「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート27(追記・訂正あり)

 パート26の続き。

■ふと思ったこと
・「北朝鮮問題での巣くう会の態度」と
「小泉郵政選挙」は
「論理でなくポピュリズム」「敵か味方かの二分法」と言う点では共通点があると思う。たとえ一時的でアレ、こんな代物を批判できなかったマスコミと日本人多数派はバカ過ぎだ。日本人であることに心の底から絶望したくなる。
他にもいろいろと「ポピュリズム」「敵か味方かの二分法」の例はあるだろう。もちろん大阪の橋下府知事もその一例。今回、市長選(橋下が鞍替え出馬)、府知事選(橋下の子分が出馬)で落選して欲しいがどうなる事か(橋下の「デマ体質」「独裁体質」にはもちろん言いたいことは山ほどあるが、論理的でわかりやすい文章を書くことが苦手な俺は、橋下批判は、id:opemu氏や「橋下ワクチン開発室氏」(http://www.geocities.jp/miirakansu/vaccine.htm)など他の方にお任せする。あの男を支持できる大阪府民の脳みそが理解できない。)。
・ただし「ポピュリズムを利用した巣くう会が最終的にはポピュリズムをコントロールできず、ポピュリズムに見捨てられ、今やウヨしか支持がないこと」は皮肉だ。俺の理解では彼らの没落の最初のきっかけはポピュリズムの王者・小泉の再訪朝を非難し「小泉ファン」からバッシングされたときだろう。彼らは批判派に対しポピュリズムにのっかった論理無視の叩きを何度もやってきた手前、「小泉ファンのバッシング」に反論するすべがなかった。そして彼らが「そこのけそこのけ巣くう会が通る」をやった結果、マスコミは「触らぬ巣くう会にたたり無し(なるべく巣くう会からは距離を置こう)」となってしまい、バッシングを受けても誰も明確な形では擁護せず「バッシングされてかわいそうだけど、うかつに手を出すと怖い」とただ遠巻きに眺められるだけになってしまった。
 もちろん俺は巣くう会連中が没落したことには全く同情しない。自業自得だ。
・また小泉郵政選挙反対派に「平沼のようなウヨ」が多くいて、郵政選挙というポピュリズムが「ポピュリズムを利用して大きくなった」巣くう会の没落を早めた事も皮肉だった。


■ふと思ったことその2
北朝鮮崩壊論を「何かJリーグ発足当初の『浦和レッズ崩壊論』みたい」とふと思った。いや最近の若者は知らないだろうけど、レッズは今と違って弱小で「埼玉の恥」「いずれ身売りだ」とかさんざんな言われようだったのよ。北朝鮮も頑張ればレッズみたいになれるよ、多分(追記:ただぐぐったらまたレッズはJ2降格がささやかれるヤバイ状況らしいが)。

浦和レッズ」(ウィキペ参照)
・1993年の両ステージ、1994年の第1ステージ(サントリーシリーズ)と3期連続最下位、年間順位でも2年連続最下位となった。
・1995年に就任したドイツ人監督ホルガー・オジェックの下で躍進を遂げる。前年に入団した元ドイツ代表のDFブッフバルトの活躍によって守備が安定し、1995年の1stステージ(サントリーシリーズ)では3位になった。この年には創設時からの中心メンバーで、「ミスターレッズ」の愛称を持つ福田正博が日本人初のJリーグ得点王となった。
・1999年は小野や外国人選手の故障、厳しい経営のために成績は再び低迷。シーズン途中で経営陣は原監督を更迭、後任にア・デモスを迎えるが、最終戦で福田がVゴールを決めて勝利したにもかかわらず得失点差1で年間順位15位でJ2へ降格し、「世界で一番悲しいVゴール」と呼ばれた。
・J2で迎えた2000年シーズンは苦戦が続いたが、最終節のサガン鳥栖戦に延長Vゴールで勝利して、3位大分トリニータとの勝ち点差わずか1ながらも2位でJ1昇格を決めた。


■民団には総連を非難する資格などかけらもないと思う
俺の言いたいことについては以下のはてブ参照。主張の極右ぶりから見てこの辛容蘒(在日韓国民団中央本部常任顧問、元中央本部団長)という男は軍政時代の残党、つまり反共バカだろう。こういうバカをしがらみや惰性で幹部にし続けてるようでは総連批判する資格など民団にあるわけもない。
「スーパーゲームズワークショップエンターテイメント」(http://sgwse.dou-jin.com/)の中の人の「民団はこれでもまだ日本の右翼と手を結び続けるつもりなのか 」(http://sgwse.dou-jin.com/Entry/278/)等の民団批判はどうやら正しいらしい。

http://b.hatena.ne.jp/entry/gendaikorea.com/20110824_01_hon.aspx
「2011.08.24-韓明淑元総理の太極旗冒涜事件gendaikorea.com」
bogus-simotukare:韓明淑元首相が盧武鉉前大統領の2周忌追悼式で太極旗を踏んで献花した国旗侮辱事件があった。/東亜日報はどこの産経新聞だよ。こんなのが幹部なんて民団狂ってるな、民団は消えてなく(以下自主規制)


■バカウヨに言いがかりをつけられたらしい有田議員に深く同情しかつ擁護する
「国籍法改正でデマを流し、謝罪もしない」有田氏個人は好きではないのだが、だからといって彼がデマ中傷されてるのは問題なので擁護する。

有田芳生の『酔醒漫録』「キム・ウンギョンさん(横田めぐみさんの長女)結婚をめぐる珍論に答える」
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2011/11/post_c7d3.html

(注:私、有田がキム・ウンギョンさんの結婚についてその事実を横田ご夫妻に伝えたことや、マスコミ取材に「結婚は私の知る限り事実だ」と答えたことを)「北朝鮮の意図に乗るもの」などと語るものがいる。
(中略)
ウンギョンさんの結婚が、どうして日朝交渉を求める北朝鮮の「意図」になるのというのか。

おっしゃるとおり。本来、有田氏が答える必要すらない言いがかりだ。
ウンギョンさんの結婚を機に横田ご夫妻が「新婚夫婦を一目見たい」とか「ひ孫が生まれたら会いたい」とか思い、訪朝を決意することを巣くう会一派は恐れて、有田氏を非難するのだろうが、それを理由に結婚の事実を横田ご夫妻に知らせないなど非道以外の何物でもない。もちろん当事者(横田ご夫妻のみが俺の言う当事者だ、巣くう会・家族会一派に口出す権利などない)の了解を得る限り、マスコミ取材に有田氏が回答しても何の問題もないだろう。
むしろ有田氏が「会いたければ会えばいい、拉致問題解決とそんな事は関係ない」とはっきり言わないことの方が俺は不愉快だが、そこまであの人に求めるのは酷か。一応、有田氏への同情はここで終わり。後は有田氏に突っ込む。

「これからも何でも知らせてください。なるようにしかなりませんから」。「なるようにしかなりませんから」……。会話のなかで早紀江さんはなんどかこの言葉を繰り返した。

少なくともお孫さんの結婚は「なるようにしかならない」と嘆くような話じゃないと思う。そして訪朝して自分の意思をお孫さんに伝えればある程度影響を与えられると思うがそうは思わないのか。

横田めぐみさんをはじめとする拉致被害者を一刻も早く日本に取り戻さなければならない。そのためには日本政府が本気で戦略的・戦術的に北朝鮮と交渉していくことだ。

後半は異論無し。外交しないで経済制裁で解決とかいい加減にして欲しい。前半は異論あり。「横田めぐみさんをはじめとする」と何故めぐみさんを特別扱いするのか分からないし、死んだ可能性の高い人(めぐみさん)を取り戻すっていうのもね。

「絶対正義」の掌の外で起こる小さな動きにもレッテルを貼り、自己のドグマを墨守する自動運動では現実を突破して行く力にはならない。

おっしゃるとおり。ただ俺の理解だと『「絶対正義」の掌の外で起こる小さな動きにもレッテルを貼り、自己のドグマを墨守する自動運動』の典型は経済制裁論に疑問を呈した蓮池透さんに「裏切り者というレッテルを貼って除名し『経済制裁は有効』という自己のドグマを墨守する」家族会と巣くう会だが(毒)

私はこれからも拉致被害者家族および特定失踪者家族に寄り添いながら行動して行く。

我ながらしつこいけど特定失踪者ってのは北朝鮮拉致か相当怪しい。
そして有田氏のツイッターにもコメント。

来週の「週刊朝日」にウンギョンちゃん結婚情報について、北朝鮮の「意図」があるとする珍論が出るようです。

事実か知らないが事実なら、「小沢信者雑誌」週刊朝日は「朝日新聞のお荷物、恥さらし」。廃刊にした方がいい。

北朝鮮が国際的に孤立し、経済的にも困難にある情況のもとで、日朝交渉を求めるならば、それを利用する高度な対応が日本政府には求められている。それを「画策」などという曖昧言葉で批判することに意味はない。

外交して何が悪いと言う主張には同感。「北朝鮮が国際的に孤立し、経済的にも困難にある情況」と言う主張には異論あり。北朝鮮が諸外国とさまざまな交易をしてる以上、左うちわではないが有田氏の見方はあまりにも甘すぎでしょう。もちろん、日本が太陽政策を上手くとれば、北朝鮮からいろいろとおみやげを引き出せるとは思いますが。向こうも即時崩壊はないとは言え左うちわじゃないから。

私は衛藤訪朝団には反対だ。あくまでも政府が水面下で交渉を進めるべきだからである。

日中国交正常化前の公明党・竹入訪中団や、北朝鮮に抑留されていた第18富士山丸船長を取り戻した金丸訪朝団も評価しないんでしょうか?。野党だから、政府じゃないから評価しないというのは違うと思うが。政府がすぐに動けないから「議員外交」「野党外交」を補足手段として使うという手もある。もちろん政府外交を阻害しないよう注意する必要はあるが。


平壌市民データに横田めぐみさん一家?
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00691
 増元と違い三浦や西岡がめぐみさんか真偽不明といってるのが意外。実際真偽不明だが。

私はこのデータ自体は偽造ではなく本物だと思いますし、北朝鮮のめぐみさんが93年に亡くなったという説は明らかに嘘と判断しています

で、その判断根拠が何かまともに説明できるのか?

