私が今までに読んだ本の紹介(追悼文集編)

・学者の追悼文集をいくつか持っているので、題名だけ紹介。

追想・具島兼三郎*1:良心を枉げて易きにつく者は悔いを千載に残す」(弦書房
永原慶二*2追悼文集刊行会「永原慶二の歴史学」(吉川弘文館
大石嘉一郎*3追悼文集刊行会「日本近代史研究の軌跡:大石嘉一郎の人と学問」(日本経済評論社

・こういう追悼文集の良いところは読みやすいと言うことである。多分分かっていないのだろうが、お弟子さんやご家族、ご友人の言葉を通して少しは具島氏、永原氏、大石氏の学問や人柄に触れた気がする。
 いずれ機会があったら、具島氏、永原氏、大石氏の著作をしっかりと読んでみたいとは一応は思っている。

*1:政治学者。九州大学名誉教授。日本におけるファシズム研究の先駆者として知られる。著書に「ファシズム」(1949年、岩波新書)、「現代のファシズム」(1972年、青木新書)等。

*2:日本中世史家。一橋大学和光大学名誉教授。

*3:日本近代史家。東京大学明治学院大学名誉教授。