http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00195
テッサ・モーリス・スズキ氏に代表される*1ように、客観的な学術研究のスタイルをとっているように見えて、実は北朝鮮や総連の責任を相対化し、免罪しようとする傾向
根拠レスで「金正日による金日成暗殺説」という「客観的な学術研究のスタイルをとっている」だけのトンデモを本に書く萩原先生が批判を書くと説得力抜群です。
さざ波通信「萩原遼元赤旗特派員による共産党批判について:10、陰謀論と北朝鮮敵視(2000年5月)」(http://www.geocities.jp/sazanami_tsushin/sazanami/012/11.html)を見るだけでもトンデモぶりが酷い萩原に良識を期待しても無駄だろうが。
(参考)
http://www.geocities.jp/sazanami_tsushin/sazanami/012/11.html
萩原氏は、この間の新ガイドライン法をはじめとする反動化に、(注:著書『朝鮮と私』(文春文庫)の中で)何と金正日政権がアメリカの命令に従って意識的に寄与したという「陰謀論」*2を展開している。ガイドライン法は日米安保条約に賛成する日本の政治勢力がアメリカ政府の要請をうけて結んだものである。これに加えて北朝鮮の金正日政権もこれの成立に応分の役割を果たした。アメリカと北朝鮮は93年から94年にかけての北の核疑惑をめぐる戦争瀬戸ぎわの危機を94年10月の米朝合意によって手打ちした。このときアメリカは北朝鮮の核開発ストップを条件に金正日体制の擁護を約束した。食糧やエネルギーをアメリカに依存することによって北朝鮮はアメリカに弱みを握られた。同時に北朝鮮は、在韓米軍3万7000人という弱みを握り、いわばこれを人質にとった形でアメリカをゆさぶることを学んだ。両者はそれぞれ相手の弱みを握りながらも、圧倒的な力をもつアメリカには楯つけないヤクザの親分子分のような関係が生まれた。こうした関係の中からガイドライン法が生まれた。ヤクザの親分(注:アメリカ)から「ちょっと暴れてこいや」と命じられた子分よろしく、北朝鮮は98年8月には日本に向けてテポドンを射ちこんできた。日本は大騒ぎとなり、TMD(戦城ミサイル防衛)の導入へと動きだした。そして99年3月、ガイドライン法の国会審議のまっさい中に“不審船”と呼ばれる北朝鮮の高速艇2隻が日本の領海で挑発行動をおこなった。「自衛隊はなにをしているのか!」の世論がたちまちつくられた。ガイドライン法は国会を通過した。
この陰謀がまんまと成功したことに味をしめたアメリカは、ガイドライン法によってこれからの日本の政治を思いのままに操作できるキーボードを握ったといえるであろう。*3(中略)
萩原氏は、金正日について「ヒトラーを上回るファシスト」と呼んでいる。かつて、湾岸戦争のとき、イラクのフセイン大統領は「ヒトラーを上回るファシスト」と呼ばれ、イラクへの大規模な攻撃が正当化され、それによって10万人以上のイラク人が殺された。イラクがいったいそれだけの外国人をいつ殺害したというのか? いったいファシストに近かったのは、イラクのフセインなのか、それともイラク攻撃を指示したアメリカのブッシュなのか? ユーゴスラビアへのNATO攻撃のさいには、今度はミロシェヴィッチ(注:セルビア大統領)が「ヒトラーを上回るファシスト」と呼ばれた。そして今度は、金正日が「ヒトラーを上回るファシスト」と呼ばれている。だが、ヒトラーは、ユダヤ人をはじめとする民族的少数派を600万人殺しただけでなく、ソ連との戦争では、ソ連人民2000万人以上を死に追いやり、ヨーロッパでも1000万人以上を死に追いやった。ヒトラーは、次々と侵略と殺戮を繰り返し、あやうくヨーロッパ全土を支配下に収めかねなかった。金正日がヒトラーを上回るためには、北朝鮮の人民を全員殺しても足りない。そしていったいいつ、金正日が、他の国々に(注:ヒトラーレベルの)大規模な侵略を行ったというのか?
むろん、私たちは、フセインもミロシェヴィッチも金正日も、一瞬たりとも擁護するつもりはない。彼らはいずれも反動的独裁者であり、その国の人民の手によって打倒されなければならない。だが、彼らはいずれも小物の独裁者であり、ヒトラーの足元にも及ばないだけでなく、「民主主義的」政治家のブッシュにすら及ばない。これらのプチ独裁者たちを「ヒトラーを上回るファシスト」呼ばわりすることは、現在の情勢においては、アメリカ帝国主義にイデオロギー的に奉仕することを意味する。
別にスズキ氏は免罪してない。「日本の差別にも問題があった」「日本政府や赤十字にも問題があった(日本政府や赤十字は事業の実施主体だから当たり前だが)」と言ってるだけで「北朝鮮や朝鮮総連は無罪」とは一言も言ってない(スズキ本を読んだわけではないがAmazonレビューからそう評価できる)。
「北朝鮮と総連だけが悪い(場合によってはこれプラス、事業を応援した日本の左翼だけが悪い)」と言ってるお前らウヨの方こそ、「日本政府や赤十字の責任」「当時の日本の酷い差別」を免罪してる。大体、文句があるならスズキ氏の著作(『北朝鮮へのエクソダス 「帰国事業」の影をたどる』朝日新聞社, 2007年)の具体的な記述に突っ込めよ。できないんだろ?