まず、日本に帰国した拉致被害者の方々にこのデータの信ぴょう性について聞いてみるのが必要と思います。

多分聞いても分からない。俺は埼玉県民だが埼玉に誰が住んでるかなど知り合いか有名人でもない限り分からない。誰だってそんなものだろ。

一つの試みとして、特定失踪者の生年月日もぜひ調査に加えてみるべきではないでしょうか。

特定失踪者はそもそも北朝鮮拉致か怪しいから論外。大体報道に寄ればそのデータには生年月日と血液型しかないのでは?。それでは「特定失踪者が住民データにいるかどうか」などわかるわけがない。

このようなデータが持ち出されたというのは、北朝鮮国内の恐怖体制に、上層部を含め揺らぎが生まれていることの象徴です。

情報流出経緯が分からなければそんな事は言えまい。日本でも政府や企業の情報流出事件はたまに起きてるが?


脱北者24人、公海経由で韓国入り
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00690

ドイツの統一は、あえて単純化すればゴルバチョフと西ドイツ首相コールが合意し、ハンガリーが東(注:ドイツ)からの亡命者の中継地点として機能したからこそ成功した。さらに言えば、市場主義経済と民主主義に移行しなければならないロシア(注:原文のまま。ゴルバチョフ時代ならソ連と言うべきだろう)が、どうにもこの流れに乗ることができない東ドイツを切るという選択によって生まれてきたものなのである。

この三浦の見方が正しいかどうか自体議論の余地があるだろうが、俺はこの問題に詳しいわけではないのでそれはひとまず置く。この見方にたてば中国、ロシアにどう「ゴルバチョフ的姿勢」を取らせるかが問題だと思うが、三浦が「中国に経済制裁しろ」だの、無茶苦茶な中国批判で、中国に平然と喧嘩を売るのは一体何故なのか?

実は韓国政府は、北朝鮮崩壊に備えてかなり緻密な対策を検討している。『現代コリア』四二七号に掲載されている韓国政府内部資料によれば、崩壊直後韓国は約十万の難民を受け入れることになることを予想し、そのための食糧、医療、住居などについて、法的整備や予算措置などを含む様々な基本方針が考慮されているのだ。

『現代コリア』427号とはググったところ平成14年(2002年)12月号。そして2002年当時の大統領は金大中氏。三浦の言う韓国政府内部資料とは金大中氏の指示により作成した資料か?。で、あるなら金大中氏を北朝鮮シンパであるかのように三浦が過去に非難したのは明らかにおかしいが、三浦の頭の中はどのように整理されているのか?


■PRIDE OF SWALLOWS(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=602

今年のセリーグを面白くしてきたヤクルトスワローズ

途中まではね。途中から大失速して「所詮ヤクルト」ということがよくわかった。来年もいい成績がだせればいいけどどうだか。

昨日は中日が優勝した日ではなく、僕にとっては「ヤクルトが負けた日」

三浦先生は「スワローズファンではない」と言い訳してるけど、ヤクルトファンのわけね。弱小チームのファンと認めることは恥ずかしいですか?。ファンなのはスワローズの前身が「産経アトムズ」で今も「フジサンケイ」とスワローズにつながりがあるからですか?(つながりがあるので、横浜ベイスターズを産経グループが手に入れようとしたとき、ナベツネから「八百長でも起こったらどうするのか」と言う横やりが入って取得をあきらめたわけである。ナベツネの主張は一応正論だが、本心は単にプロ野球界での産経グループの影響力強化を恐れただけと違うのか、と思う。)


平家物語 文学と戦闘者(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=598
ちなみに無賃乗車(ただのり)のことを「さつまのかみ」というのは「薩摩守忠度」から来ている。「おフランスでは」などという外国かぶれは「出羽守(でわのかみ)」という。
要するにだじゃれだ。
若者にとっては完全に死語だろうが。

平家物語」は、これぞ日本古典文学の最高峰と私は思う。というほどたくさんの古典を読んではいないのだけれども、ほぼ確信できるのである。

沢山の古典を読んでないけど「日本古典文学の最高峰」と確信できる、そう言うのは「根拠のない妄想」と言うと思うが。平家物語が「日本古典文学の最高峰」の一つってのは事実でしょうが。単に「俺は平家物語が好きだ」って言えばいいのに、何で「根拠のない妄想」を語るんだか。しかも「右翼の三浦」が「日本の古典を全然読んでない」と公言していいのか?

それはこの物語が、日本の貴族文化と武家文化の粋を、お互いの素晴らしさを消すことなく調和させているからだ。

具体性のない全くないお言葉(毒)
「貴族文化の粋」とは何か、「武家文化の粋」とは何か、「お互いの素晴らしさを消すことなく調和させている」とは何か、三浦には具体的に説明できるのか。もしかして後で書いてる薩摩守忠度の話がそうですか?。武士に和歌のたしなみがあると言うだけの話が?
たぶん、思いつきで適当なことを書いてるだけだろう。

この古典には、「歴史とは何か」「政治と文学」「人間の状況の中での主体性」など、戦後日本でさんざん議論されてきたテーマが、すでに、しかも芸術的完成度をもって語られている。

だから具体的に語れ。全く文章能力のない男だ。こういう男の文章を評価できる草加耕助先生は俺にいわせればバカだ。

戦後一時期、主として左派系の文学者の間で、「政治と文学」というテーマがしばしば取り上げられた。

で、どうやら三浦がその論争をDISりたいらしいが、具体的にdisる知識や能力や関心がないらしいことは良く理解できた。何せ、具体的な小説名も作家名も何も出てこないんだから。
意味不明なこと書くくらいなら何も書くな(毒)。俺も三浦同様、この論争について知識も能力も関心もないのでこのままスルーする。

政治権力と文学はどのような関係を持つのか、それは平家物語の中の「薩摩守忠度」の挿話にすでにその本質が描かれているといってよい

言ってる意味がさっぱり分からない。平家物語のエピソードは単に忠度が和歌をたしなむ文化人ってだけジャン。
文化人の武将なんて沢山いると思うが。俺の知ってるのでは「茶人の古田織部小堀遠州、松平不昧公」とか。

平家物語的な貴族趣味を継いでいた源実朝の暗殺

貴族趣味とか暗殺に関係ないけどね。この時期、三代将軍・実朝以外にも暗殺されたり攻め滅ぼされた人間は、
源頼家(二代将軍、実朝の兄)とか有力御家人梶原景時とか比企能員とか畠山重忠とか和田義盛とか沢山いるわけでね。で、その権力闘争の中で勝利したのが北条氏だと。

朝廷との親族関係

朝廷を少なくとも建て前では自らの権力の根拠としてるのは平氏に限らない。征夷大将軍は朝廷が任命するんだから。
親族関係を結んだのも平氏に限らない。他にもあるかも知れないが俺が知ってる事例だと江戸幕府がそうだ(後水尾天皇中宮徳川和子(二代将軍秀忠の娘)、14代将軍徳川家茂正室和宮)。

一族を要職に着ける血縁支配

いや前近代は、どこの国の権力者だってそうじゃないの?。前近代は「民主主義」なんて概念はないんだから血縁支配に何の後ろめたさもないでしょ?。支配を強固にする上で一番信用できるのは親族じゃないの?

福原への一時的な遷都(これは中国貿易の活発化と独占を目的としたもので、藤原氏が京都周囲の経済を握ろうとしたことと同じ発想)

中国貿易の重視など足利義満日明貿易などいくらでも例があると思うが。無理矢理藤原氏に似てると言わずとも良かろうに。

お知らせ
アジア民主化促進のための大集会 
(中略)
詳しくは以下ホームページをご覧ください。
http://asiandemocracy.jp/

と言うんでホームページを見たんだがいや酷い。集会に出席する海外の面子は「南モンゴル独立派」など、「南モンゴル民主化」ならまだしも、日本が支持するのは「中国への不当な内政干渉」以外何物でもない一部を除いて、まあいいとして日本の面子が酷い。予想の範囲内ではあるが。

松浦芳子*1(杉並区議、草奔全国地方議員の会*2会長)
椛島有三日本会議事務総長*3
鈴木信行(維新政党・新風代表)
濱口和久日本政策研究センター*4研究員)
水島総(「がんばれ日本!全国行動委員会」幹事長*5
三輪和雄正論の会代表)
八木秀次日本教育再生機構*6理事長)

