◆第35話「大岡越前失脚!? 誘拐された恋女房」(2023年12月1日再放送)
以下の通り、記事を紹介しておきます。
tv asahi|テレビ朝日
第35話「大岡越前失脚!? 誘拐された恋女房」
江戸の町に、夜叉の面をかぶった材木問屋だけを狙う一味が出没。一味は店の主だった者を惨殺するだけで金品には手を付けず、探索にあたった大岡忠相(田村亮)にも、その意図がわからない。そんな中、作事奉行・猪沢常陸介(大出俊)が『近々行われる寛永寺修復工事の、材木問屋を集めての入札ができなくなってしまう』と吉宗に申し出てくる。数日後、忠相は一味の一人と思われる男(ボーガス注:材木商・大前屋の用心棒・岡島十内(朝日完記))を捕えたがその直後、おぶん(生稲晃子)が何者かに連れ去られる騒ぎが起こり
暴れん坊将軍9
第35話「大岡越前失脚!?誘拐された恋女房」
「忠相を失脚させ自分が南町奉行に」と狙う悪党は作事奉行(ボーガス注:猪沢常陸介(大出俊))、実弟の材木商(ボーガス注:大前屋伝左衛門(岩尾正隆*1))や縁戚*2の下僚(ボーガス注:富森又一郎(成瀬正孝*3))と組んで鬼面の賊を演出・実行。仲間の捕縛で秘密が漏れるのを恐れた一味は、(ボーガス注:バーター取引での仲間解放(超法規的措置)を狙い、忠相が親しい仲にある『め組の頭』長次郎(山本譲二)の妻)おぶん(生稲晃子)を誘拐する。
※(ボーガス注:夜叉面一味が火薬を大量に保有しているなど)伏線もちゃんと引いてあるけど、おぶんが居所を知らせるため監禁場所から花火を打ち上げる(ボーガス注:その結果、長次郎や大岡が監禁場所を知る)というのは無理ありすぎ。夜叉面の仲間のフリして囚人(ボーガス注:となった材木商・大前屋の用心棒・岡島十内*4(朝日完記))を逃がす上様、そのかっこのまま立ち回り、でも途中で次の間に消え通常スタイルにお色直し。
魔境夢御殿
時代劇専門CH『暴れん坊将軍9』第35話「大岡越前失脚!?誘拐された恋女房」。
悪役トリオが(ボーガス注:作事奉行・猪沢常陸介の)大出俊、(ボーガス注:ドラマの設定では)実弟・(ボーガス注:材木商・大前屋伝左衛門の)岩尾正隆の似てない兄弟に、そのふたりの義弟が(ボーガス注:作事奉行配下・富森又一郎の)成瀬正孝という通好みな配役だった。
最後に御庭番二人に成敗される悪党は作事奉行・猪沢常陸介と、その配下・富森又一郎。
大前屋は大岡によって捕縛。
*1:1942年生まれ。川谷拓三(1941~1995年)、志賀勝(1942~2020年)ら東映の大部屋俳優で構成されたピラニア軍団の一員。強面で大きい顔、上背も横幅もある厳つい体格を活かし、数々のヤクザ映画に悪役として出演。『仁義なき戦い・頂上作戦』(1974年)での演技(槇原組組員・吉倉周三)は井筒和幸に衝撃を与え、井筒は「プロになったら、絶対この人に出てもらおう」と思ったという。後に岩尾は井筒の『二代目はクリスチャン』(1985年)に出演している(岩尾正隆 - Wikipedia参照)
*3:1950年生まれ。1969年、第13期東映ニューフェイスとして東映へ入社。デビュー当時は主演女優の相手役に抜擢されるなど二枚目のホープだったが、ピラニア軍団に加入して以降、東映映画『仁義なき戦い・代理戦争』(1973年:村岡組組員・助藤信之)、『仁義なき戦い・頂上作戦』(1974年:山守組系槇原組組員・的場保)、『仁義なき戦い・完結篇』(1974年:天政会系武田組組員・丸山勝)、『新仁義なき戦い』(1974年:難波組組員・鈴木)、『新仁義なき戦い・組長最後の日』(1976年:米元組組員・吉田春吉)など、1970年代の実録ヤクザ映画に多数出演。1989年の東映映画『将軍家光の乱心・激突』(降旗康男監督)では、三代将軍・徳川家光(京本政樹)の息子・竹千代(四代将軍・家綱)を警護する7人の浪人の一人「土門源三郎(なお、その他はリーダー・石河刑部(緒形拳)の他、多賀谷六兵衛(長門裕之)、砥部左平次(織田裕二)、祖父江伊織(浅利俊博)、郡伝右衛門(荒井紀人)、猪子甚五右衛門(胡堅強))」にキャスティングされ、殺陣や乗馬を披露、代表作の一つとなった(成瀬正孝 - Wikipedia参照)
*4:自業自得とは言え、最後の殺陣の前に作事奉行・猪沢(大出俊)によって口封じに殺される。