目がくらみ、姿を消した腰元を追って逐電する始末。上様は悪者を成敗してやるほか、腰元をお姫様*1に仕立てて結婚を世話するという大甘ぶりを見せる。

 「但馬守」の官位を持つ「新見藩主の関氏」としては実在の人物として「関長広(藩主在任がちょうど吉宗の将軍在位にもあたる)」がいますが彼は

関長広 - Wikipedia
 官位は但馬守。元禄7年(1694年)6月29日、初代新見藩主・関長治*2の兄「森長俊*3」の次男として生まれる。宝永3年(1706年)4月、叔父・長治の養子となる。享保10年(1725年)3月5日、養父の隠居により家督を継ぎ2代藩主となる。しかし生来から病弱で政務が執れず、惰弱な藩主の下で家臣団は博打に走るなど綱紀が乱れ、財政難も起こった。
 享保17年(1732年)5月4日、養父に先立って死去した。享年39。跡を長男の政富が継いだ。

関政富 - Wikipedia
 官位は播磨守。享保17年(1732年)、父・長広の死去により家督を継いだ。長広は病弱の上に暗愚であったため、藩政を混乱させたが、政富は英邁で藩校・思誠館を創設し庶民にも文武を奨励し、学資を補助するほどであった。また刑罰制度の整備を行なうなど、この治世期に新見藩は小藩ながら有能な人材を多く輩出し、全盛期を迎えた。政富自身も文化的に優れた人物であった。
 宝暦10年(1760年)に死去。享年38歳。跡を次男・政辰が継いだ。

であり今回の設定とは全く違います。

暴れん坊将軍9 #20 燃え上る恋の炎!出世を捨てた若大名 | その日の暮らし
『黙らっしゃーーい!!!』
 初っ端から爺*4が笑わせてくれます。どしたん、爺ww
 幕閣に迎える為、但馬守(榊原利彦*5)を呼んだのに病欠だとかで来なかったらしい。
 家老の大杉勘解由*6を激しく叱責してらっしゃる爺。
 外様の但馬だが、譜代と分け隔てなく有能な人物はドンドン幕閣に迎えるつもりなんだと新さん
 才覚ある人物だということですが・・・
 あら但馬元気やん!
 女絡みでどうやら今回の幕閣入りを蹴ったんですねー
 まぁタイトルで分かってたけどな!!!
 お喜和さん(奥田佳子*7)が若大名のお相手。
 腰元だったらしいお喜和さんは遊女になってるらしいぜー
 忠相が密偵の様な働きをしてまーす。部下は使いません。
 屋敷を抜け出して商人に変装する殿様。
 お喜和のところへ!
 振られる但馬。キャハハ
 お父さんが悪者にハメられて命を絶ったんだってお喜和さん!
 悪巧みの盗み聞きをしてとっ捕まるセオリー!
 殿と心中ってことで殺しちゃおうぜ✩ってこれまたセオリー通り!
 おぶんちゃんと頭のお笑いケンカシーンで仲裁に入る新さんキタ━(゚∀゚)━!
 10分も居なかった新さん寂しかった!!
 で、急にお調子BGM
 旗本に扮した新さんと商人に扮した但馬が二人して ( ゚Д゚)
 但馬 「!? うぇっ うぇっ!!(ボーガス注:勿論思わず「上様」と言おうとした)」
 無言で首を振る新さんww
 おぶん「うえってこの人は上田さんじゃなくて徳田さんなの」
 二人きりになって「暇乞いをした腰元を追って出奔した」と、正直に新さんに言って「お許し下さい!」と早速腹切り準備
 パシッと新さんに手刀で止められ「目を覚ませ、但馬!」
 但馬が初めて女性に心奪われた甘酸っぱい回想が!
 可愛いお喜和さん!
 これは惚れる!!
 (ボーガス注:但馬守を)「但馬屋の田の助」としてめ組に居候させてくれる様に(ボーガス注:新さんが)頭に頼んで外に出ると怪しい奴!
 この方*8、沢山の話で度々悪者側として出演されてますねw
 大好きです、この悪人面
 出奔を知ってて(ボーガス注:連れ戻そうともせずに)尾行するだけの新見藩にきな臭さを感じる忠相と新さん
 「きな臭いどころか大火事ですぞ!!!」
 だからどうした爺。(≧▽≦)
 再びお調子BGM
 「好きな女の前ではガタガタ足も震えるってもんだ」と但馬を勇気付ける頭に「お前さん、どこの女の前で震えるって!!??」
 「皆の前でノロケるのはよぉ」
 「ヤダ!私の事!!??」
 はい、セオリー!
 (ボーガス注:しかし)お喜和の肘鉄www
 結構コメディな二人です
 二人を心中に仕立てる為に悪い奴ら登場!!!
 盗み見てた、め組衆とおぶんちゃんも腹を殴られちゃう!
 あっとここで(ボーガス注:殺されそうになった但馬守とお喜和を救うために)木の上からダイナミックに隼人の登場だぁ!!!
 皐月のまきびし攻撃も忍者っぽいですね
 悪者に大分苦戦してる皐月をフォローする隼人!
 お前久しぶりにやるじゃん!笑
 逃げてった悪者を追跡した隼人の屋敷への侵入の仕方w。無駄にクルクル
 隼人の見たものとは!?
 鉄砲を密造してる所であったー!
 事の真相が見えてきた新さん
 今回爺といい忠相といい、(ボーガス注:藩主の出奔や、家臣の銃密造を理由に)やたらと新見藩お取り潰し進言してない?w
 かたくなに殿の求婚を断り続けるお喜和さん。
 なぜなら新見藩は(ボーガス注:銃を密造する悪党達(新見藩家老ら)によって自殺に追い込まれた)二親の敵だからなのでしたーー!
 ちゃんと殿らしい格好で登場した但馬! 
 (ボーガス注:お喜和に新見藩家老らの悪事を聞かされ)「余に考えがある」って言って(ボーガス注:護衛もつけずに「藩主暗殺を画策する家老」に自ら「自裁切腹)」を迫る)この出方!!??(´∀`)
 (ボーガス注:「(病気を理由に吉宗との面会を拒絶した過去があるので)病死として届け出れば何の問題もない」と居直り暗殺しようとする「不忠な」家老によって)危なくなったところで再び屋根から隼人登場ーーー!!(゚∀゚)
 今回無駄に多く回ってます!
 さぁ殺陣タイムスタートです!
 BGMが掛かってから「上様を騙る狼藉者!」が入りました!
 新さんが「新見藩が取り返しのつかない事になる!戻って但馬を守るのだ!」と取り巻いた武士を説得!。上様の言葉に(ボーガス注:一部に留まるが)目を覚ました者は「殿!」と退場。珍しいパターンですね
 相変わらずの素晴らしく格好良い新さん
 (ボーガス注:悪人が全て成敗された後に江戸の)お城にて
 (ボーガス注:自らの出奔や家臣の銃密造で、吉宗から改易、切腹の沙汰があるだろうと江戸城に)死ぬ気で参じてきた但馬。
 (ボーガス注:しかし改易、切腹の沙汰どころか)新さんから脇差を下賜され、「もう領民の為に早まったマネをするな」と諭される但馬
 「余が縁談を世話する」
 (ボーガス注:そこには)お姫様の様な格好をしたお喜和さんが
 「お喜和ぁ!?」(;°皿°)
 お喜和をしかるべき大名家の養女にして但馬に嫁がせる様に計らった新さん
 粋な事をするわぁ
 新さんが言う程能吏な感じのしない但馬でしたね!
 とことん女のケツ追っかけてしょうもない大名でした