だの良くそんな「極右以外何物でもない」奴を平然と呼ぶなあ、としか言いようがない。出席する全ての人間の政治性を知ってるわけでも確かめたわけでもないが、俺が気づいただけでもこれだけ極右がいるのなら他も似たり寄ったりの右翼だろう。
呆れるよ、全く。
世間の目を恐れて少しは「右翼色」を隠すかと思ったが実に堂々としてる。開催場所も「右翼の聖地・拓殖大学」だし、世間の目に鈍感なのか?。それとも「外国人呼ぶから大丈夫」と思ってるのか?
単に日本極右が人権を口実に中国や北朝鮮という嫌いな国を罵倒するだけで、ただ日本人だけの集会じゃ説得力がないから、カムフラージ要員として海外から人を呼んでるだけジャン。こんな糞みたいな集会がアジア民主化に役立つわけがないし、そもそもそんなこと右翼連中の本心じゃないだろう。
海外の面子もこう言うのとは手を組まないで欲しい。メリットがあると本気で思ってるのか?。もしかしたらこういう「日本極右と手を組む外国人」は少数派かもしれないが。
しかし右寄りとは知っていたが「UIゼンセン同盟(旧民社党・同盟系。同盟は民社党系の所謂ナショナルセンター)」が労組の癖にこんな連中と同席して恥じないほどの糞集団とは思わなかった。「ヒューマン・ライツ・ウォッチの土井某」も人権団体の幹部を名乗るのならウヨと同席なんかするな。明らかに土井はエセ人権活動家だ。「宗派を超えてチベットの平和を祈念し行動する僧侶・在家の会」って団体もどんな団体か知らないが仮にも僧侶が歴史修正主義ウヨと同席して恥ずかしくないか?
こんな奴らとつきあってる癖に「穏健保守」面してる三浦もいい度胸だし、こんな男が代表の「守る会」に入りながら「穏健保守」面してるid:noharraも本当にいい度胸してる。朝鮮学校無償化を支持しただけで、id:noharraみたいな野郎に北朝鮮シンパ扱いされるいわれはねえよ、全く。俺は執念深い男なので今後も野原君には絡むよ(毒)。
大体アジアの人権問題を語るというなら、この集会に参加してる連中は今ホットな話題の「モンゴルの核廃棄物処理場問題」でも語れよ(毒)
何か報告がこの「集会告知サイト」か三浦の「守る会」サイトに載ったら改めて突っ込むよ。たぶん右翼色濃厚なアホ文章が載るんだろうし。

【追記】
アウン・サン・スーチー(ミャンマー)がメッセージを寄せる予定って事実なら笑えない。ダライに続いてスーチーまで日本極右とつるんでダークサイド入りか(ダライとスーチーはノーベル平和賞の価値を汚すんじゃないよ)。中国やミャンマーに精神的に追い詰められてるんだろうが当人(ダライ、スーチー)も取り巻きもバカしかいないんだろう。


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2011.11/8分)
共同通信北朝鮮への人道支援再開へ 韓国政府、WHO通じ」
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011110801000397.html
しばらく前にやる方針と言ってたのが、はっきりやると表明とは動きが速い。


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2011.11/7分)
聯合ニュース「米国少年提案の南北子ども交流決議案 上院が前向き」

http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2011/11/07/0300000000AJP20111107000800882.HTML
 韓国系米国人の少年環境運動家、ジョナサン・リー(韓国名:イ・スンミン)君(14)が提案した、韓国と北朝鮮の青少年・児童の平和交流が盛り込まれた決議案が、米上院で採択に向け動き出していることが6日(日本時間7日)に分かった。
 ジョナサン君の父親、イ・ギョンテさんが聯合ニュースの電話取材に応じ、「民主党のシェルドン・ホワイトハウス上院議員が決議案を提出する意向をジョナサンに伝えてきた」と明らかにした。
 この決議案は3月21日を「世界子ども平和の日」と定める内容を骨子とし、板門店に平和の森をつくり、南北の児童や青少年の交流を拡大するといった平和交流構想が盛り込まれているという。3月21日にした理由についてイ氏は、3月に二つが一つになるという意味とともに、春の始まりとなる春分に南北間の平和ムードを醸成しようという意味が込められていると説明する。
 ジョナサン君が6月にホワイトハウス議員に決議案草案を送ったところ、同議員側から最近、「決議案が上程されるよう努力する」との約束とともに、草案の修正版が送られてきたという。
 ジョナサン君は21日にニューヨークで開かれる非武装地帯(DMZ)に関するフォーラムでも、朝鮮戦争の退役軍人で民主党のチャールズ・ランゲル下院議員に同様の提案をする計画だ。
 また、9月に韓国を訪問した際には、国会外交通商統一委員会の南景弼(ナム・ギョンピル)委員長(与党ハンナラ党)との面談で同様の提案をし、決議案採択に前向きな回答を得ていたことが分かった。
 ジョナサン君の決議案が、米国の上下院や韓国の国会で採択されるか注目が集まる。
 ジョナサン君は昨年8月12〜19日に北朝鮮を訪問し、板門店に子どもたちのための「平和の森」をつくるよう提案した手紙を、間接的に金正日キム・ジョンイル)総書記に送り話題になった。


明るいほのぼのニュース。14歳で「環境運動」だの「平和活動」だの立派だね。おじさんが14歳の時はそんな事は頭の片隅にさえ、かけらもなかったよ。まあ、珍右翼はこういう時は根拠もないのに平気で「大人にやらされてる」とか言い出す。その癖、珍右翼は自分らの運動に子ども持ち出したりするのな(毒)


FNN「ピョンヤン市民名簿に横田めぐみさんか 脱北者、女性は特別な地位にある人物と証言」
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00211052.html
 そりゃ特別な地位にあるっていうでしょ。そうとでもいわないと生きてるのに何故「蓮池さんや地村さん、曽我さんのように」帰さないか説明がつかない(毒)。しかも特別な地位にあるっていえば「じゃあ、殺されないってことね!」と横田さんご夫妻大喜びするし。
こんな事は生存説の信頼性を全く強めませんな。
はなっからネタで、誰も本気じゃないと思うけど、「金正恩の母親はめぐみさんかも?」なんてネタを俺はネット上で見たことがあるし。

この女性と横田さんの血液型が一致しないなど、不明な点も残っているが、男性は、身分を隠すために、名前や血液型などを変えて名簿に載せた可能性を指摘している。

何だか「万葉集や聖書から暗号を読み解く」のと同じ手法じゃね?。
自分に都合のいいことは「めぐみさんに違いない」、都合の悪いことは「誤記かも知れない」「わざと書き換えたのかも知れない」。そんなことが許されるなら何でもありだろ?


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2011.11/6分)
朝日新聞「韓国統一相「北朝鮮支援を検討」 国連総長と会談」
http://www.asahi.com/special/08001/TKY201111060155.html
聯合ニュース「統一部長官 「国連通じた北朝鮮支援を積極検討」 」
http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2011/11/06/0300000000AJP20111106000800882.HTML
「国民に罪はない、特に社会的弱者(乳幼児、妊婦、高齢者、病人)に罪などない」&「国連経由なら北朝鮮の不正な横流しなんかあまりないだろうし、国内反共ウヨもあまりぎゃーぎゃー騒がないだろう」と言う判断のもとに韓国が国連経由で北朝鮮人道支援に乗り出すとのことで大変いいことだと思います。こういう援助を否定する三浦小太郎らは本当に鬼畜だと思います。


東京新聞「2005年平壌にめぐみさん? 北の秘密警察資料韓国誌が入手」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011110602000021.html
・「北の秘密警察」?。ああ、北海道の公安警察の事ね(違)。
・ブクマもつけたがどう見ても「ウンギョンさん結婚で訪朝に心が傾いてるであろう」横田ご夫妻を「2005年まではめぐみさんは生きてたんです!」と丸め込むための工作行為だろう(なお、小泉訪朝は2002年)。小泉訪朝時に生きてたのなら何故隠すのか?
生存を隠すのなら何故ぼろが出る危険性がある夫や娘の存在を明らかにするのか?。めぐみさんの入った名簿がそう簡単に流出するのか?。韓国誌の名簿入手元はおそらく日米韓の公安当局辺りだろうが、なぜ公安はこの事実を明らかにしないのか?
等を考えればネタとして怪しすぎる。
大体「血液型がA型」でめぐみさんのB型とは異なってる段階で怪しい話だ。この件について河信基氏が何というか注目したい。

【追記】
河氏のツイッター紹介。

・韓国保守系誌「週刊朝鮮」が「平壌市民280万人の身上資料」に横田めぐみさんと同生年月日の女性が約90人、「ハン・ヨンエ」は夫が「キム・ヨンナム」で金日成大学に通う娘「ウンギョン」と同居と記載。同誌はめぐみさんと推定したが、朝鮮名、血液型が異なる。(注:夫が「キム・ヨンナム」で金日成大学に通う娘「ウンギョン」と同居が事実だとしても「キム・ヨンナム」の)再婚相手だろう。
・めぐみさんの遺骨の鑑定結果は(中略)英科学誌ネイチャーが指摘したように、焼却骨の鑑定経験がなかった吉井帝京大講師の鑑定は不正確で誤差が多く、遺骨は(注:めぐみさん)本人のものである可能性がある
北朝鮮に行ったことも見たこともない西岡力、荒木和博グループの憶測と邪推でこじれるだけこじれた拉致被害者の生死再調査は、願望、希望など主観を一切排し、客観的、科学的に第三国の研究機関を交えて厳正に行うしか、解決の道はない。
・朝の民放某局ニュースが案の定「週刊朝鮮が北の身上資料に横田めぐみさんと同生年月日の女性が記載、めぐみさんと推定した」と報じたが、肝心な情報、朝鮮名、血液型が異なることは報じない。いつもの偏り報道、視聴者を誘導する一種の情報操作に要注意。さすがにNHKは客観的、簡潔に報じていた。
・「横田めぐみさん生存説を追いかけろ」と週刊新潮。しかし、生存説支持は「生年月日が一致」と公安関係者だけ、「専門家は揃って否定的」と。そりゃそうだろう。血液型が異なるのに同一人物と言い張れば、インチキ専門家となる。記事からは、公安が生存説にこだわっている構図が読める。


福井新聞「「拉致進展なし」悲痛訴え 家族ら小浜で集会」
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/31378.html
 拉致被害者が嘆くのはともかく、特定失踪者家族に嘆かれても困る。だってたぶん北朝鮮拉致じゃない。1997年失踪なんてのはほぼ確実に拉致じゃない。

山谷議員が、自衛隊北朝鮮にいる拉致被害者らを救出しに行けるよう「自衛隊法改正が必要」と述べた。

 本当あんたらそればっかだな。自衛隊法改正したって被害者の居場所がわからなきゃ助けようがないだろ。単にウヨとして「自衛隊法改正」と言う野望実現のために拉致被害者をおもちゃにしてるだけだろ。ホームラン級の屑だな。

岡田(注:特定失踪者問題調査会)副代表は国内にいる拉致実行犯の逮捕が重要と訴え

いや国内にまだ実行犯がいて、時効も成立していなくて、かつ証拠があればこいつに言われなくても逮捕するでしょ。要するに「国内にいない」or「いるけど逮捕するには何か障害がある」って話ですよ。逮捕できるのに政治的配慮で見逃してるとでも思ってるのか?