「スズキ氏の本に比べすばらしい」と萩原や三浦がほめてるってことは「北朝鮮と総連だけが悪い(場合によってはこれプラス、事業を応援した日本の左翼だけが悪い)」と言ってるような、ろくでもない本なんだろう。
最後にググって見つけたスズキ本、菊池本以外の「帰国事業」を取り上げた本の紹介(中身は不明)とスズキ本の書評エントリ及びアマゾンレビュー紹介。
【スズキ本、菊池本以外の「帰国事業」を取り上げた本】
・小此木政夫ほか『在日朝鮮人はなぜ帰国したのか』(現代人文社)
・高崎宗司*4ほか『帰国運動とは何だったのか』(平凡社)
【スズキ本の書評エントリ及びアマゾンレビュー】
真面目なふざけ、適度な過剰『北朝鮮へのエクソダス』
http://d.hatena.ne.jp/K416/20070831/1188574207
NPJブックレビュー 『北朝鮮へのエクソダス』
http://www.news-pj.net/books/001.html
今日、考えたこと「北朝鮮へのエクソダス」読書メモ
http://tu-ta.at.webry.info/200706/article_24.html
梶ピエールの備忘録。「テッサ・モーリス-スズキ『北朝鮮へのエクソダス』」
http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20070713
東京財団「北朝鮮へのエクソダス―『帰国事業』の影をたどる」テッサ・モーリス‐スズキ
http://www.tkfd.or.jp/research/project/news.php?id=96
1.歴史に翻弄された個人の尊厳に向き合う, 2007/6/20
By ハレルヤ (東京都)
「反日」とか「親日」とかの2分割法でしかものごとを理解しない人たちは、読まない方がいいだろう。
そういった低次元の問題ではなく、歴史という怪物に翻弄された個人の尊厳に歴史家はどう向き合うべきか、とする実践の記録が本書である。
著者が『過去は死なない』(岩波書店)で展開した「HISTRICAL TRUTHFULNESS」(歴史への真摯さ)という言葉の意味が、私にも見えてきた。
この本を、日本人の歴史家が書けなかったことを、我々は謙虚に反省すべきだと思う。
2.読み込まれた資料の重み, 2007/7/26
By miyajee
従来言われていたように、帰国事業はあくまで在日朝鮮人の自発的な運動であり、赤十字はそれに対して支援の手を差し伸べたにすぎない、ということが間違っていたという本です。
機密解除された国際赤十字文書によって、自発的とされた在日朝鮮人の帰国運動は、実は日本政府、および日本政府に強く結びついた日本赤十字が仕掛けた、一種の策謀の結果だったというのが本書の主張です。それに各国の思惑が絡まって事業が推進され、10万人近くが北朝鮮に送られたと指摘しています。実はこれらの内容は張明秀などの著作*5でも指摘されていたのですが、根拠のないこととして批判をされていたことです。(モーリス−スズキも「私の立場と張明秀の主張するところは必ずしも一致しないが、赤十字社幹部の行動をめぐる仮説は、私がジュネーブで目にした情報と符合する点がいくつかあるようだ」と述べています)
その具体的な内容ですが、国内の朝鮮人が北朝鮮と結びついて過激化し、暴動等が発生することをおそれた日本政府が、彼等を北朝鮮に送還することを考えます。ですが、もともと二つの朝鮮を認めない韓国政府の反発によって、政府の事業としての実施は見送ります。
そこで、今度は日本赤十字を使って赤十字国際委員会に対して、人道的な観点からの帰還を支援するように強固な働きかけを実施するのです。国際機関による人道的な活動であれば、韓国も手を出せないからです*6。経済発展を目指す北朝鮮としても人手が必要でしたし、「大躍進運動」による人手不足で中国軍が撤退した後の国防についても同様に人手が必要だったことからも、帰還運動は受け入れられます。
日本政府は国内朝鮮人の生活保護受給要件を厳しくし、彼等の困窮度は深まります。その一方で、総連による、北朝鮮は夢の楽園であるかのようなプロパガンダが展開されるのです。
こうして10万に及ばんとする在日朝鮮人は、その殆どが半島南部の出身であるにもかかわらず、見たこともない北朝鮮に、新生活を夢見て渡ることになるのです。
国際赤十字が開示した文書が本物で、かつ著者が正しく読み取っているならば、という前提ですが、大変に説得力があります。
通説を徹底的に論破しているという点では★5つに値する本なのですが、本書には新聞に対する記述と評価が殆ど欠落しています(ないわけではないのですが)。朝鮮総連による朝鮮学校などを通じたプロパガンダによるところは大きいとは言え、新聞などのメディアが加担したことも、帰国運動が大規模化した理由だと思われます。
3.画期的な本です, 2007/6/17
By タラ (東京都)
週刊文春の立花隆さんの書評や日刊ゲンダイ、朝日、産経新聞の書評などでも褒められていたが、日本と朝鮮半島のこれからを考えるうえで、画期的な本だと思う。
作者が、04年にジュネーブの国際赤十字で帰国事業の資料を見つけたことは、すでに国際的に話題になった。帰国事業の「定説」を覆すものだったからだ。その後、作者は、北朝鮮、新潟、大村、韓国……、帰国事業に関わる地を訪ね、さらにそれをめぐる謎と歴史を追った。 そして帰国事業について、より国際的な点からその全貌をより明らかにしたのがこの本だ。