*1:「名門武士の養女にする」という「時代劇ではよくある設定」で「実際にもそうした事例があった」話です。

*2:明暦3年(1657年)9月6日、美作津山藩第2代藩主(後に津山藩改易により備中西江原藩初代藩主)森長継の子として生まれる。寛文9年(1669年)5月、叔父の美作宮川藩主・関長政の養子となり、元禄2年(1689年)に家督を継いだ(官位は備前守)。元禄10年(1697年)、津山藩が5代目襲封予定であった森衆利(長治の弟)の発狂により改易されたため、備中に移封されて新見藩を立藩した。藩政においては、自ら率先して倹約に努め、植林や農業政策、牧畜政策を奨励し、商業政策にも従事して藩政の基礎を固めることに成功した。元文3年(1738年)に死去。享年82歳

*3:美作津山藩主・森長継の5男として誕生。延宝4年(1676年)4月、津山新田藩として1万5000石を父より与えられる。しかし幕府からは津山新田藩はただちには藩として公認されず、正式に公認されたのは貞享元年(1684年)であった。元禄10年(1697年)、津山藩・森家が改易されると、播磨国三日月藩に移封された

*4:側用人・有馬彦右衛門(名古屋章)のこと

*5:1969年生まれ。1989年に演劇集団幕末塾の一員として芸能界デビュー(当時の芸名は咲輝(さかき)だが、その後、本名の榊原利彦に変更)。2006年、主宰・演出する劇団レッドフェイス(現・THE REDFACE)を旗揚げ(榊原利彦 - Wikipedia参照)

*6:銃密造を藩主に隠れて行い、それを理由に藩主に自決(切腹)を要求されても居直って藩主を暗殺しようとする今回の悪人(浜田晃)

*7:1966年生まれ。1984年にパイロット万年筆のイメージガールとして芸能界入り。1985年、映画『パンツの穴』の第2作『パンツの穴 花柄畑でインプット』で、志村香(1969年生まれ、現在は芸能界を引退)と共にヒロイン役を務めた。現在は芸能活動を引退(奥田圭子 - Wikipedia参照)

*8:福本清三氏のこと