池田(注:巣くう会福井)会長は首相が訪朝すべきだと主張した。

いや巣くう会中央は衛藤さん訪朝に反対したジャン。それで巣くう会福井会長が「首相が訪朝しろ」って発言するなんて意味不明だ。まずは衛藤さんとか、首相より下の地位の人が足場固めして、一定の成果が得られる状態になってから首相訪朝だろ。足場固めもしないで、いきなり首相が訪朝しても成果なんか多分でない。で、成果が出ないのに訪朝してどうする。首相の面目丸つぶれじゃないか?


福井新聞「特定失踪者問題 国は解決姿勢明確にせよ」
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/editorial/31376.html
 明確も何も特定失踪者はたぶん北朝鮮拉致じゃない。この記事を掲載した福井新聞と書いた田中禎浩記者は頭がおかしいのか?。巣くう会に荷担する頭のいかれたメディアは産経だけで充分です。

「私たちはいまだに一度も、政府関係者と正式に対面してもらったことがない」。県特定失踪者家族会の澤香苗代表は無念さを隠せない様子で語る。
「オブザーバーでいいので、拉致被害者家族と政府関係者との面会の場などに立ち会わせてほしいと、ずっとお願いしているんです」。そんなささやかな願いすら、まだかなっていないのが現状である。

だって繰り返しになるけど多分北朝鮮拉致じゃない。澤代表の願いなんか叶うわけがないし、かなっても問題は解決しない。たぶん北朝鮮拉致じゃないから。

特定失踪者の中には拉致被害者ではないケースも含まれるだろう。

つうか、ほとんど北朝鮮拉致じゃないと思うが。

同調査会は「特定失踪者として公表後、拉致ではないと判明するケースがあっても、家族にとっては情報が何もない状態よりもはるかに前進」だとして、活動を開始した経緯がある。

それ、単に無責任行為を居直ってるだけだろ。

特定失踪者問題は拉致問題全体の解決を図る上で鍵を握っているのである。

握ってないだろ。だって繰り返しになるけど(以下略)。


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2011.11/5分)
産経新聞「【法廷から】:裁判官、「北工作員」を検事ばりに“口撃”」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111105/trl11110518010000-n1.htm
 違法行為と言えば違法行為なんですが殺人と違って当然に違法ではなくたとえて言うなら「どぶろく製造(酒税法違反)」とか「昔の闇米(食管法違反のコメ、今は合法ですけど)」みたいな話だからね。経済制裁発動してるから違法なのに過ぎない。前も書きましたがなんかもやもやする。工作員だ、何だという話じゃないでしょ。むしろとっとと制裁解除すべきなんですよ。
 それと産経の記事なので話半分に読んでますが、この記事が事実だとあとで「裁判官が決めつけで審理した」と弁護側から突っ込み食らうかも知れませんね。本来こういう事は検事に任せるべき事ですから。


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2011.11/4分)
東亜日報「「南が北より強くなる?」金日成主席、40年前に嘲笑」
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=050000&biid=2011110423578
 この記事を読んで「ざまあ、北朝鮮」と笑うのはバカげています。要するに40年前には韓国と北朝鮮の経済的差などほとんどなかったと言うことです。裏返せば「1971年以降に韓国が伸び、北朝鮮は沈んだ」という話。
それと嘲笑というタイトルはどうなんでしょう。記事には「韓国には負けない」と言う趣旨の発言があるだけで別に嘲笑はしていません。



スポーツニッポン北朝鮮戦の渡航サポーター 日の丸や横断幕など持ち込み禁止」
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2011/11/04/kiji/K20111104001962550.html
不測の事態が起こったら困ると言うことなんでしょう。起きないと思うけど。


産経新聞北朝鮮発電所提供検討か 韓国政府案 現金だと核開発に利用される懸念」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111104/kor11110411240000-n1.htm
重要なのは「核開発に利用されたらいやだからパイプライン計画止める」ではないことでしょう。一方、北朝鮮がこの案を飲むかどうかは現時点では分かりません。「あっさり飲むのか」「絶対反対か」「本当は飲んでもいいと思ってるが、なめられないために交渉テクニックとして『絶対反対』とはったり噛ます」のかなど今後の展開が注目されます。


聯合ニュース北朝鮮サイト遮断へ本腰 韓国の検・警察など協力」
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/11/04/0200000000AJP20111104003600882.HTML
バカバカしいとしか言いようがない。「言論の自由」侵害じゃないか。そんなものは放っておけばいい。問題があるなら、誰かが「きちんと批判する」から。国が弾圧しなきゃいけないなんて「ネット言論における批判能力がない遅れた国」と自白してるようなものです。


産経新聞「2020年代に北朝鮮は存在しない」 露研究機関が報告書」
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111104/kor11110418510001-n1.htm
 ロシアの政府系機関らしいのでさすがに「巣くう会」のデタラメ予想よりはマシでしょうがどうですかね。まともな北朝鮮ウオッチャー(河信基氏とか)にこの報告書を分析してもらいたい。巣くう会界隈のまともじゃない人(荒木とか西岡とか)だと「そうだ、崩壊は間近だ」としか言いませんので。
金正日から金正恩への権力委譲はうまくいかない」という読みがこの予想の前提のようなので、「うまくいく」とそこで前提が崩壊してしまう。
 で、我々は「金日成から金正日への権力委譲はうまくいかないんじゃないか」と言われてたのに上手くいったという皮肉な現実を既に目撃してる。


テレビ朝日「一転、訪朝を断念 衛藤副議長ら超党派議員」
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/211104044.html
産経も同様の報道(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111104/plc11110420120017-n1.htm)をしています。
そこは毅然とした態度で頑張ってほしかった。「日中国交正常化前の公明党・竹入訪中団」のようになるチャンスだったのに(竹入訪中も事前に政府との協議を確かしていますし今回も同じなんでしょう。)。
いっそのこと秘密外交で行けば良かったのかも知れない。これが事実なら日本の拉致敗戦はまだ当分続きそうです。それで喜ぶのは「巣くう会に代表される極右」だけだという事実にいい加減家族会は気づくべきです。気づかないまま彼らが死んでも「赤の他人」の俺は別に構いませんが。
 北朝鮮も国交正常化してもらった方が嬉しいでしょうが、多くのまともな北朝鮮ウオッチャーが指摘するように「冷戦の影響もあって、経済制裁前から日本との貿易額は中国やロシアに比べればわずか」なんですから、ダメージゼロではないでしょうが「体制が揺るぐほどのダメージ」などないでしょう。そもそも俺は「巣くう会が国交正常化を嫌う理由の一つ」は「国交正常化によって拉致被害者がまだ沢山いるという自分らの嘘がばれるのを恐れてるから」だと思っています(もちろん「北朝鮮が嫌いな極右だから」というのが最大の理由でしょうが)。国交正常化すればおそらく「連中の言い分が全くのデマ」であることは明白な物になるでしょうから。で、そうなったら反動で「あいつらの言うことなど信用できない」ということで北朝鮮外交は連中の意見を全く無視して行われることになるでしょう。家族会も完全に離れまさに「生き恥をさらす」ことになるでしょう。

【追記】
1)と書いたんですがこのテレ朝や産経の報道後も「訪朝計画は続行中であるかのような報道」が見受けられます(つうかググった限りでは断念云々と書いてるのは産経とテレ朝だけのようです)
たとえば日刊スポーツ「超党派議連が9日訪朝」
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20111104-859090.html

週明けに朝鮮労働党から招待状が届くのを待ち(注:訪朝を)正式決定する。

としています(ただ後で紹介する毎日によると既に招待状は届いてるそうですが。情報が錯綜してるな)。ということはテレ朝や産経の報道は誤報なのか?。誤報だとしたら何故なのか?(産経はなぜかは予想がつきます。訪朝計画を潰したいのでしょうが、テレ朝も産経と同様の理由なんでしょうか?)。まあ、とにかく誤報であることを強く望みます。誤報である方が、つまり訪朝が実行される方が明らかに「拉致被害者のため」「国益のため」ですから。

2)産経やテレ朝が飛ばし報道だったのか、それともそれなりの根拠があったのかどうかはともかく今回の中止は事実のようです。
巣くう会一派がドヤ顔してるかと思うと本当に残念です。
 毎日新聞北朝鮮訪問:衛藤氏が延期方針 民主が許可せず」
 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111105k0000m010078000c.html
 衛藤氏本人が毎日新聞にはっきり答えたというのだからこれは確かでしょう。衛藤氏が前言撤回するか、毎日がデマ報道なら話は別ですがそうではないでしょう。ただし毎日報道に寄れば衛藤氏は「訪朝を断念」したわけではなく、延期したに過ぎません。難しいとは思いますがぜひとも訪朝を早期に実現して欲しいものです。マスコミ報道では衛藤氏は福田政権における福田氏の側近の一人で、福田氏は再訪朝を計画していたとも言われます。福田政権崩壊が返す返すも残念です。完全に陰謀論になってしまいますが福田おろしはもしかしたら「反北朝鮮派による国交正常化潰しの一環」だったのかもしれません。福田氏の政権が続いていれば拉致敗戦はなかったのではないかと思うと非常に残念です。もちろん福田政権が100点満点とは言いませんが、後任の麻生政権は明らかに各方面で福田氏に劣ってますしね。


テレビ朝日「議員訪朝計画に“不快感” 玄葉外務大臣
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/211104022.html
言ってることがずれてるというか、何というか。事前に議連は野田首相と話をし、特に首相からは批判もなかったようですが、テレ朝報道が事実なら何故この人は「不快」と言い出すのか。議連の言い分が本当ならこの人「獅子身中の虫」で明らかな「閣内不一致」じゃないですか?
本気で「訪朝は問題」だとバカなことを思ってるのか?。それとも家族会・巣くう会に媚びてるのか?。あるいは首相が玄葉氏を無視して議連の話を了解したので「不快」なのか?(無視したのだとしたら問題ですが、こんなバカなことを言ってるようじゃ無視されても仕方ないでしょう。そもそも外相にすべきではなかった気もします)。
どっちにしろどうしようもない人ですな。もちろん玄葉氏同様の不快感を表明している樽床伸二民主党幹事長代行もどうしようもない。本来首相が指導力を発揮してこう言うのは抑え込むようでないと困る。まさか「議連の訪朝を認めた」が中止させたいと考えが変わって、でも自分で口に出すと問題になると言うことで首相が玄葉氏らに発言をそそのかしてるんじゃないでしょうね?