驚いたのは、この本の文章が美しく、大変読みやすいことだ。難しい内容がこれほどやさしく書かれた本は珍しい。推理小説のように、息をのむ展開で物語は進行していく。すべてはきちんと資料に基づいて書かれているが、ジャーナリスティックな視点も失わない。
帰国を選択せざるをえなかった人々、脱北した人々の声も紹介され、心を打つ。北朝鮮に家族を残してきた人々もいる。彼らにとって帰国事業は「歴史」ではなく、「いま」の問題だ。そんな彼らが何を望んでいるのか。作者がこの本で最もこだわったのは、そうした「人間」の声であることがわかる。
なぜ帰国事業が行われたのか。日赤と日本政府の「在日追放政策」があり、冷戦下の日本、北朝鮮、アメリカ、ソ連、韓国、中国のシニカルな政治的思惑が絡み、「人道」という隠れ蓑のもとで帰国事業は行われた。
とくに日米安保改定時の岸内閣に、帰国事業が大衆的人気を呼び、政府が選挙の票取りも視野に入れて推進したという指摘は、50年後のいまの日本の北朝鮮政策をとりまく政治状況に似ている。北朝鮮をめぐって、市民が巻き込まれる「政治的利用」は綿々と続いてきたのだ。
日本と北朝鮮の問題を考えるうえで、いまも日朝間に影を落とす「帰国事業」にたちかえらねばならないことがわかる本だ。
4.憶測や言いっ放しではなく, 2008/2/2
By dragonalivedragon
北朝鮮への帰国運動が決して在日朝鮮人の自発的な行為でなかったことは巷間言われている通りであり、今更疑問を挟む人も少ないだろう。
しかし、時の経過とともに開示されることとなった数々の資料を基に、1. 治安や財政面の理由から在日朝鮮人を排除したい日本政府の思惑
2. 国際的プロパガンダとして利用したい北朝鮮
3. 人道主義の美名の下に関わるもコントロールを失う国際赤十字
という図式を丁寧に解いてくのは、さすがに学者の仕事と言えるでしょう。
何の根拠も示さない憶測や単なる言いっ放しがまかり通る日本のジャーナリズム、ノンフィクション作品とは一線を画すものです。
帰国した在日朝鮮人の悲惨な運命について日本政府や赤十字に直接的な責任を問うべきものではありませんが、少なくとも帰国事業後期/末期においては、帰国者がどのような扱いを受けけたか気づいていたはずであり、それでもなお国外への送り出しを推進したという点についてはあまり褒められたものではないでしょう。(ここから先は「北朝鮮『偉大な愛』の幻」(ブラッドレー・マーティン、青灯社)などの北朝鮮研究本によるべきかと。)
■韓国知識人による中華思想批判
以下、三浦が紹介する、韓国知識人・李春根の意見。
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00280
韓半島が統一された時、韓半島に存在する国が、中国の手にあまる程力のある国であると思われれば、韓半島の統一を如何なる手段を使ってでも反対するはずだ。
統一韓国が自分にとってプラスにならないと思えば、反対はしなくても*7積極的に統一支持の方向には動かないだろう。その辺り、どうやって中国に「統一韓国は中国にもメリットですよ」と説得するかじゃないの?
別に「分断状況が続いて欲しい」と思ってないだろう(北朝鮮はあまりにも無茶なことをやるので)
「韓半島の安定」は文字通り戦争が起こらないことでしょ(中国に限らずロシアや韓国、日本だって戦争は望んでいない。北朝鮮だってチキンゲームをやってるだけで本気でドンパチはしたくないだろう)。北朝鮮から同盟関係を理由に参戦を求められたら困るし、中朝国境に大量に難民が来ることは嫌だろうし、下手すりゃ中国から外資が一部逃げる。統一すれば、戦争の危機はなくなる。
ただし「統一韓国が(中国に敵対的な態度を取るなど)自分にとってプラスにならない」と思えばよりましな「分断」+「戦争が起きないこと」を支持するだろう。韓国に対しては失礼なことだが。そして、「分断」+「戦争が起きないこと」が自分にとって統一よりメリットになると思ったら、それを支持するのはおそらく中国に限らないだろう。
というより、北朝鮮を追い詰めて変な崩壊されたら困るからだろう。韓国にミサイルぶっ放して全面戦争仕掛けるとか。そう言う脅しを北朝鮮は中国にかけてるんだろう。
われわれはもちろん中国を説得せねばならないが、説得ができない場合も覚悟せねばならない。
(中略)
ドイツは周辺国全部が反対したが米国の強大な力を借りて統一を成し遂げた。われわれもそうすることができる。
えっ、そうか?。ドイツ統一に周辺国反対してたか?。まあ、アメリカの圧力で統一韓国ということでさすがに戦争は考えてないようで幸いです。
以下、三浦のコメント。
以前このホームページにて批判させていただいた、中国による北朝鮮の改革開放への誘導を主張する黄長ヨプ氏*8説より遥かに説得力のあるものでした。
黄長ヨプが言うように中国が北朝鮮の改革開放経済への誘導を考えたとしてもおかしくないと思うし、統一に消極的な態度と北朝鮮改革開放経済化は矛盾しないと思うが。
■7月29日 阿佐ヶ谷ロフト印象記
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00029
仮に朝鮮総連が北朝鮮大使館となれば、外交官特権として拉致、麻薬、そのほかの違法行為が免除されかねない*9という具体的な危機をさらに広く訴えていくべきかも知れないと認識しました。(ウヨ文筆家・青木直人*10の発言)
ちょっと待て。いつ朝鮮総連が「拉致、麻薬、そのほかの違法行為」をしていると公的に認定されたんだ?
