今日のMSN産経ニュース(12/5分)

■首相になり分かった日米同盟の重要さ 小泉氏が「政権交代してよかった」

【講演の経緯】
 私は地元が横須賀で防衛大学校がある。その校長が(国際安保学会会長の)西原正先生で

 西原会長による学会の私物化じゃないのか?。他にも突っ込みどころはあるが面倒なのでスルー。尖閣の話についてはブクマをつけているし。


■【衝撃事件の核心】「娘を返せ!」と叫びながら包丁で…オウムと闘い続けた男の最終手段とは

「妻を殺せば娘たちが目を覚ますと思った」。

 たとえそうだとしてもやっていいことと悪いことがあるし、むしろ「母親が殉教者扱い」され「かえって目が覚めなくなる危険性」もあるが。目が覚めたとしても、一生「母さんを殺さずに問題を解決できなかったの?」と恨まれると思うが。それが親子のつながりってものだろ?
 この人がこうなる前に何とかならなかったのだろうか?
 それにしても「統一協会のダチ」産経がこういう記事を書くと複雑なものを感じるね。「お前が言うな」というか何というか。

2人を取り返すために福岡地裁に人身保護請求を申し立てるも、(中略)最高裁まで争ったが、敗訴が確定した。

 じゃあ、オウムの行為はこの件に限っては違法ではないんじゃないの?。でもバカは「最高裁が悪い」とか言い出しそうで軽く鬱。


■【書評】『戦時児童文学論』山中恒*1

 戦時下、子供たちを読者とする児童文学作家たちがいかなる状況に追い込まれ、どのような思想もしくは信条をもって、戦後自らの年表からも抹殺するしかなくなった戦争賛美と協力の作品を書くことになったかを、歴史に名を残した小川未明*2浜田広介*3坪田譲治*4の3作家*5の活動を中心に検証していく。

 版元は左派系の大月書店だし、内容も戦争批判だろう。産経が紹介することが意外。

*1:代表作「あばれはっちゃく」(テレ朝でドラマ化)「おれがあいつであいつがおれで」(映画「転校生」の原作)、「ボクラ少国民」シリーズ

*2:「日本のアンデルセン」「日本児童文学の父」のあだ名がある。日本児童文学者協会の初代会長

*3:代表作「泣いた赤鬼」

*4:日本児童文学者協会の第3代会長。童話雑誌「びわ実学校」を主宰。

*5:ウィキペに寄ればこの3人は一時期「日本児童文学の3種の神器」と呼ばれたという