ナワリヌイ氏の遺体 母親に引き渡し 支援団体が明らかに | NHK | ロシア
今まで引き渡しを拒否していたので、ひとまずは素直に喜びたい。勿論引き渡しまでに時間が経ってるので「死亡理由(暗殺の疑いがある)が解剖等で明らかになるか」は現時点では不明です。
「衝撃的だがコメント控えたい」共産の小池晃書記局長 ロシア反体制派ナワリヌイ氏死亡 - 産経ニュース
確かに「詳細は不明」ですが「ロシアは暗殺疑惑を積極的に晴らすべきだ」「何故遺族の遺体引き渡し要求に応じないのか」位は言って欲しかったところです。まさか「ロシアに甘い」わけでもないでしょうが。
「戦略的防衛」に転換か ウクライナ、来年攻勢目指す:時事ドットコム
ウクライナ軍は今年、ロシアに対する「戦略的防衛」で戦力回復を図るとともに、来年再び反転攻勢に出る機会を探るという見方が強まっている。
「戦略的防衛」というのは旧日本軍の「撤退→転進」並の詭弁でしょう。
「反転攻勢」できないことを「いずれは反転攻勢に出る、そういう意味でこれは単なる防衛ではなく、戦略的防衛なのだ」という言い逃れでしょう。いずれにせよもはや「今年中のウクライナの軍事的勝利はないこと」はウクライナやNATO側において既成事実となってるようです。
ロシア ナワリヌイ氏が死亡 プーチン政権批判の反体制派指導者 | NHK | プーチン大統領
勿論可能性としてはプーチン政権は全く関係ない急病死の可能性もゼロではないでしょうが、遺体を遺族に引き渡さないことを考えれば「暗殺の可能性が高い」でしょう。
仮に暗殺ならば「一線を越えた」と言っていい。
◆旧ソ連のサハロフ
◆アパルトヘイト南アのマンデラ(アパルトヘイト廃止後に釈放され大統領)
◆軍事独裁韓国の金大中(民主化後に大統領)
◆軍事独裁ミャンマーのアウンサンスーチー
がわかりやすいですが「無名の政治犯」はともかく「有名な政治犯」は国際的非難を考えれば「投獄」「軟禁」はしても、そう簡単には殺害(暗殺あるいは、スターリン粛清での裁判(ブハーリンらに死刑判決)のようなでっち上げによる処刑)はできないからです。なお、ナワリヌイも「暗殺のリスク」は覚悟していた様で、生前「(ナワリヌイ支持者、プーチン批判派は)私が死んでも諦めないでプーチン批判して欲しい」とマスコミインタビューに答えていたとのことです。
「バイデン氏、トランプ氏より望ましい」 プーチン露大統領が発言 米大統領選めぐり、インタビューで - 産経ニュース
1)トランプが大統領になったら、政権維持のためにウクライナ支援派と妥協して「現実化(ウクライナ軍事支援を継続)する可能性」が高い(「在野時代は首相靖国参拝を放言しながら首相に就任したら内外の批判で参拝を1回で辞めた」「在野時代は尖閣に自衛隊を置くと言いながら首相に就任したら(以下略)」の安倍のように在野だから好き勝手に放言してるにすぎない)、だったら、在野で「民主党政権のウクライナ支援」を妨害してくれた方が有り難い*1という意味で本心なのか
それとも
2)やはり本心ではトランプが大統領としてロシアに有利な方向への政策変更をすることを希望してる(しかし、バイデンを利することを恐れ、そうではないかのように嘘をついてる)のかが気になるところです。まあそうした「本心はどっちかという疑念」を生む時点でプーチンとしては「成功」かもしれません。
まあプーチンが何を言うかに関係なく、「ウクライナ問題に関係なく」様々な面(例:上院襲撃扇動)でトランプは酷いのでトランプの当選は論外です。
“ウクライナ防空能力 支援なければ3月までしかもたず” 米紙 | NHK | ウクライナ情勢
ウクライナの防空能力について、アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズは9日、「市民を守るために不可欠だが、たび重なる攻撃で確実に疲弊している」としたうえで、アメリカ政府関係者が、ミサイルの補給など欧米から新たな支援がなければ来月までしかもたないと見ていると伝えました。
ドイツの有力紙ウェルトは10日、仮にウクライナがロシアに敗戦した場合、ウクライナで新たに1千万人が難民となり、国外へ逃れるとドイツ政府が想定していると伝えました。
素人の俺にはこうした分析の真偽は判断できませんが、随分と悲観論が出るようになったもんです。
個人的には「米国で軍事支援が滞ってるから、軍事支援に消極的な米国共和党への政治的圧力、牽制として出る話」であってその状況が解消されればすぐに消え去る話の気がします。