産経新聞「特定失踪者問題 舞鶴などで現地調査 京都」
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111105/kyt11110502190004-n1.htm
神戸新聞平壌で撮影の写真公開 丹波の失踪者・西安さんか」
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004596270.shtml
毎日放送北朝鮮拉致の疑い 秋田美輪さんについて現地調査」
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE111104113000509881.shtml
福井新聞拉致問題解決向け小浜で現地調査 特定失踪者調査会が視察」
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/31372.html
いい加減出所の怪しいネタで「この人は拉致された日本人に違いない」と言うバカをやれ京都だ、兵庫だ、福井だとやるのはやめてほしい。「ガスパイプライン計画」や「六カ国協議再開」や「衛藤氏訪朝計画」などで追い詰められる珍右翼の悪あがきでしょうが。日本的にはともかく、国際的には珍右翼は「ずれてる」以外何物でもありません。こんな連中に振り回せる失踪者家族が一番の被害者でしょう。ぶっちゃけ「失踪理由は北朝鮮とは全く関係なく」かつ「もう死んでる」可能性だってあるわけですから。最近じゃマスコミで全然取り上げられなくなり、ワイドショーに毎日のように登場していた全盛期と違って衛藤訪朝計画を非難しても「ああ、そう」的な扱いなので連中も焦ってるんでしょう。 
新聞記事にも突っ込んでみましょう。

松崎(注:小浜)市長は「今回のような調査の積み重ねで真実は明らかになっていくと思う。問題を風化させないように取り組んでいきたい」と話した。

失踪後、何年もたってから素人探偵が調査して分かることなんかあるわけないでしょ。


朝日新聞田原総一朗氏に慰謝料支払い命令 拉致発言巡り神戸地裁
http://www.asahi.com/national/update/1104/OSK201111040055.html
報道の自由を守るため田原氏が徹底的に争うことを願ってやみません。田原氏は控訴の方針とのことで喜んでいます。
まあ、「100万じゃ安い(請求は1000万円ですので)」と言って有本氏側が控訴するかも知れませんが。
まさに「まだ高裁がある」「まだ最高裁がある」ですな。
裁判戦術を改善し田原氏には是非とも勝利して欲しいものです。
実際、田原氏と有本夫妻が争った別の訴訟(田原氏の取材テープの公開を有本夫妻が求めた)では、一審・神戸地裁では田原氏が敗訴していますが,二審・大阪高裁では田原氏が逆転勝訴(有本夫妻が控訴しなったので判決は確定)しています。
今回もそうなる可能性は否定できません。しかし以前の裁判の判事と今回の裁判の判事は同一人物なんでしょうか?。もし同一ならただの偶然でしょうが田原氏は二度もその判事に酷い目に遭わされたことになりますね。
しかし裁判所が「田原氏の発言が事実でない」と判断した理由は何なのでしょうか?。田原氏に嘘をつかなくてはいけない理由があるとは思いませんが。俺も外務省は「もう死んでる」と言う前提で動いてると思いますよ(北朝鮮が発表した死亡状況が正しいかどうかはともかく)。田原発言が事実でないなら、外務省は強硬な態度を田原氏にとっておかしくありませんが、形式的な抗議しかしていません。しかもウィキリークスの暴露(たとえば「斎木氏の発言についてのウィキリークスの暴露に、拉致関係の人たちの歯切れが悪い」(http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/57a6711a76f738d8bdb650dc10df6980)参照)は田原発言の信憑性を裏書きしてると思うのですが。
大体「生きてるのに北朝鮮が帰さない理由がある」と本気で思ってるんでしょうか?。第三者の俺から見れば「有本恵子さんの両親はバカ」「まるで日本敗戦直後のブラジルの『勝ち組』」にしか見えませんが、俺も彼らの立場になったら「恵子は生きてる」と言って常識を失ってしまうんでしょうか。それが肉親の情、平たく言うと「親ばか」とでもいうものなんでしょうか?。まあ、両親ともに80代で残り短い人生(100歳まで生きたとしてもせいぜい10数年)なので「恵子さんは多分死んだ」という現実を直視するより、「巣くう会に欺され続けてる」方が幸せかも知れませんが(毒)。最近、毒舌がエスカレートする俺。

田原氏がこれまで番組や訴訟の中で、両親に謝罪している点などを考慮し、賠償責任の額を100万円とした。

田原氏の謝罪は「言い方が不適切だった」というもので「事実じゃない」なんて認めていませんが?


産経新聞「自民・脇国対委員長「対応ないなら、国会審議止める」 拉致問題担当副大臣兼務で」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111104/stt11110412400002-n1.htm

そんなことで国会審議を止めると言うことに道理があると本気で思ってるんでしょうか。まあ、こんなバカ政党(自民)にいつまでもつきあってても時間の無駄ですし、松原の兼務とやらをとけばいいでしょう。松原も多分それが望みでは。こんなにぐちゃぐちゃ言われるのではねえ。松原もやる気をなくしてるでしょう。
大体、違法だ何だって、「昏睡状態にあるはずの人(小渕氏)が任命したという」青木官房長官の首相臨時代理就任の経緯の方がよほど合法性が怪しいでしょうに、自民もよく言う。


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2011.11/3分)
聯合ニュース「韓国最大野党代表 年内に民主進歩大統合の新党結成」
http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2011/11/03/0900000000AJP20111103001700882.HTML
どんな新党が出来るかそれによっては、韓国の北朝鮮政策にも大きな影響が出ることだろう。注目したい。


読売新聞「北朝鮮との取引には理由…前米国務長官回顧録
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111103-OYT1T00491.htm

ライス前米国務長官回顧録「ノー・ハイヤー・オナー(最高の栄誉)」が1日、発売された。
 この中でライス氏は、2008年10月の北朝鮮へのテロ支援国指定解除について、ウラン濃縮疑惑の検証を実行させるための取引だったとした上で、「北朝鮮と最後の取引を試みる理由があった。外交とはそうしたものだ」と正当化した。

外交ってそう言うものですよね。でも増元たち「巣くう会・家族会」には難しすぎて分からないようですが。


読売新聞「露韓パイプライン、ガス供給2017年にも」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111103-OYT1T00331.htm
 ということで事務方で進んでいたパイプライン話が改めて露韓トップ(メドベージェフ大統領と李明博大統領)によって「この計画を進めていきましょう」と再確認されましたとさ。「反北朝鮮珍右翼」以外はめでたし、めでたし。


毎日新聞よど号事件:メンバーが拉致事件の聴取に応じる意向示す」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111103k0000m040146000c.html
北朝鮮といわゆるよど号メンバーが何を考えてるかわかりませんが事情聴取に応じてもいいというなら、やればいい。
記事に寄れば捜査当局は外国での事情聴取について「前例がない」「よど号グループと北朝鮮がどこまで本気か」と否定的なようですが、向こうが応じるというならやればいい(事情聴取できない法的問題が何かあるんですか?。あるのなら「なくすか」、それが無理なら「無理な理由をきちんと被害者家族その他に説明する」必要がある)。こちらが応じなければ向こうに「我々の無実が証明された」と宣伝されかねませんし、被害者家族は「警察は捜査をやる気がないのか」と怒りだしかねません。
向こうが「事情聴取応じたんだから、これ以上捜査するなよ、疑惑はれただろ、俺たちは無罪だ」と「検察の任意事情聴取に応じた後の小沢一郎(毒)」みたいなことを言っても、疑惑が晴れなかったのならそんな主張に応じる必要はないですし。現状で証拠収集は壁にぶち当たってるんでしょうから、何でもやればいい。


スポーツニッポン「VS北朝鮮 日本メディア取材許可はたった10人」
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2011/11/03/kiji/K20111103001946810.html
たった10人って、あなたね、北朝鮮には取材に応じる義務はないんでしょうし,常日頃北朝鮮を無茶苦茶に叩いてる癖にこんな時にお願いしたって向こうも応じないでしょ。むしろ「サッカーごときお遊びで北朝鮮取材などしない、借りなど作らん」と言うメディアはないんでしょうか(毒)


日刊スポーツ「家族会など衛藤氏訪朝に反対声明」
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20111103-858232.html
予想通りの寝言乙。何でも役に立ちそうな物はしてもらえばいいじゃないですか。訪朝して問題が起こったらそのとき叩いても遅くはないし。政府高官ではない衛藤氏が政府を無視して勝手な暴走はしないでしょうし、しても政府が無視するだけだと思うのですが。問題解決する気がこいつらにはないんでしょうか。

野田佳彦首相が訪朝を追認した可能性を指摘し「首相までもが拉致よりも国交正常化を優先していると思われかねない」としている。

いいジャン、別に首相が認めたって。大体「国交正常化よりも拉致が大事」と言う寝言は止めましょう。国交正常化しても拉致追及は出来ますが?
そしてこの件についての河信基氏のツィート。