それに韓国との国交正常化後、民団が韓国大使館になったわけでないことを考えれば、総連とは別途、大使館が置かれると思うが。
■よど号犯について
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00072
「反戦、反核、平和」という、それ自体は反対しにくいスローガンのもとで何かが隠蔽されてしまう構造がありうることに、私達はもっと自覚的であらねばならないでしょう。(多分これからは「環境」かな?)
「拉致被害者救出」「北朝鮮独裁批判」という、それ自体は反対しにくいスローガンのもとで、ウヨ運動(朝鮮学校差別とか)を推進するお前が言うな。
(つうか、この文章って「反戦、反核、平和」や「環境」運動に「サヨ」というレッテル貼り、ネガティブな印象操作狙ってないか?)
それとお前らウヨが「サヨと違って、「反戦、反核、平和」や「環境」に無関心なこと」(それどころか「反戦、反核、平和」や「環境」を訴えるだけでサヨ扱いするバカもいること)は華麗にスルーか?。
■韓国三大紙への意見広告
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00114
当時、韓国はこの帰国運動に対し、北朝鮮に送られれば在日同胞は奴隷労働を強いられるとして断固反対しました。この点では、当時の韓国の認識はほぼ正しかったのです。
当時の韓国政府がそう言ったのは何か根拠があったわけではなく、単なる北朝鮮disだろうし、北朝鮮への帰国運動に反対するだけで「帰国するなら、むしろ韓国に帰国しろよ」と言う運動をやったわけでもない。過大評価にも程があるだろ。
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00216
(注:朝鮮戦争の)参考資料としては、古典的なものとしては神谷不二氏の「朝鮮戦争」(中公文庫)、アメリカの資料を緻密に読み込んだ萩原遼「朝鮮戦争―金日成とマッカーサーの陰謀」(文春文庫)、ソ連側の資料を中心に分析したA・V・トルクノフ『朝鮮戦争の謎と真実』(下斗米伸夫*11、金成浩訳、草思社)などをお勧めします。ハルバースタム氏の遺著『ザ・コールデスト・ウインター 朝鮮戦争』(文藝春秋)も、私は未読ですが話題になっているようです。興味のある方はぜひいろいろな文献をチェックしてみてください。
和田春樹『朝鮮戦争』『朝鮮戦争全史』(いずれも岩波書店)をあげないのはやはりあなた(三浦)が、北朝鮮との交渉路線を唱えるハト派の和田氏を嫌いだからですか?。普通こう言うのって著者の意見に賛同してなくても、主要な「朝鮮戦争」関係の著書は全部名前を挙げるだろうに。
ちなみにウィキペ「朝鮮戦争」によれば他にも次のような著書があるようだ。
・児島襄『朝鮮戦争』 (文春文庫)
・小此木政夫*12『朝鮮戦争』(中央公論社)
・平松茂雄*13『中国と朝鮮戦争』(勁草書房)
・朱建栄*14『毛沢東の朝鮮戦争』(岩波現代文庫)
・ジョン・トーランド『勝利なき戦い 朝鮮戦争』 (光人社)
・ブルース・カミングス*15 、ジョン・ハリディ*16『朝鮮戦争 内戦と干渉』(岩波書店)
・赤木完爾*17編『朝鮮戦争-休戦50周年の検証・半島の内と外から』(慶應義塾大学出版会)
・金東椿*18『朝鮮戦争の社会史 避難・占領・虐殺』(平凡社)
・金学俊*19『朝鮮戦争 原因・過程・休戦・影響』(論創社)
■昨日の出来事 お役所回りは辛いね(緊急告知追加、明日4日国会で荒木氏らが発言)
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00411
いかに今法務局・入管が忙しいか、一度でもいってみれば誰にでも解る。私は行政改革には賛成ですが、入管だけは人数も予算も増やさないとダメだと思ってます。
「少なくとも入管は」ならともかく、入管「だけ」はじゃねえよ。入管以外は暇だと根拠レスで思ってるのか、お前は。
■本日、山本美保さんに関する緊急記者会見
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00391
「山梨県警」が「山本美保さんらしい遺体が発見された」(DNA鑑定の結果まず間違いないらしい)と発表したにも拘わらず、「嘘だ、その遺体は、美保さんじゃない」「特定失踪者の美保さんは北朝鮮に拉致された」とご家族と荒木和博ら支援者(と言う名の反北朝鮮ウヨ)が言ってるらしい。
当然、荒木らは「山梨県警のDNA鑑定は間違いだ、再鑑定しろ」→「山梨県警に無視される」→「俺たちが批判してるのに再鑑定しないなんて、鑑定ミスじゃなかったんだ。警察による故意の捏造だ」→「俺たちの批判を取り上げないマスコミも警察の陰謀に荷担」と言う結論になるわけだ(さすがに昔は荒木たちを持ち上げていたマスコミもここまで酷い話にはつきあいきれないらしい)。
荒木とは同志関係であるために、批判など出来ず、荒木のトンデモに適当に調子を合わせるしかない三浦。
誰が考えてもできの悪い陰謀論だ。何故山梨県警が捏造してそれにマスコミが荷担しないといけないのか?
