◆第33話「男無用のつっぱり十手」(2024年1月24日再放送)
以下の通り、記事を紹介しておきます。1/23が第31話「幽霊も泣きます!おんな坂」なのに、1/24が第33話「男無用のつっぱり十手」で、第32話「消えた目安箱」が今回飛ばされてますが「2時間スペシャルでもなさそう*1」だし、謎です。
番組詳細|テレビ朝日
第33話「男無用のつっぱり十手」
江戸市中で子供の拐かしが頻繁に起こっていた。調べてみると、今までに拐かされた子供は八人で、七人までが百両の身代金と引き替えに子供は無事戻っていた。だが、たった一人、身代金を出ししぶったローソク問屋・丹波屋仙吉(水上保広)の娘だけが(見せしめに)殺されていたのだった。そんな中、吉宗は、おまさ(森永奈緒美*2)というジャジャ馬娘と知り合う。彼女はひと月ほど前に目明しだった父親伝八(藤長照夫)が殺されたことから、自分も父を継いで目明しになろうとしたのだが
暴れん坊将軍 III
第33話「男無用のつっぱり十手」
子供をさらい、身代金を貸し付け身代を奪う悪徳商人(高見屋十兵衛:森幹太)が横行、北町の筆頭与力「塚越民部」(原口剛)と筆頭同心「柳沼主水」(曽根晴美)がグル。この件を追っていて殺された目明し伝八(藤長照夫)の娘おまさ(森永奈緒美)が、女だてらに許されぬ木の十手を握り父の仇をとろうと走り回る。
今日の上様~暴れん坊将軍Ⅲ~ - 天下御免のすっとこどっこい
第33話「男無用のつっぱり十手」
北町奉行所の筆頭与力「塚越民部」(原口剛)と筆頭同心「柳沼主水」(曽根晴美)、そして札差「高見屋十兵衛」(森幹太)が結託して目抜き通りにある店の子供を拐かし、身代金を要求、札差へ借りるようにしむけ、店を担保にして身代金は筆頭与力が手に入れ、札差は店を安く手に入れようとする。
拐かしが多いという目安箱の投書を眼にした吉宗は探索に出る。
同心に殺された目明し伝八(藤長照夫)の娘で男勝りで、「十手は木製」と半人前の目明しおまさを「宇宙刑事シャイダー*3」のアニー*4こと森永奈緒美が演じる。
<今日のみどころ>
半次郎と一緒にめ組を訪れた新さん。女たちの熱烈な歓迎。
半次郎「相変わらずもてやがるなあ。」
そして、男たちも全員で新さんをお出迎え。
半次郎「おうおう、男にまでもてやがるよ、顔だって大した違いは無いだろうが」(とすねる)
あふろん@芝神明
◆第32話『消えた目安箱』の放送が飛ばされた
◆お江戸刑事アニー*5
◆(身代金100両を貸し付けたあげく、担保として店を取り上げる)ここで高見屋が怪しいと誰でも思う
◆(探しにきた爺(孫兵衛)をいつもの居酒屋に連れ込み女たちに任せて逃げる吉宗、)また爺を押し付けるスタイル 、女達と飲み倒して二日酔いのじい
◆(100両の貸し手として被害者の親・美濃屋久助(大木晤郎)に高見屋を紹介する筆頭同心の曽根さんだが、悪役常連の)曽根さんがそんな心配するはずがなかろう。これで北町と高見屋が繋がったな
◆(身代金を受け取る男)頭巾してても(筆頭与力の)原口さんと丸わかり
◆おまさを生かしておくとか手ぬるいな(笑) 、おまさを特に理由もなく生かしておくスタイル
◆急に女の格好をするおまさ。(しかしめ組の面子にからかわれたことで)結局元の木阿弥
◆(最後の若山弦蔵のナレーション)
おまさを目明しに取り立てたのは大岡忠相であった。その陰に吉宗の言があったのは言うまでもない。おまさは今日も元気に江戸の町を弱い者のために走る。その心根は吉宗と通じるものがあった
◆(村上農園のCM)豆苗復活した
ひろきち
探しにきた孫兵衛をいつもの居酒屋に連れ込み女たちに任せて逃げる新之助。ここんとこよくあるパターンだけど笑える。居酒屋の女たちに捕まった孫ちゃんは翌日二日酔い
白ぱんだ
◆今回のヒロイン「おまさ」役は、森永奈緒美さんです。特撮作品で幾多のヒロインを務め、特に『宇宙刑事シャイダー』のアニー役は、激しいアクションでミニスカートの中を頻繁に見せつけ、小さなお友達とそのお父さんの視線を釘付けにし、今でも高い人気を誇ります。今回は、森永奈緒美さんファンなら、大満足の回だったことでしょう!