河信基
 衛藤衆院副議長がサッカーワールドカップ日本‐北朝鮮前観戦のため訪朝する。2日の記者会見で「国交正常化を一歩でも前進させたい」と。福田政権時代に北との間で拉致被害者再調査の約束を交わした際に一役買った人物であり、適任だろう。民主党はなぜ議員外交をしない。

へえ、そうですか?。つくづく福田政権の崩壊が悔やまれるね。ただ議連には一応民主党議員もいるし、議連の活動については野田首相も了解してるようだから「民主党はなぜ議員外交をしない」という河氏の批判は批判のしすぎだと思うね。
そのほかの河氏のツィートもこの際、紹介。

・今年になって中国への石炭など鉱物資源の輸出が急増し、食糧事情はかなり好転しています。反面で、対中依存度が高くなる点が憂慮されます。
・ロシアー北朝鮮ー韓国の天然ガスパイプラインが13年に着工され、17年に完成されます。経済は確実に東アジアは統合の方向に向かっています。政治が立ち遅れていますが、それが問題です。日朝友好に人為的な障害を作っている拉致問題はその一つです。冷静で大局的な視点が必要です。
・家族会はあくまでも被害者。西岡力グループの「救う会」は家族会を騙し、食い物にしてきた加害者。区別するのは当然でしょう。(注:なぜ、巣くう会のみ批判するのか、家族会を批判しないか、分断工作かと河氏を批判するバカウヨへの河氏の反論。
バカウヨの一人は俺が以前disった、自称「平和主義者」で「出戻り研究者」の「自分の顔出しする勇者(自分の顔にそんなに自信があるのかと言う意味でも、アホ発言しながら顔出ししてるという意味でも勇者)」だ。そんなバカな頭で研究が出来るのか?
まあ、こういうバカウヨは家族会批判すれば「家族に失礼だ」とかふざけたこと言い出すんでしょうし、河氏はともかく俺は家族会も批判してるけどね。河氏は北朝鮮シンパみたいなこともこのバカは言ってるが、冗談は大概にしてもらいたい。河氏は「太陽政策」支持と「反北朝鮮極右」批判してるだけだ。)
・第一の加害者の北朝鮮は「五人生存八人死亡」と罪を認め解決に踏み出したが、八人は生きているとバカな因縁を付け、事態を日朝対立へとこじらせたのが西岡力一派。韓国ではサギクン=詐欺師と呼ばれている。

で、このバカウヨの他のツィート

ninin20
twitterにいる数人?数十人?の左翼や在日さんによって、私の左翼株と在日株は著しく下落した。回復の見込みは今のところ、ない。

何で在日って帰化しないの?、とかツイッターで平然と差別発言噛ますバカのお前に評価などされてたまるか。
大体「国籍血統主義」(例:日本)でなく「国籍出生地主義」(例:確かアメリカがそう)をとれば帰化の必要性も減るんだが、お前ら何故か反対なんだろ?
お前みたいなネット上のバカウヨのおかげで「俺の右翼株は著しく下落した。回復の見込みは今のところ、ない」


■11月15日 一応「天皇ごっこ」映画上映後ちょっと監督としゃべります(三浦の個人ブログ)
http://miura.trycomp.net/?p=591
 三浦の文章を読む限り、見沢氏と親しいわけでもないらしい三浦と話してどんな収穫があるのかと思う。明らかに人選ミスだろう。監督が三浦と対談することに疑問を感じないなんて映画自体ろくでもなさそうだな(毒)


■めぐみさんの娘、北朝鮮男性と結婚
http://hrnk.trycomp.net/information.php?eid=00136
自称、北朝鮮専門サイトが「毎日新聞産経新聞」ネット記事の転載とはお粗末な話だ。なお、ぐぐったところ,このネタ元は「民主党の有田参議院議員」らしい。有田氏が北朝鮮政府と何らかのパイプを持ってるのか、それとも日本政府・民主党・外務省が、政府発表するよりもその方がいいと考え「有田氏をスピーカーとして使った」のか,いずれにせよ、なぜ有田議員なのか?、気になるところだ。

北朝鮮拉致被害者横田めぐみさん(行方不明時13歳)の娘、キム・ヘギョンさん(24)が結婚したとみられることを、めぐみさんの両親が明らかにした。

・増元辺りが「横田さんを家族会から引き離すための陽動作戦」とか言いそうな話。北朝鮮の思惑がどうであれ、こういうニュースはめでたい、知らせてくれて横田さんご夫婦も嬉しいだろうと俺は思うし、あんな「アホな会」からは蓮池透さんみたいに早く離れた方がいいと俺は思う。
・マスコミによって「ヘギョン」とか「ウンギョン」とか表記がわかれてるけどどっちが正しいのやら?
・ググったところヘギョンさんと同じ1987年生まれの有名人には俺の知ってる人では「フィギュアスケート安藤美姫」がいますね。しかし小泉訪朝時は15歳の中学生が今や24歳の大人の女性ですか?。時のたつのは本当に早い。

めぐみさんの父、横田滋さん(78)は「大学を卒業したことは聞いていたのでそろそろそんな年かなと思っていた。結婚の記念写真を見たいですね」。

記念写真なんかじゃなくて訪朝して「新婚夫婦」の実物を見ればいいじゃないですか?。まあ、でも「早紀江さんよりは素直に感情の喜びを表してる」ようですな。また他の報道では「現状では難しいが、出来ればお祝いでも送りたい」ともおっしゃったらしい。
いや、巣くう会、家族会連中と縁を切る覚悟さえすれば、難しくないですよ、横田滋さん。

早紀江さん(75)は「年ごろだからそろそろかと思っていた。会ってお祝いを言うこともできないが、どうか幸せになってほしい」と話した。

お孫さん・ヘギョンさんに会えばいい。いい加減強情をはるのはやめましょう。仮にひ孫が生まれたとしても会いに行かないわけですか?
この件については、北朝鮮問題に詳しいジャーナリスト・河信基氏もツィッター

横田めぐみさんの娘(24)が北朝鮮男性と結婚したが、祖父の滋さん(78)は「結婚の記念写真を見たい」、祖母は「感慨深い」。やせ我慢しないで北に行って祝福してあげなさい。西岡一派は「利用される」と妄想し、妨害するが、拉致ビジネスに悪用しているのは自分たち。相手にすることはない。

とおっしゃっているが全く同感だ。
他にも河氏は次のようなことをツィートしているが全て同感だ。

河信基
・あなた(注:会わないのが当然だと河氏にリツィートしたバカのこと)にデリカシーがあるなら、逆に、横田夫妻がお孫さんに会いに北朝鮮に行くのは当然と思うでしょう。母親を亡くして一番悲しい思いをしているのは誰よりも娘さんです。横田夫妻が孫を慮って会いに行くのは祖父母の自然な感情です。
西岡力、荒木和博グループは娘さんの悲しみも知らず、北朝鮮に操られていると自分勝手な妄想をして横田夫妻が孫に会いに行くのを妨害してきましたが、人間として許されないことです。冷静に考えれば、誰にでもわかる道理です。
・めぐみさんが生きていると言い張る人たちは、実は、めぐみさんの娘は嘘つきだと冒涜しているにひとしい。西岡力一派は「娘さんは『お母さんは死んだ』と嘘を言わされている」と吹聴するが根拠があるわけではなく、自分たちの嘘の上塗りをしているだけである。身勝手で罪づくりな連中だ。
・孫を嘘つきと思わされ、会うことすら忌避せざるをえない祖父母の苦悩を慮る気遣いや精神道徳文化が、この国には欠けているのであろうか。孔孟の国である韓国、中国では考えられないことである。おそらく米国人にも理解出来まい。


この件について増元の文章にも突っ込んでみましょう。

2011.11.2
「複雑だと思う」
いわば放置されたままのヘギョンさんがどのように暮らしているか気が気ではなかったとおもう

北朝鮮に会いに行けばいろいろと分かると思うんだけどね。結婚に対して事前に意見を言うことも出来たかも知れないし。横田さんご夫妻訪朝を妨害してる増元がよく言う。

その子が北朝鮮北朝鮮人と結婚させられた

母親・めぐみさんが拉致された日本人とは言え、北朝鮮生まれ、北朝鮮育ちのヘギョンさんが北朝鮮の男性と結婚して何か問題なんでしょうか?
政略結婚とかヘギョンさんの意思を無視した結婚でない限り何の問題もないでしょうに(で、今のところそう言うことは分かりません)。ヘギョンさんもお年頃になれば恋もするでしょうし、「結婚させられた」呼ばわりは実に失礼です。

ヘギョンさんの救出が容易ではなくなった

救出も何も北朝鮮生まれ、北朝鮮育ちのヘギョンさんを拉致被害者扱いできるんでしょうか?

TVでは、「ヘギョンさんの結婚をめぐみさんも喜んでいるだろう」などという無責任なものもある

何が無責任なんでしょうか?。めぐみさんが生きてるかどうか知りませんが(つうか失礼ながら死んでると思いますが)、生きてればそりゃ娘の結婚は喜ぶでしょう。政略結婚とかヘギョンさんの意思を無視した結婚でない限り。

再び、意に沿わぬ結婚をさせられたであろう娘を思うとき、「喜び」などという言葉が出てくるとは脳天気な発言だ。私なら、不運な人生を送らなければならない娘のことを思うと、悔しくてしょうがないし、それこそ焦燥感で気が狂いそうになる。

根拠もないのに「意に沿わぬ結婚」「不運な人生」とか失礼なことを言うな。大体横田さんご夫妻が喜びのコメントをしてるのに何なの、この男。

(注:拉致被害者の)早期の救出が大切なのだ。

だからそのために北朝鮮との外交交渉が必要なんじゃないの?。で、そう言った蓮池透さんを不当にも除名したのはあんたらだろ。

帰国被害者たちにお願いがある。そろそろ、あなたたちの知っていることを話すときではないか?

