テレ朝・おはよう時代劇『暴れん坊将軍3』第48話「おいらの父は日本一!」(1989年放送の再放送)(2024年2月12日記載)

◆第48話「おいらの父は日本一!」(2024年2月12日再放送)
 以下の通り、記事を紹介しておきます。

番組詳細|テレビ朝日
第48話「おいらの父は日本一!
 目安箱への訴状から、抜け荷の麻薬が密かに江戸市中に出回っていることを知った吉宗(松平健)は、船奉行・川上頼母(江見俊太郎)を呼び出し、抜け荷船の監視を厳重にするよう命じる。そんな中、吉宗は佐吉(岩戸隼人)という少年と知り合った。佐吉の父・仙吉(和崎俊哉)は遊び人でよく家をあけるため、佐吉は病気*1の妹・おみつ(塙紀子)をかかえて苦労しているらしい。だが数日後、おみつが拐かされる。下手人は「仙吉が現れたらおみつを返す」と、佐吉に言い残したというが

暴れん坊将軍 III
第48話「おいらの父は日本一!」
 町のチンピラ・仙吉(和崎俊哉)が船奉行・川上頼母(江見俊太郎)の絡んだ抜け荷の阿片を(札差・水口屋から)盗み出し一儲けを企むが、幼い娘・おみつ(塙紀子)がさらわれてしまい窮地に陥る。さらわれた妹を案じたこれもまだ幼い兄・佐吉(岩戸隼人)の行動が周囲の涙を誘い、新さんが出張る。

あふろん@芝神明
◆定期的に出回るアヘン
◆船奉行、抜け荷、アヘン、完全に話が繋がった。船奉行といえば抜け荷が定番
◆水口屋を拷問して吐かせれば速攻で解決しそう
◆仙吉「あれ(盗んだ阿片のこと)を売りさばけば何百両の金になる」
◆(子どもにそれなりに優しい父・仙吉を『子の心情』として慕う佐吉、とはいえ仙吉は水口屋から盗んだ)アヘンを売りさばいてぼろ儲けしようとしてしてる人でなしだけどな。水口屋ほどでもないがワル
◆半次郎「仙吉のような悪党でも(子どもとして)やっぱりかばうのかね」
 半次郎が珍しくまともなことを言ってる
◆仙吉をかばった理由を吉宗に語る佐吉「ちゃんはこの仕事が終われば、おみつに唐人参を買えると言っていた」
 (仙吉の言葉が佐吉を騙す虚言ではなく、本心だとしても)アヘンで買った唐人参で治って嬉しいか?
◆舟奉行「嘘だ!、上様がこのようなところにお成りになるはずがない!、構わぬ、切れ」
◆大岡「仙吉は罪も軽いので一月程度の入牢」
 忠相の大甘裁き来た
◆(最後の若山弦蔵のナレーション)
 子は父を日本一のチャンになると信じていた。また父はそれにこたえるに違いない。吉宗はそう確信するのであった

白ぱんだ
◆今回の悪徳商人は、札差「水口屋太平」(江幡高志さん)
◆今回のメインゲストは「仙吉」(和崎俊哉さん)ですが、健気な息子「佐吉」に食われてしまっています
◆舟奉行「川上頼母」(江見俊太郎さん)、札差「水口屋太平」(江幡高志さん)ら、悪者一同のもとへ、「仙吉」(和崎俊哉さん)が乗り込み、返り討ちされそうなところ、乗り込む上様!
◆「仙吉」は、大岡裁きにより、さほど経たず牢から解き放ちになるはずだ。子「佐吉」は、父「仙吉」が、日本一のチャンになると信じている。父「仙吉」は、その期待に沿うであろう。そう信じる上様であった。一件落着。

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暴れん坊将軍3」第49話「おいらの父は日本一!」
 労咳の子供に薬を買うため悪事に手を染める父親役は、第1シリーズで御庭番の大月半蔵を演じていた和崎俊哉。過去シリーズのレギュラーだった役者が後のシリーズに色んな役で出てるの嬉しくなりますね。

 「このままではおみつの命が危うい」「仙吉の居場所を教えてくれ」と、佐吉から仙吉の居場所を聞き出し、水口屋による暗殺を恐れ、隠れる仙吉に会う吉宗。
 「金のためにおみつを見捨てる気か」「『おいらの父*2は日本一!』『おみつを助け出してくれるはず』と語る佐吉を裏切るな」と語る吉宗。
 吉宗に説得された佐吉は「おみつの命だけは」と水口屋の前に現れ、おみつ解放を条件に阿片の隠し場所を告げる(理屈の上では身の安全を考え『徳田新之介こと吉宗』とともに現れるのが現実的ですが、佐吉の親心強調のためか、そうなっていません)。阿片の隠し場所(寺の境内)まで連れて行かれ、阿片確認後におみつと共に殺されそうになるところに吉宗が現れ、二人を救い、舟奉行「川上」と札差「水口屋」を成敗。
 労咳のおみつは養生所に入院し、兄の佐吉も「養生所の下働き」を条件におみつに付き添うことが許される。父の仙吉は軽い罪として1ヶ月の入牢でエンド。

*1:労咳結核)の設定

*2:本作では「ちゃん」と読む