◆「おまさ」役の森永奈緒美さん、溌剌とした可愛らしさはもちろんのこと、活舌がいいし、体力あるし、チャキチャキとした女目明かし(の志望者)の役回りがピッタリですね
◆御庭番「疾風」は、読唇術もできる(その結果、高見屋の声は聞こえないが、高見屋が誘拐の黒幕と分かる)という設定ですね。実際は、読唇術だけで読み取れる内容は、術者の技量によって差があるものの、意外と限られ、ほかの情報と合わせて、しゃべった内容の再現を試みるもののようです。
◆身代金百両を預かった、悪い同心「柳沼主水」(曽根晴美さん)は、頭巾の男にその百両を渡す。頭巾の男は、自ら舟を漕いで、去ってゆく。これが黒幕というわけですね。
◆「おまさ」、侵入検知用の鳴子を上手くかわすものの、蛇(どう見てもゴム製の蛇のおもちゃ)に驚いて思わず大声を出してしまい、高見屋に見つかってしまう。
◆大八車で「おまさ」が運ばれた先には、「柳沼主水」が待ち構えていた。「柳沼」は「おまさ」の父を斬ったと、自ら明かす。頭巾の男が顔を現し、黒幕が与力「塚越民部」(原口剛さん)とも分かった。
◆(吉宗に惚れた)「おまさ」が、綺麗な着物でめ組に現れ、一同見間違えるものの、(め組の面子にからかわれたことで)一瞬で男勝りに戻り、嵐のように走り去る。大岡忠相は、「おまさ」を目明しに取り立てた。「おまさ」は、今日も弱い者のために、元気に江戸を走る。その心根は、上様と通じるものがあった。めでたしめでたし。
北町奉行所の筆頭与力「塚越民部」(原口剛)と筆頭同心「柳沼主水」(曽根晴美)*6を呼び出して捜査の状況を問いただす御側御用取次「田之倉」(船越英二)と南町奉行「大岡」(横内正)。
彼らは「人質を取られており、うかつなことをすれば子どもが殺されるため、捜査が上手くいかない」と言い訳する(但し彼らこそが犯行の黒幕であると後に判明。悪役常連の曽根氏、原口氏なので黒幕だろうとは予想がつきますがこの時点では彼らの事件との関わりは不明)。
一方、拐かしの下手人が、拐かし未遂を犯すがその際、子どもに右手首を血が流れるまで強く噛まれる。それを子どもから聞き出したおまさはめ組と吉宗に「右手首を怪我した男を捜すのを手伝って欲しい」と頼む。
場面は変わり、御庭番の捜査で「子どもをさらわれ、身代金を高見屋から借りた7件の店」は全て「高見屋」に金を借りた後、軒並み、借金の抵当として店を取り上げられていること、丹波屋は「店を担保にすること」を躊躇し、高見屋以外から金を借りようと動いてる最中に娘が殺されたことが分かる。
「まるで高見屋が100両の借金の形に、7件の店を奪うために起きたような事件だ」と高見屋を事件の黒幕ではないかと疑う吉宗。
さらなる御庭番の捜査で「手を噛まれた男」は高見屋の手代・文三(河本忠夫)とわかる。
一方で「め組の半次郎(佐藤B作)」も「手を噛まれた男」が文三と突き止めそのことを、おまさに告げる。
場面が変わり、また起こる誘拐。「店を担保に被害者の親・美濃屋久助(大木晤郎)に100両貸し付ける高見屋」。
一方、高見屋を捜査するおまさは、高見屋に感づかれ拉致されてしまう。拉致された際に、おまさが落とした十手を半次郎達が見つけ、「おまさが拉致されたのでは」と思った半次郎達は、吉宗に「何とかして欲しい」と相談する。
おまさを北町奉行所に連れ込み、登場する筆頭与力「塚越民部」(原口剛)と筆頭同心「柳沼主水」(曽根晴美)。
その場で父「伝八」(藤長照夫)を斬ったのは自分だと柳沼が語り「いずれお前も父の元へ送ってやる、今回の仕事に全て片がついたらな」と蔵に閉じ込められるおまさ。
しかし何とか蔵を脱出し、誘拐された娘を見つけ出すおまさ(何でそんなに簡単に脱出できるんだ?、ですが)。
おまさを見つけ出した吉宗が、柳沼、塚越に「余の顔を見忘れたか」で成敗。
小生も無知ですが、北町奉行ならともかく「筆頭与力や筆頭同心」レベルでは「見忘れる」以前に「見る機会が無い」のでは?