・また蓮池薫さんたちに責任転嫁か。そういうことをすれば蓮池薫さんたちがお前らをどう思うか、少しは考えろ。絶対に好感は持たないだろう(薫さんについて言えば、お兄さん除名の時点で内心かなり怒ってると思う)。その程度のことも分からないのか?。
・蓮池さんたちは帰国した10年前から「語れません」と言ってて、お前らもいったんは納得したんじゃないのか?。話を蒸し返すな。
・そして俺は「知ってることは政府には全部話した」と思う。増元たち「巣くう会」「家族会」に話さないのは、軽率な振る舞いされたら困るからだろ。増元たち「巣くう会」「家族会」は軽率な振る舞いを平気でしそうだからな。
・大体「蓮池薫さんたちが知ってることをすべて増元たち「巣くう会」「家族会」に話せば問題解決」とまで思い上がれる神経は何なんだよ。お前何様だ。
というと「お前こそ何様だ」と言われそうだが。まあ、「人並みかそれ以下のダメ人間様」だが、さすがに増元の物言いの酷さには腹が立つので突っ込むよ。


■音楽の価値と政治的思想は別だが・・・「尹伊桑平和財団」発起人に李明博大統領、へのコメントその2
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00688
コメントその1が書き切れなくなったので。

趙甲済ドットコム

趙甲済とは韓国の核武装を主張する極右。保守でもまともな人間はどん引きするような輩だ。こんな男の主張を好意的に紹介するとは三浦は常軌を逸している。趙の書く文章はどれも酷いがいくつか彼の文章を「巣くう会グループ」の一つ「現代コリア」のサイトから紹介してみよう。


「韓国の若い世代をレーニンに引き渡した李明博!」
http://gendaikorea.com/20110502_01_hon.aspx
 タイトルだけで頭が痛い。保守の李氏をレーニン主義者呼ばわりしたり、韓国の教科書を親北朝鮮呼ばわりしたりするのは極右の趙ぐらいのものだ。


『「6.25*7南侵」や「天安艦爆沈」を否定する者は監獄に入れる法を作ろう!』
http://gendaikorea.com/20100628_04_hon.aspx
表現の自由を公然と否定して恥じないのは極右の趙ぐらいのものだ。大体、そんなことをすれば「まともに反論できないから処罰するんだ」と逆効果になるだけだ。


「天安艦爆沈犯に賄賂をあげる大統領!」
http://gendaikorea.com/20100914_02_hon.aspx
 韓国政府による北朝鮮への人道食料援助を賄賂呼ばわりするのは極右の趙ぐらいのものだ。


朴正熙が何人を殺しましたか?」
http://gendaikorea.com/20110419_03_hon.aspx

朴大統領は少なくとも政治的暗殺を命令したことがない。

あの有名な金大中事件アメリカからストップがかかったが最終目的はもちろん暗殺)を平然とスルーか?。金大中事件が部下の独断の訳がない(独断なら朴無罪って話でもないが)。
本当に極右はどこの国も恥さらしだ。

ヒトラーが登場するときにはすでにワーグナーは他界していたのですから、彼に政治的責任があるはずもありません。

いやそれはどうか。彼の死後に生まれたナチズムで、過剰にワーグナー批判することは不当だと思うが、三浦も認めるように

ワーグナーはその著書に明確な反ユダヤ主義的発言

がある以上、ナチに利用されたことについて「無罪」とは言えないと思う。ワーグナー反ユダヤ主義者でなければナチに利用されることもなかった。
そしてそう言うこというのなら

スターリンなどの独裁者が旧共産国に登場したときにはすでにマルクスエンゲルスは他界していた

んだがね?。スターリンらの問題行為についてマルクスエンゲルスに責任無しとは言わないが、単純に線でつなぐのはどうか?。しかし平気で線でつなぐのが、ウヨ(苦笑)


■オレ流北朝鮮・韓国最新情報(2011.11/2分その2)
その1が書ききれなくなったので。
テレビ朝日超党派議員が訪朝へ 要人との会談も調整」
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/211102031.html

北朝鮮を訪問するのは、民主党自民党など超党派の「日朝国交正常化推進議員連盟」の会長を務める衛藤副議長や議連のメンバーです。

衛藤先生他「日朝国交正常化推進議員連盟」メンバーの活躍に期待したい。なお、「民主党自民党など」のなどは具体的には次のメンバー。メンバーについて詳しくは「日朝国交正常化推進議員連盟の本格的活動を強く願う(追記・訂正あり)」(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20110617/5432109876)を参照してほしい。

議連副会長:東順治(公明党副代表、衆議院議員
議連副会長:笠井亮日本共産党政策委員会副委員長、衆議院拉致問題等特別委員会委員)
議連副会長:又市征治社会民主党副党首、参議院議員
議連副会長:下地幹郎国民新党幹事長、衆議院議員

議員団の一人は野田総理大臣にも訪問計画を報告しているということです。*8

野田総理が今のところ北朝鮮対話派らしいのでそこは安心した(原発政策やTPPなどは批判するが)。巣くう会や党内ウヨ議員の脅しに屈しないで頑張れ。


最後に議連メンバーの笠井先生の国会質問とそれを紹介する赤旗記事を引用してみる。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-10-25/2011102502_02_1.html
赤旗
主体的な外交戦略を
笠井氏 日朝間懸案打開で強調
 日本共産党笠井亮議員は24日の衆院拉致問題特別委員会で、拉致、核、ミサイル問題など日朝間の諸懸案解決のためには、「6カ国協議で確認された方法にもとづき、包括的な解決を目指すことが必要だ」として、日本が主体的な外交戦略をもって取り組むよう強調しました。
 笠井氏は、中国が今年4月に6カ国協議再開に向けた3段階提案を行い、その後、北朝鮮と関係国間の対話、協議が活発化していることを指摘。一方、日朝関係では2008年の日朝協議で北朝鮮拉致問題の再調査に合意してから3年が経過していることなどをあげ、「(日本は)どのような外交的イニシアチブ(先導)を発揮していくのか」とただしました。玄葉光一郎外相は「08年合意を足がかりにする」と述べつつ、「対話は成果を生まなければ意味がない。成果を生むための日米韓の緊密な連携をしていきたい」と述べました。
 笠井氏は、前原誠司元外相が今年1月の記者会見で対北朝鮮外交について「2国間で話ができるような状況を作り出すことが大事」と述べていたことを指摘。北朝鮮側から前向きな動きを引き出す主体的な外交戦略を進めるよう促しました。
 玄葉外相は「我々は対話を拒むものではないし、そのための環境醸成をする」「覚悟をもって取り組む」と答弁。山岡賢次拉致問題担当相は「時間がないと思って(解決に)精力的に取り組む」と答えました。

衆院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会:平成23年10月24日(月曜日)
■笠井委員
 日本共産党笠井亮です。
 きょうも質疑が行われてまいりましたが、一刻も早い解決が求められる拉致問題にかかわることで、幾つか質問したいと思います。
 まず、玄葉大臣に伺いますが、六者会合、六カ国協議をめぐっては、この間、先ほど言いました北朝鮮と関係国間の対話、協議がさまざま積極的に行われております。とりわけ中国側が、ことし四月に、北朝鮮側に六者会合の再開に向けた三段階の提案ということで、一つは韓国と北朝鮮の主席代表会合、二つ目に米朝協議、そして三つ目に六カ国協議の再開という三段階で協議の再開を目指す考えを示して以降、七月にはインドネシアで、南北の主席代表協議が二年七カ月ぶりにある、次いでニューヨークで、米朝協議が一年七カ月ぶりに再開されたわけであります。また、八月にはロシアとの間でも首脳会談が行われた。七月に続いて、本日からも再び米朝協議がジュネーブで実施される。
 そこで、玄葉大臣は、去る十月二十一日の大臣あいさつの中で、こうした北朝鮮と関係国との間での対話、協議の動きを歓迎できるという言葉で評価されているわけですが、どういう意味で歓迎できるというふうに見ておられるんでしょうか。

■玄葉外務大臣
 一言で申し上げると、北朝鮮からの、先ほど来から質疑に出ている具体的な行動を引き出すための取り組み、そういう意味で歓迎するということを申し上げています。もともと、言うまでもないことでありますけれども、日米韓、また日本自身も、まさに六者の対話を通じた諸問題の解決に向けて北朝鮮自身がみずからの約束を履行するということが大事だ、しかも具体的に行動で示すようにということを言ってきたわけでありますので、まさにその具体的な行動を引き出すための取り組み、そういう意味で歓迎するという言葉を使ったということでございます。

■笠井委員
 日米韓ということでは、最近では七月二十三日の外相会合で発表された三カ国共同プレス声明というのがあると思います。この中で、日米韓三カ国は、二〇〇五年の六者会合の共同声明に対するコミットメントを改めて表明しながら、北朝鮮に対して非核化に対する真のコミットメントを示すための具体的な行動を促すということと同時に、六カ国協議の再開には、南北対話を含めた北朝鮮による誠意ある努力、そしてウラン濃縮計画への対処が必要であることなどを確認しております。
 そこで、玄葉大臣、政府としては、三カ国の共同プレス声明を踏まえて、我が国としてどのような外交的イニシアチブを発揮していくというふうに考えておられるんでしょうか。

■玄葉外務大臣
 質問は最終的には一つだと思いますが、途中で触れられたいわゆる日米韓の話は、まさにおっしゃったとおり、ウラン濃縮の問題というのは当然重視する、それ以上のことは、米国と韓国との申し合わせで公表しないということになっているので、あえて申し上げません。
 同時に、我が国のイニシアチブという意味では、特に拉致の問題で、〇八年八月の合意というものをきちっと実施してもらわなきゃいけないということを引き続き重視するんだということにして、それを足がかりにしっかりこの問題、つまりは拉致問題解決に結びつけていくということが大切だと考えております。