こんな奴らが良く北朝鮮の陰謀論(「大韓航空機爆破事件はKCIAの陰謀」等)を批判できる。
陰謀論でも「美保さんは生きてる」という話にすがりつきたいご家族の気持ちは分かるが支援者がそう言うことをするのは恥知らずにも程がある。北朝鮮叩きしたいだけって自白してるのも同然だ。
私の知る限りですが、マスコミの方々も一部を除けば、荒木氏らの批判はほとんど無視か、もしくは「あれは考えすぎだ」という反応が主体だったように思います。そして、ある警察関係の方は私に明確に「DNAまで鑑定したらもうそれ以上の捜査も鑑定もありえないんです、もし警察が証拠を隠滅したり捏造したら大問題になるしそんなことはありえません、失礼ながら、調査会の抗議や告発には一切関わらないほうがいいです。調査会との関係も場合によっては考え直したほうがいいのでは」と全面否定していました。誤解のないよう申しますが、この方自身は、調査会はなぜこのような抗議をするのか、とむしろ心配している風でした。
普通の人間はそう思う。「荒木氏批判者のおっしゃる気持ちは分かる」といいながら「でも荒木さんを私を信じたい」と書く三浦がおかしい。マスコミから変人集団と非難されないだけ感謝しろ。
まあ、荒木たちがヘンなことを言えば言うほど連中の政治力も落ちていくだろうから、喜んだ方がいいのか(毒)
■10/23 北朝鮮による拉致被害者救出のための集い報告
上で紹介した荒木の陰謀論だが荒木は講演会でこんなトンデモを言ったらしい。
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00401
荒木氏は、山本美保さんのデータは日本政府の中枢により捏造され、特定失踪者救出を妨害するために行われたとしか思えない(中略)と強い口調で批判しました。
「山梨県警の捏造」だけでも問題発言なのに「日本政府の中枢が捏造」?。ググったところ「美保さんの遺体発見」と山梨県警が発表したのは2004年3月らしい。この時期は第2次小泉内閣。荒木の言う「日本政府の中枢」が何を意味するか不明だが、小泉首相や当時の官房長官(福田康夫さんだっけ?)など閣僚を意味するとしたらそれこそ大スキャンダルだ(あり得ない話だが)。
大体、美保さん以外にも特定失踪者はいるのだから「彼女の死体発見」を捏造したところで、被害者全体について救出妨害をすることなどできない(美保さんが特定失踪者の中で特に有名というわけでもなく、彼女一人「だけ」の救出妨害をすることに意味があるのか。むしろ北朝鮮を有利にするための捏造鑑定をするなら『横田めぐみさんの遺骨』についてそうするだろう。そして彼らは自分が北朝鮮と同じこと(政治的理由から日本政府が捏造鑑定をした)を言ってることについてどう思っているのか)。
荒木の言い分(警察に問題がある)を認めるとしても、「警察の説明が下手なのでご家族の疑念を招いた」or「警察が杜撰な鑑定で間違った判断をしたが、責任問題を恐れて居直ってる(冤罪事件で良くあるパターン)」のどちらかで「政府中枢の陰謀」ではないだろう。
これを批判しないでそのまま紹介するんだから三浦は酷い。
ちなみにこの陰謀論を支持する人間にはググったところ、次のような人がいる。
金子洋一*20エコノミスト・ブログ「特定失踪者山本美保さんのDNAデータ偽造疑惑事件」
http://blog.guts-kaneko.com/2009/06/post_446.php
高世仁*21の「諸悪莫作」日記「検察、警察の闇は拉致事件にもおよぶ」
http://d.hatena.ne.jp/takase22/20101014
またつい最近も、拉致議連の総会にて、三谷秀史拉致対策本部事務局長代理が「現時点で特定失踪者の内で直ちに認定できる人はいない。木村さんも含めて。金賢姫氏が日本語を習った帰国日本人妻イコール木村さんという情報はない」と、自分の目の前で、まるで自信満々勝ち誇ったように語ったことを述べ(荒木の発言)
「自信満々勝ち誇った」は荒木の勝手な主観に過ぎません。たぶん三谷氏は普通に言っただけなのでしょうが、涙を流しながら土下座でもして言わないと荒木は「勝ち誇った」ように見えてしまうのでしょう。
もしも「認定できる人はいない」のなら、それはまことに申し訳ないことだ、自分たちの救出活動や情報収集が成果を上げていないことは申し訳ないという姿勢があってしかるべき
はあ?。そもそも「特定失踪者は絶対に拉致被害者」というのは荒木たちの勝手な主張に過ぎず根拠のある話ではないが。
■石丸次郎氏のメールマガジン発足
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00368
朝鮮半島問題は何かとタブーが多くて、マスメディアでは書けない、喋れないことも多い。
ご冗談を。スーパーゲームズワークショップエンターテイメント(http://sgwse.dou-jin.com/)も指摘してますが、「無茶苦茶な北朝鮮叩きには異を唱える(もちろん「北朝鮮を万歳する」ではない)」のならともかく、「北朝鮮叩き」にタブーはないでしょ?