それにしても成敗後に「やるじゃねえか、居候*7(おまさ)」。いや、「徳田新之介=上様」であることはおまさにも分かったと思うのですが?(分からなかったのか?)
場面は変わって「男装の目明かし姿」から「女らしい姿」に変わったおまさ。
どうも吉宗に惚れたようだが、め組の面子にからかわれ、「もう二度とこんな格好はしない」と憤激し、エンドは「男装の目明かし姿」。エンドの「ナレーション」で、誘拐事件解決の褒美として、(それまでは父親の後を継ぐことが認められず、自称目明かしにすぎなかったが)吉宗と大岡によって正式に目明かしに取りたてられたことが分かる。
【参考:消えた目安箱】
暴れん坊将軍III(第33回)消えた目安箱 - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース◇
「竜の口の評定所」前に置かれていた目安箱が盗まれるという騒ぎが起こる。どうやら自分に都合が悪いことを訴えられた人物が箱ごと盗んだらしい。数日後、目安箱を盗んだ人物が奇術師・眩雲斉(出水憲司*8)だと判明。だが、眩雲斉はすでに殺されていた。その頃、辰五郎(北島三郎)の家では大騒ぎが持ち上がっていた。三太(冨田晋寛)と名乗る少年が現われ、いきなり「自分は辰五郎の子供だ」と言い出したのだ。これを聞いたおさい(浅茅陽子)はカンカンになって家を飛び出してしまう。
暴れん坊将軍 III
第32話「消えた目安箱」
大火の被害に心を痛めた職人「蜂郎次」(木場勝己)が町屋を瓦葺にと志すが、材木商「木曽屋重兵衛」(岡本征雄)とつるんだ北町奉行「牧野丹波守」(外山高士)に妨害を受ける。思い余っての目安箱訴えにも、箱ごと奪う暴挙に出るワル。これに使われた奇術師「眩雲斉」(出水憲司)が消され、行き場をなくした弟子の幼児「三太」(冨田晋寛)がめ組に駆け込んで辰五郎をちゃんと呼ぶなどひと悶着あり、最後は瓦職人の「行方不明の実子」と判明の運びとなる。
*1:再放送の「おはよう時代劇」は「1時間枠」なので、2時間スペシャルは飛ばされる
*2:1964年生まれ。1981年にJAC(ジャパンアクションクラブ:現在のJAE(ジャパンアクションエンタープライズ))に入団。1998年に引退するが、2014年、Vシネマ作品『宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION』で女優復帰(森永奈緒美 - Wikipedia参照)
*3:1984年3月から1985年3月まで、テレビ朝日で放送された特撮ドラマ
*5:今回の女目明し役「おまさ」の森永奈緒美が「宇宙刑事シャイダー」のアニーを演じたことをネタにした冗談
*7:「め組の居候」の意味で吉宗のこと
*8:芸名は当時。現在は出水憲