■笠井委員
 まさに今〇八年の合意ということを大臣は触れられましたので、それにかかわって両大臣に、山岡大臣にも同じ問いをさせていただくんですが、この三カ国の共同プレス声明では、北朝鮮に対して、拉致及び離散家族再会の問題を解決するための行動を要求するということが確認をされているわけですが、玄葉大臣が言われましたが、二〇〇八年の日朝協議で北朝鮮側が拉致問題の再調査を行うことに合意してからもう三年がたっているわけですね。再三そのことはこちらからも言ってきているということだとは思うんですが、三年も経過した中で、政府として、そういう点では、この合意に対しての北朝鮮側の具体的な行動を促して、引き出していく、そこがポイントだと思うんですが、それをやるために、では、どのような働きかけを行うつもりなのかということについて、そこのところを踏み込んで伺いたいんですが、いかがでしょうか。

■玄葉外務大臣
 先ほど来から、まさに〇八年八月、この合意を足がかりにするんだ、その上で、表の舞台の中で、国連総会あるいはARFなどの場所でしっかりと訴えているということは申し上げたわけであります。
 それで、やはり大事なことは北朝鮮のペースにはまらないということでありまして、日米韓がきちっと連携をして対応するということが一番だというふうに思っています。
 そして、我々は別に対話を拒むものではありません。ただ、問題は、その対話というのは成果を生まなきゃ意味がないということなので、その成果を生むための日米韓の連携、緊密な連携というものをきちっと行っていきたい、そういう環境醸成というものを行っていきたいというのが考え方であります。

■山岡拉致担当大臣
 私どもの方の切り口からいいますと、今、玄葉大臣の切り口というのは、当然国際間で、こういうことが大きな道だと思っております。
 一方においては、拉致担当としては、もちろん国内世論の盛り上げとか、もちろん家族のケアとか、そういうことは当然のことでございますけれども、どうやって北朝鮮の事情を把握して、そことコンタクトを図って、これは外交問題とは別にですが、そして拉致の解決につながる道がとれないのか、こういうことで、うちのスタッフはほぼそれにみんな費やされていると思っていただきたい。
 先ほど申し上げたように、具体的に何をどうやったと言えないところが、一生懸命やっているんですけれども、苦しいところでございますけれども、表には見えませんが、そういう別な道の方でたどり着いて解決につなげたい、そういう一念で努力をしております。

■笠井委員
 玄葉大臣にそれとのかかわりで伺っておきたいんですが、その際に、二〇〇八年の合意というのがありますが、もとをたどれば、日朝間でいえば日朝平壌宣言というのがありますが、その位置づけについてはどのように今の時点でしていくのかということと、それから、それにかかわって、二つ目の質問なんですけれども、前原元外務大臣(俺注:現在、民主党政策調査会長)がことし一月四日の記者会見で次のような立場を言われました。
 ことしの一つの大きなテーマとしては、余り活性化されていなかった日朝間の話し合いを、やはり他国任せ、あるいは六者協議、あるいは多国間の場のみで北朝鮮の問題を扱うのではなくて、拉致問題という日本の主権にかかわる問題もありますので、拉致、ミサイル、核、そういった問題をじかにしっかりと二国間で話ができるような状況をつくり出すことが大事なのではないかと考えております。
 前原元外相はこのように言われていたんですが、玄葉大臣、今の時点でそのことにかかわるお考えはどうか。平壌宣言もありますが、それとのかかわりで、いやいや、いささか違うというのか、あるいはその辺でどういうふうにお考えなのか伺いたいんです。

■玄葉外務大臣
 まず日朝平壌宣言、これは二〇〇二年九月だったと思いますけれども、この日朝平壌宣言については、その宣言にのっとる、そして拉致、核、ミサイル、包括的に解決を図って、不幸な過去を清算して国交正常化をする、この基本的な考え方は変わっておりません。
 その上で、日朝間の問題でありますけれども、どこまで申し上げるかということは率直に申し上げてあると思いますが、ただ、いずれにしても、我々は対話を拒むものではない、そして対話をするときにはきちっと成果を出す、そしてそのための環境醸成をする、そのことが大切だということを改めて申し上げておきたいと思います。

■笠井委員
 日米韓の連携というのは非常に結構なことだと思うんですが、六者会合の関係国の中で、北朝鮮とバイ、二国間の関係で協議を再開できずにいるのは日本だけだということになっていると思います。
 例えば、韓国では、当初、二〇一〇年の哨戒艦の沈没事件や延坪島の砲撃事件に対する北朝鮮の謝罪というのを南北協議の再開の条件にするというふうにかなり強く言っていたわけですが、北朝鮮の新たな軍事的挑発だとか、あるいは核問題を懸念するアメリカの意向というのもあって、それを受けながら、韓国としては六者会合に向けた南北協議を行うという姿勢に転じたというふうにも言われております。
 今、日本政府に求められているのは、六カ国の協議、六者会合で確認された方法に基づいて、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的な解決を目指す、やはり日本としての主体的な外交戦略をしっかり持つことじゃないかというふうに思うんですね。北朝鮮側から前向きな動きを引き出すためにも、日本政府としても、連携ということで日米韓、大いにそれはやるということなんでしょうけれども、同時に、打開に向けて、我が国ならではと言っては何ですが、主体的な外交戦略を持って取り組むということが大事じゃないかというふうに思うんですけれども、これは両大臣に一言ずつ、その点についての所見を伺いたいと思うんですが、いかがでしょうか。

■山岡拉致担当大臣
 おっしゃっていることはよくわかります。
 それで、私は拉致ですけれども、しかし、拉致イコール核であり、ミサイルである(俺注:いやイコールじゃないでしょ?)わけですから、そういう点では、公式の外交協議等々でこれを詰めていくというのが一番オーソドックスな話でございます。
 ただ、これは、非公式とは言いませんが、やはり下交渉というのもいろいろありますので、外交問題と重なりますが、よく話し合いながら、例えば中国の皆様に対しては、拉致が解決をしなければミサイルも核も解決をしませんですよ、ですから、核優先、ミサイル優先というふうにお考えになったらこの話は結論は出ませんと。もちろん、アメリカのキャンベルさん(俺注:アジア太平洋担当国務次官補)なんかにもそういうところはきちっと言っているところでございます。
 したがって、それぞれの国、だれもが本音と建前はありますから、本音のベースのところにどう近づいていくかということで、率直に言うと、あちらサイドからもいろいろなチャネルからのいろいろな発信がありますけれども、非常にざっくばらんに言うと、それが行き着く根本のところでの確信が得られなければ、それはチャネルとは言えないわけで、また拉致被害者の皆様の消息についてもいろいろなところからいろいろな発信があり、こちらも探っています。
 ただ、いずれにしても、確証を持てないことには、それは結論からいえばナッシングですから、そういう点で私どもも苦労はあるんですが、今全力を挙げて、家族の皆様も相当御高齢でございますし、時間はないと思って、極めて精力的に取り組んでおりますので、その点は御理解いただきたいと思います。

■玄葉外務大臣
 基本的には先ほど申し上げたとおりでありますが、おっしゃるとおり、時間との闘いというところがあって、覚悟を持って取り組みをしなければならないと。
 〇八年八月の合意がやはり足がかりだというのが私の基本的な考え方で、すべての拉致被害者の即時帰国に向けて全力を尽くしたいというふうに考えております。

■笠井委員
 終わります。ありがとうございました。


聯合ニュース北朝鮮経由の送ガス管 2013年着工に暫定合意」
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/11/02/0200000000AJP20111102001300882.HTML

ロシア政府系企業ガスプロム関係者は1日、サンクトペテルブルクで開かれたフォーラム「韓ロ対話」に出席し、ロシアの天然ガス北朝鮮経由で韓国に供給するパイプラインの建設計画について、2013年から約3年をかけてパイプラインを建設し、2017年からガス供給を開始することで両国が暫定合意したと伝えた。

戦争という最悪の事態はなさそうで大変喜ばしい。北朝鮮が多少なりとも豊かになれば国民も餓死の恐怖から救われ幸せになれる。


夕刊フジ「野田イタタ〜ッ!天皇陛下の任命ない副大臣がいた〜!」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111102/plt1111021142002-n1.htm
・松原は拉致担当副大臣に望ましくないというならともかく、こういう揚げ足取りをして嬉しいか?。これで松原がやめた方が嬉しいか?。ハト派の俺は「極右の松原が拉致担当をやめる方が嬉しい」が。やめたとしても松原は側近でも何でもないでしょうから野田首相にとって痛くないでしょうが。
・こういう揚げ足取りを自民にされてまで「松原が拉致担当に必要か」と言ったら必要じゃないと思うし、松原も内心では「やめたい」と思ってるかも知れませんが。

*1:「ウィキペ」によると、「元・盾の会(三島由紀夫のつくった右翼団体)会員」「がんばれ日本!全国行動委員会」事務局長で、「チャンネル桜」キャスターというプロ右翼。もちろん「がんばれ」の代表はあの田母神だ

*2:右翼地方議員の全国組織

*3:日本会議」は日本最大の極右団体。ウィキペによると椛島は若い頃は日本青年協議会という生長の家(右派宗教の一つ)系列の右翼団体の幹部を務めた

*4:極右系シンクタンク

*5:水島は歴史修正主義映画「南京の真実」の監督であり、また右翼テレビ局「チャンネル桜」社長

*6:いうまでもなく育鵬社版教科書の作成者

*7:1950年6月25日に勃発した朝鮮戦争のこと

*8:TBSは「議員団と協議」(「協議」の方が「報告」より野田氏が積極的なイメージがする)としておりテレ朝と微妙に違うが要するにこの計画に野田氏が好意的なことだけは間違いないのだろう