メルマガにメリットがあるとしたら、「自前のメディアだから、雑誌連載などと違って切られることがない(安定した収入になる)」プラス「メルマガ読者からの情報提供」では?
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00355
文世光事件(朴大統領夫人暗殺事件)
文の暗殺ターゲットは朴で、夫人が死んだのは、朴を狙った弾が当たっただけだから「文世光事件(朴大統領夫人暗殺事件)」というよりは「文世光事件(朴大統領暗殺未遂事件)」の方が適切だろう。
それにしてもこのウィキペの記述は使えない。
文に狙撃を指令し資金を供与、偽装パスポートの作成指示、射撃訓練を行ったのは、大阪の在日朝鮮総連生野支部政治部長の金浩龍だった。
(中略)
韓国側の捜査によれば、朝鮮総連の関与は明白であったにも関わらず、日本側がそれを明確に認めなかった
この記述では誰しも「文は金浩龍の指示だと自白したが証拠不十分で金は処罰されなかったのか?」「金浩龍は処罰されたが彼に背後関係はない、orあるとしても証拠不十分でそれを追及できなかったのか?」と不思議に思うだろう。
ウィキペの金浩龍云々は引用しても
日本側がそれ(注:韓国側の主張する朝鮮総連の犯行関与)を明確に認めなかった
を引用しない三浦もどうかと思う。反北朝鮮極右らしいと言えば反北朝鮮極右らしいが。
私は『光射せ!』5号に書いた福田恒存論の中に次のような一文を書いています。
「朴大統領の人間性についても、福田氏は心温まるエピソードを紹介している。朴大統領は儒教道徳を実践していたが、儒教の一部にある女性蔑視とは全く無縁だった。朴大統領に先んじて暗殺された*23夫人を、大統領は常に「あなた」と呼び、また妻も同じように(朴に?)語りかけていたという。」
妻を「あなた」と呼ぶだけで女性蔑視でないと評価するのもスゴイな(苦笑)
(もちろん「おい、お前」呼ばわりよりはマシだが)。
ちなみに朴時代の韓国は下記のようなことをやる怖い国です。さすが軍事独裁国家。今の北朝鮮と大して変わらない。
(参考)
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=63916&servcode=200§code=200
中央日報「金炯旭、金載圭指示でパリで銃殺される」
国家情報院(国情院)の「過去事件真相究明委員会」は26日、故・朴正煕大統領への反対運動を展開し、79年10月、パリで行方不明となった金炯旭(KCIA元部長)失踪事件の調査結果を発表し、同氏が、当時の金載圭KCIA部長の指示で殺害された、と結論付けた。
それによると、金部長は79年9月ごろ、イ・サンリョル駐仏公使に金元部長の殺害を命じた。イ公使は当時、パリのKCIA研修生シン・ヒョンジン、イ・マンス(以上仮名、国情院退職)らに指示した。シンらは、雇われた第3国(東欧系)の人物2人とともに、殺害を準備した。事件当日の10月7日、シンと依頼を受けた第3国人2人は、金元部長をイ公使の車で拉致、パリ郊外で7発を発砲し、射殺したとのこと。
2人の第3国人は、金元部長を殺害した見返りに米貨10万ドル(約1000万円)をイ・マンスから受けた。同委員会は、調査結果の根拠として、シンの供述のほかに、国情院の内部資料で確認した情況などをあげた。しかし、事件の鍵を握っているイ元公使が供述を拒否していて、調査の大半をシンの証言に頼っていることから、議論が広がる見込みだ。一方で、朴大統領の指示があったかどうかは確認できなかったとしている。
■サッカー選手もつらいよ
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00313
選手だって、余計な政治を背負うことなく、本当にのびのびとスポーツをしたいはずです。
敗北すると自己批判させられたり、懲戒処分受けたりするらしい北朝鮮は論外だが、日本だって「円谷幸吉」みたいな人がいるのによく言う。
純粋な趣味(アマチュアスポーツ)ならともかく、プロはもちろん、国家代表や企業スポーツ(実業団の駅伝とか野球とか)でも、企業だの国だの背負ってるし負けたら、北朝鮮のような酷い目はないがそれなりのペナルティもある(国家代表から外される、企業から戦力外として首になる等)から「のびのびとスポーツ」ってわけにもいかない。
金賢姫(キム・ヒョンヒ)元工作員について、ベトナム・ハノイを訪れている北朝鮮外務省のリ・ドンイル課長は、FNNの取材に対して、「祖国を裏切って親を捨てた女について、話をする価値はない」と述べた。
