【正論】戦後75年に思う 靖国に再び賑わいと首相参拝を 国士舘大学特任教授、日本大学名誉教授・百地章 - 産経ニュース
「首相靖国参拝は政教分離原則違反じゃ無い、過去に違憲判決は出てない*1」だの「東京裁判は不当だから、東条英機元首相らA級戦犯を合祀して何が悪い、彼らは昭和殉難者だ、法務死だ」だのいつもの「ウヨの暴論」でうんざりしますがそれはさておき。
今更、安倍が靖国参拝すると本気で思ってるんですかね?
安倍首相は、国難*2打開に向けて英霊に感謝し加護を祈るとともに、中国による尖閣諸島への領土的野望を砕き、国民の独立心を喚起するため、来る8月15日には、是非とも靖国神社に参拝していただきたいと願っている。
落ちもすさまじいですね。「靖国参拝」は戦没者追悼だという「いつもの詭弁」が完全に消え去っています。
「『中国への敵愾心』や『愛国心』『国防意識』を強化し、尖閣を守るために靖国参拝すべきだ(俺の要約)」なんて公言して国内外の支持が得られると本気で思ってるんですかね?
いや、別にこんなことを公言しなくても「靖国批判派」は「それが靖国信者の本音だ(戦没者追悼云々は嘘だ)」と理解した上で、百地らウヨを批判しているわけですが、まさか堂々と「中国への敵愾心を強化するために靖国参拝すべきだ」と言い出すとはねえ。
中国政府は勿論「百地並の反中国極右」でもない限り、こんなことを公言されてはとても首相靖国参拝なんか支持できるわけが無い。