リベラル21&広原盛明に呆れる(2023年5月19日分)(副題:固定メンバーが寄稿者のリベラル21に呆れる)

リベラル21 共産党の体質とイメージを変えるための若干の提案広原盛明)
 リベラル21&阿部治平に呆れる(2023年5月18日分) - bogus-simotukareのブログにも書きましたがむしろ「リベラル21」の方こそ

【リベラル21の老害連中には、敬称をつける気にならないので、敬称略】
◆岩垂弘*1、田畑光永*2(1935年生まれ)
◆坂井定雄(1936年生まれ):龍谷大名誉教授
広原盛明*3(1938年生まれ):京都府立大学名誉教授
◆阿部治平(1939年生まれ)

という「代わり映えのない固定メンバー」、それも「1930年代生まれ(戦前世代)の高齢者男性ばかり」という「体質とイメージ*4」を変えたらどうなのか。
 勿論これを変えることは「比較的簡単」です。
 「若干の提案*5」をすれば「1945年(戦後)以降に生まれた世代」「(何年生まれであれ)女性」を寄稿者に登用すればよろしい。勿論そんな「寄稿者」は世の中にいくらでもいる。
 この点は「リベラル21や広原が悪口する」共産党の方が「まだマシ」です(共産党が立派と言うより、リベラル21が「度外れて酷い」だけですが)。
 例えば「共産党機関誌」前衛最新号(2023年6月号)の外部寄稿者*6

新刊紹介:「前衛」2023年6月号(副題:ジャニーズ事務所がついに性加害問題で謝罪、ほか) - bogus-simotukareのブログ参照
【誕生年順】
◆大和田敢太氏*7(1949年生まれ):滋賀大学名誉教授
 『 ハラスメントの根絶のために(上):実効力ある包括的なハラスメント規制の原点』で職場のハラスメント問題に言及
◆小泉昭夫氏*8(1952年生まれ):京都大学名誉教授
 『 PFAS(有機フッ素化合物)による汚染と血中濃度測定、毒性研究』で在日米軍のPFAS問題を批判 
山田朗*9(1956年生まれ):明治大学教授
 『昭和天皇の戦争認識(Ⅲ):『昭和天皇拝謁記』(1952‐53)の検証』で昭和天皇の政治言動を批判
◆清末愛砂氏*10(1972年生まれ):室蘭工業大学准教授
 『軍事力に依存する政治を許してはいけない:戦場で実感する日本国憲法の平和的生存権の価値』で九条護憲を主張
◆髙橋哲氏*11(1978年生まれ):大阪大学准教授
 『「働き方改革」で問われるべきことは何か:給特法見直しの論点を考える』で「教員版ホワエグ=給特法(残業の有無に関係なく、毎月、給与へ4%の上乗せをする代わりに残業代を全く払わない)」が「残業増加を助長している」という認識に基づく給特法廃止主張(きちんと正規の残業代を払うこと)を中心に「教員の過重労働問題」が論じられています。

ですからね。明らかに前衛はリベラル21よりは「寄稿者の多様化(年齢、性別など)」に務めています。
 大和田氏*12(1949年生まれ)、小泉氏(1952年生まれ)、山田氏(1956年生まれ)、清末氏(1972年生まれ、女性)、高橋氏(1978年生まれ)等のような「1945年(戦後)以降に生まれた世代」「女性」に何故、リベラル21は寄稿依頼しないのか。
 まさか「寄稿依頼しても軒並み断られてる」わけでもないでしょう(勿論、「リベラル21には問題があるから寄稿しない」として「軒並み断られてる」としたらそれはそれで「別の意味」で問題ですが)。
 「寄稿依頼しないから決まり切った固定メンバー」のわけです。それでよくもまあ共産党に偉そうに悪口雑言できたもんです。恥を知れと言いたい。
 なお、以上はリベラル21に投稿しますが掲載拒否でしょう。「批判コメントを掲載拒否して恥じない連中」がよくも「リベラル」「市民メディア」を詐称できたもんです(呆)。

*1:朝日新聞社会部次長、編集委員など歴任。著書『戦争・核に抗った忘れえぬ人たち』(2018年、同時代社)等

*2:TBS北京支局長、香港支局長などを歴任。TBSを定年退職後は神奈川大学名誉教授。著書『鄧小平の遺産』(1995年、岩波新書)等

*3:著書『観光立国政策と観光都市京都』(2020年、文理閣)等

*4:勿論、リベラル21の広原記事タイトルへの「当てこすり、嫌み」です。

*5:勿論、リベラル21の広原記事タイトルへの「当てこすり、嫌み」です。

*6:一方で「党機関誌なので当たり前」ですが、6月号には、池田晋氏(日本共産党国際委員会職員、今回は米朝関係)、和泉民郎氏(党機関紙「赤旗」スポーツ部長、今回は大規模スポーツ大会統治指針)、坂井希氏(日本共産党ジェンダー平等委員会事務局長(中央委員兼務)、今回はジャニー喜多川の性加害問題)、藤森毅氏(1960年生まれ、日本共産党文教委員会責任者(党中央委員兼務)、今回は給特法問題)、山添拓氏(1984年生まれ、共産党政策副委員長(党常任幹部会委員兼務)、今回はPFAS問題)、米沢博史氏(日本共産党国際委員会職員、今回はフランスの年金改革)のような共産党の内部寄稿者もいます。

*7:著書『フランス労働法の研究』(1995年、文理閣)、『労働者代表制度と団結権保障』(2011年、信山社)、『職場のいじめと法規制』(2014年、日本評論社)、『職場のハラスメント』(2018年、中公新書

*8:著書『永遠の化学物質:水のPFAS汚染』(共著、2020年、岩波ブックレット

*9:昭和天皇関係の著書に『昭和天皇の戦争指導』(1990年、昭和出版)、『大元帥昭和天皇』(1994年、新日本出版社→2020年、ちくま学芸文庫)、『昭和天皇の軍事思想と戦略』(2002年、校倉書房)、『昭和天皇の戦争:「昭和天皇実録」に残されたこと・消されたこと』(2017年、岩波書店)、『日本の戦争III:天皇と戦争責任』(2019年、新日本出版社)など

*10:著書『ペンとミシンとヴァイオリン:アフガン難民の抵抗と民主化への道』(2020年、寿郎社

*11:著書『現代米国の教員団体と教育労働法制改革』(2011年、風間書房)、『迷走する教員の働き方改革:変形労働時間制を考える』(共著、2020年、岩波ブックレット)、『聖職と労働のあいだ:「教員の働き方改革」への法理論』(2022年、岩波書店

*12:一番年長の大和田氏ですら「1930年代生まれ(戦前世代)ばかりのリベラル21寄稿者」と違い戦後世代です。