北朝鮮側が、元工作員について言及するのは、1992年以来とみられるが、当時は「元工作員の自叙伝に記された内容は、すべてうそだ。北朝鮮と無理やり関連づけようとする策略だ」と主張していただけに、今回の発言は金元工作員が北朝鮮の出身だったということを認めた形になる。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00181198.htmlこの外交官、悪いことは言わないから亡命したほうがいい。公開処刑どころか、闇に葬られますよ。まあ、家族も正直言って危ない。大韓航空機事件をはじめて北朝鮮の公務員が認めたのだから。もしかしたら今回の金賢姫訪日の最大の成果かも。まあ、日本の得点というよりは北朝鮮のオウンゴールですが。
何を狙ってるかはわからないが、北朝鮮一流(?)の外交テクニックの一種だろ。誰が考えても「ドンイル課長の失言」のわけがない。
狙い通りにうまくいかず、後々、失言扱いで処分されることはもしかしたらあるかも知れないが。
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00119
萩原氏は、一部報道では金正雲*25が訪中したとか、また後継者が正式に金正雲に決定したかのような印象がもたれているが、これは誤報である可能性が強いことを指摘。これは長年のジャーナリストとしての直感でもあるけれども、同時に、現在の中朝関係を考えれば、経済的にも安全保障上も中国政府に従属的にならざるを得ない北朝鮮政府が、自分の意志で後継者を決定することがそう簡単に出来るはずはないと語りました。そして、中国政府側の意向はおそらく親中派でかつ改革開放政策を推進する姿勢がある金正男ではないか、そして北朝鮮側にも、それを受け入れるシグナルが見え始めていると、幾つかの実例を示しつつ解説しました。
勿論萩原予想ははずれ、後継者は金ジョンウンになった。あの国の内情をつかむことは難しいと思うがはっきりいって自称・専門家萩原の言うことがどこまで信用できるか疑問だ。
■姜哲煥大阪集会報告(下)人権問題への総合的取り組みを
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00120
姜哲煥氏は続いて、金大中、ノムヒョン時代の韓国を、九〇年代にはすでに崩壊寸前だった北朝鮮を、経済支援でここまで支えてしまったと痛烈に批判しました。
平和的に崩壊する保障はどこにもない。お前は「崩壊しさえすれば戦乱で人が大量に死んでもいい」のか?。自分が死ななければそれでいいのか?
それと金大中の前任者の金泳三時代(1993年〜1998年)は「1980年代」か?。
お前らが崩壊寸前と騒いでるだけだ。
「(注:狂牛病で)アメリカ産の牛肉が問題だ、食べられないと言ってデモが起きる。これは、北朝鮮による長年の工作の活動で、韓国の左派に親北、反米勢力が浸透している結果としか考えられません」
狂牛病問題は韓国人に直に健康被害が出るから騒がれるだけの話だ。日本だって、狂牛病が騒がれた頃は「米国産牛肉」に批判があったことをスルーか?
自分の評価できない運動だからって批判ならまだしも北朝鮮シンパ呼ばわりとは酷すぎる。
■11月30日 帰国事業訴訟に判決
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00143
総連には責任はないという無罪*26の判決が出たのならば、営利誘拐とか詐欺とか言う罪は果たしてこの世にあるのだろうかと思います。
刑事裁判ではなくて民事裁判だから例え勝っても(実際には負けた)「総連に営利誘拐や詐欺という刑事犯罪が認定された」わけではない。だから負けても「営利誘拐とか詐欺とか言う罪は果たしてこの世にあるのだろうか」と言う話にはならない(そもそも実施主体は日朝両国政府と赤十字だから犯罪が成立するとしたらもっぱら彼らだろう。北朝鮮以外には故意は認められないのだろうが。どう「守る会」に好意的にみても、総連は主犯・北朝鮮の実行した帰国事業という「犯罪」(?)を応援した従犯にすぎない)。
むしろ統一協会の霊感商法が事実上、野放し(警察がまともに摘発しない)になってる現状に俺は「詐欺とか言う罪は果たして日本にあるのだろうか」と思います。
ウヨに統一協会とズブズブの人間が多い以上、ウヨの三浦が統一協会批判などするわけもないが。
大体、日本政府と赤十字を訴えない時点でうさんくささを感じる。以前「北朝鮮帰国事業とその責任」(http://d.hatena.ne.jp/noharra/20100321#p1)コメ欄にもそう書いたが。この時、ヘタレな俺はid:noharraの言い分に疑問を感じながらも、この問題の専門家でないので上手く反論できずに流したが、やっぱりただのアンチ総連運動なんだろう。
(なお、朝鮮学校の件でid:noharraが俺に不当な中傷をするのはこの野原エントリに俺がコメを書くより後のこと。このコメを書いた時点では、俺は野原をトンデモとは認識していなかったので今と違って野原に対する俺の言葉遣いは割と丁寧だ。今はもちろん違う(毒))
これを読む限りでは、どう読んでも、赤十字が推進して総連がお手伝いをしたのではなく、総連側、在日朝鮮人の側が全国的に運動を繰り広げて帰国事業を実現したとしか読めないのですが?
