【主張】終戦から65年「壊れゆく国」正す覚悟を

米軍普天間飛行場移設問題の迷走が示すように、日米同盟を空洞化させているのは日本自身なのだ。その結果、生じつつある日本周辺での力の空白を埋めるため、力の行使も辞さない勢力が覇を唱えようとしている。

妄想乙。アメリカの言うことを全部「はい」で聞かないと「日米同盟」が空洞化するってアメリカ・ポチにも程がある。日米安保廃棄なんて民主党政権は主張していないが。
「力の行使も辞さない勢力」なんてどこにいるんだ?

忘れられたことはまだある。敗色濃い戦局をひた隠しにし、破滅的な結末を招来した戦争指導部の責任だ。自国による検証を行わず、責任をうやむやにした。失敗からの教訓を学んでいない。

 じゃあ、NHK海軍反省会」みたいな記事を書けよと。「自虐史観を許さない」とか「特攻はすばらしい」とか、やってることが全然違うじゃん。

昭和19年7月にサイパン島を失い、10月のレイテ沖海戦で海軍が事実上消滅して日本の敗北が決定的になったあとも、指導部が終戦工作に動こうとしなかった

確かに早期に終戦工作に動いてれば、沖縄の悲劇も、原爆の悲劇も、神風特攻隊も、東京大空襲も、中国残留孤児もなかったかもしれませんね(皮肉)
ただし、あの時点での終戦には国体護持の観点から昭和天皇自体乗り気じゃなかったんですが?
それと産経さんの言う愚かな指導部には昭和天皇A級戦犯は入ってるんですか?

日米戦争を不可避にした南部仏印進駐についても米英などの経済封鎖をほとんど予想しなかったとされる。対米英戦争もドイツがソ連に勝利するなどを前提に組み立てたという。
国家戦略のなさ、外交センスの貧弱さ、情報分析能力の欠如

そう言うこと指摘すると自虐、自虐言って指摘した人間を非難してきたのはお前らじゃないのか、と小一時間(以下略)
それと南部仏印進駐が日米関係を悪化させ、戦争方向に歴史を進ませたとしてもハル・ノートを受け入れれば日米戦争は回避できたでしょう。

いまの国難を打開するには、国民が総力を挙げて、これに立ち向かい、乗り越えようとする覚悟と気概を持つ以外にない。

オチがただの精神論ですか、やれやれ。
そんな覚悟と気概は産経がお嫌いな左翼だって持ってるでしょうし、覚悟と気概で全てが解決するなら苦労しないんですが。