今日の産経ニュース(2023年12/1、12/2日分)

石破氏、自民党のパー券問題で「各派閥は自浄作用を」 - 産経ニュース
 裏金疑惑は野党にとっても追い風ですが、石破にとっても追い風でしょう。
 「岸田首相の岸田派」「麻生副総裁の麻生派」「茂木幹事長の茂木派」「萩生田政調会長の安倍派」の名前が出る一方で「石破派の名前は出てない」からです。世論調査「次の首相」での石破支持率も上がるかもしれない。


【産経抄】憲法審査会が給料ドロボーと呼ばれないように - 産経ニュース

 内閣府が令和4年11月に実施した世論調査では、自衛隊に「良い印象を持っている」人は90・8%にも上る。

 但しこの自衛隊はあくまでも「災害救助の自衛隊」でしょう。


被害者支援の地域差是正を 犯罪遺族が集会で訴え - 産経ニュース
 産経記事だけでは地域差の意味がよく分かりませんが都道府県警の被害者支援カウンセラー 配置にばらつきで地域差懸念 | 毎日新聞犯罪被害者支援に地域差 条例制定は21都道府県 - 日本経済新聞によれば「条例や施策で被害者への経済支援を充実させてる自治体(経済的に裕福な自治体)」と「そうでない自治体」の格差のようです。本来は「国の施策によって十分な経済支援がされるべき」でしょう。これは給食無償化(国が無償化でないところ自治体で無償化にするところ(経済的に裕福な自治体)とそうでないところがあり格差が生じてる)など他の施策もそうですが。
 それにしても「従来は厳罰化ばかりが主張されてきた」ところ遅きに失したとは言え「経済支援」が注目されだしたのは良いことです。


政府「暴力革命方針」変更なし 共産巡り答弁書 - 産経ニュース
 政府として反共デマを垂れ流すとは心底呆れます。


岸田首相「情勢確認後に答えたい」安倍派裏金報道 - 産経ニュース
 「自民党総裁として調査したい」と言えない点は所詮岸田の限界です。


元安倍派事務総長の松野官房長官、パーティー券疑惑に「派閥を代表する立場にない」 - 産経ニュース
 安倍派幹部にして官房長官でありながら全く無責任極まりない。


自民安倍派、政治資金パーティー還流分の数億円を不記載か 東京地検特捜部が立件視野 - 産経ニュース
 「モリカケ疑惑」で立件できなかった検察に、果たして本当に立件できるのかどうか。もし立件したとしたらそれは皮肉にも「安倍死亡の効果」かもしれない。


昭和100年式典実施へ自民有志が議連設立 会長に麻生副総裁 - 産経ニュース
 「昭和100周年(2026年)」が「佐藤の明治100周年(1968年)」「安倍の明治150周年(2018年)」と比べても世間の話題になるとも思えません。
 なお、「大正天皇に精神病の疑いがあるから」でしょうが、「大正100周年(大正元年が1912年なので2012年がそれに当たる、当時は野田内閣*1)」が論じられないことが興味深い(この点、「明治天皇誕生日(11/3)=文化の日(戦前の明治節)」「昭和天皇誕生日(4/29)=昭和の日」で祝日ですが、大正天皇(8/31)は違います)。
 なお「昭和100年」でググってヒットした以下を紹介しておきます。

昭和100年問題 - Wikipedia
 日本固有の元号に基づくコンピュータシステムの問題で、システム上昭和が現在まで継続しているものとして扱った際、多数のコンピュータシステムで年を扱う際に「下2桁」だけを表示しているため、昭和100年にあたる2025年に「昭和100年」を「昭和0年」と誤って認識することによる問題である。西暦2025年に発生することが懸念されているため「2025年問題」とも呼称され、2000年問題と類似した誤動作を起こす恐れがある。
 昭和期のコンピュータシステムがどれだけ稼働しているのかを疑問視する意見もあるが、元号が昭和から平成に移行した際に、西暦から平成としての年号を計算するのではなく、内部処理は昭和の年号のままで実施し、表示のみそこから63を引いた数を平成としての年号とするような改修もされたため、この問題は古いシステムを改修しているシステムに内在している可能性がある。

*1:とはいえ、安倍内閣だとしても何も記念行事はなかったでしょうが