新刊紹介:「経済」2025年1月号

特集「2025年激動の世界」
戦争と平和の対抗:第二次大戦後80年(森原公敏*1、平井文子*2、本田浩邦*3、宮前忠夫*4
ウクライナ戦争と欧州諸国の混迷・模索(田中宏*5
イスラエルのガザ攻撃と中東地域情勢(栗田禎子*6
◆アフリカ諸国とグローバル資本主義(福田邦夫*7
◆大衆化のなかにある南インド諸国(西海敏夫)
グローバル資本主義で拡大する貧困・格差(合田寛*8
アメリカのインフレとFRB金利政策(松本朗*9


◆貧困化する日本の労働者:賃上げの課題(米田貢*10
◆「コメ不足」の発生と日本農政(冬木勝仁*11
◆シリーズ「現代のグローバル企業分析」15「ドイツポスト*12・ロイヤルメール*13日本郵政」(西森亮太*14

*1:日本共産党国際委員会副責任者(党幹部会委員兼務)。著書『NATOはどこへゆくか』(2000年、新日本新書)、『戦争と領土拡大:ウクライナと国際秩序の行方』(2022年、新日本出版社)、『ガザ、ウクライナ:戦争の論理と平和の条件』(2024年、新日本出版社

*2:著書『アラブ革命への視角』(2012年、かもがわ出版

*3:獨協大学教授。著書『アメリカの資本蓄積と社会保障』(2016年、日本評論社)、『長期停滞の資本主義』(2019年、大月書店)

*4:著書『週労働35時間への挑戦:戦後ドイツ労働時間短縮のたたかい』(1992年、学習の友社)、『あなたは何時間働きますか?:ドイツの働き方改革と選択労働時間』(2018年、本の泉社)等

*5:立命館大学名誉教授。著書『EU加盟と移行の経済学』(2005年、ミネルヴァ書房)、『ハンガリー経済図説』(2014年、東洋書店ユーラシア・ブックレット)等

*6:千葉大学教授。著書『近代スーダンにおける体制変動と民族形成』(2001年、大月書店)、『中東革命のゆくえ』(2014年、大月書店)等

*7:明治大学名誉教授。著書『独立後第三世界の政治・経済過程の変容:アルジェリアの研究事例』(2006年、西田書店)、『貿易の世界史:大航海時代から「一帯一路」まで』(2020年、ちくま新書)等

*8:著書『検証・日本の金融政策』(1995年、大月書店)、『大増税時代』(2004年、大月書店)、『格差社会と大増税』(2011年、学習の友社)、『タックスヘイブンに迫る』(2014年、新日本出版社)、『これでわかるタックスヘイブン』(2016年、合同出版)、『パナマ文書とオフショア・タックスヘイブン』(2016年、日本機関紙出版センター)、『パンデミックと財政の大転換』(2021年、新日本出版社

*9:立命館大学教授。著書『円高・円安とバブル経済の研究』(2003年、駿河台出版社

*10:中央大学教授。著書『現代日本金融危機管理体制』(2007年、中央大学出版部)

*11:東北大学教授。著書『グローバリゼーション下のコメ・ビジネス』(2003年、日本経済評論社

*12:ドイツ郵便が1995年に分割民営化され、ドイツポスト郵便事業)、ドイツテレコム(電気通信事業)、ポストバンク(金融事業:日本のゆうちょ銀行に該当)の三社が誕生。「ドイツポスト」グループの売上中、郵便事業は約4分の1であり、子会社のDHLが行う物流事業が約4分の3を占めている(ドイツポスト - Wikipedia参照)

*13:1969年に公社化。2013年に民営化されロンドン証券取引所に上場。2015年に英国政府が保有する全株式を売却し、完全民営化を達成(ロイヤルメール - Wikipedia参照)

*14:新潟青陵大学短期大学部准教授