直接の実施主体は日朝両国政府と赤十字だ。総連ではない。総連が帰国事業を要望したり、帰国事業に賛同したり協力したりしたら、実施したことになるのか?。三浦が紹介してる記事も「要望した」「賛同した」「協力した」としか書いてない。
福島原発事故の責任を地元自治体だけに押しつけて、国や東京電力の責任を不問にするくらい酷い言い分だ(勿論、法的責任はともかく地元自治体に原発事故の、総連に帰国事業の「道義的・政治的責任」はあるだろうが)。
■李英和氏*27の提言『朝鮮総連を「日本人拉致支援団体」指定せよ』
総連が拉致に直接関わってたんならともかく、北朝鮮とつきあいがあるだけでそんな事は出来ない(違法の疑いがあり裁判を起こされたら国が負ける可能性大)。拉致問題の解決等に関係ない無意味な差別も大概にしろ。
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00140
総連への破防法や、北朝鮮へのテロ国家指定が難しくとも
難しいも何も、過去一度も団体相手に適用できなかった(個人には適用例がある)、違憲の疑いが強い破防法を適用したいと考えるとはアホだ。
総連を拉致支援容疑で徹底捜査することも可能です。
可能だったらとっくに捜査が始まってる。根拠レスで「捜査当局の目こぼし」という気か?
*1:「代表される」ってスズキ氏以外には誰を想定してるのやら?
*2:根拠が無いのは言うまでもないが「さざなみ」が批判するようにこれでは「アメリカが全て悪い」となって「日本の保守」を免罪してしまう。
*3:トンデモとは言えこの時点ではアメリカ批判と軍事優先路線をそれなりに批判していた萩原だが今は多分「トンデモ」な上に「ウヨ万歳」という救えない路線なんだろうな
*4:著書『植民地朝鮮の日本人』『検証 日韓会談』(いずれも岩波新書)、『検証 日朝交渉』(平凡社新書) 、『反日感情―韓国・朝鮮人と日本人』 (講談社現代新書)
*5:『謀略・日本赤十字―北朝鮮「帰国事業」の深層』(五月書房)
*6:実際には韓国政府は「新潟日赤センター爆破未遂事件」を起こしてるし、民団も反対運動をしていたので全く手出ししなかったわけではない
*7:というか公然と反対することは国際世論の手前、さすがにできないと思う。せいぜい「北朝鮮が乗り気じゃなく」中国もメリットを感じないときには、「協力のしようがない」と言い訳して韓国の統一論に協力せず、現状放置するぐらいのことしかやれないと思う
*9:外交官の不逮捕特権とかがあるから捜査が困難というのを普通「免除」とは言わないだろう。外交官なら犯罪OKのわけではもちろんない
*10:著書「北朝鮮処分」(祥伝社)、「「拉致」処分」(ビジネス社)
*11:朝鮮問題の著書に『モスクワと金日成――冷戦の中の北朝鮮 1945-1961年』(岩波書店)
*13:著書『中国人民解放軍』 (岩波新書)、『中国の軍事力』(文春新書)
*14:東洋学園大学教授。著書『江沢民の中国』(中公新書)、『香港回収』(岩波ブックレット)、『中国2020年への道』(NHKブックス)、『朱鎔基の中国改革』(PHP新書)、『中国第三の革命』(中公新書)
*15:シカゴ大学教授。著書『朝鮮戦争の起源1・2』(影書房)、『現代朝鮮の歴史』(明石書店)、『北朝鮮とアメリカ』(明石書店)
*16:著書『日本の衝撃――甦える帝国主義と経済侵略』(実業之日本社)、『マオ――誰も知らなかった毛沢東(上・下)』(講談社)
*17:慶應義塾大学教授。著書『ヴェトナム戦争の起原――アイゼンハワー政権と第一次インドシナ戦争』(慶應通信)、『第二次世界大戦の政治と戦略』(慶應義塾大学出版会)
*18:著書『近代のかげ―現代韓国社会論』(青木書店)
*19:著書『北朝鮮五十年史』(朝日新聞社)、『知られざる北朝鮮史(上・下)』 (幻冬舎文庫)、『評伝尹奉吉』(彩流社)、『独島/竹島 韓国の論理』(論創社)
*21:ジンネット代表
*22:在日韓国人・文世光による朴大統領暗殺未遂事件。朴の妻が流れ弾で死亡した
*23:「先んじて暗殺された」という表現も変な気がするが。朴は確かに後に暗殺されるが、朴の叱責に反発した部下・金載圭KCIA部長の犯行で、別に北朝鮮による犯行ではない。その場合「先んじて」と言うだろうか?
*25:原文のまま。当時は「ジョンウン」表記が不明で諸説あったが現在は「正恩」だと判明してる
*26:そもそも民事裁判の判決を無罪と表現することも変だし、裁判所で論じられる責任とは法的責任にすぎず、政治的・道義的責任はまた別だが